晴れ晴れとした 青空のもと 花時を迎えた高知。

（　菜種梅雨というのか　雨がよく降り　華曇りの時もありますが　青空の時行きました。）

 

『自粛』　自宅待機　私にはつらい言葉です。　もう一つのキーワードは　『長期戦』です。

半年～１年～２年かかるかも知れません・・。　病院なんかでも面会謝絶、イギリスでは恋人同士でも

互いに会えないそうです。志村けんさんが７０歳で　新型コロナウイルス肺炎で亡くなった・・。　

つらいですね。私より若い人が亡くなるのは　つらい・・。

 

高知でも新しく親娘が続いて感染しました。わんぱくこうちという動物園に勤める人でした。

勿論動物園は休園しました。そう規模は大きくないですが　牧野植物園の帰り道なので　寄ることが

あります。市民は無料です・・。　家族で生活すれば　当然感染するでしょう。けいじいさんは初めて

教会を休まれたそうですが　私たちの教会は皆さんとの昼食を止めました。（交わりの時）　高知の教会

でも対応はまちまちで　３月礼拝をお休みにしているところもあります。密室でないにしろ　ウイルスは

人を選びません・・。　

 

３月末に積雪はやはり驚きです。山中湖辺りも２０ｃｍ程積もったそうです。 東京目黒では　雪と桜を

同時に見られたということですが　週末の過ごし方も今問題になっていますね。若い人は感染しない？　

しても無症状か軽い・・と言われてきたので　少し甘く見る傾向はあるようです。学校の卒業　入学　

或いは就職など色々集まる機会があるわけです。一応自粛要請ですから　強制力は無い訳です。緊急事態

宣言が出ても強制力は無いと言われます。従順な日本人ですから　多分従うだろうと思います。ただ３密で

無い　グランドゴルフはどうなるのか　？　プールや卓球は駄目なのか・・　迷う所です・・・？

 

黒井さんの検査結果　私も心配しています。先ず病院にいくこと自体が大変です。毎日お祈り しています。

教会の皆さんにもお祈りをお願いしました。私も昨年９～１０月病院でまず大きな腫瘍があることが分かり

１週目にMRI  ２週目に CT　次の週に結果を聞く・・、　その間が心配と迷いの繰り返しでしたね。何かの

間違いだと　何度も思いました。そしてズバーと　『ガン！』　だと言われ　手術など具体的な段取りを

しなくてはいけなくなり　動揺が走りました。病院の駐車場で山梨にいながら高知と連絡をとっている間

押しつぶされそうな時間でした。高知へ戻り　家族と高知医療センターへ行き　入院　手術など具体的な

ことが決まっていき　落ち着きを取り戻しました。先生の明るい？　確信に満ちた発言を聞き大丈夫だー！？　

という思いが増して行きました。

 

溺れる者藁をもつかむ　と言いますが　先生を信じて委す気持ちになれたこと　そして目に見えないけれど

神様が共にいてくれていると言う気持ちが　じわっーと　心に満ちて来ました。心の安らぎこそ　人生で

最も大切なものと思います。洗礼の時　私は新しく生まれかわり　今は神様の前を歩んでいるのだと思って

います。神の御国に行くには　この世の死を経て行かねばならず　霊は肉といつか別れる。聖書には　

『　ちり（身体）はもとあった地に戻り　霊はこれを下さった神に帰る。』　（伝道者の書１２）　と

あります。別に悟った訳ではありませんが　委ねる気持ちから安らぎが与えられる　と思っています。

それがキリストの十字架の受難であり　また復活です。今年イースター（復活祭）は４月１２日です。

是非近くの教会にいってみて下さい。もうすこし分かり安く　私の書いたことを話してくれると思います。

 

 

家族で花見　！　黑井さんも　家族で楽しんで　晴れ晴れして下さい！！

石垣の傾斜に咲く染井吉野か　？　　陽に映えて美しいです。

梅も　桜も　主がいなくても　過疎の村でも　富岡町でも美しく咲くでしょう。

高知城の標準木の染井吉野の花。　ゆっくりでしたが　キレイに咲きました。

染井吉野は添え木　接ぎ木で増やすので　一斉に咲くんだそうです。花期があるんですね。

花は無心ですから　果たしてコロナ（騒ぎ）も知らず　今年は見に来る人が少ないと思っているかも・・。

約一週間咲いて　ハラハラと散っていく。　堀に落ちると　ハナイカダと呼ばれます。

この花は　ヤマザクラでしょう。

代わって　同じ時期に咲く　花ズオウ。　ヨーロッパではユダの木として評判悪い　？

山吹（やまぶき）　本当に黄色に重みがあります。

モミジの若葉です。鮮やかな緑です。

こんなのどかな風景が　又来年見られればいいのですが・・。

曇り空の元でも お城の桜は きれいに咲いています・・・。

（　春雨と呼ぶのか 菜種梅雨と言うのか　雨の日　曇りの日が続いています・・。）

 

恐ろしい試算がなされていますね。何もしないでいると　4000万人が亡くなる。色々対策を打っても

130万人は死亡するとか（イギリスの大学予測）・・。　感染数ではなくて　死亡数が桁違いなので　

これを見た時は驚きましたが　以前書いたように　20世紀のスペイン風邪５千万人や　中世のペストは

１億人等　同様の死亡数があっったということです。これからアフリカや南米も冬を迎えてくると　爆発的に

増える心配があるようです。医療崩壊がイタリアやスペインで起こったようなことが　南半球で起こると　

大変な事態になる訳です。

 

この週末は不要不急の外出を控えるよう　東京都が呼びかけました。首都圏の知事さんも　愛知　大阪の

知事さんも同様です。ちょっと異常な事態です。この５日間　４０人を超える感染者が出て　全国では

１日で２００人となり　今後とも感染増加が考えられる中で　都市封鎖をやらない為にも　感染爆発を防ぐ

ギリギリの局面として　強い危機感を持って訴えたということがあります。お花見の取り止めには　少々

驚きましたが　今満開の桜の名所が通行止め、封鎖となりました。確かに花見は毎年出来ますが　静かに

桜を楽しむ余裕はあってもいいのでは・・、と自然派の私は思います。百貨店や飲食関係も週末店を閉める

ようです。これが　来月１２日迄続くと思うと　ちょっと　きついですね・・。

 

併せて　日本でも高齢者が心配されています。若者が家庭などで高齢者に感染す危険が指摘されています。

高齢者の致死率が高いのです。自宅で自粛している間に　体力が低下してしまうことも心配されています。

デイサービスも感染の心配から休んで自宅に籠もっていると　筋力が急速に低下するようです。私もそれを

心配し　１日5000歩は歩くように　プールやグランドゴルフも出来るだけやってきました。院内感染を恐れ

て病院へ行かない高齢者も増えているそうです。私も実はそうなんです。電話で処方箋をお願いすることが

出来るので　月一回の病院を避けたいと思っています。　いつも飲んでる高血圧や前立腺の薬など止めると

やはり影響があるようで　病気が深刻化すると言ってました。　

 

