ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

 祝 ブログ15周年 !  牧野植物園の桜。

2021年03月29日 | 自然 花 写真

(  5年程前の 八王子 高楽寺の枝垂れ桜  色もよし 姿もよし・・。)

 

『 ジミーの自然ブログ 』が 16年目に入りました。(笑)

確か2006年の3月27日の八王子 高楽寺の枝垂れ桜が マイブログの最初でした。この美しい桜を皆さんにも見て貰いたいと

思ったのが始まりです。「Yahooブログ」だったのですが 残念ながらサービスが終了し 1300回も更新していたのに 数年前に

削除されました・・。現在の「Gooブログ」はもうじき10年目に入ります。(本日1675回目)ココログというブログにも一時期

お世話になりました。昔の写真など見て懐かしいなーと思う時があります。不思議にその写真を撮った場所や状況を覚えています。

人間の記憶って どう保存されているのか~不思議ですね・・。

 

 緊急事態宣言は解除されましたが 花見 春休み 卒業式 移動の季節が重なり 人出が顕著になり 宮城や山形 大阪 愛媛

沖縄等で感染が急拡大しています。首都圏中心から地方に移ってきた ? そんな中で山梨県では 『 どうぞお花見 歓送迎会を

やって下さい。』と知事自ら言っています。報道によればグリーンゾーン認証制度で しっかり感染対策をしてるそうです。私も

長く山梨に居たので 頑張っているなーという思いです。皆さん自粛疲れ 宣言慣れしている時 ユニークな方式に注目が集まって

います。 東京が連日300名を超えているのに 隣県で0が続いている・・?  感染対策を充分にすれば 人々が集まっても

感染を防げ 経済とも両立し 良いことだと思います。

 

さて マイブログも毎回15枚の写真で 自然に咲く花を紹介してきました。四季のある日本ではその季節に応じて色々な花が

咲きます。そこに昆虫や小鳥が来ます。勿論私のような人間も集まります。昆虫や小鳥は花の蜜を栄養として生きています。それを

狙う大きな鳥や動物がいます。その上に人間がいます。生態系の土台に地中に生きる細菌やバクテリアが分解者としており 地上に

植物(生産者)がいます。そして 昆虫や草食動物(消費者)が生活しており 更に肉食動物、人間が高次消費者として存在して

います。人類は生態系ピラミッドの頂点に立ち 家畜や作物の命を頂きながら 生命を維持しているのです。(下の写真参照)     

      
地上のほ乳類の内 人間が36%、60%がその為の家畜 そして野生ほ乳類はわずか4%です。1万年前はその数字が逆だった

でしょう。絶滅危惧種が異常に増加しています。農作物(植物)もそうです。人間にとって都合のいい『 種 』を育てています。

フキノトウやタラの芽など自然物が珍重されますが 人類の食料になるのは ほぼ100% 人類が農業によって育てたものです。

露地栽培よりも高度な施設 大きなエネルギーを使い 環境に大きな負荷をかけながら 生産をしています。人為的な自然への

介入という意味です。

 

地産地消が言われますが 高知にも多くのビニールハウスや温室があります。今朝も「春人参」の美味しさをPRしていましたが 

人参はビニールハウスの中 28℃の暖かさで育てられます。水を控えて地中の栄養を意識的に取らせて甘く 柔らかい春人参を

育てるそうです。農作物を旬以外の時期にも収穫出来るよう重油など大量のエネルギーを使い加温・調節しています。便利な生活を

エンジョイする為に環境に大きな負荷をかけています。二酸化炭素排出だけでなく 薬剤も化学肥料も当然 環境に負担をかけて

います。

 

環境だけでなく 人間にも生活習慣病の増加という弊害を引き起こしています。現代の豊かすぎる食生活は人体にも悪影響を与えて

います。元は環境に支配されていた人間が 今は環境を支配して 負荷をかけ続けています。ただ自然環境も黙ってはいないのです。

以前にも述べた通り 『   人間の活動が地球の回復力を上回ってきました。次第に環境が劣化してきています。温暖化を加速させる

悪循環に入ったようです。気候変動 異常気象が暴走を始めた・・? 』 

 

地球環境基金便り 古沢広祐教授の投稿から。

最近の高楽寺の枝垂れ桜です。 送って頂いた桜です。 頭の方が少し薄い・・?  

ここからは 牧野植物園の桜風景です。

薄紅色の枝垂れ桜は 本当に美しいですね。 

サクラの季節 多くの人々が見学にやってきています。オープンエアーなので 安心です。

一本一本の桜 枝振りがユニークで 芸術作品を見るようですね・・。

多分竹林寺へ来たついでに 牧野植物園へ来られた和服姿の家族。

竹林寺で 結婚写真の前撮り ? 

染井吉野ですね。桜の花びらは先が別れています。梅は丸く 桃は細長い・・。 

マイ遊バス。高知市内の名所をまわります。 それなりにお客さんも乗っていました。

明るい青空のもと 満開の桜を愛でながら歩く。 花見の醍醐味です。

 

 

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  高知は桜満開 !  観光地の賑わいを取り戻してきています。

2021年03月25日 | 自然 花 写真

( 高知の枝垂れ桜。 梅も桜も枝垂れている様は どこか芸術的で 味があります。) 

 

『 城 春にして草木深し・・。』 こんな詩が浮かんできます。コロナ禍で2年続けて卒業式が出来ない学校がある

そうです。リモート 或いはクラス別の卒業式・・、つらいですね。それでもやってくれるのはまだ有り難いし 思い出に

残るでしょう。 春になり ふだん全く顧みられないような樹木も忘れず 花を咲かせています・・。花にとっても1年に

1度のお披露目の時 !? 野の緑も増し 木々の若葉も目立ち始めています。花のブロガーとしては 高知市内の桜の

名所を訪ね歩きたい・・、春の花総出演 !? 私のブログも 週3回 にしないと追いつかないほどです・・?!

