ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

 厳しかった春も終わり 春本番になっていきます。

2025年02月26日 | 自然 花 写真

( 早咲きの白梅も満開 ! 梅は桜に比べて長持ち !  升形公園にて。 )

 

アメリカでは紙ストローが問題になっています。トランプ政権は、元のプラスチックのストローに変える方針です。紙ストローは

何回か使うと モロモロになって飲みごこちが悪く、馬鹿げた政策だと言います。確かにプラスチックバッグも含めてトータルな

部分では、ほんのわずかな改善かもしれませんが、石油資源に依存した製品を減らして行くという 大事な一歩だと思います。 

地球が与えてくれた一回限りの地下資源を今の時代で使い切っていいものかどうか・・と考えるし 現実的なった地球温暖化を

世界が 81億人の人々が力を合わせないと 解決出来ないことは 国連事務総長の発言を待つ迄もなく 明らかです。氏はダボス

会議で 『 石油等化石燃料への依存は地球環境を破壊する怪物だ ! 』とまで言っている。

 

米カリフォルニアの森林火災もその後の洪水も 根源は温暖化に起因しています。根っこを断たない限り これからも何回も起こる

のは明らかです。その度に人々は亡くなり 建物は消失し 再興に多額の資金が必要になるのです。米カリフォルニアの山林火災の

損害額は3兆円にもなる・・。 後始末に使う無駄な財源は 強いアメリカを目指す上で 障害にはならないと考えているので

しょうか ? 今の関税競争も 結局アメリカ国民が物価高騰のつけを払うことになる ? 過去の歴史が証明していることを 

何故繰り返すのでしょうか ?  目先の4年間だけ良ければいいという近視眼に 国民は気付かないのでしょうか ? 

聞けば アメリカ国民の51%はトランプ政策に反対ということですが・・。

 

『 温暖化によって夏も冬も、より極端な気象になりやすい。』と、三重大学の立花教授は言っている。海水温が 日本周辺でも

常に高くなっている。去年の夏は 観測史上最も暑いと言われた。秋になっても11月の17日でも蝉の声が聞こえたという。4月から

11月まで、平年気温を大きく上回り。 12月には一転して急激に下がっています。これは偏西風が大きく関与していると言われます。

近年は夏も冬も偏西風の蛇行が激しい。その結果、極端な気象を作るというわけです。約1m上空を西から東へ吹いている偏西風は

北側に寒気、南側は暖気があり。それが、温暖化などの影響で激しく蛇行することによって 列島に強い寒気や暖気がやってくる。

 海水温の上昇で 水蒸気が多く発生 湿った空気で雲が出来安く 寒気が来ると それが豪雪になる。夏はめちゃくちゃ暑い。

秋も暑い。しかし、冬はしっかり寒くて雪が降る。 長い夏と寒い冬がしっかりあるという二季の国になっていく・・。

 

JAXA(宇宙航空開発機構)は2023年から24年にかけての一年間の地球全体の二酸化炭素濃度の増加量が、過去14年で最大に

なったと発表しました。 地球全体の二酸化炭素の平均濃度は441.3 ppmで 2023年より3.5 ppm増えました。観測が始まって

以来、二酸化炭素の濃度は年々右肩上がりに上昇して行く中、 昨年は 過去最大の増加量になったということです。

二酸化炭素を含む温室効果ガス濃度は気候変動問題の限界点(転換点)と言われます。ある時点を超えると地球が回復が不可能に

なるという警告です。 熱帯サンゴ礁死滅や 南極などの氷床融解なども その限界点の一つです。

 

森林火災、家畜の増加、人為的に出される二酸化炭素排出の増加なども影響したとしています。このまま二酸化炭素の排出量が   

世界で増加し続けると。今世紀末までに欧州だけで 気温上昇による死者が 約230万人の増加するということです。 これは

決して大げさな推測ではありません。何もしなければ悲惨な結果になり得るのです。気候変動に伴う最終的な損失費用は想像も

つかない程巨大となります。 今こそ温暖化に対する歯止めをかけないと もう後戻り出来ない変化です。人類の正しい決断が

今 必要なのです。 

 

鹿児島紅(かごしまこう) 鮮やかな紅色。

鹿児島紅は比較的花期が短い。 咲き立ての鮮やかな花と 色が少しづつ褪せてきているのも・・。

     

     江の口川の紅梅、太い幹が切られても 新しい枝が伸び 満開 !

