ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

  紅葉と秋桜(コスモス) 同時に美しいです !! 

2021年11月29日 | 自然 花 写真

(お遍路33番札所 高知竹林寺は紅葉の名所でもあります。 今見頃を迎えています。)

 

11月も間もなく終わり 本格的な冬に入ります。教会では待降節(アドベント)が始まりました。我が家でもアドベントカレンダーを

出し クリスマスに向け 毎日キャンデーやチョコを頂き 救い主・イエス様の御降誕を祝います。

 

ヨーロッパのコロナ感染が再び急速に広がっています。クリスマスマーケットの中止になる所が多いようです。日本だけ見ていると収束

した感がありますが・・、何故日本で収まり 欧米・韓国等で急拡大しているのか 謎です・・。日本は8月20日をピークに3ヶ月減り

続けています。韓国では7月から4ヶ月増え続けています。韓国は隣国であり ワクチン接種率も高く 今過去最多になっていて原因が

よく分かりません。真逆と言っていい状況です。11月から特に増えていますが これは規制緩和と関係がありそうです。ブレークスルー

感染や子供の感染も増えています。『 オミクロン株 』という変異種が新たに登場して来ました・・。 日本は外国からの入国者を

5000名に増やすそうですが 水際対策をしっかりやってもらいたいですね。 SNSではイスラエル並の『 鎖国 』の声が出ています。

 

COP26が終わって 温暖化のニュースは急速に減りました。 マスコミは怖いです。絶えず新しい話題を見つけるのが仕事ですが 

一段落した?話題はそのカケラさえ見つけられない程です。 そこで私の出番だと思います・・!? 温暖化 CO²排出量は留まるどころ

ではありません。 東北・北海道ではもう既に冬が始まっています。長野も朝方マイナスの気温だそうです。 長期予報が出ていますが 

ラニーニャ現象が云々され 今年の冬型は一層厳しいようです。冬の電力事情が逼迫すると予想されます。冬が苦手の私には 穏やかな

高知で助かります。異常気象など起こらないように祈っています・・。

 

IPCCの第四次報告書では『 産業革命時点より2℃以内に抑えるには 2015年の排出量をピークとして それ以降大幅削減をする必要が

ある。』としていますが 先日載せたように 2018年度でも世界の排出量は335億トンです。条約事務局の分析では各国の削減目標が

達成されても 2030年の二酸化炭素排出量は16%増える見通しです。少し過去のデータを見ると 世界の人為起源の温室効果ガス排出量は

1970年から一貫して増えています。しかも増加率はどんどん高まっています。原因は経済成長と人口増です。部門別では電力・熱・エネル

ギー供給によるものが35%で 農林業・土地利用(開発)が24%  産業21% 輸送14%です。

 

COP26では 『 2050年の温室効果ガスの排出量を2010年に比べ40%~70%削減し 2100年にはゼロかマイナスにすることを想定』

しています。世界の先進国は2030年には約半減(日本は46%削減) 2050年を目処に カーボンニュートラル(二酸化炭素ゼロ)を達成

するとしています。世界の最大排出量国である中国やインドは遅れて達成を宣言しています。今回もこの両国の反対で 石炭火力発電を

『 廃止 』でなく 『 削減 』 という曖昧な言葉で採択するに留まりました。 日本の環境大臣も これらにコミットすることなく

見送りました。石炭火力からの撤退は世界的な潮流になっていることは心強いですが  日本のエネルギー政策は2030年でも19%石炭に

依存する方向で これでは世界の首脳が集まる場で 石炭火力廃止に言及出来なかったのは 当然の結果でした・・。(続く)

 

 

境内には多くのモミジがあります。

モミジはグラデーションがいいですね・・。

もう一つは日射しです。 赤も緑も光があって 一層輝いて見えます。 

紅葉の錦 という言葉があります。 自然の紡ぐ織物・・という美しさですね。

境内には山茶花も咲いています。 

モミジは何故紅葉するか 理屈の上では分かっていますが 本当に神秘です。

これからもっと紅葉・黄葉するのでしょうが 私はこれぐらいのが 好きです。

『 龍田川 唐紅に水くくるとは 』 水を紅く染めている川を謡った 一首です。

お寺の壁を超えて 紅葉が広がっている。

子供の七五三には 親も同様に装うのですね・・。 

日本の文化 伝統というか 日本人の美意識でしょうか ?

五台山を下りたところに コスモスが綺麗に咲いていました。 季節を勘違いしそうです。

稲刈りの後 種をまいたそうです。 高知は稲刈りが早いので 2月くらいで花が咲く。

 

 

 

 

 

 

 

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大川村 日帰り紅葉ツアー まとめ ! 