 

時は春 染井吉野も開花し 他の春の花も満開の状態です。多くの人々はただ歩くだけでも 久し振りの花見を楽しんで

います。国や自治体も 幾らコロナ禍でもサクラまで見るな !とは言っていない。 適度な運動を兼ね 静かに花見を

して下さい! と勧めている。落ちこんだ気持ちを癒やし 慰める効果がある。私も東京 千鳥ヶ淵の桜や 河口湖湖畔の

桜並木、八王子浅川土手の花びらが舞い散るシーンなど心に深く残っています・・。 

八王子 高楽寺の枝垂れ桜が 17年前のマイブログスタートでした。  

 

非常事態宣言が解除されても 自粛は終わらない 愚かな副総理がマスクを何時外せばいいのか ?と記者団に問うが 

記者こそ政府に対し知りたいことだ。今やリバウンドが心配されている。変異種による第4波が来る? フランス イタリア

など再びロックダウンだ。それが日本に来ない筈は無く 既に来ているのに検査をしないから分からないだけ・・。今年末迄に 

ワクチンが一般の人々に行き渡り 治療薬が使えるようになるまでは マスクは外せない・・。

 

最近 コロナウイルスの治療薬として名前が出て来る 『 イベルメクチン 』ですが この薬は山梨県出身のノーベル賞

受賞者 大村智博士が微生物が生産する化合物の研究から開発した薬で 抗寄生虫薬(駆虫薬)として毎年2億人に投与されて

いる大変有効な薬です。このイベルメクチンをコロナウイルス感染治療に使えないかという期待が高まっています。アマゾン等

熱帯雨林の中には 多くの微生物 菌類がおり 色々な治療薬となる遺伝子資源も沢山あります。生物多様性を守る 生態系を

守ることでこのような治療薬を作ることが出来ます。世界27ヶ国で現在『治験』が行われており コロナ薬として効果を上げて

いるそうです。 ワクチンと治療薬が相まって コロナ禍を克服出来る・・。特効薬となることを期待します。

 

 

      

        枝が風に揺れ 動画で紹介したいくらいです。

牧野植物園でも 数本枝垂れ桜があります。 次回牧野植物園特集でお届けします。

筆山という山に咲く山桜。  鏡川を背景に 大きく枝を広げています。貫禄のある姿です。

山の中で 静かに咲いている山桜。 一年に一度のお披露目で 頑張っている感があります。

これは桃のようです。白とピンクが混じり きれいです。

ここは 『 筆山公園 』 寒緋桜?の先は 浦戸湾。太平洋につながります。

染井吉野とか他の種類と混じり合い 名前は定かでは無いですが・・。

桜満開の間にも ツツジが咲いてきました。まだ3月なのに・・と心配になるくらい・・。

これは地元のハナモモ。 これで満開です。満開宣言は 8分咲きの時から言うそうです。

桃の花は 桜より花期が長く その分楽しめます。

地面の方には ネモフィラが咲いて来ました。淡いブルーで 一面に咲くと素晴らしい・・。

平凡ですが ? チューリップ。 東京立川公園を思い出します。

けいじいさんがお好きというので ムスカリーを再録します。 今年は沢山見ます。

今度は川のソバですが 白いカラー。ワイシャツのカラーに似ているとか ? 

 

 

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  自然は春爛漫 !  SDGsについて。

2021年03月22日 | 自然 花 写真

( 染井吉野の前に 鏡川のハナモモが咲き出しました。 一本の木に赤、白の花が咲きます。)

 

先日愛媛県にある伊方原発について書きました。1,2号機は廃炉、3号機は差し止め中と・・。18日広島高裁は四国電力の

異議を認めて 稼働を容認する決定を出しました。活断層が2km以内に無いことや阿蘇山の噴火リスクの可能性は高くないと

判断しました。住民の生命 身体が侵害される危険性が明らかになっていないとして 四電の考えを認めました。住民側は

最高裁への特別抗告など検討するとしています。一方茨城県の東海第二原発は安全性が確保されないとして運転差し止め命令が

出ました。人口密集地の避難計画に不備があるとの判断です。同じ日に原発について異なった判断がなされた・・、今後に注目

したいと思います。 

 

昨日で緊急事態宣言が解除されました。解除されても 自粛は終わらないどころか再拡大(リバウンド)懸念が広がっています。

人々が多く移動するこの時期に解除するのは どうぞお花見して下さいと勧めているようにも見えます。 愚かな副総理がマスクを

何時外せばいいのか ?と記者団に問うていましたが 記者こそ政府に聞きたいのです。政府のNo2がこの意識では日本は救われ

ない・・!?  変異種による第4波が現実のものになる ? フランス イタリアなど再びロックダウン。それが日本に来ない筈は

無く 既に来ているのに検査をしないから分からないだけ。かけ声だけの日本、『知らぬが仏』 という言葉通り・・・。

 

話しは変わりますが 私の子供時代 未だ木炭バスが残っていました。戦時中軍部にガソリンをまわす為 民間では木炭を

エネルギーにした木炭車が多く使われ 多分その名残りだったと思います。ラーメンが30円 散髪が100円だった時代です。

不思議な話ですが 戦後 「卵」は1個15円程しました。今は特売だと1個10円以下です。下着のパンツは白一色でした。

いつの時代からか 名前もトランクスと言ったりして デザイナーの作る下着になりました。 まぁ戦後75年色々なことが

ありましたが 私たちの生活が豊かになった 便利になったことは確かです。 別の言い方をすれば 贅沢になったと思います。

 

