( 玉すだれと彼岸花(ひがんばな)、混み合って咲いています。 共に彼岸花科。 )
私は 自然が好きです。近くの林や鏡川の堤防を歩くのが好きです。 そういう人は多いと思います。 それは 空気が新鮮で
森林浴というのか 酸素が多い森の中で 深い呼吸が出来るからかもしれません。 緑が目に優しいこともあります。 そこに
多くの植物がいて 生命の息吹を感じるからかも知れません。目には見えませんが 動物もいます。以前 忍野村に住んで
いた時には 鹿やうさぎも見ました。高知のお城の森では多分 アナグマのような動物も見ました。 一瞬 目と目が合って
あぁ~狸かなと思った 次第です。私たちはそういう動植物と同じ環境に暮らして居る、お互い生活している。それが生態系
だと思います。それが生物多様性です。 人類のみが生きる人工社会 !? 想像出来ますか ?
私たちが自然から学ぶべき事の一つに生物多様性があります。 森は高木 低木 草群からなる多層な群落で そこに 鳥類
魚類 昆虫 爬虫類 哺乳類から微生物や土壌生物にいたるさまざまな生き物が生息しています。森の生態系は 川を介して
海に 供給されることなどによって 海の生態系にも影響を及ぼします。このように自然界に森林 草原 湿原 湖 河川
海洋など様々な生態系を形成し 命の循環システムを作り出しているのです。 まさに自然の恵みです。
何度か書きましたが 植物は生態系の中で唯一の生産者です。『いのち』の生産者です。地球上で生命が生きていくには
何千年も何万年も生きていくには 地球に深く根を張る柔軟でもあり強靱でもある植物に依存して生きるしか方法がありま
せん。人間は高度に発達した霊長類で都市砂漠という他の生物を拒否するような人工環境を造り その数を増やしてきました。
大航海時代も ルネッサンスも 産業革命も人口爆発に役だってきたと思います。 しかし人口80億、将来100億にもなる
人類が 自らの衣食住の為に 森林を伐採し 海の魚介類を一網打尽にしていくやり方は 他の生き物の生存環境を壊し
結局は 人類の自滅にもつながります。
秋が来た ! とはいえ 東京で82年ぶりの遅い猛暑日があったと話題になりました。82年前と言えば戦時中です。私も
生まれてなかった1942年9月12日に猛暑日があったとのことです。高知でも今週に入ってさすがに彼岸明けの 秋らしい
陽気を感じますが 未だ昼間は30℃を上回る陽気です。太宰府や熊本など九州 ひいては西日本が今年異常な暑さでした。
太宰府は今年猛暑日が60日あったということです。太平洋高気圧が張り出したことも一因。海水温度が高められたことなど
も・・。 9月は完全に夏に加わりました・・。 短い秋を惜しむことになるかも・・・。
こんな猛暑の日々 論戦している自民党の総裁選、候補者は 環境問題にだんまりです。 票につながらないのです・・?
誰が総裁になっても 元環境大臣でも・・? 自民党は環境問題に無関心です・・。 経済問題には熱心でも自民党には 環境
問題に関する深刻さを感じる人がいない・・? 逆にカーボンゼロのような環境政策が経済を遅らせる要因になると言って
トランプ並みの石炭火力を推進する人がいます。 暗い話しばかりなので 次回は明るい話しを !!
サフランモドキも 彼岸花科。 葉が線形で 茎も細い。 韮と似ています。
大好きな芙蓉も 頑張って咲いています。
花虎の尾(はなとらのお)。 普段はもっと長いのですが・・? マイナスイオンを出すとか ?
荒地盗人萩(あれちぬすびとはぎ) 豆科なので 花は似ています。
こんなに花を付けている。 芋根星朝顔(いもねのほしあさがお)
久し振りの鶏頭(けいとう) トサカケイトウとも。
百日草(ひゃくにちそう) 明治維新の頃渡来。 強い日照りと多湿を好む。 日本にピッタリ !?
この美しさは ?! こんな色は仲々出せません・・。
我が家の朝顔。 9月に入って 急に咲き出した ? 全く不思議 ?
これからは 秋桜(こすもす)の季節 ! まだ鏡川ではしばらく先か ?
よく見ると 可愛い花の集まり。 百合科 ネギ属の韮(ニラ)
丸葉縷紅草(まるばるこうそう) つるで伸びる。生命力有り。
黄花(キバナコスモス)。 黄色とダイダイ色あり。今が盛ん !
18日の満月。地域によって金色だったり 銀色だったり。高度が関係しているようだ。