( ようやく甘い香りの金木犀(きんもくせい)。本来9月末から香りで分かるのですが・・? )
選挙が終わりました。自公政権が過半数を取れず 裏金議員が相当数落選しました。国民の約半分しか投票に行かなかったこと、
今回環境対策について多くの政党が軽視、無視したことが記憶に残りました。昨年の二酸化炭素排出量は観測以来最高を示した。
世界気象機関(WMO)は同時に18世紀の産業革命の水準の1.5倍となったと発表。化石燃料由来の排出量が減らず 合わせて
山火事や開発により森林によるCO²吸収量の減少が増加に拍車をかけているという・・・。
来年春 NHKの朝ドラで 『 あんぱん 』が放送されます。やなせたかしさんと奥さんの物語です。彼は長い間あまり売れない
漫画家 絵本作家 詩人でした。今から60年程前 彼は『 手のひらを太陽に 』という童謡を作りました。(作曲はいずみたく)
『 ぼくらはみんな 生きている~~~ ミミズだって オケラだってアメンボだって みんな みんな生きているんだ 友だちなんだ
~~ 』 皆さんよくご存じの歌です。私が感心するのは 60年前に生物多様性を見事に歌い上げていることです。この地球上に
色々な動植物が生きており それらが 助け合って生きる友だちなんだ・・という歌詞です。
温暖化は主に人間により起こる自然災害であり 全ての生物に悪い影響を与えています。人間が熱中症で苦しんだように 今自然に
生きる動植物 果樹 野菜 草花にも 高温障害や水不足など悪い影響が報告されています。
環境省と日本自然保護協会が10月1日に発表した「1000里地調査」によると、「スズメなどを含む農地の鳥」は、2015年から2020年
にかけて1年あたり7.4%の割合で減少。農地や草原など開けた環境を好むスズメ・ヒバリ等のごく普通に見られる鳥は、ここ5年間
(2015年から2020年)で37%減っています。さらに環境省が定める絶滅危惧種の判定基準は「1年間で減少率が3.5%以上」ですが、
スズメの減少率は「1年間で3.6%」。判定基準に匹敵するくらい年々減っているため、今後スズメが絶滅危惧種になる可能性がある
というのです。
スズメ以外にも、モンシロチョウも沢山いたのに余り見なくなって、カタツムリとかも見なくないですか? 湿地の減少により
砂浜に生息するシロチドリやミユビシギ、干潟に生息するハマシギ、メダイチドリ、水田で見られるタシギなどシギ・チドリ類が
減少し続けるのはなぜか。報告書は、湿地の減少とともに湿地にいてエサになるゴカイ、貝類、昆虫などが減っていることを挙げ
いる。
日本には多くの湿地があります。国際的に湿地を保全するラムサール条約の定義では、湿地には砂浜、干潟、マングローブ林、
水田も含まれます。湿地には炭素を吸収・固定し、豪雨時にはスポンジのように水を貯える遊水・保水機能があります。一旦
掘り返したり埋めたりすると 元に戻すのは難しい。今湿地が著しく減少しているのです。土地利用が大きく変化しています。
北海道の釧路湿原は50年の間に2割以上減少しました。台風や洪水など自然災害から人命や生活を守る為 多くの水際がコン
クリートで固められています。高知県も多くの防潮堤が出来 砂浜が失われています・・。
地球上の生物多様性の豊かさを示す指数は、自然環境の損失や気候変動により過去50年で73%低下したとの報告書を世界自然保護
基金(WWF)が10日発表した。生態系は回復不可能な状況に近づいており「今後5年の行動が生命の未来にとって極めて重要だ」と
対策強化を求めた。( 続く )
秋が来た !のイメージ、 秋明菊(しゅうめいぎく)は家の庭に多く見られます。
まだまだ美しく咲いている芙蓉(ふよう)。鮮やかデス。
芙蓉を小さくしたような? 高砂芙蓉(たかさごふよう)のようです。雑草扱いされています。
赤くなってきたコキア。 TVなどでは真っ赤なコキアが報道されていました。
今盛りの千日紅(せんにちこう)。 名前の通り長く赤い色が続きます。
細葉百日草(ほそばひゃくにちそう) 名前の通り いつも咲いているイメージ。
臭木(くさぎ) 日本全国で見られます。そう高い木でなく 私たちの目線で見られます。
春から気になっていたエノコロ草。ようやく茶色っぽくなりました。別名猫じゃらし。
ここから牧野植物園の花たち。じょうろうほととぎす。 今牧野植物園一番の見所!!
黄花(きばな)のつきぬき時鳥(ほととぎす) ??
珍しい イエ 私は初めて? の白い鶏頭(けいとう)。
後ろに名札が見えますが ふさふじうつぎ(房藤空木) 別名ブッドレア。
温室で見た奇妙な花、 アリストロキア・サルバドレンシス。 名前も奇妙 ?
送って貰った東京の夕焼け。 真っ赤ですね !!