それを単純に進歩したと喜んでいられないのです。技術開発が進み 工場で大量に物が生産されるようになりました。今は物が

あふれ 値段が安くなった物も多いです。一方で made in Japan は高級化し 今安い物の多くは made in Chaina です。世界で

大量に出回っている安いマスクもその多くは圧倒的に中国製です。私も家にあるマスクの箱を見て 再確認しました。その中国が

世界一のアメリカを追い越す時代がもうじき来ます。以前 Japan as No1 ! という時代もありました。なつかしいです・・。

 

ただ今日のテーマはそんな過去を懐かしむことではありません。昭和25年世界の人口は25億人でしたが今や3倍の78億です。

人類が食べる食料 飲む水 着物 住居 使う電気やエネルギー等 膨大であることは想像出来ると思います。地球上で格差が

広がっています。『 地球を破壊から守る。』『 誰一人取り残さない 』 という目的で世界が合意したSDGs( 2030年迄に

達成すべき17の持続可能な開発目標 )  これは未来に生きる若い世代に向けた大人達の約束です。

 

SDGsの『』は持続可能な という意味です。今の社会はこのまま持続が難しいということから 将来百年後 千年後も豊かに

生きる社会を考えています。『』は開発という意味です。私たちは開発というと資源開発や 都市開発という意味を考えますが 

海や陸の生物、生態系を守り維持することも含みます。よりよい未来をつくる その取り組みを現しています。『』はゴールで 

サッカーやマラソンのゴールなどと同様で 「目標」と言ってもいいです。

 

SDGsでは17のゴールが定められており 英語では複数のsが付いています。当面2030年迄を節目として 皆で考え 実行して

いく目標です。幸せな未来の為に解決すべき色々な問題があります。今までの考え方やあり方を変えることが求められています。

SDGsは世界に 社会に そして一人ひとりに変わることを求めています。造る側だけでなく(生産者) 使う側の責任(消費者)

についても考えましょう。将来100億人になる 地球上の誰一人も残さない 皆で幸せになる活動です。(続く)

 

白い花にもピンク色が混じっています。DNAのなせる業でしょうか ?

桃の花が咲き始める季節を 桃が笑う というそうです。こんな感じですか・・?

スギナも相当伸びてきました。スギナの子(胞子茎)の土筆(つくし)もまだ見られます。

今年初めての 花韮(はなにら)。 2月から咲いているようですが 私は3月から・・。

紫かたばみ オキザリスの品種。葉はクローバーに似ています。

お城の裏手に今満開の山吹(やまぶき) 

これだけ咲いていると 実が無くとも 楽しくなってきます・・。

これはかりんの花 ? 丸い実をつけます。

お城の三の丸近くの小さい池に アオサギがじっとたたずんでいました。

外堀にあたる江の口川に 親子の亀がひなたぼっこ ! 

高知工科大学 ? の卒業生。バックはお城のソバの丸ノ内緑地 ただ今工事中。

高知城の高欄。最近修復して漆の黒塗りが目立ちます。

高知城の観光客も少し増えて来ました・・。 

お城の前の道端での 「 木曜市 」 今は文旦が売りですね・・。

 

 

 

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  高知城も15日 サクラ開花宣言 !!   山桜は満開近い !

2021年03月18日 | 自然 花 写真

(  高知城に春が来た !  お城の裏手にある梅林のソバにある 山桜が五分咲きです ! )

 

TVキャスターとして著名な国谷ひろ子さんが 『 未来の為のSDGs』( 持続可能な開発の為の2030年目標 )を

呼びかけています。図書館に彼女の監修する本が何冊かありました。 「地球に関するゴール」でこのように書いています。

『 地球からの悲鳴が聞こえませんか ? 』『 地球の声に耳を傾ける時です。地球の限界を超える負荷を与え続けて来た

ことで 安定していた環境が失われつつあります。 地球は悲鳴をあげています・・。』

 

地球が長い時間をかけて創り上げた自然や資源を人間だけが利用し 経済成長をとげ 豊かな生活を実現。増え続ける人口を

養う為 森林を切り倒し 田畑拡大   その田畑に大量の化学肥料をまいて食糧を増産。地球は力強い回復力で人間のワガママを

受け容れてくれましたが 20世紀の後半から事情が変わって来ました。 人間の活動が地球の回復力を上回ってきました。

次第に環境が劣化してきています。温暖化を加速させる悪循環に入ったようです。気候変動 異常気象が暴走を始めた・・?