私たちは地球のことを全て分かっている気持ちになっていますが　今回の新型コロナでそうではないことを

改めて思い知らされています。ウイルスの本当の姿も　その感染経路　感染力も詳しいことは分かって

いません。今までも多くのウイルス　細菌による病気を経験してきました。何故繰り返し微生物による

感染症が発生するのか正確には分かっていないし　過去の経験からしっかり学んでもいません。今回SARS

MARSなどを経験した台湾、韓国などは　比較的対応がよく　感染防止に効果を上げていますが・・・。

 

学者は　自然からの警告だと言っています。人類も微生物も生物多様性の世界に生きています。森林などに

いたウイルスを持っている動物が　森林伐採によって　行き何処を無くし　街や村に出て　人間や他の動物に

感染すのではないかと言われています。豚コレラや鶏インフルエンザと呼ばれる感染症です。人間が自然界を

変えてしまった結果だというのです。温暖化が追い打ちをかけ　彼らは生活圏を失い　自然から追い出された

生き物が生息圏を広げて人間と共存　？　或いは格好の宿主として　人間世界へ入ってきた・・。私たちは

森を壊した　『　しっぺ返し　』　を今受けている・・・。　

 

高知城天守も再開　観光客もぼぼち回復してきていますが　お天気ばかりは・・・？

それでも桜は　標準木を含め　あちこちで咲き出しました。

石垣と桜の風景を見て頂いています。

観光客はまばら。　それでも日本語ガイドの皆さんは頑張って案内している姿を見ました。

改めて　天気の良い時に　見に来ます。その頃が満開かも・・。

染井吉野の標準木も　美しく　咲き出しました。　

 

春野は他の花も満開です ！！

　　　　　（ハナモモのようです。　紅い色が青空に　くっきり映えますね・・！）

 

遂に　オリンピックは１年延期・・！　当然だと思うし　仕方がないと思うが　大変だなーとも思います。

麻生さんは　呪われたオリンピックと言ったが　そうでないにしろ　最初から色々問題を抱えたオリン

ピックでした。　聖火リレーが走者なしで　応援も無しで　車で走る・・なんて　とても考えられないなー

と思ってました。新型コロナウイルスが収束して　来年には皆さんの応援のもと　安心して楽しく競技が

見られるよう　私も来年まで元気に過ごしたいと思いますが　それには先ずコロナを終らせることですね。

世界的な終息が早く来るように　祈っています。

　　
５０年前のオリンピックだって色々大変だったとは思いますが　高度成長期に　日本の希望として国民が

一致して楽しんだ時とは　時代が違うように思います。大相撲は無観客で１５日間やり終えました・・。

応援が無い　勝負のつまらなさを感じました。勝負に物言いがついて　勝負審判が説明しますが　聞く

人がいない中で　マイクの声が空しく聞こえましたね・・。自粛ムードの中で強行された　Ｋ－１という

スポーツに批判がありますが　東京で感染爆発したり　ロックダウン（都市封鎖）する原因となっては

本当に大問題ですね。ただ主催者からすれば　止めれば経営が成り立たなくなるという切羽詰まった事情も

あるのでしょう。大イベント開催について　政府や専門家会議は強く自粛（慎重な対応）を求めていますが

３月　長期間の自粛で国民の中に　緩みが出て来ているのも事実でしょう・・・。

 

オーバーシュート（感染爆発）にならないように　パンデミック（世界的大流行）にならないように　

自分がクラスター（感染集団）の感染源にならないように　危険性のある場所（人混み）に行かないように

特にこれから４～５月がピークになる可能性があるので　注意したいと思います。私の場合　肝臓の

手術からようやく五ヶ月が過ぎようとしています。あと１月我慢すれば　肝臓再生も１００％可能　！？　

という所まできました。はやる気持ちを抑えて　自粛しつつも　意味のある毎日を過ごしたいですね。

 

それにしても　世界も日本もいよいよ大変な事態になってきましたね・・。ＴＶなどの報道では　うまく

いっても　小さな山が繰り返しあって　完全終息には長期間かかりそうです。　長期戦を覚悟だという

ことです。東京に焦点が当たってきていますが　焦ってスーパーに飛び込んでも　あまり意味がないよう

です。高知のスーパーにはトイレットペーパーなど大きなコーナーに　目一杯ありました・・。　マスクや

消毒薬がまだ不足ですが　もう少しの我慢です。

 

急激に変化する新型コロナウイルスを前に　先ずは命を守ること。感染しないように　手洗い　うがいの

励行と３密『　密接　密集　密閉　』をしないこと。巣ごもりのような自粛ムードが必要ですが　もう春

なので　ウイルスのいない自然の豊かなところで身体を動かし　ストレスも発散することです。東京は

今桜が満開でしょう。新宿御苑が閉鎖と聞いて驚いています。宴会までやらなくとも　静かに花を楽しむ

くらい　いいのではないかと思うのですが・・？　　まぁ桜は来年も咲くので　今年は自粛優先でしょう

か・・？

 

この花は　寒緋桜（かんひざくら）のようです。

雪柳（ゆきやまぎ）は枝に沿って　小さい花が付くので　面白い姿になります。

レンギョウ。この花も枝に沿って咲くのは　同じです。

桃　桜　つつじ　同じじ時期に咲き出して　忙しい思いをします。

著莪（しゃが）の花を上から撮りました。　きれいなかたちですね。　アヤメ科だそうです。

田起こし（田打ち）というのでしょうか　？　田植えの前　水を入れ　土を起こし　畦を作っています。

仁淀川の河口近く。　下の方にある黒い点は　カラス　？

仁淀川ブルーと言うのでしょうか　？　

浜エンドウ　というのか　？　浜辺によく咲いています。　青紫色も　赤紫色もある。

こちらは太平洋　或いは土佐湾。　ひさし振りに来ました・・。

震災対策として　何重にもテトラポットのようなのが　置かれています。

イワシなどの白い稚魚の総称ですが　シラスです。　茹でて干しています。

 

 

春野の森 桜 桜 桜・・・！！

（　　　高知市の南　太平洋に面する　春野に行って来ました。　すっかり桜の世界でした　！　）

 

少々古い新聞を見ていたら　３月８日の記事に　アメリカの感染者数が３００人を超える・・と出ていた。

驚くのは　今３月２３日現在　３万人を超えていることだ。約２週間で１００倍に増え　歯止めがかから

ない。２０日が１５０００人だったのが３日で倍増したことになる。ペンス副大統領は　検査に力を入れた

為だ　と言っている。日本も同じ事情ではないかと心配になる。現在１８７ヶ国と地域に出ていてほとんど

全ての国と言っていいほどだ。　　もうアフリカにも南米にも　ウイルスが広がっている・・。

 