青空に満開の姿を見ると 植物も健康だな~と感じます。

早咲きの雲竜倍(うんりゅうばい)も 満開 ! 高知市で一番注目されている梅です。

枯れ木?というと失礼だが しっかり花を咲かせている。ほとんど皮一枚で生きている・・。

梅は雌しべが多く長い。花粉が一杯。 少しグリーンぽい白梅。

今年は2月の寒気のせいか 全国的に一週間から10日程 花が開くのが遅い !  

枯れ木にモズでなく 鳶(とび)。 高知では寒い季節は終わり ? もう春本番です。 !

ローズマリー。花を折り 嗅ぐとしっかりした香りがあります。 ハーブですね。

     

     ホトケノザ( 仏の座 )。あっという間に高知の空き地などに広がる。

小さいが 鮮やかなブルーで人気がある。オオイヌノフグリ。 名前だけ何とかしてほしい。

沈丁花(じんちょうげ)が咲き出した。 この花も甘い香り。これからが楽しみ。

春の代表的な花 菜の花。いつも線路脇に沢山咲くのに 今年は殆ど無い・・?

 

 

 

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   11回目の高知 龍馬マラソン 一万人の人々が走りました !

2025年02月19日 | 自然 花 写真

( 高知龍馬マラソンが 16日に行われ 約一万人が走りました。  高知県庁前スタート !)

 

北海道から日本海側にかけて最強寒波が到来し。豪雪となっていました。高知も、三寒四温のような天候です。氷雨のような

冷たい雨も体験し、又ポカポカ陽気の日もありました。各地で平年の3倍ぐらい雪が降ったようです。その雪かきや落雪によって

40人程の方が亡くなった。多くは高齢者だと聞いています。温暖化と言いますが 夏は猛暑で、冬は寒波が来て、大雪になる。

夏と冬が大変厳しい気象で 日本も二季化していくということかと思います。これが多分 毎年さらに激しい形でやってくる、

そんな感じがします。冬をなんとか越えようとしている今、もう夏の暑さが気になっています。 高齢者故なのでしょうか?

 

2月の10日までに国連に提出が求められている温室効果ガスの新たな削減目標について パリ協定に参加する200近くの国のうち、

期限内に目標を提出したのは1割に満たない12カ国にとどまる見通しであることが分かった。 日本も未だ提出していない・・。

 学校には入ったものの 宿題を期日までに出せない子供のようだ。 アメリカのように早くも退学していく子供もいる・・。

 

各国は温暖化対策の国際的枠組みであるパリ協定によって。5年おきに新たな目標を報告することが求められている。 2035年時点の

目標提出がこの10日であった。国連気候変動枠組条約の事務局は この目標について 今世紀に各国政府が作成する最も重要な文書の

一つと指摘していた。 にもかかわらず、何故1割に満たない国しか提出できなかったのか ? 

 

2024年の世界の平均気温は記録が残る1850年以降で最高を記録している。もう対策強化は先送りできない状況だ。しかし、温暖化

対策に後ろ向きなトランプ米大統領の存在が 対策推進に悪い影響を及ぼしている可能性もある。各国は年内に、日本政府も近く

閣議決定する見通しであるが 様々な現実を目にしても 国々の反応は鈍い。 人類の未来がかかっているとの自覚が薄い ??

 

アメリカはトランプ政権の登場で 『偉大なアメリカ』を目指す『孤立主義』に向かっています。世界への協力を否定し 自国の

利益を優先しています。世界が温暖化で困っている状況を無視して パリ協定から離脱、自国の石炭石油産業を再度復活させ 

『豊かな国家』を目指そうとしています。互いに関係し合うグローバル社会において 力で支配するやり方が 様々な軋轢を生む。

 

CO²の排出など問題にしていません。カリフォルニアの森林火災の原因など知らんふりです。戦後世界の自由や民主主義の守り手、

或いは国際秩序の維持者であったアメリカが大きく保護主義へ方向転換です。国際機関からの脱退、関税の引き上げ等自分の国さえ

豊かであればいいという考えです。他国を犠牲にして 自国最優先です。これでは国際的な緊張関係を招き 紛争、混乱は避けられ

ません。 世界大戦を経験した人類の歴史を無視する政権です。混沌とした世界は人類自滅への道・・と思われてなりません。

 

はりまや橋上空からの航空写真。 電車通りが東西南北に走ります。( 高知放送から )

坂道のきつい 浦戸大橋。 このカーブが最大の難所 ! これを越えると太平洋が眼下に見える。

春野の総合グランドがゴール ! 一位は2時間20分だった。

城西公園。メジロが 梅の密を吸っているいつもの風景が戻って来ました。

白梅 次々につぼみが膨らんできます。

いかにも昔からの 『 梅 』のイメージ。 ピンクの5弁の梅。 桜に比べて雄しべが長い・・。

やっと咲いた 鹿児島紅(かごしまこう)  鮮やかなこの『紅』を待っていました。

早咲きは もう満開です。 3月初めまで咲いて その後は桜が待っています !!

