ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

 豪雨の後 いよいよ本格的な夏に入ります。 第一回目の紫陽花(あじさい)特集です。

2024年05月29日 | 自然 花 写真

( 紫陽花を特集する季節がやってきました。沖縄だけでなく 高知も雨の多い日々です。)

 

5月も間もなく終わり。 線状降水帯まがいの猛烈な雨が降りました。 高知も真夏日など経験して いよいよ本格的な夏に

入りそうです。そんな中 クマ被害のニュースが多い。昨年は全国で219人の被害があった。統計を取りだして以来 最高の

被害ということです。クマの出没件数は北海道 沖縄を除いて2万件を上回り これも過去最高です。今年度も17道府県で

160人にのぼっている。一因はクマの餌となるドングリの不作で 餌を求めて人里に降りてくることは 充分予測出来ます。

 

人里には柿や栗など美味しい?食べ物があり クマはその経験を覚えている・・?という学者もいます。併せて山菜採りなどで

山に入る人々も増え クマと出会うケースも多いのでは・・と想像します。 クマの生息範囲が広がっている他 生息数も増え

ています。一方で狩猟家は減っており 耕作放棄地が増え クマが生活しやすい環境に変わって来ている・・?

 

普通クマの出没は奥山に色々な果実が実り出す秋に収まりますが  昨年は秋になっても減らず平年の数倍出没する年となり

これが社会問題となっています。特にツキノワグマに顕著に見られるということです。クマは冬眠のため ブナやナラ類の実を

沢山食べますが 凶作の時に出没が多いことは統計でも確認されています。

クマの大量出没の原因についてWWFジャパン(世界で活躍する環境保全団体)は 秋の食糧不足のみならず 日本の中山間地域

抱える過疎・高齢化 離農・廃村などの社会・経済問題と密接に関わっていると説明しています。


山間地とその周辺地域を 中山間地域と呼びますが これはクマ等野生動物の生息地と人里の中間に位置しています。私たちが

普通に呼んでいる里山はかつて人々が薪を採ったり 炭焼き用木材を生産する場所ですが 近年石油やガスの利用が高まり山林

が放置されています。薪炭林の面積は日本の森林の1/3にもなり 日本の国土の2/3が森林ですから 大まかに言うと国土

の2割強が放置された森林になっています。 薪炭林のコナラやクヌギの木で その実ドングリはクマの餌になっています。

 

私も忍野村に居た時 秋には栗の実を拾いに近くの山に行きましたが 人の手が入らない中山間地域には多くのドングリが

あり クマにとっては絶好のえさ場です。 自分が住む地域にえさが無く 人間の住む生活域に多くの食べ物があれば クマが

近づいて来るのもうなずける話しです。私は出会った経験はありませんが(鹿は多く見ました・・。)過疎化による耕作放棄地

の増加など 人間の活動が不活発になり 逆に野生生物の活動域が広がってきます。 昔人口増で拡張した中山間地域が 今

野生動物によって奪い返されている・・とも言えます。  中山間地域における生態系の変化です。

 

深い青色、藍色。萼(がく)は既に花びら?を広げ 真ん中の花も少しづつ開いています。

紫陽花にの色々な種類があります。 これはガクアジサイと呼ばれる種類。

白いアジサイ。ギリシャ語では 水の容器という意味で 梅雨時に似合う花です。

墨田の花火と呼ばれますが 萼が花火のように 綺麗に開いています。

紫陽花はのシーボルトがヨーロッパに持ち帰り紹介、品種改良が始まったそうです。

同じ春野の 六条八幡宮にある 紫陽花。手入れも行き届いて綺麗です。

          

      土壌によって色が変わるそうです。青い花は酸性が強いとか。

赤い紫陽花。 花はアルカリ土壌とか。 少しづつ色は変わるようで 花言葉は 『 移り気 』 !

アジサイ街道で有名な春野に行きました。 農業用水にそってアジサイが植えられています。

未だ三分咲き・・? という感じで 6月一杯楽しめそうです。

各地で色々な呼び名があるようですが これも紫陽花です。どうやら統一的に山紫陽花です。

この花 紫陽花に似ている ? 同じユキノシタ科ですが 岩がらみ というそうです。

写真ではショボショボ雨に見えますが 50mm/時間を上回る雨が降っていました。

青空が戻って来ましたが 普段はきれいな鏡川も 水位が増し 濁流となっていました。

 

 

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夏日 ! 涼しいイメージを送ります !  気象庁 夏の三ヶ月予報。

2024年05月26日 | 自然 花 写真

( 高知市の北、少し山中に入った所に鏡湖ダムがあります。 鏡川の上流約7km。)

 

気象庁は 向こう3ヶ月夏の予報を発表した。6~8月の気温は全国的に高いようで TVでは高温と豪雨が心配されると伝えて

いました。 地球全体が春までのエルニーニョ現象の影響を受け 大気全体の温度はかなり高く 8月にはラニーニャ現象が

起こる可能性があり 更に気温が高くなる可能性があります。(エルニーニョ現象等については改めて考えます。)