2021年11月25日 | 自然 花 写真

  

(    2018年世界の二酸化炭素排出量。 日本は世界5位です。 JICA提供  )

  

     世界の二酸化炭素(CO²)濃度分布推移。JAXA観測技術衛星による。

 

 

先日日曜日夜のTVドラマ 『 日本沈没ー希望の人々 』で こんなセリフがありました。

『 改めて自然の怖ろしさを知った。』『 長い年月をかけて人間が自然にしてきたことにツケが回ってきた。』『 生きている

私たちが何とかしなくてはいけない。』『 海も汚れてしまっった。』『 海をきれいにすることも大事な仕事だ。』

東京湾中心に大地震が発生 首都圏が大惨事に陥る・・という状況が撮されていた・・。 

 

高知県も 戦後すぐに 『 昭和南海地震 』が発生 679人の死者が出た。あれから既に70年が経って 次の大震災が何時

起きてもおかしくない状況にあると専門家は指摘している。南海トラフ巨大地震だ。四国だけでなく 紀伊半島 東海まで広い範囲の

連動地震の恐れもあり  死者50万人との予測もある。 『 天災は忘れた頃にやってくる。』 これは防災科学を説く時 寺田寅彦

(高知出身)の言葉だとされる。 私たちは 何時起こるか分からない事象については 鈍い反応ぶりなのが気になる・・。今起こって

いることも 自分に直接的なことでなくては 余り気にも留めない・・。楽観的というより 悪いことは考えたくない・・というのが

私たちの本性かも知れない・・。 

 

地球温暖化が叫ばれだしてもう30年になる。 産業革命以降二酸化炭素の濃度上昇に沿って気温も上昇している。その時から既に1.1℃

上昇しており 10年後には1.5℃に上昇するとも IPCCは警告している。  会議前には このままでは世紀末2.7℃までいく恐れがあると

いう予測も出ている・・。 今回のCOP26では『 世紀末1.5℃に抑える為の努力を追求する。』としている。報道では各国が表明した

削減目標が完全に実行されれば 1.8℃上昇に抑制出来るという分析もある。 数字ばかりで恐縮だが 私たちの本気が試されている。

 

もう既に遅い !?という意見もあるが いや未来の子供達の為に 決して諦めてはいけない・・とも思う。今回イギリス・グラスゴーに

集まった政治家・専門家達の必死の交渉で 会議は決裂せず 不十分であっても 石炭火力発電の削減という所で決着し 来年末迄に 

更に目標達成に見合う各国の目標を出すことになった。 人間の英知が試された会議で 人類は今迄もこのような試練を経験しながら 

滅亡から救われて来た・・。

 

日本では1987年にCO²濃度の観測が開始された。(ちなみにアメリカは1958年に観測開始)。世界気象機関(WMO)と国連環境計画

により作られたIPCC(気候変動に関する政府間パネル)が1988年に設立され 1990年に第一次報告書を出している。こうして科学的知見に

基づく地球温暖化対策がスタートした。1997年京都で開かれたCOP3(第三回環境条約締約国会議)で法的な拘束力を持つ温室効果ガス

削減の数値目標を国毎に設定し 1990年の排出実績の少なくとも5%削減を義務づけました。日本は6%削減を目標でしたが8.4%削減し

京都議定書目標を達成しました。このような取り組みの中で 日本でも温暖化への関心は高まり 私のブログも刺激され 環境問題に

のめり込んでいきました・・。 (続く)

 

先日行った大川村近辺の地図。高知市のいの町を更に北へ。愛媛県に隣接 早明浦ダムのそば。

633美の里(ムササビの里) 道の駅でトイレ休憩。 ここはまだいの町です。

大川村に入ります。 大川村の真ん中に吉野川が流れる。 水がくりぬいた甌穴がある。              

     

      奥吉野渓谷 この辺りの石が少しづつ解けだし 緑色の流れに。

よく見て頂くと 甌穴(おうけつ)がある。水流の浸食でくぼみが出来 石が入り円形になる・・。     

銚子滝ですね。 森林率94%の大川村 山に降る雨水があちこち滝となっています。

      

      紅葉・黄葉もまた美しい。

弁天様のお釜の前で。

20人ほど参加したツアーのお客さん。平均年齢 多分後期高齢者・・?

ガイドさんが強調していました。この小金滝は四国最大 !! だと。

      

      無名の滝も沢山あります。

早明浦ダム’(さめうらだむ) 四国の水瓶 四国の水を管理しています。

帰りは東へ 早明浦ダムを通り 土佐町へ そして大豊町 南国市を抜け 高知市に戻りました。

帰りは道の駅で お買い物。2500円のクーポン券を使わせて頂きました。

 

 

 

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   ほぼ皆既月食 ! 大川村は森と滝の村。 

2021年11月22日 | 自然 花 写真

( 金曜日の夜は ほぼ皆既月食でした。 マンションからも眺めることが出来ました !)

 

先日行った大川村は名前の通り 吉野川という大きな川のある村だ。村と言えば『忍野村』を思い出すが あそこは人口約一万の

大きな村、それに比べ400人を下回る小さな村。それでも『 大川 』になっているのは四国の大河 吉野川源流が近くにあるせい

だろう。

大川村にはコンビニは無く スーパーもありません。信号機は村にたった一つです。そのかわり山の恵みがあります。なんと森林率94%

高知県は日本有数の森林県で84%ですが それを上回る山間にある村です。その分 平地は僅かですね。米は余りとれず余所の村から

買っています。 多くの滝があり 今回は1日ツアーで多くの滝を見せて貰いました。滝があれば湧き水も豊富で 村内の水道は全て

湧き水です。森と水に恵まれた村です。勿論紅葉・黄葉はきれいです。空気は澄み 海抜も高く夜は満天の星です。おまけに四国の水瓶と

言われる早明浦(さめうら)ダム湖があります。春には桜 芝桜がきれいだそうで 私ももう一度 その時期に訪ねたいと思います。

出来れば一泊して 天の川の星々を眺めたいですね。高知から76km離れているので 行くのに楽ではありませんが 高知県が森の県

だというのが実感出来ました。

 

現地のガイドさん 実は『 結いの里 』の代表?が案内をしてくれました。地元でも観光に力を入れています。大川黒牛と土佐はちきん

地鶏は有名で 今回もBBQで美味しく頂きました。年間出荷がわずか50頭前後という希少価値で 県民が何年越しでも食べたい ? 