 

未来の私たちの生存と豊かさは 地球環境がどうなっているかにかかってきます。 過去100年余りの経済、社会の発展は 

大量生産・大量消費・大量廃棄によって成り立ち 環境を悪化させて来ました。急いでこんな無駄なシステムを改め 将来に

続く 持続可能な生産と消費のパターンを確立しなければなりません。資源を効率よく使って省エネを進め 全ての人が環境に

やさしい心づかいや 仕事ををする。これが実現出来れば環境と経済が調和し 貧困も失業も減らすことも出来ます。

 

78億の人々が今この地球に生きています。海や森林など劣化した地球ー自然の生態系を回復させ これからも幾世代にわたって

人々が生きられる持続可能な地球環境に戻して行かなくてはなりません。それは未来への私たちの責任です。SDGs( 持続

可能な開発の為の2030目標 )はその立場に立って 多くのテーマ 目標を決め 国連始め世界の人々が協力してやって

いこうという取り組みです。 既に2015年から始まっています。

 

先日も環境大臣がコンビニなどで無料でくれるプラスチック製フォークやナイフを有料化する などの法案を提案しました。

前回のレジ袋と同じで これで実質どれだけのプラスチックゴミを減らせるか疑問という声もあります。しかし今まで使い捨て

していたプラスチックを止め 脱プラや資源の無駄を省いていく大きな運動のきっかけに出来れば・・と思うのです。今まで

1回だけの使い捨てが当たり前でした。繰り返し使うのを当たり前にする そんな社会の実現です。

 

このサクラが高知城の標本木。5輪以上咲くと 今年の開花となり 15日開花宣言がありました。

これは山桜。早咲きで 新芽と共に花開きます。 こちらの方がすっきり咲いています。

これは白っぽいですが その上はピンク。 これは好みの問題ですね・・。

普通は花が咲き 散ってから新芽が出て 若葉となります。 山桜は同じ時期に花も葉も出ます。

近くの保育園児 高知城に来て 満開に近い 山桜や河津桜を楽しんでいます。

東京は14日に開花 21日には緊急事態宣言が解除・・。満開の時と重なってきますね・・。

筆山(ひつざん)公園から鏡川を見る。山のサクラも満開です。

地方のコメンテーターの方は 密にならないように 花見を楽しんでほしいと言ってましたが・・。

ハワイにあるマキキ教会のぼんぼり。毎年掲げていますが 今年は追手門の真ん中でした。

これはピンクの河津桜だと思います。

小川の土手に何本か咲き出しています。教会の方と一緒に見に行きました。

やはりメジロも来ていました ? 小さな蜂なども密を吸っていました。生き物の交流ですね。

気温も20℃を超え 春らしい暖かさ。青空の下で ゆっくり花を見て歩く 有りがたいことです。

私も来週明けには忙しくなりそうです。 密にならない「疎」な地域の良さを感じる時ですね・・?

体育館のそばの 「 しだれ桜 」 も見頃を迎えています。

 

 

 

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  春の花が 咲き揃って来ました !  次回はサクラ特集です !!

2021年03月15日 | 自然 花 写真

( みもざ(房アカシア)黄色い球形の花がビッシリ ! ようやく満開になりました。)

 

東日本大震災から10年。この間32兆円以上の復興対策が組まれた。災害の復旧は確かに進んできている。帰宅困難地域も

減少している。でも実際に帰宅出来た人々は浪江町 富岡町等一割台という。街の除染は進んでも山林は取り残され 徐々に

染み出している。溝に線量計を置くと 強い値を示すという。風評被害は未だ大きい。TVでは被害地で育てたソバが従来の

値段の1/10でしか売れず かつ人々の口には入らず家畜のえさに使われているという。これに汚染水放出となれば 更に

漁業への影響は大きい。

 

3月11日の新聞記事に 福島県双葉町のある農家(89才)の方の『 原発 もう要らないね 』という記事があった。

「 売って大きなカネをもらおう。」 荒れ放題の共同所有地を東電に売り 1971年に福島原発が完成。町の道路は広くなり 

体育館や学校の建物は一新された。原発関連の仕事が増え 出稼ぎは無くなった。「 全部東電さんのお蔭 今も感謝している。」 

ただ海抜35mにあった断崖は掘削され 海抜10mに建てられた原発は津波に呑み込まれた・・。

 

感謝と憎しみが交差する。地震と津波だけだったら未だこの地に住んでいた。6代にわたり受け継いできた自宅や農地には

黒いビニールの除染廃棄物が高く積み上げられている。「 断崖を半分残しておけば事故は起こらなかった・・?  この国に

もう原発は要らないね・・。」 故郷・双葉町を追われ今は南相馬市に移住した89才のご夫婦の思いです。双葉町の解除区域の

居住者はこの一月末でゼロです。 もうこの惨禍を繰り返してはならない・・。

 

四国にも伊方原発(四国電力)があります。愛媛県佐田岬ですが 40年稼働して1号機 2号機は廃炉が決まっています。

3号機は安全基準から現在差し止め中です。以前は四国の電力消費量の約40%を供給していましたが 今はゼロです。福島

原発事故以来伊方原発は安全対策に1800億円をかけて来ました。石炭 石油発電のコストに較べ 原発はコストが安いと

いわれますが 果たしてこの莫大な安全対策 或いは2基の原発の廃炉費用(40年かかる)まで考えると 安い電力といえる

でしょうか ? 且つ昨年4件の事故がありました。制御棒が誤って引き抜かれたり 電源が切れ 冷却装置が停止したりして

稼働していません。福島原発も全電源喪失から原子炉を冷却出来ず 空焚きとなり 水素爆発を起こしました。同様の危険が

あったということです。高知も愛媛の隣県です。風向きによっては難民の危険があります・・。

 

伊方町は8800人の町ですが 町の財政の30%は原発交付金です。多くの公共施設が出来 ホテル 民宿も多く出来ました。

しかしこの街も高齢化が進み65才以上47% 人口も20年で約5000人減少しました。過疎が進んでいます。何時までも原発マネーに

頼ることが出来ず 観光や一次産業に活路を求めています。原発の安全神話は崩れ 四国でも原発事故の風化があり 関心が薄れて

きています。しかし一旦造った物を 例え発電しなくても維持しなくてはなりません。福島原発と同様の 「 想定外」は許されず 

40年はかかる廃炉作業と3号機の維持に向け これからも緊張感を持ってやって行かなくてはなりません・・。

 

ハナズオウ。 特異な紅色です。1年ぶりの花 ヨーロッパではユダの木。

この花も待っていました。ムスカリー。香りがあるそうですが 地面すれすれに咲いているので・・。

ローズマリー。 小さい花の集まり。この花は香りがあります。 香料 薬用(消化促進)。 

小さい頃からよく見る エンドウ豆。さやえんどうとも言いますね・・。

あじさいの葉も大きくなって来ました。 春を感じますね !