ＷＨＯによれば　最初の感染者から１０万人になるまで　６７日かかり　次の１０万人まで１１日　更に

次の１０万人まで　わずか４日で到達したという。感染者は３０万人を超えた。明らかに封じ込めに失敗

した。致死率が低いと言われながらイタリアは５０００人を超えて　９％の致死率となった。医療崩壊の

状態である。教会に置かれた棺の数、　軍隊のトラックが列をなして遺体を運び　名前も分からず穴に

投げ込んでいる。カソリックの国においてこの状態だ。今年の初め誰が死ぬことを意識したろう・・？　

ご冥福を祈りたい。

 

ＷＨ〇がパンデミック（世界的大流行）という言葉を使ったと思ったら　今度はオーバーシュート

（爆発感染）の危険があるという。横文字が多すぎると不満を言う日本人も多いが　新型コロナウイルス

危機は『　第三次世界大戦　』と言う程　世界的な問題なのだ　！　恐怖をあおる表現にならないよう　

私もあまり使いたくないが　７５年間も世界戦争など無かったのに　突然　『　自分は戦時の大統領　』

（トランプ大統領）だと言い、　『　ウイルスとの戦争状態にある。』　（フランス　マクロン大統領）　

と繰り返されても　人々は突然の出来事に戸惑っている。でも各国で　ロックダウン（都市封鎖）が

広がっている。

 

そんな中でドイツのメルケル首相の発言が注目される。最初全人口の６～７割に広がる可能性があると

言って非難？されたが　最近の日本の専門家会議では　８０％の感染も考えられるとしている。過去の

ペストやスペイン風邪で実証済み？ということです。ドイツでも新型ウイルスの感染は止まらず　経済

崩壊の瀬戸際に追い込まれているのは他の国と同様です。（但し致死率は低い！）　感染拡大を防ぐ為　

食料品店などを除く商店の閉鎖　飲食店　理髪店等の営業停止を決めた。そして大規模な補正予算を組む。

税収減少の穴埋めと零細企業や個人事業主への資金援助だ。更に大規模な企業債務への保証で　危機が

過ぎ去るまで　信用を維持する考えだ。　近く引退を予想されるメルケル首相だが　ドイツも第二次世界

大戦以降最大の試練を前にしている。各国がそれぞれに最善を尽くして　この試練を乗り切っていきたい

ものです。

 

 

染井吉野ではありませんが　山や森に植えられた桜が　満開近く　見頃を迎えておりました。

高知市の染井吉野標準木は　ようやく予想より　１０日遅れて　２４日午後開花しました・・。

私は待ちくたびれて　午前中に　市内から１０ｋｍの春野へ　出かけました・・。

期待通り　至る所で満開の桜に出会いました。　高知が南国だというところをご覧頂きます　！

仁淀川もあり　太平洋もありますが　

原因は　やはり温暖化で　この冬寒さが足りず　休眠打破が出来なかったことによるそうです。

まぁ　それは　染井吉野に限ってのことらしく　他の種類は　平年通り　咲き出していました。

１輪１枝の桜も美しいですが　緑の間に白く　また桃色に大きく咲いている桜も　美しいです。

それにしても　東京に１０日も遅れて咲くなんて・・・？　鹿児島はもっと遅い・・？

今日は　そういうわけで　１０日間の忍耐を吹っ切る意味で　春野の桜　特集です。

次回は　春野の別の姿を紹介したいと思います。　高知の染井吉野は　その後です・・・？

 

 

高知城天守 再開 ！ 桜未だ開花せず ！？

（　　自粛していた高知城観光も　再開しました。　久々に活気　！　とありました。）

 

オーバーシュートという新しい言葉が出ました。『　感染爆発　』　という意味です。全国では何とか

ウイルスを抑え込んでいると言われながら　クラスターという集団感染が集まって国民の８割近くが感染

する！  という専門家会議の問題提起です。抑え込んでいるのに　オーバーシュートになるというのは　

不思議な気がしますが　最初の頃ドイツのメルケル首相が国民の６０～７０％が　感染するという意味が

分かってきました。中世のペスト、２０世紀のスペイン風邪を体験したヨーロッパ人が引き出せる結論が　

これだったのです。　死亡者だけでも5000万人を超えたと言われる感染症を体験したヨーロッパだから

こそ言える発言だった訳です。

 

感染病は　自然界の人類への報復　挑戦かも知れません。ある学者は　感染症は環境の変化から流行

するそうです。マラリヤやデング熱は温暖化で広がり　エボラ出血熱は熱帯林の破壊が原因とされます。

今回の新型コロナウイルス流行も　人類の過密社会と関係があるようです。どんどん増加する生物に

寄生して　その数を増やすことが出来るからです。今原因不明の感染者が増えていますが　無症状の

感染者やインフルエンザと混同された人々が　感染を広げている可能性があります。　だからこそ

疑わしい人々の検査が必要だと 識者はくどいほど言っているのです。

 

コロナウイルスは６０年ほど前発見され　私たちが日常かかる風邪の１０～１５％はコロナウイルスに

よるそうです。既に8000万年も前から　則ち人類の誕生前にもう存在していたそうです。（微生物は

４０億年前）既に風邪症状の４種類と重症化する２種類が知られています。重症化するコロナウイルスは

　SARS、 MERS など過去にパンデミックを起こしています。

 

『　感染症の世界史　』　を書いた石　弘之さんは　ウイルスの唯一の目的は子孫を残すことだと

言います。地上最大に上り詰めた人類にとって唯一の天敵は病原性の微生物かも知れません。人類

ホモ･サピエンスの歴史は２０万年ですが　その間　感染症に勝利したのは　天然痘とポリオぐらい・・と

言われます。スペイン風邪だけでなく　1957年のアジア風邪　1968年の香港風邪　1977年ソ連風邪　など

大きな犠牲を払っています。以前も書きましたが　今アメリカはインフルエンザが流行　2600万人が感染　

死者は１万４千人と発表しています。色々な感染症が　同時に起こることもあるんですね・・。

 

人類は絶えず　ワクチンや特効薬を作り出していますが　ウイルス側も変幻自在に変化して　ヒトの免疫を

かいくぐり　薬剤に耐性を持つ新しいウイルスに変異しています。人類とウイルスの戦いは未来永劫？

続くのです。私たち特に先進国に住む人類は　医学の進歩　上下水道の整備　栄養の向上などで様々な

病気に打ち勝って　人口を増やし　地球の支配者然とした生活をしていますが　一方コロナウイルスも

8000万年前から途切れずに生き抜いてきた　幸運な先祖の子孫だということです。　しぶとく生き抜いて

来たのです。

 