 

暖冬は高齢者には有り難いですが 夏の猛暑日による熱中症や熱帯夜が気がかりです。去年の夏も史上最高の気温となり 8万

人近くの人々が熱中症で搬送され94人の死者を出しています。降水量は前線や湿った空気の影響を受け安く 平年より多雨と

なりそうです。1990年以降日本の気候は変わってきたと思います。高温の年が多くなり 冷夏という言葉を聞かなくなりました

 

何度か言ってますが 地球温暖化による猛暑と豪雨の気候変動は既に始まっています。 世界全体が高温化しています。そして

日本も同様です。日本近海の海水温度は相当熱くなっています。雨の降り方も激しくなり いわゆるスコール、熱帯型の豪雨と

なります。 滝のように非常に激しく雨が降る回数が増えています。雨水の排水能力を超えると洪水となり 被害が拡大します

一方で地球の乾燥化 砂漠化が進んでいる地域もあり 降水量の地域差も問題となっています。

 

高温と豪雨は密接に関連しています。気温が高くなると空気中に含む水蒸気量が増えます。気温が5度上がれば 湿度は30%

増えます。それが雨の量となり 急劇な豪雨となります。 地上と上空との温度差が大きくなれば 上昇流の勢いも強まり 

あっという間に雲が湧き 激しい雨となって地上に降ってくるのです。

 
8月は猛暑のピークになりそうです。上空の高気圧と太平洋高気圧が重なり 猛烈な残暑になるかも・・? 毎年5月になると

真夏日(30℃超え)が出始め 又今年も蒸し暑い夏か ?と半分諦め気分になります。以前山梨の忍野村に居た頃は 軽井沢

並みの涼しさでしたが  南国高知の暑さに耐えるには決意が必要です!? 子供や高齢者、果たして無事に乗り切れるか ?  
 

 

      

      鏡湖ダムの 白いカーテン。ひさし振りに上部からの放水を見ました。

鏡湖ダム 幸い水量は満タン状態。この間 よく降りましたから・・。

山の緑が ダムの緑ともなり 涼しい風景を創りだしてくれます。

ダムの上から見た眺め。 ここから鏡川が始まる・・?

段差があって 白い波が立ちますが すぐに水は澄んで 名の通り 鏡のようになります。

ここから市内に流れ 土佐湾・太平洋に到る31km 流域170平方キロ。

鏡地区の中心地 ? 昔は鏡村でした。 平成の名水100選にも選ばれています。

この日は 夏日にもなり 泳いでいる若者もいた。

山は新緑から 深緑へ。杉の林や竹林も見えます。

鏡川のソバにある 寺社。 枝垂れ桜も 今は緑一色。

茶畑です。高知では 各地域で お茶が栽培されています。 

シダ類の葉です。 太陽の光を求めてきれいに葉が並んでいます。 

静かに咲く薊(アザミ) 赤いボールが印象的でした。

夕焼け。 夕7時頃 日の入りも遅くなりました。 朝は5時丁度の日の出です。

 

 

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  新緑から 深緑へ。 今日は樹木特集です。

2024年05月22日 | 自然 花 写真

( 高知の青い空に高木の広葉樹が広がっている。暑さが厳しくなる中で 緑の小陰が恋しくなります。)

 

環境問題を考える時 私たち人類は特にこの数百年大変傲慢だったのでは・・と思う。大航海時代を経て 世界を征服した

ような気持ちになっていなかったか ? 科学の発達で 地球の全ての事が分かってきた ? と思い込み 傲慢にも地球の

支配者になった積もりでいる ?? 多くの生物がいることは分かっていても 生物多様性が多くの動植物と共存すること

とは思っておらず 多くの絶滅危惧種や昆、や鳥類が激減しても 全く痛みを感じていない・・。

 

来春 NHKの朝ドラで放送予定の 『 あんぱん 』の主人公やなせたかしさんの歌 『  手のひらを太陽に 』に 

『 ミミズだって オケラだって アメンボウだって みんなみんな 生きているんだ ともだちなんだ 』 という歌詞が

ある。 生物多様性と共存がしっかり歌い込まれていて すごい人だったな~と思う。賛美歌に 『 春をつくられた神様を

うたおう 』(聖歌652) という歌詞もある。私たちは科学の発達もあって 神様を意識の外に置くようになった。地球の

歴史も人類の誕生から始めるようになった。 そして人間が地球を我が儘一杯に使い尽くす勢いで 人口を増やしてきた。

 

産業革命からの世界の気温上昇を1.5°に抑えるという世界共通目標の実現は単に人類の為だけではない、地球上にいる全ての

動植物の為に 人類に課せられた大きな責任でもある。でも多くの人々の認識が共通している訳ではない。アメリカのフロリダ

州知事は 環境問題を真っ向から反対する姿勢を示し 環境活動家を『 グリーンの狂信者 』と呼んでいる。州のエネルギー

政策を拘束する環境政策に不満らしい。  前大統領がパリ協定に反対し 離脱したこともある。

 