ふきのとうはすっかり背高になりました。ふくのとうとは蕗の花芽のことを言います。

紫鷺苔(むらさきさぎごけ)と言います。地面を這って伸び 結構な繁殖力です。

たちつぼすみれか ? 薄紫がきれいです。

ピンク色のこぶし。紅こぶしというかも知れません・・。

白色のこぶし。花びらの幅が狭い。 細長い花びらが10数枚。四手コブシ(しでこぶし)とも言います。

梅はもう終わった !?と思っていましたが 枝垂れ紅梅。

場所によって紫モクレンもまだ咲いています。

山羊さんとも久し振りの対面。

お城の堀に咲く 黄梅(おうばい)川面に映ってきれいです。

 

 

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東日本大震災から10年 ! 『 帰宅難民 』 の思い出 !

2021年03月11日 | 自然 花 写真

(  高知市の北にある土佐山 その更に奥に 梅の里 嫁石があります。 ) 

 

あの大地震から10年 あの日、10年前の3月11日 友人と3人 伊豆の伊東に遊びに行き 東京駅に戻ってきた時だった。

駅のコンコースで激しい揺れに見舞われ 壁にしがみついた。少し収まって 中央線のホームで電車に乗ろうとして 又揺れた。

電車内で我慢したが 車内放送もあって外へ出た。放送は電車を降りるだけでなく 駅から離れてほしいという内容に変わった。

指定されたのが皇居前広場だった。私も指示されるままに 歩いて皇居前へ行ったが 多くの人々が集まっていた。そこには

近くの工事中の労働者も仕事を止めて 集まってきていた。

 

午後2時46分の大地震だった。東京は震度4位 何回も余震があった。しばらく広場で過ごしたが 当てもなく少し寒くなって

来たので又駅に戻った。電車は全く動いていない。お茶の水駅の近くにある教会センターに頼ろうと思い 歩き出した。その時は

もう歩道は人々で一杯だった。帰宅難民とその後呼ばれる人々だ。道路は車であふれ 救急車が立ち往生していた。コンビニに

入ったが 食料品はもう無かった。インド料理店へ入ったのを覚えている。お茶の水駅に着いたが センターはシャッターが降りて

おり ガッカリしたのを覚えている・・。

 

仕方なしに又歩いて東京駅に戻った。広いコンコースには多くの人々がおり 南北が開いているので 冷たい風が吹き抜けていた。

幸い空いている所を見つけて座った。地面直では固くて冷たい・・、その時店の人が空きダンボールを配ってくれた。うれしかった。

ダンボールおじさんである。一人だからトイレに行くのも 何か買おうとしても ダンボールを持って歩いた。遠くのTVで菅首相

(民主党)が演説していた。 内容は聞こえなかったが 何となく対策はうたれていると思い 安心したのを覚えている。

 

駅の売店は全て閉まっていた。電車が止まると同時に JRは店舗も閉めた。帰宅難民は水も買えない状況でJRに頭に来た !?

後で石原都知事がJRに文句をつけたということが伝えられ その通りだと思った。ところが中国人が経営する中華料理店が1店 

テークアウトをやっていた。お茶のボトルと弁当が買えた !! これで何とか今夜の寝場所と食べ物は確保出来た。夜10時を

まわった頃 地下鉄丸の内線が新宿まで動いていると聞き 赤い丸ノ内線へ急いだ。何とか新宿に着き 今度は京王線だ。私鉄は

動いている。これも何回か乗り継ぎ 夜中2時頃高尾駅へ ようやく自宅へ戻れた・・。

 

私の帰宅難民ストーリーです。未だ10年前のその日をはっきり覚えています。わずか半日の体験ですが 色々なことを感じました。

NHKのドラマでトタン屋根で3日海を漂流して助かった実話をやっていたが 私も実感できる部分があった。現地での被災は

こんなものではないだろう。命を亡くした人 家を無くした人々 仕事 学校など多くの人々の犠牲は大変なものだったと思う

未だに自宅へ戻れない人々も多い。そしてコロナ禍である。貴重な機会を失った人々 再建をあきらめた人々 悔しい想いを多くの

人々がしている。この10年 必死に頑張った人々も多いだろう。既に二次災害で亡くなられた方も多い。改めてご冥福をお祈り

したいと思います。鎮魂・・・。

 

毎年2月中旬から今頃まで 『 梅祭り 』が 行われるのですが 今年は 中止 !!

梅林の中へは入れない !? ということですが そこは花のブロガー あきらめず行って来ました !?

梅も後半ですが まだ充分見頃 ! 道路からの写真ですが 充分楽しめました !!

菅原道真の歌ではないですが 主(あるじ)無きとて 春を忘るな ・・ でよく咲いていました。

毎年の梅祭りに来ています。数年前は教会の皆さんとも来ました。山菜うどんが美味しかった !