期待した高知城標準木の染井吉野はわずか　１輪　？　に留まり　開花宣言なし。

明日は間違いない　！？　と思われますが　東京より１０日遅れ　？？　信じられない　！？

３日前は　こんな感じでしたが・・。　まだ目覚めていない・・？

桜祭りのぼんぼりは付いていますが　どこか寂しそう・・・。

お城の外　梅林の所に　ヤマザクラが咲いています。

枝垂れのハナモモではないかと　思います。

黄色が鮮やかな　オキザリス。正確には　大黄花酢漿草（おおきばなかたばみ）という。

花韮（はなにら）もあちこちに見られます。

お城の原っぱには　紫鷺苔（むらさきさぎごけ）が今一杯咲いています。

今年初めての　著莪（しゃが）。実は牧野植物園でも見たのですが　載せるのは初めて　！　

紅いマンサクが　見頃ににりました。

 

 

春分の日 今日高知では 染井吉野の開花日です ！？

          (   高知城の桜　染井吉野が　２～３輪　咲きました　でも　標準木ではありません・・。　）

 

今日は春分の日　そして高知の染井吉野も開花する日。ほぼ全国的に４～５月の暖かさだいうことです。

祝日でもあるので　普段なら家族連れがお城へお花見に来る頃です。でも今年は『　花は咲けども　

集う人無しの春　』　になるかも・・。　花は裏切らないのに・・？　　人の世は大混乱・・・！　　

 

今回の新型コロナウイルス肺炎危機は　世界中の問題です。アフリカにも広がり　感染者は約２２万人です。

今後数千万人に広がるかも知れない地球規模のな感染病です。ローマ・バチカンのあるサン・ピエトロ広場も

　サウジアラビアのカーバ神殿も　ほとんど人を見ません。信じられないことです。ＴＶで最近よく出る

ヴェニスのサン･マルコ広場も　ミラノのドウーモ広場も同じです。各国が国境を封鎖したり　入国を制限し

ている自粛ムードなので尚更です。これによる　経済的打撃は大変大きいものでしょう。　感染予防と経済の

活発化　この両立によって　新型ウイルスに勝利した・・ということです。

 

自粛の期限がどんどん延びている　そんな感じがします。日本の自粛は３月中に終わるのでしょうか？

国よりも地方自治体のリーダーシップで　解決が図られていく　そんな気がします。全国一律の学校休業

より　地域の実情に応じた施策が望ましいと感じます。世界的な規模での課題、オリンピック　ワクチン　

特効薬の開発　感染危険地域への援助などありますが　和歌山　大阪　北海道や国々の地域的な施策が

効果を上げている感じです。

 

アメリカでもスーパーでの買い物に多くの客が集まり　食料だけでなく　トイレットペーパーまで無く

なっています。日本と同じですね。ニューヨークのスタバでは　テーブル椅子が無くなり　テークアウト

だけだったりしています。フランス　イタリアも厳しい制限です。フランスの大統領も見えない敵との

戦争だと語っていました。ドイツのメルケル首相は国民の６割から７割まで感染が広がる危険があると

言ってます。掛かり付医（ホームドクター制度）の出来ているドイツは　他の国に比べ致死率が　非常に

低いですね。

 

ドイツは感染者数は日本の３倍ですが　死亡数は１２人で日本の１／３です。検査はしっかりして　治療も

しっかりして　死者を最低限に抑えています。そんなドイツが8300万の人口の６０～７０％感染を予測する

というのは大変なことです。今が5000人なのでこの１万倍も予測して　それに対応しようとしている　凄い

ことです。多分　第一次大戦の経験を考えてのことでしょう。私たちも３月～４月収束を期待するなんて

甘いかと思います。夏場まで　或いは年を越える覚悟も必要かも・・。第一次大戦などもクリスマスまでに

終わると言われながら　４年以上かかりました。韓国　台湾が過去の経験に学んだ対策を今回とって　成果を

上げています。日本もそうありたいですね・・。

 

ＴＶによく出る岡田さんも　感染者はこれから増える　まだ初っぱなだと言ってます。オリンピックも

大きく中止か延期に傾いています。それくらいの大型の感染症です。『　第三次世界大戦　』がこんな形で

起こるとは　予想もしてなかった。かつ相手が人間でなくウイルスだとは・・？　安全保障対策の不備を

突かれた感じです。今からでも遅くない　先手の備えを　今していかなくては・・・。

検査方法が確立し　特効薬　ワクチンが開発され　経済的損失を受けた人々が回復出来るまで戦いは続く

ということでしょう。３・１１東人間大震災の復興がまだ完了していないように　世界にとって  単に

株価が回復出来るだけでなく　人々がこの戦争を忘れるくらいまで　戦いは続くと考えなくてはならない

かも・・・。

 

牧野植物園は　温室を除いて　この期間もオープンしています。

ムスカリ　仲々写真の焦点が合わず　苦労します・・。

シデコブシ。私の家の周りのこぶしは　少々貧弱ですが　さすが植物園　色々な種類があります。

モクレン科　ミケリア　マウディアエ

　

姫コブシ

コリ柳　韓国の柳の種類のようです。

サンヨーツツジ。　染井吉野の開花の後だと思っていたツツジですが　それより早く　ビックリ！

翁草　オキナ草。この花も下を向いていますので　撮りにくい・・。

雪割一華（ゆきわりいちげ）。　仲々植物園以外では　見られない・・。　

土佐水木。　水木には色々種類もあるのですが　高知ではやはり　土佐水木　！

琉球馬酔木

ピンクが混じる。アケボノアセビ

ヤマザクラ　花と葉が同時に出る。最初茶色の葉も　５月頃には　緑に変わる。

先日　話題の　きぶし。

 

 

３月中旬 牧野植物園の花。 高知の桜も間もなく開花 ！？

　　（　　牧野植物園のルピナス　新しく造られた広場に　今キレイに咲いています。　）

 

大きなオーテピアと呼ばれる高知の図書館がコロナ危機（騒ぎ）の中で　又休業期間が延びた。

お城当番も３月１杯休み　病院も４月に診察を延期してもらったので　街中に行く必要がほとんど

無くなった。『　５Ｇ　』　が少し興味を引くが　高知という地方都市に実現するのは　来年から

だろうか　？　

私も毎年のことで　ここしばらく風邪の雰囲気があって　喉　頭　リンパ腺が痛かったりするが　病院へ

行くこと自体　健康に良くないと決めて　丸一日家から出ないこともある。それでも１日5000歩は歩か

なくてはと　鏡川土手を散歩するか　家の中を歩き回る？など　自粛ムードの中で過ごしています。

最近亡くなった野村監督の名言の一つに　『　人間が勝てないものは　時代と年齢です。』というのが

ある。今の時代　こんなコロナ危機（騒ぎ）になるとは　正月元旦には思いもしなかった。私なりに回復

スケジュールを立てていたのに　どんどん崩れていく。世の中自分中心に回っていないことを実感する。

 