気候変動、砂漠化、生物多様性の損失、地球汚染、土地、土壌、海洋の劣化、不足といった環境問題が相互にリンクし 世界的

危機を高めている。 気候変動、生物多様性の損失、汚染は 三重の世界的危機とされている。特に世界の喫緊の重要課題である

気候変動問題についてG7(主要7ヶ国)として2030年までに世界の温室効果ガスを2019年比で43%。 35年までに60%削減する

ための努力を約束するとしているが これでは不十分 少なくとも30年58%削減、35年までに75%削減する必要があるとの

報告書を ドイツに拠点を置く研究機関クライメート・アナリティクスが公表した。 又各国の現在の政策のままでは、30年迄に

19%から33%の削減にとどまると分析している。 今 改めて私たちを取り巻く環境悪化を 真剣に考えてみたい・・。

 

高知 五台山にある 牧野植物園。 建物は温室。冬に比べて 緑が深く濃くなっています。

 

南園の側にお遍路31番札所 竹林寺がある。 いずれも深い緑におおわれている。

       

       園内にある喫茶&レストランから一本の糸杉。右側は沼杉か ?

       

       色々寄生する植物と共存しながら大木に育っています。ゆりの木といいます。

       

       ケヤキです。幹が幾つにも分かれ 小さな葉が光を一杯受けている。

       

       銀杏の木も又緑が濃くなりました。中には早くも実をつけているのも。

       

       先日の安芸市 伊尾木洞(いおきどう)の森です。

多分サクラの木だと思います。花が散って 一斉に若葉が伸び 空を隠す程に。

樹木の名前は分かりませんが 高知にはドングリが出来るブナ科 コナラ属の木が多い。

山桃(ヤマモモ)の木だったと思います。高知市の筆山(ひつざん)の公園ぽい所にあります。

同じ場所にある 藤の木。棚になっているが 分からない程 蔓が伸び葉が茂っている。

大木に育った楠(クスノキ) !? 高知に多い。 防虫剤の樟脳の原料になる。

モミジの葉も 赤い若葉から 緑へと変化します。 最初から濃い紅色のモミジもあります。

   

朝焼けのシーンで今日はお別れです。 朝日が出る位置が相当 北に変わってきている。

 

 

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 5月  命が萌える5月です。 多くの花が咲いています。

2024年05月19日 | 自然 花 写真

(  田んぼの稲も 相当株を増やし しっかり根付いてきました。 力強いイメージです。)

 

TVのニュースで今年のGWの人出を伝えていました。 結果としては日本の多くの観光地で人出は減少したようだ。円安で

外国人観光客(インバウンド)は増えていても 日本人観光客は昨年より全国主要都市88%で減少、京都でも減り 高知は

7.7%減だ。 物価高による節約志向で遠出を控え 逆に連休は自宅で過ごす人々が増えている・・? 円安と物価高が庶民に

大きく響いているのが分かる・・、 日本人のGWの過ごし方に変化が見られるのは良いことかも・・?

 

増加率が大きく目立ったのは新幹線がやって来た福井駅周辺だったようで 新幹線の威力をまざまざ感じた次第です。愚痴る

訳ではないですが 新幹線の無い四国・高知県は話題から取り残されている感じで 寂しい限り・・。四国4県の知事さん達も

新幹線招致の声を上げていますが 実現は数十年先になるのでは・・・??   或いは永遠に来ないかもしれない・・?

 

私がお城当番をしていて感じるのは 外国人観光客も訪日数回後に ようやく四国・高知に目が向く感じです。 レンタカーで

四国山地を越えて来る人々もいる。それでも多くの人々が便利に高知迄来てくれるには 新幹線に勝るものはない!? 私の

願いは リニア新幹線に大きな投資をするなら 四国新幹線にお金をつぎ込み 全国均等の公共サービスにしてほしい・・。

 

観光だけではない。高知に住む人々の移動も困難になってきている。多くの県民が車を持ち自力で移動するが 高齢化すると

運転も困難になる。今迄あった鉄道やバスも便数が減り 近い将来地方自治体迄減少する。 今高知市中心街にマンションが

乱立している。足の無い山間部を諦め より便利な都市部に高齢者が移って来ている。地方の過疎地では病院や買い物に行く

のにも不便が多い。コンパクトシティとしての高知市は確かに便利だと私も思っている。マイカーが無くても公共交通機関が

使える。 レストラン 店舗 銀行 図書館 プール 映画館も揃っている。プラネタリュウムまである。

 

県内タクシーはこの20年で4割減ったが 高知市内では今の所 簡単に来てくれる。病院に行くのにタクシーを使う高齢者も

多い。自宅から病院まで 短い距離でも歩行に困難な人々も多い。 障害が出て来ると尚更だ。どの地域でも単身の高齢者が

増えている。頼りになるのは公共機関・公共施設だ。 支援のネットワークが充実している所もコンパクトシティの良さだ。

タクシーの運転手さんが一様に言う。80になっても会社は働いてくれ どんな形でもいいと・・? 働き手の減少が著しい。

25年後には半減するという。タクシーだけではない。地方の産業が持続出来なくなってくる。AI デジタル ロボット等

色々可能性はある。 外国人労働者の増加を願う声も。

 