という霜降りの味を頂きました。地鶏の方は年間50万羽以上を出荷しています。毎年『 大川村謝肉祭 』が行われ 人口400人の村に

1500人が集うそうです。焼き肉のタレ 『 謝肉祭 』もお土産の一つです。この村も 財源確保に 『 ふるさと納税 』に力を

入れています。黒牛やはちきん地鶏など大川村特産品が貰えます。

 

ガイドさんの話しでは 今年は雨が少なく 紅葉・黄葉がイマイチだったとか・・? 私などには結構綺麗に見えましたが・・。木材と

しての需要が少なく 林業経営が成り立たないそうで 森は荒れる一方とか・・? 94%の森林も 木に保水力が無くなり 土砂崩れの

原因にもなる。私達が行った時も崩落で 道路を迂回せざるを得なかった・・。 木に地衣類のような苔がつき 樹勢が衰退するとか 又

外国産の蔦(つた)がどんどん広がり 幹や枝を締めつけ 葉が邪魔して光合成を難しくしている?  キチンと間伐をすればいいので

しょうが 何処も人手が足りません・・。ドングリは多いが猿などの餌になる。 今や人口より猿の数の方が多いとか・・。

『 森が変わって来た・・!? 』 という声を聞き その深刻な状況を思いました・・。

 

 

時間が少しさかのぼるお月様。 太陽と月の間に地球が入り ほとんど月が見えなくなります。

これは6時過ぎになって 満月に戻りつつある月の姿。

そして完全に 満月に戻ったお月様です。 ホント天体ショーでしたね・・。

      

       前回に続き 大川村の滝 これは名も無き滝です・・。

吉野川の源流近くの流れ。四国の水瓶と言われ 高知から徳島を流れ194kmあります。

いろはもみじでしょうか ? きれいです。

これから赤くなるモミジのグラデーションです。

山間にある 白い細い水の流れ・・。 小金滝です。

少し近づいた小金滝。落差100m以上あり四国最大の滝。今年は雨が少なく 少し細いです。

ひのきでしょうか? 真っ直ぐな幹が空に向かって伸びています。

岩を掘り抜いて 道路を通したそうです。 今は使われていない・・?

お昼のBBQの小屋。 テーブルに炭の入ったコンロがあり お昼を頂きます。

霜降りの土佐黒牛とはちきん地鶏の焼き肉。年間僅かしか出荷しない 貴重品だそうです。

結いの里と呼ばれる 道の駅。 大川村のマスコット人形たち。地鶏とお茶 カリントなどが名物。

 

 

 

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高知県の 小さな村 大川村に紅葉と滝を見に行きました。

2021年11月18日 | 自然 花 写真

( 昨日四国のほぼど真ん中 高知県の大川村へ 紅葉を見に行ってきました。 )

 

藤井四冠が誕生した。同姓ということもあるが 親近感を持っていた。最近羽生さんを破った時は ある意味負けて 羽生さんに

王将戦へのチャンスを持って欲しいなーと思ったが 令和の覇者は全く外野席を問題にせず 今回も天敵と言われた豊島竜王に4連勝

してしまった。情け容赦もないと言えば 論外だろうが 恐ろしい程強いな~という印象。お蔭で私も棋譜の説明を得ながら 将棋への

関心を高めることが出来た。聞けば物欲も少なく タイトルへの執着もなく ただ強くなりたい という一念で精進しているように

思える。あと一ヶ月という卒業を前にして高校を中退した時も驚いた。AIを超える頭脳とも言われる。人間としては拍手を送りたい所。

やはり若さは心身とも最高の状態かも知れない・・。 グレタ・トゥンベリさんもそうだが 若さが物事の本質を捉えられる・・のかも

知れない。そうなると高齢者もいつまでも情熱をもって 挑戦することで 彼らのような能力を得られるかな・・と考えたりもする・・。

ともあれ目出たい !!

 

『 石炭火力廃止 』の表現が弱まって 『 削減 』となったが 『 1.5℃に抑える努力 』は採択文書に明記された。約2週間世界の

首脳 専門家が集まって 地球温暖化防止の為に努力を続けた。この大人の努力は評価したい。『 COP26は失敗だ !』という声も

若者にはある。ただ200ヶ国にも及ぶ世界の国々が パリ協定を採択し更にCO²排出量を減らし 地球を未来につなぐ努力をした。外交に

長けたイギリスに期待する気持ちもあった。これが人類の現況である。来年末に向けて 特に排出量の多い日本を含む大国が世界をリード

する前向きな対策を打ち出してほしい。『 もう待ったなし! 』の状況だと世界の人々が認識すれば その生活を変え エネルギー消費を

効率的にし 持続可能な循環型システムに転換し  世界の人々が安心して生きていける社会が出来るように 願わざるを得ない。

 