本当に こんなにきれいに咲いているのに 見る人が居ないのは 寂しい限りです・・。

車の行列どころか すれ違う車も無く 忘れられた感じさえ しました。

地元の人は居ましたが 何しに来た ? という感じで 逆にジロジロ見られました・・。

ホント コロナ禍であっても 土佐山の風景は変わっていませんでした。

『 東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花 ・・・』 詩人の表現力の素晴らしさに感服です !

雨の跡は道路に残り 濡れて運転はしずらかったですが 静かな山麓のドライブはよかったです。

名物のふきのとうは すっかり伸びきっていました。 

帰りも慎重に すべらないように気を使いました・・。

きれいに咲いてる梅を見ながら 来年は多くの人で賑わう 梅祭りであって欲しいと思いました。

 

 

 

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 高知の桜開花は13日 !  紫木蓮(しもくれん)も満開を迎えています。 

2021年03月08日 | 自然 花 写真

(   紫木蓮(しもくれん)です。独特の淡い紫色。白木蓮より少し遅く咲きます。 )

 

3月になって 高知は最低気温が10℃という日もあって 寒い冬から解放されてきています。高齢者には冬の寒さは

厳しいものがありますから ホッとしています。肝臓の手術もこのコロナ禍でなくて良かった! と正直思います。

入院出来なかったり 手術さえやって貰えなかった? かも知れません・・。それを思うと守られた・・と喜んでいます。

高知の染井吉野開花は13日と発表がありました。 全国一早いですね・・!! 満開の頃 宣言解除ですね・・?? 

 

今年に入って NHKで 『 2030未来への分岐点 』と題して特集を組んでいる。一回目は『 暴走する温暖化 』 

二回目は『 飽食 』 三回目は 『 プラスチックゴミ 』。 私から見ても脅かしとも思える厳しい内容?だが  世界中が 

新型コロナウイルスに苦しめられている現実を思う時 これ以上の困難が起こることもあり得ると思いました・・。世界には

人口増加、異常な信用膨張、核・安全保障、政治の独裁化、 AI人工知能の過剰な発達 など 現在でも既に問題となって 

おり 未来へ更に深刻になる問題が多々あります・・。 

 

余りにも問題が多すぎて 個人として何をすればいいのか・・? 考えてしまいます。コロナ禍で再度緊急事態宣言が延長になる

ようですが 3月下旬解除では却って 火に油をそそぐことになりはしないか ?高知でも染井吉野が咲き出す時期 高知城始め 

多くの地域でお花見が始まるでしょう。卒業 入学 歓送迎会 移動など3月末から4月上旬 大きく人々が外へ出る期間です。

一方で飲食業者始め事業主にとっては更に辛い2週間になるでしょう・・。GO TOキャンペーン予算を直接事業者へ配るべき

という意見も有ります。私はローカルガイドとして 全国から 出来たら外国からも観光客が来てくれることを望んでいる半面 

オリンピックさえ 海外からの観客無しの判断のようで 今年もボランティアは難しい・・? としぼんでいます・・。

 

そんな中 3月11日が近づくにつれ 東日本大震災から10年というTV番組、新聞記事が目立ちます。浪江町とか富岡町

などの名前を聞くと なつかしく感じられます。そんな受け止め方は良くないとは思いつつ 地球は穏やかに見えても 突然

噴火したり 地震が起こったり 山火事になったり 台風や猛吹雪が来たりします。あの時から10年 見た目には復興が

進んでいるようですが 故郷へ帰れない人々が圧倒的に多いと聞きます。せめて風評被害などは無くしたい。私が行った時も

野菜や魚もきちんと検査し 役場で発表していたことを思い出します。汚染水の処理など追い打ちをかける問題もあります。


今世の中でよく使われる言葉に 『 自粛、 格差、 孤独 』がある。勿論 『 コロナ禍、 ウイルス変異種 』なども

多い。 私など自然派には 家で自粛はとてもつらいことだし コロナ禍における経済格差 弱者の増大も無視出来ない。

特に女性や若い人々の自殺も増えている。ワクチン格差 など最近造られた言葉もある。そして若者も高齢者も孤独 孤立して

いるという。 病院や施設ではお見舞いも許されず 孤独を感じる人々も多い。コロナ禍によって社会の歪みの部分が 更に

明らかになってきました。

 

 

 

花びらの外側は紫で 内は白いですね・・。花びらは8枚だそうです。

実はこの花の咲くお宅は空き家です。もう4~5年になります。 それでも毎年咲いてくれます。

東京も1/10が空き家と聞きますが 高知でも空き家は多いです・・。

コロナ禍であれ 主の居ない家であれ 花は咲きます。 道真の和歌を思い出しますね・・。

木蓮は中国原産。花が咲き出してから 葉が出て来ます。

成長が早く 暑さ 寒さに強いそうで 高知のお庭にも 結構多く植えられています。

木蓮は花が少し曲がって咲きます。来年も又この早春の時期 咲いてくれることを願っています。

 

真紅の木瓜(ぼけ)の花。もう去年の11月頃から咲いています。4月まで咲き続けます。

黄梅(おうばい) 大分花が揃ってきました。TVでも城西公園の黄梅を撮していました。

小さな花が無数について 雪が積もったようになります。 ピンクの花もあるようです。

久し振りのカラー。 教会への道の小さな川に咲いています。

前回も載せた 土筆(つくし) 

仏の座にとまるモンシロチョウ。 蝶も春を思わせてくれます。ブログの表紙も衣替えです。

教会の生け花。 百合と黄水仙の組み合わせ。 美子姉の作品。

 

 

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  土筆(つくし)を見ました ! そして雨上がりは 花一杯です ! 