給与の上がる大都市 大企業はいい。地方はコロナ禍で借金がかさみ 倒産 廃業が増えている。7割の企業が給与を上げ

られないという。それでも物価は上がっていく。 今高知唯一のデパートで 『全国うまいもの展』をやっているが 確かに

うまいだろうが 値段は私の想定の2倍以上・・?! 開いた口が塞がらず 早々に退散した。格差がはっきり見えるように

なった!!  甘栗だけ買って帰った・・、 確かに丹波栗で 美味しかった・・。

 

つつじの季節が終わり さつき(皐月)が満開となっています。ここは高知裁判所前です。

松葉菊(まつばぎく)も 暑くなった太陽に向かって花を広げています。

昼咲月見草(ひるさきつきみそう)も目一杯咲いています。 5月は多くの花が咲きます。

よく見る ノースポール。冬場から長く咲いてきました。『 北極 』という意味ですが ?

これから ドクダミの季節です。 毒痛み とも書き 十薬という別名も。

街路脇の花壇にも大きくなった赤いバラ。道を歩く人にも 道を歩く人にもうれしいです。

未央柳(ビョウヤナギ)。 西洋オトギリソウとも。 金糸梅と対に覚えています。

梅雨も来ない前に ミニヒマワリが咲く。 訳が分からなくなります。

面白い形の 雪の下(ゆきのした)。 7月初めまで咲きます。

サルビア・ガラニチカ。 去年まで グアラニチカと言っていたのですが・・?

花菖蒲(はなしょうぶ) アヤメ属なので アヤメもカキツバタも仲間です。

紫陽花(あじさい)も いつの間にか葉を伸ばし 額を広げ 小さい花も咲いてきました。

もう センダンの花ともお別れ。 比較的長く楽しませてくれました。

咲いてくると グレーから白さを増します。 よく見ると去年の実が残っています。

 

 

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 伊尾木洞探検ツアー !? 後編。

2024年05月15日 | 自然 花 写真

(土佐くろしお鉄道 (ごめん~なはり線) のホーム。高知県のローカル線です。)

 

話しは写真と違って 地球温暖化の話題です・・。

 

地球は長い歴史を持っています。地球全体が凍り付く 全球凍結という時期もありました。今世界各地に氷河がありますが 

私たちは今氷河期にいます。ただその中でとても寒い氷河期と間氷期があり 間氷期の中でも寒冷期と温暖期があり 今は

間氷期の中の温暖期です。人類が環境に適応しながら 森から出て草原に到り 地球各地に広がりました。1万2千年程前

から農耕や牧畜を始め 都市や文明が生まれました。

 

こうした気候変動が何故起こるか 地球が公転する軌道とか地軸の傾きもあり 太陽活動の活発化も一因のようです。それらは

長いサイクルがあります。その結果、異常気象は絶えず起こりました。では今起こっている異常気象はどうしてか ? という

と この変化は20世紀後半から急激に進んだのです。そこに特別な理由がある筈です。 多くの科学者達は人為的原因として

います。温室効果ガスの濃度上昇が原因であることは 95%以上の確率で確か!としています。人間活動が多くの場合 その

原因であるとして 大昔の温暖化とははっきり区別されています。

 

温室効果ガスの大量排出が異常気象ー気候変動の原因では?と科学者が言いだしたのは1824年のことです。産業革命が始まって

直ぐです。この仮説が実験によって証明されたのも160年程前です。産業革命前の二酸化炭素濃度は278ppmで現在(2022年度)

は417ppmです。50%増加しています。多くの科学者がこれらの科学データを踏まえ 人為的要因であると考えるようになって

います。

 

二酸化炭素は一旦大気中に排出されると数百年は大気中に留まると言われます。『脱炭素化』を実現しても産業革命前に戻る

には数千年かかるという試算もあります。今世紀末はおろか 紀元3000年になっても私たちが排出した二酸化炭素は残り 

未来の人々に影響を与え続けます。ということは産業革命以降に排出された二酸化炭素の炭素はまだ一部でしか影響を与えて

おらず これから本格的に次の世代に影響を与え続ける訳です。現状で言えば 温暖化は続き 益々加速するということです。

産業革命のメリットを否定する積もりはありませんが 未来にデメリットを残し続けることも事実です。

 