新型コロナ禍で Stay Home 巣ごもり生活を要請されたこの2年間 二酸化炭素の排出量は約5%減った。更に毎年5%減らせれば

2030年は 50%削減出来る。ただ経済が回復すればCO²の排出量も増える。 先日グレート・リセットについて書いた。人口は

ますます増加し 途上国の豊かさを求める活動が増加する中で 先進国は我慢を要求される。今回の協議難航も途上国の不満が大きかった。

先進国の生活が贅沢が過ぎ 無駄が多すぎた。その結果 海も陸もその豊かさを失いつつある。巨大なエネルギーの消費で 四季のある

温暖な気候が 亜熱帯に変わりつつある。

 

異常気象が増え 農業も漁業も変更を余儀なくされている。世界では乾燥 山火事 台風の巨大化 熱中症で亡くなる人々も増えている。

安心して飲める水も失われ 教育 医療も大きな課題を抱えている。 SDGs( 持続可能な開発の為の2030ゴール )が示す

私たちのゴールを実現する時だ。世界の全ての人々が心を一つにしなくてはならない。今回のCOP26の採択文書を参加国が受け入れた

と解したい。 緩い採択であっても決裂してバラバラになるよりマシだ。このように世界が一致することは本当に難しい。人類の努力は

失われていない。2030年に向けて日本も 日本国民も努力する。この気候危機をパリ協定で乗り越えていくことは 第二次世界大戦後

『 国際連合 』 が出来たことと同様 意義がある。

 

そこは清流吉野川が流れ 多くの滝があります。これは 弁天様のお釜と言ったと思います。

澄んだグリーンというのか 美しいブルーというのか 自然の清らかさを感じます。

銚子滝と言ったと思います。余りに多くの滝を見たので 分からなくなっています・・?

      

       名前の付いていない滝もあります。 それでも十分に美しいです。

添乗員が寒い 寒いというので 防寒具を用意しましたが 20℃を超える暖かさ・・。

木と石のドルメン。埋葬地を囲うように石を並べるお墓のようにも見える。

深い山間の中に置かれた石の姿は独特で とても印象に残りました・・。 

大川村は94%が山であり 森林です。そのせいか2020年まで日本一人口の少ない村でした。

今回予定した道路が土砂崩れで迂回しましたが 後方の山も土地が崩落した跡が見えます。

滝が河となって流れますが それを覆うように 紅葉が鮮やかです。

        

       名前の無い滝も多いそうで 突然滝となって水がほとしばることもあるとか? 

今年は雨が少なく 一様に滝は細っているとか・・。 ガイドさんが丁寧に見せてくれました。

これは堰堤。 まるで白い絹のカーテンのように美しい水の流れです。

この黄葉は 台湾楓(たいわんふう) 又モミジとは違う美しさです。

 

 

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   約2週間 2万人が集まって話し合った COP26会議 !

2021年11月15日 | 自然 花 写真

(    もう旧聞に属しますが 11月11日は1が並ぶ日、更に11時11分 おまけに11℃でした !!)

 

急に寒さが増して来た感じです。特に朝方高知でも6℃。部屋の中でも20℃でした。夏場は29℃も有りましたが 今はストーブの

お世話になっています。高知の紅葉・黄葉も山中の渓谷では美しくなっているようです。私も水曜日に 高知県土佐郡にある奥吉野の

紅葉を見に行く予定です。そこは大川村と言って 日本で最も人口の少ない自治体の一つで373人です。2003年には521人でした

から 18年間で約3割減少です。人々が少なくなる地域で 美しい紅葉・黄葉が見られるというのは 少し残念な気がします。

 

COP26の会議が終わりました。参加国で相当議論があり 『 世界の平均気温の上昇を1.5℃に抑える努力をし 火力発電を

段階的に削減 !』という内容で採択が行われたようです。『 日本 脱石炭で世界に逆行 』という厳しい見出しが高知新聞にありま

した。欧州やアジア46ヶ国が合意した石炭火力を段階的に廃止する共同声明に日本は同意せず 今後も石炭火力を利用し続ける方針に

留まるようです・・。日本は新たな石炭火力の建設計画もあり 世界の流れに逆行しています。自国の経済メリットを優先させ 世界の

流れに逆らい 二酸化炭素を排出し続けるのは 如何なものかと思います。・・。 今回COP26で『 脱石炭 』が最重要課題と

位置づけた議長国イギリスの要請に 韓国 インドネシア ヴェトナムなどは参加しました。インドネシアやヴェトナムは日本が 石炭

火力発電を輸出しようとしてきた国でもあります。 

 

世界がこの世紀末に 平均気温を産業革命時より1.5℃の上昇に留め 温暖化を止めようと必死になっている時 自国のエネルギー政策の

遅れを理由に 2030年19%の石炭火力を維持しようとしている。イギリスは産業革命発祥の国であり 石炭火力を持って大英帝国を作り

あげた国ですが 地球温暖化が人類の未来に大きな損失を与えるとして 再生可能エネルギーに大きく転換をしようとし これから成長

しようとする国々もそれに従おうとしている、これが今世界の趨勢ですが 二酸化炭素排出量の多い 中国 アメリカ 日本などがこの

流れに組みしていない。過去にこだわるというか 現状に甘んじるというか 化石燃料廃止に政治決断が出来ない政府は 今後 経済でも

遅れをとるのでは・・? 世界的な気候危機を前に 不名誉な『 化石賞 』など受け取らず エネルギー政策を根本的に見直す時期に来て

います。

 