老年学会というのがあって　２，３年前に　『高齢者とは７５歳以上』に定義しようと提言した。90歳

以上を超高齢者と呼ぶ。医療の進歩や生活環境の改善により　身体の動きや知的能力が10歳は若返って

いるというのが根拠らしい。　日本は働く高齢者の割合が高い。65歳以上４５０万　70歳以上３３６万

いるそうだ。高齢者の世界就業者比較では　ヨーロッパに比べ日本はダントツに高い。年金が足りず　

働かざるを得ないとか　2000万も残しておかないと老後を生きていけないという面もある。長い老後を

どう生きるか　？　幾ら頑張って百歳体操したり　グランドゴルフに精を出しても　順番に高齢者から

来なくなる。私なども卓球クラブから　そう見られているかも知れない・・・。（　手術以来ずうーと

休んでいるので・・・） 

思えば私たち後期高齢者は　太平洋戦争という時代に生まれ　戦争で廃墟となり　そして復興　成長　

何度かの不況を経て　今未曾有の感染病という混乱の中で　その人生を終えようとしています。ため息を

つきたい思いです。なんという時代だろうと思います。コロナウイルスが恐い！　かからないように　

又移さないように　若い人々以上に気を付けています。ちょっと熱がある　咳が出る　身体がだるい・・

というだけで　もしかしたら・・という気になる。　情けないなー　と思います。加齢、体力の低下を

実感します・・。

今回の新型コロナ肺炎も　死亡リスクが高いのは　心臓の疾患や高血圧等持病のある高齢者で　

中国のデータでは感染者の60歳以上が８０％を占め　その半数は７０歳以上だった。イタリアでも同じ

傾向で死者の大半は８０代で　６０歳未満は一人もいなかった。中国では　男性の致死率が女性の

２～３倍に上がっている・・。

自己治癒力にもそう自信が持てません。　若い時は良い意味で　傲慢だったと思います。病気なんかに

負けるか　！　という思いでした。高齢者になると　それ程上品でないですが　謙虚になります。もう

駄目かなーと弱気になります。両方とも主観的で　根拠もありません・・。高度成長期という時代その

ものが傲慢だったと思います。アメリカを買い占めるという時代がありました。

『　ｊＡＰＡＮ　ＡＳ　Ｎ０　１　！　』　という時代も。野村監督も晩年はやはり　老いて見えました。　

時代も年齢もままならない・・・ですね。

今日は少々ブルーな思いで　普段の調子が出ません。まぁそういう時もあるでしょう。黑井さんも改めて

今日検査を受けます。頑張って欲しいですね。私も耳鼻科で耳とリンパ腺を診て貰いました。外耳炎と

いうことです。　薬を貰いに薬局へ行くと　咳き込んでる婦人がいて　慌てて外へ出ました・・。　

クリニックも薬局も　こんな患者といつも接触していて　大変だなーと思いました。

東京は染井吉野が開花した日に　雪が降ったと言います。高知にも寒波が来ています。　でも高知も

まもなく開花です。そうなれば春のポカポカ陽気で　元気も回復してくるでしょう。新型コロナウイルスも

収束の時が必ずあります。　その時が何時か　時代に負けないように　頑張りたい　！！　と思います。

 

昔行ったニュージーランドで　美しく咲いていたのを思い出します。

早咲きの桜。　ときめき桜　と聞いたことがあります。

又メジロが多く来て密を吸っていました。普段は何処にいるのでしょう　？

猫柳（ネコヤナギ）ですね。不思議な事で　花を見ると　それが咲いていた場所を思い出します。

牧野植物園では　早咲きのつつじも咲き出しています。日陰躑躅（ひかげつつじ）です。

霧島ツツジ。

桜のように見えますが・・。　　玄海つつじ　と言います。

きぶしです・・。　木五倍子　と書きます。　読めますか　？

仙洞草（せんとうそう）　と言います。小さな花です。植物園ならでは・・でしょうか　？

アジサイも　新芽から　若葉へ。　春は確実に来ている感じですね・・。

ナルキッスス・パピラセウス｡　先日も載せた。　黑井さんの庭にある・・？

一個ポツンと野いちごの花が・・。

雪柳の本領が　見えてきています。

 

 

ホワイトデーもさっぱり ！？ 病気も 経済も オリンピックも 心配です。

    (     山茱萸（さんしゅゆ）　２月から咲く花。茱萸とはグミのこと。　早春の花です。）    

 

こんな大きな事件（危機）があると　今日がホワイトデーだなんて　忘れてしまいますね・・。

又常磐線が９年ぶりに全線開通した　という明るいニュースも小さく扱われてしまいます・・。

アメリカはちょっと前の呑気な発言から一転　国家非常事態宣言を発表。スペインも日本も同じような

宣言、法律を通しています。

 

パンデミック（世界的な大流行）宣言が出ました。今後多数の感染者が出る可能性があり　流行の

拡大防止に向けて　WHOが最大限の要請をするもの。世界で１3万人の感染者。死者は４9００人を

上回る。日本では１４日午前の時点で感染者数は１４２３人で前日比３６人増加。３日間減少傾向に

あったが　又増加に転じた。死者は２８人である。人類社会への大きな危機、多分リーマンショック

以上のものだ。たかがウイルス一つと思うが　ローマ帝国以降の２０００年の歴史を見ても　感染病に

よる被害は大きなものがある。

 

ＴＶでよく見るようになった岡田晴恵さんという医学博士　大学教授の方がいます。よく疲れないなーと

感心したりしながら説明を聞いています。その方が書いた本を図書館で見つけ　閉館の前に借りて

きました。子供向けに書かれた　『　おしえて　！　インフルエンザのひみつ　』という本ですので　

私にも比較的分かり安いです。岡田さんによると　２０世紀３回の新型インフルエンザが発生しました。

最も大きい被害を出したのは１９１８年に発生したスペイン風邪と言われるインフルエンザです。

 

その頃世界は第一次世界大戦中で戦死者が１０００万人という大戦争でしたが　実はスペイン風邪に

よる死者は５０００万人を超えたと言われます。この頃は　未だ病原体がウイルスとは分からなかった。

細菌より小さいウイルスで　当時の顕微鏡で見ても分からなかったからです。日本でも当時の人口

５５００万の内　４２％が感染し　４５万人が死亡したと報告されています。感染症はそれ程人類に

とって恐ろしい病気です。それ以降も人々は　この未知の病気におびえてきたのです。

 

今回の新型コロナ肺炎もインフルエンザと同じようにウイルスによって感染し　発病します。コロナ

ウイルスは７種類もある風邪症候群のひとつ。ウイルスのファミリーです。新型と言われるように　

新しいタイプのウイルスでまだよく分かっていない所があり　ワクチンも作られていません。ただ

似ている所があるので既存の薬を試しに使って様子をみています。日本のコロナウイルスは武漢　

イタリアに比べ　感染力　致死率は低いようです。違うタイプのウイルスではないかと思ったりします。

 