穏やかな早春の日 ?  ピンクの梅はもうじき満開です。

高知市内の川 江の口川のソバに数本の梅の木があります。曇り空の下でもよく咲いています。

白く美しいツバキも咲いています。再び日本列島は寒くなりそうですが もう少しの我慢 !?

    

    ホトケノザも小さな花を咲かせ始めました。姫踊り子草も近い ?

      

    沈丁花(じんちょうげ)もようやく咲き出しました。去年より遅い !

先日 近くのたこ焼き屋さんへ。 自分で焼く楽しさもあり 美味しく頂きました。

 

 

 

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梅も咲いて来ました。 やなせたかしさんの続きです。

2025年02月12日 | 自然 花 写真

( 梅にウグイスではなく 梅によくメジロが来ます。梅林にもようやく役者が揃って来た・・。)

 

新聞の記事によると 水田のある所では 冬眠していた早起きの蛙(山アカガエル)の合唱がうるさいほどだという。求愛の合唱

だが 1~2月に他の蛙に先立って 繁殖、孵化すれが水草などは食べ放題、天敵の蛇も冬眠中。 仕事を終えた親蛙は二度目の

冬眠に入るという。 街中では蛙を見る機会が無くなった。今農村地域も乾田が増え 蛙の数が激減しているという・・。

『 水たまりにゼリー状の幕の中に卵が見える、 余寒 と呼ばれる今も着実に春は進んでいる。』 と記事は伝えてくれる・・。 

 

先週 やなせたかしさんのアンパンマンについて書きました。困っている人や悲しんでいる人を見るとアンパンをあげて喜んで

もらい人々を慰める正義のヒーローです。戦中、戦後空腹で苦しんだ体験から 『食べ物が向こうからやってきたらいいのに・・』 

という思いが アンパンマンの発想につながったと言います。

 

『手のひらを太陽に』 の歌は39才で作ったそうです。あるTV番組の主題歌で歌われ 学校の教科書にもなって 多くの子供達に

歌われていきます。 漫画家として成功出来ずに居た時 寒い手を電球で温めようと 手をかざした時 指を流れるきれいな血に

気付いたのです。 赤い血が自分の身体の中で 一生懸命に働いている・・。 自分は生きている、一生懸命生きなくては血潮に

申し訳ないと思ったそうです。

 

やなせさんは戦争に行きました。6年も中国の地にいて日本に戻った時 弟さんは特攻隊に志願、戦死していました・・。

戦争中 日本の正義のために戦い続けた結果 多くの命が失われ 戦後食べる物も無い生活にやなせさんは 正義とは何か? 何の

に生きるのか? 何をして生きるのか?  それが分からないまま 死んでしまうのは イヤだ ! と思ったのです。この言葉が

アンパンマンの主題歌になっています。

 

やなせさんは高齢になってから有名になった いわば高齢者の星なのです。 今 高齢化時代になって 高齢者はどう生きるかが

問われる時代、趣味や楽しみだけではなく この世と如何に関わって生きて行くか考える そういう時代になっていると思います。 

『老人は老人らしくしなくてもいいのだ。』とやなせさんは言っています。嫌われるのではなく期待される高齢者、昔は老人と呼び

ましたが最近は好齢者です。 昔は60でおじいさんでしたが、今は80才以上、、? もう 余生なんて言ってられませんね・・? 

 

ウグイスはまず見る事はありません。 見た目には メジロの方がキレイです・・。

早咲きの 雲竜梅(うんりゅうばい)もようやく咲き揃って来ました。

他の木も 咲いて来ました。早く暖かくなってくれれば・・と 思っています。

紅梅 というか ピンクの梅もきれいです。

多分 今週は パッ~と咲くと思います。

水仙 ギリシャ神話では ナルシスという美少年の名。 分かる感じ。

花冠の部分が八重になっている・・? 白い部分はガク。黄色い点のように見えるのは雄しべ。

白と黄色の日本水仙。 高知にはこの種が多いです。

鏡川の土手に広がる 日本水仙! この雰囲気を待ち望んでいた・・!

サザンカも そろそろツバキにバトン交代 ?

花が咲いているような黄金のマサキ というようです。 常緑低木で生け垣などに植えられている。

コミヤカタバミ ?  ミヤマカタバミという種もあるようです。 オキザリスとも・・。

クレソン ? 緑の少ないこの季節 小さな川を占領するばかりに 葉を広げています。

高知城の堀には 丸々太った鯉がのんびりと泳いでいました。

 

 

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 やなせたかしさんの アンパンマン !  NHKのあんぱん も 3月31日から放送開始 !