今回のCOP26で注目されたのはメタンガスです。メタンは大気中の温室効果ガスの中で二酸化炭素76%に次いで16%を占め 且つ

CO²の25倍の温室効果があると言われます。北極圏などの永久凍土が温暖化で溶け出すと そこに内包されていた温室効果ガスが大気中に

放出されます。北半球の1/4を占める永久凍土から その量数十億トンと言われるCO²とメタンが放出される危険があり その量は大気中

の炭素のほぼ2倍と言われる 大変な量です。永久凍土の溶解による温室効果ガスの放出はパリ協定で定められた1.5℃に抑える努力目標を

危うくする。このままでは今世紀末迄に永久凍土の30%が失われるとされる。悪循環に落ちこんでしまう前に排出を止めないと グレタ・

トゥンベリさんが言うように   手の付けられない暴走状態になる・・。

 

 

ひさし振りの皇帝ダリア。

これまたひさし振りの 白粉花(おしろいばな)

赤と黄が混じった 変異種 ?

そのそばにあったランタナ。 相変わらず鮮やかですが 6月から11月まで。

これも久し振り。 牡丹臭木(ぼたんくさぎ) 家の近くのは もうすっかり萎れています。

山茶花(さざんか)はこれから 来年2月まで咲きます。

一見 ツバキのようですが さすがにツバキは未だでしょう・・。

クロガネモチ。 実の赤色が鮮やかです。

高知商業高校の土手に咲いていた ツワブキ。

葉がふきのようなので 葉に艶があるので 当初つやぶきと呼ばれていたとか・・。

もう晩秋 秋の終わりを感じさせる 秋桜(コスモス)

最近 高知新聞に 田植え一回の二期作が話題になっていました。 ひこばえです。

葉が落ちてしまい 柿だけの木は どこかうら寂しい。 

 

 

 

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   紅葉・黄葉が 高知にも ヒタヒタと・・。

2021年11月11日 | 自然 花 写真

( 山茶花(さざんか)が綺麗に咲いて来ました。 秋から冬にかけて 長く咲いてくれます。)

 

NHKスペシャルで 『 グレート・リセット 』ー脱炭素社会ーという番組をやっていた。

イギリスで開かれているCOP26に合わせた番組だが 遂に来たなー!!という感じがした。

グレート・リセット(Great Reset) とは ”  持続可能な社会実現に為に 経済や社会を根本から変えよう。” という意味である。

私たちから言えば 未来の為に私たちの今の生活を改めよう! 更に言えば もう昔の贅沢をやめましょう ! ということです。

昔が良かった・・ と高齢者は言うかもしれないが 今生活スタイルを変えて 未来の子供達 孫達に喜んで貰える世の中を残して

行きましょう・・ ! ということです。 

 

『 エネルギーや物の大量生産・消費・廃棄 』の資本主義のシステムでは 温暖化を抑えることが出来ない・・、既に黄信号がついて 

私たちの生活を変えざるを得ない状況に追い込まれている。 COP26会議主催国イギリスのジョンソン首相は 『 今直ぐ行動を

起こす必要がある ! 』と述べ 先進国首脳に石炭火力発電全廃 ! を求めた。日本は相変わらず金はばらまくが 石炭火力発電

廃止には消極的・・。 又々 「 化石賞 」なる不名誉な称号を貰った。

 

グレート・リセットもSDGs(エスディジーズ)( 持続可能な開発の為の2030目標)と同じことです。SDGsの方がもっと

具体的だが グレート・リセットは生き方の転換を求めている。今までの 豊かな生活の否定とも言える。長い不況の中にあっても 

豊かな生活の夢を売っていた社会が 一転して 節約 欲しがらない生活に変えよう !? では 幾らコロナ禍で自粛の体験をしたと

しても 簡単なことではありません・・。この話しは年金や社会保障と同じで 若い人により負担を求めることになり どれ程分かって

貰えるか・・気になります。 ヨーロッパでは多くの若者が立ち上がっているが  日本では投票にも行かない若者も多い・・。

 

何故温暖化対策が生き方の問題になるのか ? 私たちの生きる土台となっている地球が悲鳴を上げだしているから・・。自然が壊され 

汚され 多くの生き物 動植物や微生物が死んでいく中で 人類だけが人口を増やしているが よく見ると 世界では 多くの人々が

人間的でない生活レベルにある。国や地域で格差がおき 貧困 飢餓の人々が多くおり 教育・医療が受けられない・・。放置すれば

人類そのもの生存が脅かされる そんな状況になっている。今日本を含め世界が 21世紀更にその先までも生きていける持続可能な

社会と自然を残そうとする活動が始まっている・・。


 
話しを具体的にします。今までの過剰な生活をスパッとあきらめ(リセット) 思い切って無駄の無い 全ての人々にとって心地よい

快適な生活に切り替えよう ということです。高度成長時代に酔っていた国民もこの30年の不況で バブル(泡)のような生活が幸せ

ではない・・と分かって来た。でも同時にAI デジタル 科学技術の発達で 今までに無い便利さ 快適さを求めるようにもなっている。

これもある意味バブルだと思う。プラスチックゴミを無くすため マイバッグを持ち歩くこと 食品ロスを無くすため 冷蔵庫一杯の買物

はしない。 電気をこまめに消す。TVなど待機電力を止める 分別ゴミを更に広く 完全にし 資源リサイクルを進めるなどなど・・。

 

口で言うのは簡単ですが 仲々出来ません。しない方が楽だからです。私もティッシュをポンポン使っています。バイクも乗り放題です。

着る服も捨てるほどあります。先ずは小さなリセットから 身の周りをよくチェックしたいと思います。 (続く)

 

花の少ない季節ですから 本当に助かります・・?  英語名は ササンクア。 

ツバキ科に属しているので ツバキとの区分けも難しい。 椿の中国名は 山茶花 !