ともあれ世界中が自粛ムード。色々な催し　イベント　集まりが中止されています。卒業式も縮小か中止

エンターテイメントも多くが中止ですね。四国で最大の水族館もオープンが延期されました。中でも

就職内定が取り消しのニュースがあり　大変気の毒です。デマ　中傷や闇取引が横行しているようです。

ギリシャで聖火リレーが始まったとか、縮小という報道もあり　オリンピック延期も現実味を帯びて

きました・・・。

 

 

雪柳（ゆきやなぎ）　雪が降ったように　真っ白に咲きます。

中にピンクっぽいのもあります。

山吹色の小判などと言いますが　金色に咲く山吹（やまぶき）

ほんとは４月からですが　高知は南国・・。

ツツジ科ですが　馬酔木（あせび）です。壺のような　スズランのような小さな花の集まり。

ピンクもありますが　小さな房のようになって　可愛いです。

牧野植物園で見た　紫木蓮（しもくれん）　こちらも満開です。

外は紫でも　内側は白いです。

牧野植物園で見た　色々な水仙。

スズランスイセン

典型的な黄水仙。

ちょっと変わり者　？

 

 

３・１１東日本大震災から ９年が過ぎました ！

　　（　純白の木蓮　　その美しさは　何者にも変えられません・・。）

 

自粛の毎日です・・。　新型コロナウイルス肺炎騒ぎに心が奪われている間に　３月１１日が

やってきました。ＴＶの報道で　常磐線の全線運行再開を控えて　福島県の立ち入り禁止区域の

一部　富岡町　夜ノ森駅周辺と周辺道路の帰還困難区域などが　解除されたということです。

私も訪ねたことがある富岡町では　美しい桜並木の一部が2017年に解除済みですが　桜を楽しめる

範囲が広がり、地域の　『　シンボル“復活”』への期待が高まっています。　ただここでもコロナの

影響で　今年の桜祭りは中止。　令和５年に　避難指示が全面的に解除されるとのことです。

あの３・１１から人の手が全く入っていない家々がＴＶで映し出されていました。　地震でかろうじて

残った家々も　中はすっかり黴びたり　錆びたりしています。　もう片付けて立て直ししようという

気持ちが起こらないほどに　荒れ果ててます。　私も以前浪江町や富岡町の一部を歩きました。異様な

静けさ、雑草が茂り　人々が住んでないことは分かります。近づくと壁が落ちたり　屋根が抜けたり

して　災害時の大変さが想像出来ます。すこしづつ取り壊しが行われていました。　高齢化が進み　

又他の地での生活が定着し　故郷へ戻ろうという人々も少なくなってきており　　住民の嘆きが聞かれ

ました。　全ての帰還困難区域の解除に向けての一歩としながらも　９年間　時が止まっていた現実は

重く　住民の帰還を願って　３年先のの避難指示全面解除を目指すと地元町長さんは語っています。　

頭が下がる思いです。

未だ避難生活を続けている人々も多い。１１日の新聞で　災害公営住宅で孤独死２４２人という記事が

あった。（東北３県）　入居者の３割は高齢者の独り暮し。災害時だけでなく　この９年間　震災関連死は

３８００人もおられる。政府主催の追悼式は中止となったが　行方不明者の捜索は続いている。福島県を

中心とした被災者の皆さんには震災はまだ継続しており　復興は完了していない。汚染水問題で折角回復

してきた福島県の漁業も又　不安を抱える。内外の風評被害は未だ収まっていない。３県で震災前に比べ

人口が３３万人減少している。そうでなくても過疎化　少子高齢化の進む地方において　人口減少は大きな

痛手だ。　福島帰還について元住民の４０代以下の人々は　半数が　『　NO 　』　と言っている・・。

厳しい現実　！

 

紫木蓮（しもくれん）　もう花びらがすっかり開いて　葉が芽吹いてきています。

大きくなった　フキノトウ。

 

お城の裏庭にヒッソリ咲く　枝垂れ梅。　先日も紹介した梅の花です。

花が小さいですが　ヒヤシンスです。

小さな花　紫カタバミ。

　　　　　　

　　　　　　　　こんな所で・・　と思うほどですが　今が盛りです。

この小さなすみれの花も同じですね・・。

鮮やかな紫色です。　

小さな花の特集のようになりましたが　小型の黄水仙です。

ナナカマド。　先日クロガネモチの実を紹介しました。　似ています。

土佐水木（とさみずき）　高知の春の花ですね。

　　

 

新型コロナウイルス 世界に広がっています。

（　染井吉野　？　一輪咲いた桜。　高知では１９日開花の予定ですが・・？）

 

経済の落ち込みがひどいことが　数字でも明らかになってきた。政府は相変わらず２月の月例経済報告で

『　景気は穏やかに回復している。』　と呑気なことを言っていたが　景気動向指数は６ヶ月連続悪化し　

１月の消費指数は前年より　3.9％減となった。 ２月は外出や旅行に自粛が広がっており　消費税増税の

反動が残り　ここに新型コロナウイルスの大きな影響が予想されると　消費支出は大きく減少する可能性が

ある。　感染拡大がどこまで広がるか　先が見えないので金融市場も動揺している。

 

株価も２万円を切り　今日も下がっている。ニューヨークの値下がり幅は２000円を超した。原油価格が

大幅に下がった。背景に経済減速があるからだ。円高は一気に１０１円台になった。（現在は１０３円台）

極端な円高は日本の輸出にブレーキがかかる。　新型コロナウイルスが世界経済に深刻な打撃を及ぼすと

いう懸念が世界に広まっているせいだろう。『　実体経済はそう悪くない　一喜一憂しない方がいい　』と

専門家は言うが　巷では　早期回復困難　！　と　『　令和恐慌　』　という言葉も流れている。

 

新型コロナウイルス終息まで　半年　更に年を越す危険があるという。オリンピックは延期の方向に動く

かも知れない。そうなると日本はマイナス成長となり　１６兆円を超える国内総生産が減少する試算がある。

ウイルスの流行終息が３ヶ月遅れるだけでも　４兆５千億もの減少が見込まれる。街の飲食店　小売り店は

客が減り　売り上げが極端に落ちているし　このまま数ヶ月続けば　客もいない　物もないことで店じまい　

倒産となるところは多いと言われる。既に人員を減らす動きは出ている。経済と治療の両立　過去にない

厳しい現実に私たちは立たされている。　国難以上の　世界レベルの人類への試練と言っていい・・。

 