気候変動のもう一つの原因は 森林破壊です。森林は二酸化炭素を吸収してくれる大変有り難い役割をもっていますが 今

急速に森林が破壊されています。ブラジルのアマゾン インドネシア ナイジェリアなどの熱帯雨林です。私たちにとっては

遠い地域かも知れませんが 私たちはそんな森林の恩恵を受けています。まさにグローバルです。森林破壊によって二酸化炭素

の吸収量が減り その結果 大気中の二酸化炭素濃度が高まります。大企業による牧場化 農業化 農民の焼き畑などが原因

です。一方で温室効果ガスの排出が急増し 他方でそれを吸収する筈の森林が減少し(極地方の氷床減少も同様です。)この

プラス・マイナスの差は広がるばかりです。

 

作家やなせたかしさんが ローカル各駅のマスコットを描きました。 電車は直接デッキへ出て戸外が見渡せる特別仕様。

洞窟を抜けると そこは緑の世界。 

自然がそのまま残っている谷間です。確かに神秘的なイメージ。

両側に40種類以上のシダ類が自生している中 慎重に歩きます。

時々倒木もあり 自然の厳しさを感じつつ 歩きました。

伊尾木洞は 多くのシダ類が自生していることでも有名です。シダ類は4億年前から生きています。

長靴が無いと歩きづらい・・。 この洞窟や谷間も 太平洋の荒波が造り上げたものです。

こんな木で造った橋もあります。地面に見える緑の大きな葉は むさしあぶみの葉です。

倒木の先に見えるのは 小さな滝か ? ようやく沢歩きも終了です・・。

 

三段になった小さな滝。 全長400mものエキサイテイングなアドベンチャーでした。     

最後に奈半利ー後免線のキャラクターの紹介です。この着ぐるみも無料で貸し出してくれるそうです。

ちなみに安芸駅のキャラクター やなせさん作のうたこちゃん。 やなせさんは来年春の朝ドラの主人公になる方です。

途中通った安芸川(あきがわ)? 安芸市は高知市の東にあります。隣りではありません。(訂正)

観光の後 近くのレストランで頂いた 野菜のスープカレー。 美味しかったですよ。

 

 

      

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 GW明け 安芸市にある伊尾木洞へ行きました、アドアドベンチャー ツアーでした。

2024年05月12日 | 自然 花 写真

      

      ( 高知市の隣り、安芸市にある 伊尾木洞(いおきどう)へ行って来ました。)

 

GWが過ぎて 観光客が一段落したと思われるので JRと土佐くろしお鉄道を乗り継いで 伊尾木洞へ行って来ました。

高知市の隣り安芸市にある伊尾木洞窟です。最近脚光を浴びている古くて新しい観光地です。安芸出身の家内は昔はあり

ふれた洞窟だったと言いますが 話題になっていることもあって 以前から行ってみたいと思っている所でした。


                                                                
朝10時前にJRに乗り 高知駅で乗り換えごめん駅を経由して 安芸駅の隣の伊尾木駅まで約1時間半 12時前に着いて

 近くの観光案内所(無人?)で長靴を借り(無料)いざ洞窟へ。結論から言うと予想以上にタフでした。わずか40mの

洞窟、その後長い谷間 シダの生え 小川が流れる谷間。出来るだけ置き石の上を歩きました。幸い案内板や案内図はあり

一本道なので迷う心配はありませんが 最後の滝から山道が結構険しく 後期高齢者は相当参りました。 人家に出てコス

モス畑やかかしの家に癒やされ 無事観光案内所に戻りました。 約1時間のコースでした。

 

その案内所でタイから来ている独り旅の女性に出会い 一緒に回ることになりました。あちらも一人で初めての洞窟 マム

シが居るとの情報で不安があったようです。お互い写真を取り合いながら ゆっくり歩きました。武蔵鐙(むさしあぶみ

が沢山見られましたが 花は残念ながら時期を過ぎ しおれた花が多かった。

 

シダ類も確かにありましたが 歩くのに一生懸命で しっかり観察する余裕はありません。確かに自然そのままに残されて

いる感じで神秘な感じはありましたが もう一回来るかと言われると もう無理だろうな~? というのが感想です・・

タイの女性に車でレストランまで送ってもらい 一緒に食事。彼女はレンタカーを借りていたので帰りは安芸駅まで送って

もらいました。日本は3度目今夜は祖谷渓谷で停まり 明日は剣山の登山とか・・ 仲々タフです。若さですね。わざわざ

高知迄来てくれたのを感謝して 5円玉の付いた記念品をプレゼントしました。 (続く)

 

      

      入り口から40m程が洞窟 小さな川が流れています。

      

      天井にはコウモリが居るそうです。

      

      高さは5m 横幅は4m 太平洋からの波によって浸食されて出来た。

      

      出口のところ。 仲々神秘的な印象です。

        

      ここからは緑の世界。40種以上のシダの群落で有名です。

      

      白い長靴は 観光案内所で借りたもの。川に入る所もあるので 必須 !

      

      洞窟から三百数十m。 石が多く歩きにくい。 途中倒木もある。 

      

      武蔵鐙(むさしあぶみ)山地の谷沿いの光の差し込む場所に自生する。

      

      緑や赤く見えているのは葉で 葉っぱの屋根に守られて 花がある。

      

      その花を撮影しようと頑張っている ??  

