( 木蓮(もくれん) 又はマグノリア と言います。 今年もあっという間に満開です。 )
仲々分かりにくい説明だと思いますが 皆さんは 『 大賀ハス 』 のことを ご記憶あると思います。
古代の実(種)から発芽 開花したハスです。昭和26年遺跡の中でハスの実3粒が発掘され 大賀博士により
発芽、育成が行われ 生命が甦った弥生時代のハスです。2000年前のハスはその時まで生きていなかったが
ある条件の下で生命が復活した!? 今も美しい赤い花を咲かせていますが 2000年の間 まさに死んだように
眠っていたのです。ウイルスとは直接関係はありませんが 生命の不思議を感じさせるものです。同時に今シベリア
では温暖化により永久凍土が溶け出し メタンと共に 古代のウイルスが甦って来る可能性があると言われています。
古代ウイルスと古代ハス 似ているところがあると思います。その生命力でしょうか ?!
無機物が有機物になり 生命が生まれる・・!? 私にはこの関係がよく分からない。生命の誕生に気温 栄養 時間
或いは偶然が関係しているのだと想像はしています。それでも無から有が生まれる ? 手品でもないのに ?
だけど 大分周辺のことは分かってきました。 先ず有機物とは何か? 炭素を含む化合物のことで 他に水素 酸素
窒素などが含まれている。炭水化物 タンパク質 脂肪など生物の体内で作り出される物質又 人工的に合成される
物質を有機物と言います。 ( 簡単な炭素化合物は無機物に分類。)生物が体内で作り出す物質とは 植物が光合成に
よって作り出した澱粉などの有機物です。その植物を動物が食べ 又別の動物が食べ(食物連鎖)体内で必要な有機物を
作り出します。これが生態系を維持する生物の関係で 生態ピラミッドとも呼ばれます。 ここには全て炭素が含まれています。
私も生命体の一つ 生態系の中に生かされる生命として その根源を突きとめておきたい という気持ちがあります。それは
無数の星を眺めていた古代人から始まっています。私の聞く限り 色々な実験からは 無機物から生命体と呼ばれるものは
再現されていない。 山中教授の ips細胞も人から採取した細胞を利用し色々な臓器に変化させる多様性細胞です。無機物
から有機物が蓄積され 有機物の反応によって生命が誕生した ? と化学進化説は言います。これは多くの科学者の考えです。
又宇宙の超自然的現象であると宗教学者は言います。 生命の誕生は神の行為であるとする考えです。私もいつも聖書の創世記に
戻っています。
『 初めに神が天と地を創造した。地は茫漠として何もなかった。闇が大水の上にあり 神の霊が水の上を動いていた。』
『 神は仰せられた。光があれ 』 神は大空を造り 地と海を造られた。 地の上に植物を芽生えさせ 水には生き物が群がる
ようにされた。『 神はそれらを祝福して 生めよ 増えよ 』と仰せられた。そして最後に 『 さぁ 人を造ろう われわれの
かたちとして われわれに似せて・・ 全てのものを支配するように 』 『 神は彼らを祝福された。』 と創世記1章にあります。
科学では ビッグバンによって造られた宇宙に万物を形作る根源となる原子が誕生。当初は水素やヘリウムだけだったが ガス状に
まとまり出し 自ら輝く最初の星が生まれた。無数の星が出来 銀河を構成 核融合反応が起きて 鉄や炭素 ケイ素などの元素が
生まれた。やがて宇宙の片隅に 天の川銀河が生まれ46億年前の太陽、地球誕生につながっていく。元々 宇宙の塵の集まりが
イトカワやリュウグウのような小惑星となり 衝突や合体を繰り返しながら 更に大きな地球などの惑星になっていった・・。
ここに生命が誕生する要因があるようにも思えます。日本の『はやぶさ』もアメリカの火星探検も生命の痕跡を必死に探しています。
人類にとって自分の故郷とも言える生命探求は 何時までも続く課題だと思います。 ウイルスとは生き物か ? (続く)
真っ白な花びらに太陽の光が当たると 輝くような この世のものとは思えない美しさになります。
本来は3月の花かもしれませんが・・? 高知ではいつもこの時期に咲きます。
厚い殻を破って 白い花びらを広げます。でも完全には開かず 1週間も経たず散ります。
これは開いている方・・。 上を向いて咲くので いつもは下から見上げる感じ。
中央公園近くの白木蓮は 木が比較的小さいので 少しのぞき込む感じで雌しべなど見えます。
枝が下まで付いているので 花全体を見ることが出来ました。
結構花が蜜に咲きます ? 木蓮と書くのは ハスの花に似ていることから・・。
白木蓮の花言葉は 高潔な心 ! ただ花びらはすぐ傷ついて 茶色に汚れてきます・・?
少し木蓮から離れて 同時に満開の椿寒桜(つばきかんざくら)。 河津桜と言う人も・・?
牧野植物園の白梅。 この花も満開です。
そして沈丁花(じんちょうげ)。 待ってました !という感じ。甘い香りもあります。
高知の図書館 オーテピアのソバにいつも咲くので ずうーっと待っていました・・。
また白木蓮に戻ります。見頃の時期が短いので 集中的に行かないと・・?
白モクレンの後は 紫モクレン。 1週間ほど遅いです。 お楽しみに・・!!