次々に総理から出される方針で社会の混乱は増していく感じ。現場も大変だろう。新聞を読んでいくと

根拠、　説明（説得）、　責任　という文字が多く見える。対策の根拠が示されない。充分な説明がなされ

ない。責任を連呼されても不安は減らない。　信頼感が醸成されていない結果か？　アベノミクスはとっくに

破綻していると思うが　金融政策で上辺をつくろって来た・・。　マイナス金利の日本が経済の危機に打つ

べき手段は少ないとされる。　楽観論は後退し　国民の不安は増している。

 

高知も大変です。高知城の天守や５つの博物館　図書館　日曜市　ひろめ市場まで休業です。色々な趣味の

教室も軒並み休みで　やっているのはグランドゴルフ　プール　牧野植物園（温室は閉鎖）などです。最初に

感染者の出たクリニックは休診を続け　次に出た病院は開いています。ネットでは感染した職員は患者と

接触しない部署で　接触者のＰＣＲ検査も陰性だったということです。ただ通常の初診外来は一部制限され　

一般にはＰＣＲ検査・治療は行っていないようです。私も風邪を引かないよう注意しています。皆さんも

そうだと思います。教会は日曜礼拝を続けています。霊肉とも守られて出席出来ていることを感謝して

います。　神様　どうぞ　私たちをお守り下さい。

 

高知城の標準木は　まだ固い蕾。　まだ１０日あるので　時折チェックに行きます　！？

何故東京より数日遅い・・？　　去年辺りは全国で１、２番だったと思いますが・・？

これは早咲きの桜。　新芽も出ている　？　ので　ヤマザクラ？　

これはまた別の種類　？　

遅咲きの枝垂れ梅　！　　高知城の裏庭にいつも　遅れて咲きます。

 

この花は　木瓜（ぼけ）です。　花期が長く　今満開の感じです。

最初　黄梅かと思いましたが　山吹（やまぶき）ですね。今年初めてです。

普通は４月からの花ですが　南国高知では早いです。

紫木蓮（しもくれん）　　空き家になった家にも　毎年花を咲かせます。

まだ少しですが　マンサクの花。

襴草（きらんそう）。　野原で普通に見られる。　茎は地上を這う。　野草です。

やはり野原でよく見る　仏の座。　次は姫踊り子草を紹介します。

つぐみ　？　　　雀より大きい。

 

 

春は確実に来ています。でもコロナ騒ぎで 高知の経済も 人々の心も冷え込んでいます。

　　（　　これは　これは　コロナ騒動終息まで　自粛・・とは　！？　）

 

世界の新型コロナウイルス感染者数が１０万人を突破した。　感染は９０ヶ国に広がり　死者は

３４００人を超えている。『　グローバル化した世界において　各国の団結が唯一の選択肢だ。　』と

ＷＨ０は　封じ込めに世界各国の協調を促した。日韓両国が相互に入国制限を打ち出したことについて

有益ではないと　その政治的な争いを戒め　感染拡大防止に集中すべきだとも　伝えています。

 

一方経済の失速も深刻です。昨年末の国内総生産（ＧＤＰ）が　消費税増税や台風被害などで大幅に

落ちこんでいた矢先に今年　新型コロナウイルスの感染が中国から広がった。世界の工場と言われる

中国経済の落ち込みは日本だけでなく　世界に影響を与えている。国際分業体制が麻痺してマスクだけで

なく工業製品の部品　完成品に至るまで滞りが生じている。部品　製品が入ってこない　！　このままでは

倒産続出　地域の悲鳴が間近に聞こえる。こんなにも日本の経済に　中国企業が深く関わっていたことを

改めて知った。

 

高知県の経済も新型コロナウイルス騒ぎで　大きな打撃を受けている。名物の日曜市も中止　季節の野菜は

保管がきかないと生産者はぼやく。買い物客も少なめ。私も高知城を歩いて見たが　日本人観光客が散見

出来る程度で　外国人観光客は見えなかった。当然免税店　お土産屋さんも影響が大きいだろう。普段は

春の観光を盛り上げる　土佐のおきゃく　皿鉢祭り　色々な企画　イベントが中止になった。

三翠園という高知でも有名なホテルは１６００人の宿泊キャンセル　卒業祝い　謝恩会　４５００人解約が

あったそうだ。スポーツの分野でも　高知県での女子プロゴルフ第二戦のキャンセルで　数百人のホテル　

キャンセルがあった。各種大会が中止された。その中にはマラソン　卓球　野球などある。

聞けば女性専門のスポーツジム　カーブスもお休みするらしい。そんな中でグランドゴルフ　プールは

頑張ってやっている・・。観光業も軒並み総崩れだ。お花見　修学旅行　歓送迎会なども中止　延期　

縮小が多くなる。

 

色々な大会　公演の中止は多くの人々にダメージを与える。自粛ムード一色になれば　生活に響く人々が

大勢出る。仕事を失う人　収入の減る人も多く　倒産企業も心配される。それでなくとも脆弱な地方

経済である。リーマンショックの時　企業は派遣切りで業績悪化を避けようとした。東日本大震災の時も

職と住まいを同時に失った非正規が続出した。弱者の受ける影響が大きい。今回もフリーランスの生活

不安定が指摘されている。政府は景気は上向きだと言い続けているが　コロナを理由に経済悪化の

原因を自然現象に転嫁するだろう・・？　　消費税減税をという声も　真面目に考える時かも知れない。

 

鏡川の清掃まで　中止にすることはない・・と思いますが・・。

警察まで　イベント中止　！？

お城案内のボランティアも休業　？　私の仕事も無くなった・・？？　

一方自然の花は　今満開へ。　ミモザアカシア。他ではこれから開花する花です。

日射しがあれば　もっと鮮やかなのですが・・。

コブシの花も　なんとか　満開　！？

お城の堀端の雲南黄梅（うんなんおうばい）も満開。

鏡川土手の菜の花も　満開　！　　　春は黄色い花がよく似合う・・と思っています。

すみれの花も　道路の隅に鮮やかに咲いていました。

花韮（ハナニラ）　　これからが季節ですね。

ヒヤシンス。漢字では　『　飛信子　』　と書きます。　ヒヤシンスと読めますね・・。

山梨では　４月末でしたね。　地にはうように広がって咲きます。

東京はソメイヨシノの開花が１５日とも聞きますが　なぜか高知は１９日の予定　？

土佐水木。　牧野植物園へ見に行く予定でしたが　近場で見られました。

土佐という名前が付いているだけで　うれしいですね・・。

 

 

 

 

３月 おひな祭りも 虫が地中から出て来る 啓蟄（けいちつ）も過ぎていきます。

　　　　　　　

　　　　　　　（　グランドゴルフで初優勝　！　花を持たせてもらった優勝です。　１２アンダー！　）

 