                     

      仕上げの所に小さな滝がある。右側に平地に戻る小道がある。

      

      距離的には 僅かだが 仲々険しい山道。 楽ではありません。

      

      同行したタイの女性が撮ってくれた山道。疲れが出ていますね。 ( 続く)

      

          

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  GWは終わりました。 5月は花一杯の季節 これからも楽しみです。 

2024年05月08日 | 自然 花 写真

( 芍薬(しゃくやく)か牡丹(ボタン)かは定かでありませんが 5月は多くの花が咲いています。)

 

地球温暖化と言っても 気温が少し上がる程度に考えている人が多い。温暖化は様々な気候変動を起こし 異常気象が

起きる。それらは人間の健康や安全に深刻な影響を与え 又経済的、社会的損失を与えます。原発が危険だと言われながら

放置して 3.11東日本大震災が起き 原発がメルトダウン3機が爆発 大量の放射性物質が放出され15万人以上が避難生活

を強いられ 自治体が壊滅的な被害を受けました。汚染水の処理等事故処理に40年はかかると言われます。

 

温暖化も人々の認識 関心が薄い状態では二酸化炭素の排出量は増え続け 様々な異常気象を起こし その被害は甚大に

なっていきます。皮肉なのはCO²排出国でなく経済的に弱い国々がより影響を受けること これから豊かな生活を望む開発

途上国も含めて規制を強化しないと脱炭素化は進まないこと そのマイナスの影響が今よりも未来による大きく起こり 

加害者でなく 被害者がより重く罰せられる・・、 そんな変な状態になっていることです。


世の中に問題は多くあります。温暖化だけが問題でないことは 私も充分に分かっています。

2つの戦争が多くの命を奪い 街を破壊しています。昭和初期 朝ドラの「寅子」の周りでは日中戦争が暗い影を落とし

始めています。あの時代 温暖化は大きな問題ではありませんでした。90年後の今 温暖化は地球危機の様相を現しつつ

あります。私の自然ブログも温暖化ー異常気象を心配し 関連する記事を多く紹介しています。で何をすればこの危機を

食い止められるか? 残念ながら未だ選挙の主要な争点にもなっていません。でも気付かないふりは止めなくては・・と

思います。 日本は外国に比べ関心が薄いです。加害者である自覚も足りません。政府も弱いですが 国民も同様です。

寅子の時代 戦争を止めることは出来ず 日本は大きな損害を出しました。戦争と温暖化は違う問題と言う前に 世界の

危機であることは同じだと思います。

 

この連休中 山形県南陽市で森林火災が続いています。過去7日間の平均気温は28℃で夏日が続いていました。乾燥化

した気候が直接の原因かどうかは別にして 既に東京ドーム30個分が既に消失 400人に避難指示が出ています。別の

場所でも林野火災があり 消火ヘリを他へ回さざるを得ないとも伝えている。山形県の長期の平均気温はここ100年で1.3℃

上昇したと伝えられています。(盛岡は1.9℃上昇)

 

G7(主要7ヶ国)とEU(ヨーロッパ連合)は 2030年までに温室効果ガス排出量を2019年比で少なくとも58%削減、

35年までに 75%削減する必要があるとの報告書を出している。 報告書では、G7とEUが掲げる30年までの目標水準は

19年比で40から42%で これでは不十分と評価しました。 他の国でも30年迄に19~30%削減に留まると分析しています。

               ( 続く)

 

この花も シャクヤクです。 様々に進化すようです。

オルラヤ。 セリ科というのは驚きですが 白いレースのように咲いています。

バラの花も 盛んに咲き出しています。

足元には 黄エビネも満開。 牧野植物園にも多く見られます。

もう一昔前 ? という懐かしさ・・。紫の藤の花。 昔亀戸天神で見た覚えがあります。

バーベナの種類 柳花笠(やなぎはながさ)? 

キンポウゲ ? 一輪だけ気高く咲いていました。

久し振りのジキタリス。 手袋の指 という意味合いのようです。色々な色があります。

この花も1年ぶり。 酔仙翁(すいせんのう) 仙人が酒に酔って 赤ら顔・・?

蛍光色の黄色。 岩や壁に張り付くように広がる 頑丈な花。

庭藤(ニワフジ) この花も 去年と同様 同じ所に静かに咲きます。ピンクが綺麗です。

雪の下(ゆきのした) 開花は5月。数多く小さな花が咲きます。 下の2枚が長い。

本当に繰り返し咲く カラー。オランダカイウとも。 花言葉は 乙女のしとやかさ。

水辺に広がる クレソン 又オランダガラシ。 最初セリの花かと ? 

