( 鮮やかな紫陽花の花 枝に小さな芽を見た !と思ったら ぐんぐん成長し 美しい花に ! )
グレタ・トゥンベリさんは 人類の歴史を俯瞰して こう書いています。
『人間の文明が誕生して以来 私たちは世界の森の半分を切り倒し 野生生物の2/3以上を消滅させ 海洋をプラスチック
で溢れさせ 大量絶滅と 気候の大惨事を引き起こそうとしている。 人間は誰もが依存している生命維持システムそのもの
を不安定にし始めた。要するに自分たちが暮らしている枝を切り落としているのだ。』と。
相変わらず刺激的な発言ですが 私は概ねその通り ! だと思っています。
先日TVで CO²とは何か ? という番組をやっていた。私も含めてCO²(二酸化炭素)を悪者扱いしている。カーボン
ゼロを目指すなど 不要なものと決めつけている。実際地球の大気の中にCO²は0.04%しかない。地球の兄弟と言って
いい金星は96.5% 火星の大気の成分も96%がCO²なのに・・。それに比べ地球のCO²は何と僅かなのだろう。それでも
産業革命以来 CO²は増え続け その結果 気温が産業革命時に比べ 1.1度上がっているのだ。
ちなみに金星の地表温度は460℃ CO²が温室効果を発揮しています。生き物は全く生存出来ない。地球はCO²を含む温室
効果ガスのお蔭で 平均気温が14度前後になっています。もし温室効果ガスが無ければ マイナス19℃位になります。
これでは多くの生き物は生きられないでしょう。何事もそうですが 程々がいいのです。
実はCO²は私たちの体の元 源になっているのをご存じですか ? アミノ酸 タンパク質は炭素(C)が他の元素と
混じり合って作られています。海にも陸にも多くのCO²が混入しています。約3億年前の石炭紀という時代 大木が
大いに繁茂し CO²を吸収し 酸素を放出 それらが死んで倒れて地中に埋まり 数億年の長い時間に 熱と重みで
岩石のように変化した・・、それが石炭です。それを新参者の人類がこの僅か250年の間に大量に掘り出し 燃やして
エネルギーを得る、代わりにCO²を大気に放出し続けたのです。眠っていたCO²を目覚めさせ 温室効果で気温を
既に1.1℃上昇させてしまいました。
よく見ると 雨上がり ! しずくが花に残っています。 梅雨間近 ! 雨に似合う花です。
雪の下科に属するのですが 下の方に雪の下を載せておきますが イメージは全く違う ??
花のつぼみが多く見えます。 どれが ガクで どれが花なのか ?
今となっては 見た目で ガクを花と言ってもいいのでは・・と思っています。
外側にある 萼(ガク)が花のように見えます。 真ん中の部分が本当の花。
花の雄しべ 雌しべがよく見えます。
ニオイバンマツリ。 花は紫から白へ色が変わるようです。
毒痛み(ドクダミ)が目立つようになりました。昔は十薬(じゅうやく)とも言った。
金糸梅(キンシバイ)。 ヒバリカム・ヒドコートとも言う。梅雨時に咲く。
黄色い雄しべが 目立つことから 金色の糸のように見える。
未央柳(びょうやなぎ)。この花も雄しべが多く 長いですね。 美女柳とも言います。
そう 百合の季節が近づいています。
雪の下(ゆきのした)。 何故こんな名前になったのか ? 雪の舌とも言われたらしい。
町の中でも バラの花が目立ってきました。