銀杏(いちょう)も相当 黄葉してきました。

地面が 黄色の絨毯になるのも もう間近・・。

久し振りに チロリアンランプ。 赤い色が素敵ですね・・。

11月になっても 金木犀はきれい。でも香りは落ちてきています。

高知市内でも 紅葉・黄葉が見られるようになりました。 桜でしょうか・・?

これはモミジ。イロハモミジでしょうか ?

グラデーションがまだ足りない・・とも思いますが もう一段の寒さが必要ですね・・。

 

城西公園にあるもみじ。 この日は少し曇りがちでした・・。

同じ公園内に ゆりの木があります。 木蓮科の木で 軍配の木とも・・。 葉の形が似ている。

色づく というより 枯れて来ている感じです。 花が百合に似ているとか・・。

日の出はもう 六時半。夏至に比べると 一時間半も遅い・・。 

出る方角も相当右へ寄りました。 夏は左のマンションの右端から太陽が昇っていました。

 

 

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    10月の花火と 11月の紅葉・黄葉。

2021年11月08日 | 自然 花 写真

( 10月30日 近くの鏡川で花火大会がありました。ベランダから見られるので 最高でした! )

 

現在イギリスでCOP26という会議が世界のリーダー達(130ヶ国)を集めて2週間の予定で行われています。日本から岸田総理が

1日だけ参加しました。飛行機で片道12時間かかる移動をしてトンボ帰り?は大変だったと思いますが 敢えて言えば総理がこの期間に

総選挙をぶっつけたとも言えます。COP26に向けて総理の出席の考えは2転3転しました。最終的にはイギリスジョンソン首相の電話で

 首脳会議にだけ参加したと聞いています。

 

COP26は何故大切なのでしょう。 地球温暖化を食い止める為に温室効果ガスの削減目標を更に引き上げるのが今回の目的です。

2015年にパリ協定が採択されました。新興国を含む全ての国に温室効果ガスの削減を義務づけました。それは1997年京都で

開かれたCOP3で先進国だけに温室効果ガスの削減を義務づけたことに始まります。しかし中国やインドなどでも温室効果ガスの排出が

進み 温暖化は約200年前の産業革命時に比べ 1.1℃上昇 海面上昇や山火事、豪雨といった異常気象となって現れています。21世紀に

入っても人命が大きく失われ 災害による損害額が大きくなりました。今後このままであれば熱波や豪雨といった極端な現象が数倍の頻度で

起こると想定されます。

 

パリ協定で今世紀末世界の気温を2℃未満に保つとともに 1.5度に抑える努力をすることを決めましたが 最近の発表では 現在の各国の

目標では 2.7℃まで上昇する危険が明らかになりました。全ての国が一層の温暖化対策(温室効果ガスの削減)をしないと深刻な影響が

避けられないとされます。今や世界の最大の関心事となっている地球温暖化対策を討議する為 6年振りの首脳会議が イギリスの

グラスゴーで行われた訳です。 

 

『 カーボンニュートラル 』という言葉を最近聞くことが多くなりました。10年先 30年先の目標にも聞こえますが 脱炭素社会への

取り組みは世界が抱える緊急の課題です。実はコロナ禍でこの会議も1年延期になっていました。その間にも異常気象が各地で起こり 

新興国、途上国の二酸化炭素排出量は増え続けています。コロナ対策のように今ウイルス感染を防がないと多くの人々が感染し死者が

どんどん出るという差し迫った問題ではないかも知れません。でも科学が異常気象の原因を温暖化であるとし 温室効果ガスを実質ゼロに

すれば 今どんどん上昇している気温を1.5℃に抑え 未来の人々が生きていける環境を維持出来るという期待です。世界を見るとデンマ

ークなど北欧の国々は再生可能エネルギーを大きく利用することで CO²排出量を大幅に減らしています。ただコロナ禍と同様 先進国

だけが減少しても全ての国のワクチン接種が行き渡る迄終息しないと同様 温暖化もストップしないのです。

 

私たちの努力の結果が証明されるのは数年先 数十年先かも知れませんが 人類の英知で結核やエイズが治る病気になったように 今対策を

強化することで未来の人々を救うことになるのです。

 

遅々とした動きに見えますが 私たちが変われば世界が変わる ! という偉大な実験だと思います。国によってその対策はまちまちです。

経済を制限する恐れがあると反対する動きもあります。石炭産業 電力業界の根強い反対もあります。それでも脱炭素社会に向けて各国が

共同歩調を取りつつあることも事実です。あと1週間ほどで各国が議論を重ねた結果が出るでしょう。その後は具体化と行動です。私たちは

SDGs(エスディジーズ)に示されるように 成長一本槍の経済ではなく 環境や資源 格差 貧困 人権 幸福などを考えた持続可能な

循環型社会を造ろうとしています。 まさに世界中の人々が取り組む壮大なプロジェクトです。

 

久し振りに花火を見ました。 コロナ禍では無かった記憶です。 大きな音でした。

川向こうのマンションも少し写っています。仲々ナイスショットは難しい・・です。

高知でも ささやかながら 紅葉が始まっています。

ハゼの木の種類ではないかと思います。

これは南京ハゼ ?