 

 

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 子供の日をお祝いします。 平和で安全な地球を未来の大人達へ。

2024年05月05日 | 自然 花 写真

( 子供の日 端午の節句。 元々男子の健やかな成長や幸せを祈り お祝いする日。 )

 

前回 昨年世界の平均気温が観測史上初めて年平均で産業革命以前に比べて1.5°以上上昇したということを欧州連合の

気候機関が明らかにした と書きました。2015年にパリ協定が発表されて以来 国際社会はこれを目標に温暖化対策を

行ってきた。実は2020年には世界の平均気温は1.2℃上昇していた。IPCC(気候変動に関する政府間パネル)は2018年の

報告書で2030~2050年には1.5℃に上昇すると予測していた。世界気象機関(WMO)は2020年に2020年から2024年の

間に20%の確率で1.5℃を超える予測をしていた。はからずもその予測が当たったことになる。既に今世紀末の抑える

べき目標である1.5℃に温暖化は進んでしまっている・・・!?

 

今週大きなニュースが飛び込んできた。イタリアで開催されているG7(主要7カ国)環境相会議で 2035年迄にG7

各国の石炭火力発電を廃止する合意が成立した!というニュースだ。 私も正直驚いた。日本が賛成したのか !? 

石炭は化石燃料の中でも二酸化炭素(CO²)排出量が最も多い燃料で 戦後も現在に至る迄 日本の石炭火力発電は主要

電源の一つで 昨年でも出来炭火力は31%を占める。3.11の東日本大震災以降 原発事故によって原発の安全神話が

大きく崩れ 火力発電が占める割合は増えました。日本はこれまでのG7会合で石炭発電はベース電源(基礎電源)として

廃止の圧力に抗してきました。

その日本が石炭火力発電の段階的廃止に賛成したとしたら 思い切った決断をしたものだと驚いたのです。但し天然ガス

による発電は続き ヨーロッパは 最終的に全ての化石燃料を排除する必要があると 更なる圧力を加えています。

 

改めて考えて見ます。産業革命以来の世界平均気温上昇の原因は人類起源による! ということは世界の圧倒的な科学者が

同意しています。 私たちの世代は温暖化の加害者です。 そして未来の大人である今の子供 孫の世代はその被害者です

化石燃料によるエネルギー確保で豊かな生活を勝ち得たのは20世紀から生きる私たちです。 財政赤字であれ 人口減少

であれ 美しい地球を残すことでも 私たちの世代の責任は大きい。次の世代に何を残すか ? 豊かで平和な日本・・と

現在の大人はつぶやきますが 現実はそうではないのです。 現在の気候危機が一層深刻化し、変化が不可逆的 になって

予想もつかない事態になる可能性があります。 


温暖化は二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスが大気中に増加し気温が上昇 様々な異常気象となって現れるのです。

この二酸化炭素は大気中に長く残ります。 数百年から千年とも言われています。 ですから今CO²をゼロにして脱炭素化を

図っても、既に大気中に放出されたCO²によって温暖化は進みます。それは海面上昇 海抜数m地域の水没 大雨 豪雨 

台風が頻繁に起こり大型化します。一方で大地の乾燥 干ばつ 砂漠化が起こります。高温化は野菜や果樹の生産に悪い

影響を与えます。人間への熱中症の増加もそうです。竜巻 突風等 異常気象を起こすことになります。現状維持では更に

ひどい温暖化につながります。今世紀末 人類は当然 他の動植物もその被害を受け 地球の生き物が生き残れないことに

なります。 森林破壊も気候変動の原因です。予想もつかない事態が地球に起こります。これが気候崩壊と言われます


 
温暖化による異常気象も未来への負の遺産です。今外国から来るオレンジや ブロッコリーが高値だそうです。オレンジ

ジュースの製造を大手が中止しているとTVで言ってました。将来石油や食品そのものが入って来ない事態が想定されます。

『 欲しがりません ! 勝つまでは ! 』 という標語が戦前あったと聞きます。『 まず国産 !』という言葉も

・・。 国産4割の国で そんなこと出来るのか ?? と思います。 ( 続く)

 

山梨に比べて 鯉のぼりの数が少ない感じ ? 少子化のせいかも知れません・・? 

     

      これは保育園前の小さな鯉のぼり。

ある神社での 七五三?の風景。 男の子も女の子も着物を着て お参りです。

スーパーで手作りの鯉のぼりの催しがありました。 仲々きれいな塗り絵でした。

出来上がりは こんな感じです。

 

高知特有の花 ? センダンが満開になりました。 薄紫の花です。意外に大木です。

     

     別名 唐変木(とうへんぼく)という変な名前もあるそうです。

白色の花も見ますが  通常5枚の花びらの薄紫の花です。 未だ去年の実が残っている場合も。

澄んだ小川に咲く カキツバタ(杜若) アヤメ科ですが 水辺に育ちます。

6月はバラの季節と思っていますが 既に庭に咲き出しています。 

畑韮(はたけにら)と言います。 雑草とも言えますが この時期よく見ます。

我が家のブーゲンビリアの鉢に時々咲く ヒメヒオウギ(姫檜扇) 可憐な花です。

ゴデチアの花。 初めて掲載するかも ?  アカバナ科。 園芸植物です。

柳花笠( やなぎはながさ、バーベナの種類。 

 

 

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 春の花は美しく咲いています。 果たしてこの花がこれからも見られるでしょうか ?