新聞を見ていると　結構激しい言葉が行き交っている。

『　マスクだらけの卒業式　在校生は不参加 』　『　市民ランナー不在の東京マラソン　』

『　応援自粛　それでも７万人応援　』　『　高知競馬も大相撲も 無観客で　力士感染なら中止　』  

『　会社　パ＝ト休めない。』　『　学童保育に教室　先生活用　？』　では休校の意味は？

『　イベント中止にキャンセル料補償　』  『　死亡の多い高齢者を優先すべき』　『　一斉休校は

　科学的　？　総理のパフォーマンス？　』　『　トイレットペーパーが無い。納豆まで消えた・・』

『　新型コロナウイルス肺炎のバカーーー　』等々　　新型ウイルスへの人々の思いが見えてくる・・。

 

更に選抜高校野球も無観客で・・というニュースも伝わった。大相撲もそうだが観客無しの勝負は気が

抜けた感じがする。　選手・力士も気の毒だ。　と言っても苦渋の決断だろう。　他のスポーツ試合も

続々中止されている・・。高知も例に洩れない。５つの博物館も休業。　観光客はまばら・・・。

 

大きな感染症は　今世紀だけでも４回目だという。そして感染症とは人類始まって以来付き合いだと

いう。前回書いたように　ウイルスは自立して生きられない。他の生物の細胞を宿主（　寄生生物に

寄生される生物　）にして自分のコピーを作っていく。正直マスクの隙間をぬっていく　極々小さい

生き物です。しかもどんどん進化して　薬を乗り越えていく。次々と新しいウイルスが又細菌が人類を

襲ってくる。　彼らが自滅するか　他の宿主に移るのを待つしかない　？　　

 

私自身の動きを見ても　人混みの中へ行かない。例えば　スーパー　図書館　（今日から2週間休み）

病院などは行きたくない。行く時は短時間　最小限の行動に限っている。毎月の病院も今月は自粛　？

母親のデイサービスも自粛を要請された。ほぼ命令に等しい。感染者が出たクリニックに通っていた為だ。

私の行っている病院での薬は　電話で処方箋を依頼し　薬局の方が取りにいってくれることになった。

 

今『病院』が一番危険と政府が自宅治療を呼びかけている。確かに風邪を貰う危険が高い・・。行くのは

グランドゴルフ（２日に行き　優勝カップを貰った　！）　植物園　鏡川土手　土佐山など山間や春野

など海に面する所。　自然が一杯の所はブログの為でもあるが　こんな時本当に有り難い・・。

 

中高生が春休み？になって　友達とカラオケやゲームセンターに入り浸るのが問題になっています。

普段ならそれでもいいけれど　折角人混みを避ける為に休校にしたのに　これでは何の意味もない。

若者には若者の不満　意見もあるようだが　別の楽しみ　時間の過ごし方を考えて貰いたい。一方

娯楽産業の業者にとっても死活問題でもある。博物館内の喫茶店のマスターも　『　明日から１９日迄

休業せざるを得ない。仕方がないとあきらめ顔　！？　　でした・・。

　これについては又別に考えたいと思っています。

 

 

しばらく見納めの高知城。

 

お城博物館も明日からお休み。　いつの間にか　３月３日のおひな祭りも過ぎましたが・・。

昔のおひな祭りのお人形。

貝合わせ　という昔の女の子のお遊び。

紫木蓮（しもくれん）　紫色の木蓮は数が少ない・・。

 

これも数が少ないですが　コブシの花です。

モントブレチア。　鏡川の土手に咲き始めました。

ヒマラヤ雪の下。

雪柳（ゆきやなぎ）　これから真っ白に見える程　白い花が咲いてきます。

これも鏡川の土手に咲く白木蓮。

毎月一回の賞杯レース。　私も１年半かかって　ようやく賜杯を手にしました。

 

 

 

３月２日 私の毎月行く細木病院でも 感染者が出ました ！

（　本多さんは　この白木蓮が大好き　！　だとか。　今高知では満開です。)

 

３月に入りました。この冬は記録的な暖冬でした。これからの３ヶ月予報でも　平年より高い　という

ことです。更に夏場も４０％は平年より高いそうです。この冬初氷　初雪は遅いところが多くなりました。

福岡などでは２ヶ月　名古屋も５０日遅い初雪でした。高知市はお知らせした通り　０℃以下になったのは

二回だけ　？　それもー0.1℃と－0.3℃でした。 春を告げるトンボの羽化も何と２月末という新記録。

春のシンボルでもあるタンポポは横浜で４０日も早く　梅は近畿から東海にかけて２週間程早かったと

いうことです。この冬は全地球的に高温で、偏西風が北に蛇行し北の寒気が南下しづらかったのも一因とか。

偏西風の平衡機能が充分機能しなくなっているそうです ?

 

２０１９年は全地球的に観測史上２番目の高温でした。２０１０年から２０１９年の１０年間の平均気温は

過去最高でした。１９８０年以来  １０年間平均気温は過去最高を更新し続けています。世界気象機関

（ＷＭＯ）はこのままだと『　今世紀末迄に　産業革命前より３℃から５℃上昇する。』と言っています。

今世界は今世紀末　産業革命前より1.5℃以下の上昇に留めようと　パリ協定を実行し始めたばかりですが

二酸化炭素排出量は減少しておらず　気温は上がるばかりです。

 

日本は２０１９年　観測史上最高気温でした。明治３１年観測を開始以降　最高気温になったという

ことです。　明治３１年以来　１００年で既に1.2℃上がっています。この調子だと東京は屋久島並みに

名古屋は種子島並みになるそうです。亜熱帯の気候に変わるということです。去年の夏暑かったという

記憶があるだろうと思いますが　今年は更に暑くなるのでは・・と今から心配です。加速度的に温暖化が

進むと言われるからです。

 

新型コロナウイルス騒ぎの時に　この夏のことまで心配させるのは申し訳ないですが　プラスチックゴミの

増加も　二酸化炭素の排出も　同時に起こっていることを知って貰いたいのです。トイレットペーパーが

無くなるかも・・と心配する必要はありませんが　温暖化は放置出来ない問題です。それはＳＤＧｓ

（エスディジーズ）が広範囲の問題を同時に扱っていることでも分かります。 未だ終息が見えない新型

コロナウイルス感染で　世界経済も後退の危機に瀕しています。経済も環境も待ったなしの事態なのです。

 

こんなに開いた木蓮も珍しい・・。

蔓にちにち草に　蝶々がとまっていました。

ミツマタも今　満開　！

 

黄梅（おうばい）も　花を広げています。

雪柳（ゆきやなぎ）が　咲いて来ました。

変わり者の水仙。　スミマセン　ペチコート水仙です。正式名称は別にあるようです。

黄水仙（キズイセン）

ナルキッスス・パピラセウス　？　ナルキッススとは水仙のことですね。

オキザリス。　野原によく目立ちます。

鏡川の中州に広がる　菜の花の黄色も目立ちます。

クロガネモチの実　？