台湾楓(たいわんふう) としておきます。

ヤシの木の隣りの台湾楓。上の方から紅葉・黄葉してくるようです。

実が黄色くなってきた せんだん。

紅葉と白い種が見えます。 

黒鉄黐(クロガネモチ)。 

小さな看板に ゆりの木 とありました。

ススキもすっかり白くなって もうじき風で飛んで行きますね。

 

 

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  文化の日。 お城は結構賑わっています。

2021年11月04日 | 自然 花 写真

(先週 1年ぶりにお城当番(観光ボランティア) をしました。 結構な観光客でした。)

 

 

『 自民 絶対安定多数 !! 』という見出しが躍った。コロナの奇跡的収束の波に乗って 与党+保守の維新が躍進し 野党が後退

した。国民の不満の受け皿に維新がなったということか・・? 憲法改定に必要な2/3の議席を保守が握ったことは大変残念なことだ。

この約30年デフレの中で給与もほとんど上がらず 消費税が3倍になり 老後の不安に備え 消費も抑え 必死に生活を守って来た。

それでも国民は目先の『安定』を望んだ・・。 ツケを後回しにしてろくに説明もしない与党でも  野党共闘よりいいと思ったようだ。

野党に受け皿になる政策やリーダーがいなかった・・ということ? 誰がやっても同じ!?という国民の 特に若者の政治へのあきらめ、

無関心 保守化はヨーロッパなどに比べ著しい。日常の様々な問題は結局政治の問題であることを 私たちは気付いているだろうか・・?

 

今 『安定』した流れの先に崖っぷちが待っている。轟音が明らかに聞こえているのに 目先の甘い言葉にかき消されてしまった。待った

なしの少子高齢化、バラマキばかりの財政危機、既に異常気象を起こしている温暖化、SDGs(エスディジーズ)につながるグリーン産業

など成長産業は起こせるのか? 生産人口の大幅減少 地方過疎化で日本のエネルギーは失われている。多くの問題に 具体策の無い現政権

は果たして 対応出来るのだろうか ? これからの4年で私たちの明るい未来が開けてくるのか? 古代ギリシャの格言に 『 政治に

無関心な国民は 愚かな政治家に支配される。』とあるらしい・・。


私の心も 少々落ちこむ中 高知新聞の川柳欄に仲々笑える傑作もあって 皆さんにも紹介します。高齢者の投稿が多いようですが 

季節感とコロナ禍での出来事を句にしたものです。

 

文旦を草が隠して 空き家あり   高知では文旦を植える家庭も多い。でも今は空き家・・?

特急が ほぼ空席で通過する    高知にも『南』』という特急があります。新幹線はありません.

踏まれても 抵抗するや栗のイガ  私にも実感があります。イガは弾力が有り つぶれません。

空白の多い予定に ネコを描く      私にはそんな才はありませんが 1日に1つは予定が欲しい。

マスクでも笑顔はみ出す人が好き  コロナ禍で つい表情が乏しくなります・・。

『 人流 』は何とも言えぬ 不快感   私も人流という造語に馴染めませんでした。

 

お城の天守の内部に展示されている。お城の完成時の姿。約400年前。

城の石垣造営中の姿。石垣はお城の基礎。天守をしっかりと支えています。

江戸時代の捕鯨の様子。 多くの人々の栄養となりました。

シャチホコ。 中国の伝説では シャチは雨を呼び 大火を消す魔力がある・・という。

堀の改装で スイレンが大きく削り取られてしまいました。 いつか元通りに・・。

新しく造られた 丸ノ内緑地への橋。

以前から 唐楓 とお伝えしてきましたが 台湾楓(たいわんふう)かも知れません。

モミジのようです。

紅葉がみれいに見られるようになりました。 アカシデ?  遠くて名前不明です。

関東ヨメナ? 

金木犀(きんもくせい)です。香りが甘く すぐ周りをキョロキョロしてしまいます。

こう見ると花もきれいです。11月でも咲くとは再認識です・・。

ツワブキの季節になりました・・。

ピラカンサスの実。又今年も見られる季節となりました。 別名常盤(ときわ)サンザシです。

 

 

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   COP26( 気候変動枠組条約締約国会議 )が開かれます。

2021年11月01日 | 自然 花 写真

(金木犀(きんもくせい) 9月に咲き もう一度10月中旬に咲くこともあるそうですが・・。)

 