2024年05月01日 | 自然 花 写真

( サンデーモーニングで 昨年世界の平均気温がパリ協定の目標1.5℃を超えた! と伝えました。 )

 

GWに入って 青空に泳ぐ鯉のぼりは気持ちがいい と言いたいのですが 高知は雨の日が多く 晴れている時は風も無く

鯉のぼりもションボリ !? という感じ・・。高知は日照時間も長いですが 雨も2500mm/ 年と多い地域です。昨日も

お城当番(ボランティアガイド)でしたが 結構強い雨で 観光客も少なく期待外れの旗日でした。GW後半は晴れて暑く

なるようですが 私たちにはGWは全く関係ないな~・・というところです。

 

2023年 世界の平均気温が観測史上初めて年平均で産業革命、工業の発達以前に比べて1.5°以上上昇したということを

欧州連合の気候機関が明らかにした。( 1850年の統計開始以来で最高の高温を記録) 1年の数字だけで パリ協定の

目標が潰えたことにならないが 世界の気温が長期的にパリ協定の目標を超過し続ける状況が近づきつつある。既に国際

社会が掲げた温暖化対策の目標をオーバーし 地球が危ない! 人類存亡の危機 !とまで 様々な識者の発言があった。

 

最近温暖化や気候変動という言葉は色々に聞きますが。 必ずしも適切な言葉とは言えなくなりました。 温暖化ではなく

亜熱帯化』であったり 気候変動というより『気候危機、気候崩壊』です。丁度円安が 最近 『円弱』 と言われる

ようになったのと同じです。国際社会は温暖化への取り組みを30年前に始めましたが、先進国だけでなく開発途上国での

二酸化炭素排出量も増加し その後の事態は悪化するばかりです。北極圏の氷の融解が止まらない臨界点が近づいている

 

今私たちが注意すべきは気候崩壊です。夏日とか熱中症は気になっても より広範囲により遠い所で起こっている気候崩壊

に気付くのは難しい。今日、明日の目先の問題でないと どうしても関心が薄くなる。ですが既に人間の健康や安全に深刻

な影響を与えつつあります。『 たった1.5°の上昇が一年続いただけで何が起こったか? 世界中で 洪水や間伐、熱波、

森林火災が起きた。 』 気温上昇による影響として最もわかりやすい例は、異常気象の増加です。 

 

気候が崩壊するというのはどういうことでしょう?  これは地球全体のグローバルな問題です。もうすでに起こっている、

そして これからも起こるかもしれないリスクです。かつ他の問題に比べて 気候状況は悪化し続けています。未だ人類が

解決出来ないでいる問題で 世界の二酸化炭素の濃度は工業化以前に比べて50%増加しています。地球の気温は長期的に

上がり続けています。北極圏は一層温暖化が進んでいます。私たちの周りで起こる 洪水や干ばつ等異常気象の3分の2は 

気候変動の影響があります。

 

国連の気候変動に関する政府間パネルIPCCは、人類が以前ならば10年に 1回発生するような極端な猛暑は、気温が1.5°

上昇した場合には10年に約4回。 2度の場合は約5、6回に増える恐れがあると指摘しています。さらに、産業革命以前に

比べて平均気温が4度上昇した場合は 極端な猛暑が発生する頻度は10年に9回まで高まる可能性も 示唆されています。  

 大昔の気候変動は自然的原因によって起こってきたのに対し、現在の気候変動は人間活動の結果として起こっているという

ことです。私たちは4月に既に夏日を体験しています。救急車のサイレンが一層大きいです。 熱中症に気をつけねばと

思います。更に次の世代の為にも その先に来る事態も併せ考えたいですね。

 

TVから撮ったので写りが悪いですが 北極圏の気温上昇が激しく北海道近くの水温も異常な高さ。)

現在の対策目標を達成しても 地球の気温は1.8℃上昇。 達成されないままでは更なる上昇が !

       

        世界の年間平均気温の変化。2000年頃から急激に上昇 !

 

アママリリス  色や形もすこしづつ違う・・。

ナデシコも 今満開 !

グーグルレンズでは オオベニウツギ と出てきます。

             

   今あちこちで見る 昼咲月見草(ひるさきつきみそう) 少し言葉に矛盾が ?

             

     紫蘭(しらん)も今盛りです。

ジャーマンアイリス。 又はドイツあやめ。 厳密には アイリスとアヤメは違うようですが・・。

ボタンですね。葉に切り込みがあります。 元々芍薬(しゃくやく)との違いは木と草の違いとか ?

アヤメと菖蒲(しょうぶ) カキツバタの違いも ややこしいですね、 皆アヤメ科です。 

ニオイバンマツリです。 やはり今の季節 あちこちで見ます。

セネッティ と言うそうです。 勿論菊科です。 道路にまで広がって咲いていました。

写真が遅くなりましたが もう2週間も前の春野の田です。

 

 

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