2025年02月05日 | 自然 花 写真

( 人気者のアンパンマン と ばいきんまん。  土佐電で市内を縦横に走っています。) 

 

ぼくらはみんな 生きている。~~

ミミズだって オケラだって アメンボだって

みんなみんな 生きているんだ 友だちなんだ~~

 

やなせたかしさんの 『 手のひらを太陽に 』 の歌の抜粋です。いよいよ 今年3月31日からNHK朝ドラの『アンパン』が

始まります。すでに高知での撮影は終わっているようですが 彼は高知県香美市で生まれました。一時高知新聞社に勤め 東京へ

出て 様々な仕事を経験して 高齢になって 『 アンパンマン 』が大ヒットし 有名になります。

いわば 遅咲きの花です。アンパンマンは スーパーマンのように強いですが 弱いところもある 正義を愛する人でした。

 

やなせたかしさんが書いた 『 わたしが正義について語るなら 』を読みました。 90歳になって 正面から正義についてわかり

やすく書いています。彼はこの世で様々な不条理なことが起こり 怒りの気持ちは毎日おこっていながらも 絶えず 多くの人を

喜ばせたいという気持ちで仕事をやってきたようです。昔 私が若い頃『 月光仮面 』と言うテレビドラマが人気を博しました。

疾風(はやて)のように現れて 疾風のように去っていく~月光仮面は誰でしょう~ ! と皆で歌いました 月光仮面は正義の

味方として人々を助けました。アンパンマンも同じですが 月光仮面ほど格好良くありません?! しかも自分の顔を人々の空腹を

満たすために与えて その部分が無くなってしまうのです。 次回では復活しますが・・。

 

やなせさんは戦争に行きました。 大変苦労したようですが、一番耐えられないのは食べるものがない・・ということでした。

戦後日本に帰っても食べるものはなく 毎日生きるのが大変だった・・そういう経験をしたので 人に食べ物を与えるのが正義の

味方、スーパーマンだと感じたようです。 いわば 貧しさから生まれたヒーローという事が言えます。

 

オオタニさんや聡太君のような天才はごく僅かです。99%は天才ではなく凡人です。それでも自分に与えられた才能を磨くことで

この世で生き 生計を建てています。彼も漫画家として努力しました。若い時は機会に恵まれないというか 自分の才能に自信が

持てず 様々な仕事をしていました。でも虚仮の一念で頑張り続けたのです。 詩や童話を書いていたことも役だったようです。 

 

70代の高齢者も働く人が増えています。高齢化で 元気な年寄りが増えています。人手不足 若者不足で高齢者が期待される面も

あります。物価高で年金だけで食べていけない人々も増えています。高齢者にはチャンスです。お金にならなくても ボランティアも

あります。 私も もう少し幅を広げたいと思います。人生の楽しみの中で 最大最高のものはやはり人を喜ばせることでしょう。

全ての芸術、文化は人を喜ばせたいということが原点で 喜ばせごっこをしながら人は生きてる・・と書いています。 怒るよりも

笑いたい。人生最後の方はみんな同じだ・・と やなせさんは言っています。 夢宇のように あの世へ行くということですね。 

 

立春を寿ぐ 早咲きの 雲竜梅(うんりゅうばい) がようやく咲き揃ってきました。

これから一週間の寒風で 更に咲くのか 凍えてしまうのか 気になるところです。

城西公園でも やっと一輪 咲きました! この日は曇り空で イマイチ冴えません・・?

もう間もなく開花 ! 楽しみですね・・!  寒さに負けないで 咲いて欲しい・・。

牧野植物園で見た 黄水仙。 今年初めてです。 青春が甦ってくる感じです。

鏡川沿いに咲く日本水仙。 もう束になって、列になって咲き出しています。

臘梅(ろうばい) 甘い香り 

ロウバイも今が満開 !  ギリシャでは冬の花を意味するらしい。 よい香りがします。

花びらも葉も厚みがあり ツバキが開花しました。 これからはツバキの季節です。

木瓜(ぼけ)の花。 梅の木のソバで 地味に咲いています。

立春を待ちかねるように咲き出した 梅花黄蓮(ばいかおうれん) 牧野植物園で

牧野富太郎博士が愛した花の一つ。 今佐川町では ばいかおうれん花祭り !

12年と8ヶ月 この世で生きた 夢宇(むう)。 天国へと旅立ちました。

今は 『動物の葬儀屋さん』もあって 人間同様のご葬儀が行われます。 

 

 

 

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