2021年03月04日 | 自然 花 写真

 (土筆(つくし) 懐かしい言葉の響きです。杉菜の子。正確には杉菜の胞子茎(ほうしけい)です。

 

コロナ禍以来 マスク 手洗いと共に 消毒も欠かさずやってきました。スーパーでも図書館でも入り口で必ず消毒液を

シューとやります。昔小学校など衛生室で消毒液の入ったボウルルに手を浸したことを思い出します。私はやっていながら

疑問に思うのは 消毒そのものに問題はないのかなー ? 手が荒れるとか傷口から液が入るとか カブレルとか副作用的な

ことがないのか・・? という疑問でした。同時に世界中の人々が使って捨てられている 汚染はないのかなー ?

 

そんな中 五木寛之さんの本を読んでいて 『 花粉症患者が多くなったのは 様々な菌や寄生虫と共生して様々な免疫を

持っていた人間が 清潔になることで免疫力が十分で無くなったからではないか? 』   という文章でした。清潔になることで

免疫力を失い 花粉に過剰反応を引き起こす・・、 余りに清潔にしすぎて 免疫力が落ちるのは 逆に問題ではないのか

つまり人間は多数の寄生生物と共存するのが自然な生き方 調和のとれた生き方なのに 共生を壊していくことで 問題が

起きないのか・・? と 五木さんは言っています。 私も去年辺りから 花粉症的な症状が出始めていたので  この文章に

ひっかかってしまった。偶然かも知れないし 証拠(エビデンス) はありませんが・・?

 

前回までウイルスとの共存 共生について考えて来ました。 五木さんも地球と地球に生きる生き物も共生関係で生きていると

書いています。 地球は一つの生命体だとも書いています。人間は大きな生命体の体表(地上)で 他の生物と共に生きて来た

寄生生物です。 最初地球は遅れてやって来た人類に寛容だった。しかし人間は知恵と知識 技術を駆使して 科学 技術を信じ

人類文明を発展させた。それは地球に負荷を与えることになった。開発が進み 地下資源を奪い 他の生き物を圧倒し 人口を

増大させ 地球の支配者として振る舞うようになり 地球との緊張関係が強まった。

 

英国のロビンフッドのように 人類は森に住み 樹木を切り倒し 道を作り 家を建て 村を造った。農業中心の村から 商業 

経済の街に変わり 政治権力の国家に発展した。更に国を超えて グローバルな世界へと拡大。産業革命以来19世紀頃から

そのスピードを増し 人口増大 資源確保の時代となり 地球との軋轢を生むようになった。スモッグの街ロンドンのように 

公害が広まり 地球を汚していった。更に開発が進み 他の生物への影響も深刻になり 傷ついた地球は公然と反抗を始めた。

思えば世界大戦やスペイン風邪で多く の死者が出たのも 地球の拒絶反応のなせる業だったかも知れない。 20世紀後半

からの公害 温暖化 異常気象・・など環境問題はグローバルな世界の問題となってきた。プラスチックゴミは海の生き物に

深刻な影響を与えつつある。生態系がしぼんできたという話しもある。生きる環境が失われてきた。未来には信じられない環境

悪化が待っている・・。

 

コロナ禍で喘いでいる私たちに追い打ちをかけるような話しで申し訳ないが 私たちの生活を見直す時が来ている。特に先進国に

住む私たち日本人にも大きな責任がある。自粛を要請され マスク 消毒が要請され 新しい生活様式と言われるが 会話も

出来ないような食事が良い生活の筈がない。今は仕方なく我慢している。言わば非常事態だから・・。今目先のワクチンに目が

向くが 私たちの生活様式 生活習慣に目を向け 持続可能なシステムに変えない限り 人間は生き残れない そういう暗い

未来が既に始まり 10年後更にひどくなり 世紀末 火星への移住がマジに政治テーマにならないように ガスマスクが

普通の生活様式にならないように 温室のような無菌室暮らし にならないように願うばかりです。

 

 

菜の花 たんぽぽと同じように春を感じさせる 一つの指標ですね・・。

野原の草たちも 緑を勢いよく伸ばしています。 春が来ているなーという実感です。

そして菜の花 ! 何処でも見ることが出来ます。 田に植える農家もあるようですが・・。

やはり黄色い 黄梅(おうばい)です。 大分花が揃ってきました・・。

しばらく載せませんでしたが 水仙。 相変わらずきれいに咲いています。

そしてこれまた ポピュラーな椿です。こんなに花が揃っているのは珍しい。

木瓜(ぼけ)の花も 長く咲いています。今が盛りですね・・。

寒緋桜(かんひざくら) 色が鹿児島紅のように鮮やかなので 載せました。

高知では梅の季節は過ぎて 中旬過ぎの桜を待っている時ですが 早咲きの桜です。

一転 真っ白です。 名前は雪柳(ゆきやなぎ) この真っ白な満開を待っていました !

まるで白い枝が 暴れるように 咲き誇っています。 

一方火曜日の大雨で すっかり濡れそぼった野鳩。 羽根に付く雨粒を振り払っているようでrす。

電線で 雨が過ぎるのを 待っているようです。 サギなどは河原の葦の蔭にいます。

そして雨が止んで ようやく野鳩が 空を大きく飛び回っていました・・。

 

 

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   3月です ! 高知は花一杯の季節ですね !!