総選挙も終わりましたね ! 私は今回余り乗り気になれませんでした。国民も変化を求めず 安定志向 ? 世界に目を向けるより 

鎖国時代の日本的な平和を望んだようです。大きな政党より個人で出ているような人々の方に 真実味を感じた程です。ある候補者は国会

議席を半数にするように訴えていました。コロナ禍で多くの事業者が収入を減らしている中で 年収歳費4000万の国会議員はろくに国会を

開かず のうのうと選挙運動をして 例え投票率が低くても 当選してしてしまう今の民主主義制度に疑問を感じています。維新の躍進は

この辺を訴えたようです。

昔明治時代に新しい国造りの為に 国会開設 憲法制定を求めた板垣退助などの自由民権運動を思う時 戦後理想的と思える民主主義

制度が実施されたにもかかわらず 政治家そのものが変わっていないというか 選挙さえ勝てばいい・・という政治屋に成り下がっている

感がします。以前話題になった派閥の解消も 全く実現していません・・。 議員定数を半分にし 政党交付金を廃止し 自分が当選する

には何をすべきか どう訴えるべきか ・・? 真剣に考えてもらうこと これが最優先です。野党も目先のニンジンなど姑息なことを

していては 減少するばかり・・。

 

国連に恐竜が現れて 演説をしたそうです。『 あなた方は 気候災害の責任者だ。しかし今も化石燃料に数千億ドルの助成金を費やして

いる。我ら恐竜が絶滅した隕石に助成金を使っていると想像すればいい。人類を絶滅させる気か ? この7000万年で聞いた 最も

馬鹿げた話しだ。そんなお金を貧困の中で暮らしている人を助ける為に使う方が理に叶っている。 人類はこのまま自分の絶滅の為に 

お金を払っていくのか ? 手遅れになる前に種を救おう! 言い訳をするのを止め 変わり始める時だ。』  演説が終わった時 人々は

立ち上がって拍手をしたそうだ。

 

30日からG20、さらに1日から 英国で気候変動対策の会議COP26が開かれます。コロナ対策や世界経済回復と共に 温室効果ガス

の排出量を実質ゼロにする為 世界の首脳が集まるG20で 一定の認識を共有し COP26へ弾みをつけたい状況です。パリ協定に

復帰したアメリカは温暖化対策についても強いリーダーシップを発揮しようと バイデン大統領自身が2つの会議に臨みます。アメリカは

2030年迄に2005年に比べ 50~52%温室効果ガスの排出量を削減する新たな目標を表明しています。現状世界が2030年迄に 温室効果ガス

の排出量を半減する目標を達成出来るか 危ぶむ声があります。例え達成出来ても 世界の気温は1.5℃上がるのを止められない危惧もあり

ます。各国が更なる目標を掲げ 取り組みを強めることが求められています。 

 

世界気象機関(WMO)は25日 大気中の二酸化炭素の世界平均濃度が2020年 413.2ppmとなり 過去最高値となったと 発表した。

コロナ禍で経済活動が停滞し 化石燃料由来のCO²排出量は前年比で5.6%減となっているが 大気中濃度を引き下げる迄の効果は無かった

・・。 WMOは今世紀末気温上昇を産業革命前に比べ 1.5~2℃に抑えることを目標にしているが 現状が続けば目標値をはるかに超える

2.7℃上昇する!!と警告している。私も高知の夏の猛暑が来年以降更に厳しくなるのでは・・と心配しています。異常気象による自然災害が

増加しているのも 本当に気がかりです。沖縄の軽石問題も深刻な自然災害です。3~4年は被害が続くかも知れない・・と心配されます。

 

この選挙選で どれ程真剣に 異常気象問題が討議されたか 環境問題への対応もほとんど無いに等しい ・・という印象でした。環境と

いうよりエネルギー問題 経済対策優先の感じでした。カーボンニュートラルなど題目を掲げるだけでは 選挙後国会から そしてマスコミ

から環境問題への報道が薄くなってしまう・・? ドイツの『 緑の党 』のような 環境問題に徹底した政党が必要だと思いました。

 

日本の総理はG20に続き COP26にも出席するよう態度を変えましたが どれ程温暖化対策に貢献できるか ? 選挙中の話しでも

前総理以下の理解で そう前向きな真剣さは感じられなかった・・。危機回避の瀬戸際に来ている世界の認識からすると 周回遅れで

とても のんびりしているように思える・・。  世界の空気に触れて頂くのは 良いことだとは思います。 

 

今年は匂わないなーとあきらめかけていました。 今年は香りが弱い・・という声も。

早ければ10月中旬には咲くということですが 今年初めてで やhりうれしかった・・!

これは 10月桜 ??  どう見ても違うような気がします。 花が大きい・・!

ツワブキは季節通りです。 葉がふきに似ているので。 黄色がきれいですね・・。

秋明菊(しゅうめいぎく)もうそろそろ終わりかな・・? 花びらが散って 綿毛が出る・・。

赤いのも可愛いです。 ねぎ坊主のようなのが 灰色になり 裂けて種の綿毛が出て来ます。

クレマチスの種類ですね。 春から初夏と思っていましたが これも狂い咲き・・??

ユズですね。相当黄色くなってきました。11月には真っ黄色になります。

お茶の花でしょうか ?  10月頃咲くのですね・・。 ツバキの仲間だそうです。

ホットリップス ? チェリーセージですね。 夏から咲いて 少し色褪せてきました・・?

猫じゃらし。 大分茶色くなりました。 

紅葉が美しくなって来ましたが 少し遠くて 名前が分かりません。

これは唐楓(とうかえで) 先の方から 赤みがかってきました。 楽しみです。

 

 

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