2021年03月01日 | 自然 花 写真

( 早咲きの 河津桜かと思います。鏡川に沿って植えられた桜が今満開です。)

 

3月に入りました。山火事 地震 交通事故・・ 世の中色々な事件が起こりますね !? 温暖化 気候変動 SDGs

( 持続可能な開発目標 )でも様々な動きが出ています。私も早く本来のテーマに戻りたいのですが ウイルスに対して

正しい認識を持つことも 人間の生命に関わる課題と思い 山内博士のお話しを紹介してきました。 今日でもって終わりに

したいと思いますが ウイルスとは地球上で 人類と同様の大きな生命の集団だと思うに至りました。

 

ウイルスの存在は 1897年発見以来 病原体として関心が持たれてきました。しかし30億年前から生物と共存してきた

生命体が 単に病気の原因としてだけ存在するというのは どうみてもおかしい・・? ウイルスが果たしている役割が

あるのでは ? そんな研究が進む中で21世紀 ウイルスは広大な世界を持つ存在であることが明らかになってきました。

 

ウイルスが人を守ってきた 或いは私たちはウイルスによって守られて来た側面があるという。母親の胎内で発育する胎児は 

両親の遺伝を受けるが 父親の遺伝は母親の免疫系にとって異物な為 拒絶される。これを防いでいるのが母親の血液循環と

胎児の血液循環の間を隔てる『合胞体』という一枚の膜で この膜を作る細胞がウイルスにあるタンパク質の作用によって

作られることが実験で証明され 動物実験でも明らかにされた。 胎盤を形成するのにも ウイルスが重要な役割を果たして

いることが実験的に示されました。

 

ウイルスを用いてガン細胞を破壊する治療も盛んに行われるようになった。病気は遺伝子の欠陥から起こることが明らかになり 

病気の遺伝子を正常な遺伝子に置きかえることで治療できる その考えに基づいて遺伝子治療が盛んになった。ウイルスは遺伝子の

運び屋なので ウイルスが細胞内に自分の遺伝子を持ち込む能力を利用して 病気の遺伝子の代わりに正常な遺伝子をウイルス内に

組み込んで 細胞内に入れ 病気を治療するのである。 ガンの他にもエイズ リュウマチ 血友病など多岐にわたっている。

 

海の生物を支えている(赤潮 アオコの原因にもなる)藻類にも多種多様なウイルスが感染(寄生)することが分かってきた。

海に存在するウイルスの総量を推測した研究がある。 生物の骨組みと言える炭素の量で比較すると 海のウイルスの総炭素量は

約2億トンに相当し これはシロナガスクジラ7500万頭分に相当する。 極限的な環境である 南極の5mの厚さの氷に被われた

湖にも、アメリカイエローストーン湖の高温酸性泉にも、或いは濃度の濃い塩田、 5000mの深海にも生物が住む限り ウイルスも

存在する。私たちは地球上に存在するウイルスのほんの一部しか知っていない・・。2005年の学会報告ではわずか5400種が確認

されているに過ぎない・・。

 

ウイルスとの共生が 進化の原動力ではないかという議論。ほ乳類から霊長類に進化する過程で ウイルス感染の影響があるという

・・、ウイルスの祖先が持ち込んだ遺伝子により霊長類が生まれたとも・・? ウイルスの遺伝子が新たに生物の遺伝子になる ? 

2003年 ヒトゲノム(遺伝子)の内 タンパク質生産の情報を持つ機能遺伝子はわずか1.5%に過ぎず 遺伝情報の約半分がウイルスに

関連したものだと分かって来た・・。 ウイルスの役割の大きさが伺える。 これらの研究は未だ始まったばかり ! 

 

光合成遺伝子を持ち込んだウイルス 植物に耐熱性や干ばつに耐える能力を与えるウイルス。ウイルス感染により 水分欠乏への

抵抗性を増加させる現象がタバコやキュウリ 稲の苗にも見られた。少ない水でも植物は育てられる・・? ウイルスが植物の

進化の課程でどのような役割を果たしているか 今後の研究に待たれる・・。

 

『 ウイルスは生き物か ? 』 この文章の多くは山内博士の『 ウイルスと地球生命 』という本に頼っています。ウイルスは

遺伝子とタンパク質から成っているようですが 分かって来た様々な役割が 『 生き物だ 』と言えるのでは ? ガンと闘う

ウイルス 細菌を食べるウイルス 生命を進化させるウイルスなど 病気の原因で危険なものとされるウイルスが人間を守る役割も

果たしている・・。地球上に膨大な数が存在しているウイルスを正しく知ることが 地球の未来にとっても人間の生命にとっても 

重要なことだと考えています・・。 『 ウイルスは生き物ですか ? 』 の項  終わり

 

青空にピンクの桜 昨日、今日と曇天と雨の高知ですが  ホント気持ちのいい春の気候でした。

花期の短い木蓮ですが ここのお宅の木蓮は足元にまで花が広がって 違った風景です。

似ていますが これはコブシです。 歌にありますね・・。 これから見頃です。

黄梅もそろそろ見頃です。3月になると もっと色々な花が咲いてくるでしょう・・。

ミモザ(房アカシア)も待っていた花の一つです !  まだ一部ですが 膨らんできています。 

冬場 何度か来ましたが 小さく固いつぼみが続いていました。全部咲く金色がきれいです。

胸が茶色い毛のモズだと思います ? 

梅の並木の江の口川に泳ぐ錦鯉 ?  前来た時はどこかへ行っていたようです・・?

菜の花も今 満開 !!  春は黄色がよく似合う・・と前から思っています。

仏の座(ほとけのざ)の群落。 相方の姫踊り子草は まだ見ていません・・。

静かにひっそりと咲く クリスマスローズ。

そして 花粉症の根源 ? 杉の木です。葉が茶色く見えますね・・。

 

 

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