ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

 ウクライナ戦争 1年が過ぎました・・。 高知城の枝垂れ梅

2023年02月25日 | 自然 花 写真

( 高知城の枝垂れ梅 昨年より美しく咲きました。 梅の段にて )

 

高知龍馬マラソン。約7000人が3年ぶりに高知を駆けた。95%の人々が42キロを完走したのは素晴らしい。

きっと日々の練習の成果だろう。この間 鏡川の土手を走る人々を多く見た。色々なマラソングループがあるようだ。

皆で励まし合いながら 完走を目指す。私など今は1kmも走れないのではないか・・?

 

多くの人々の生き甲斐にもなっているスポーツイベントと時を同じくして ウクライナの地にミサイルが大量に撃ち

込まれています。ロシアによる軍事侵攻でウクライナ戦争が始まり 1年が過ぎました。両国に多くの死者 負傷者 

難民が出ました。ロシアから逃げ出した人々も多いと聞きます。独裁者一人の意志で こんなにも多くの人々の生活が 

命が失われる。これ程の罪があるだろうか ? ロシアの大主教?がプーチンの演説の最前列に居るのを疑問を感じ

ました・・。

子供を含む民間人が多く死んでいく。西側が悪いとプーチンは言う。それを信じるロシア人も 多い。今年も戦争が

続く 更に戦車 戦闘機が多くの殺戮を生んでいく。中国やベラルーシの介入も噂される。終わるどころか 世界戦争へ

拡大していく危険がある。愚かな人間 神の怒りが 最後の時を迎えるのではないか・・? 

 

ヨーロッパに住む人々も他人事ではない・・。ロシアに国境を接する国々は何時ロシアが攻めて来るかも知れない・・と

思っている。過去にその歴史があるからだ。陸続きの国の不安は日本人には分からない。物価の高騰 物資の不足が

人々の不安を高める。今や長距離ミサイルの時代 貧しい北朝鮮が核保有国への国作りをしている。台湾有事も含め 

日本もまた無関係ではない。

 

鎖国を止め、開国した明治政府は 欧米列強に抗する為 富国強兵の道を進んだ。日清、日露、第一次世界大戦を経て 

太平洋戦争へ。この誤った歴史を忘れてはいけない。アメリカの言うがままに 軍事大国への道を歩むことはない。

反撃能力とは先制攻撃であり 戦争放棄 専守防衛を決意していた平和国家が 百年も経たない間に過去を忘れていい

ものだろうか ?

 

バックは詰門。 2階は通路になっていて 本丸 天守への道となっています。

それなりに花を付けていますが 2017年の2月25日のマイブログを見て頂くと 驚き !?

如何にも くねくね曲がる梅の枝。 100年以上は経っているのでしょう・・。

高知城が公園になった明治初期 180本もの梅の木を植えたと聞きました。

住宅街にある 黄梅(おうばい)。 以前はこの横に ミモザの木があったのですが・・。

最近見る機会が無かった ムスカリ。 ブドウムスカリとも。3月からの花ですが・・。

    

     鏡川土手に咲く ミツマタ。これも小さい花が 周りから咲いていきます。

三椏(みつまた)の意味が分かって頂ける と思います。

ホトケノザ。 ピンクがますます鮮やかです。

蔓日々草(つるにちにちそう) 予定通りの咲き方です。プロペラのような五弁の紫色です。

早咲きの緋寒桜(ひかんざくら)。寒緋桜(かんひざくら) どちらも使うようです。

珍しい !! 鏡川にカヌーを漕ぐ人。

この枝垂れ梅を見る為 石段を昇ってくる人々も多い・・。

 

 

 

 

 

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   週2度のブログ更新 !  高知に春がやって来ています。

2023年02月22日 | 自然 花 写真

( 3年ぶりの 高知龍馬マラソン ! 約7000人が参加 42kを95%のランナーが完走 ! TVから拝借)

 

 

1月 花が少ない冬の季節 週一のブログ更新と思いましたが 立春を過ぎると高知の自然は 春の花が 咲いて

きました。 寒さが苦手な私は 冬は家に引きこもりを決めていましたが 意外に暖かい高知の冬・・、 花が私を

追い越す感じで 色々咲いて来たので 週一では間に合わなず 気がつけば 週二のブログ更新に戻っていました・・。


『 人も動物も自然が無いと生きていけません。 高知のように動植物が身近なのは 自然が豊富で、人も豊かに暮らせると

いうことだと思います。肉や魚、野菜や山菜など、私たちはたくさんの命をいただいているから、自然がこわれ、動植物が

減ると、いつかきっと命をつなげなくなる日が来ると思います。ごみ問題や温暖化などで環境をこわすのは 自然をいじめ

ているのと同じ。大切に守っていかないと、いつか暮らせなくなると思います。』   高知 小学6年生の作文から 

 

小学6年生の作文ですが 高知新聞に 『 山の大賞受賞作品 』として掲載されていました。 素晴らしいですね。 

『 自然から沢山の命を頂いている。 』 自然が壊れると 動植物が減り いつか自分達の命をつなげなくなる日が

来る・・。』 今世紀をしっかり生きる子供達にとって 温暖化で生態系が壊れ 生物多様性が失われたり プラス

チックゴミの問題や化石燃料 化学肥料などの使用で 命をくれる動植物が居なくなれば 自分達の命も危険に陥る 

そんな心配を持ちながら生きるのは 厳しいことです。 ウクライナ戦争で犠牲になっている子供達のTV番組をやって

いましたが 果たして平和が来るまで 生き延びられるのか 恐怖の中で学び続ける子供達と同じ境遇にあります。

 

地球温暖化などの気候変動により 農作物70品目以上に品質低下や収穫量減少などの影響が出ていることが 共同通信の

全国調査で分かったと新聞報道にありました。北海道から沖縄まで米 豆類 野菜 果物 草花など幅広い種類で影響が

出ているそうで 多くの産地が高温に適応した品質への改良に取り組んでいることも書いてありました。特に岐阜県 

和歌山県、長野県、滋賀県、茨城。 群馬など影響が大きく  高知県では米、ねぎ、みかん、なし、トルコギキョウ、

グロリオーサ、ユリ の七品目で影響があると回答した。 

 

米の具体的な影響は 白く濁る白未熟粒や 米に亀裂が入って割れやすい胴割粒の発生が目立つという。 高温でも対応

できる品種の開発や田植え時期の移動などが示された。 果物の影響では 着色不良や開花不良。 果実の皮と果肉が分離する

『浮き皮』を指摘する回答が多かった。影響をもたらしている現象は高温のほか、集中豪雨、降雨量の増加、干ばつなど

異常気象による。これは私たちの食卓の危機だと 新聞は指摘している。既に途上国を中心に 食料不足や飢饉が起こって

いる。日本の子供達も未来に生きる厳しさを実感している。3年もコロナ禍で苦しんだ子供達が 戦争や食糧危機で 又

苦しみを味わいながら生きていく・・こんなことが続いて いいのだろうか ?  

 

新聞にも2面にわたって 様々な場面を掲載。 普通の人には42kmを走るのは至難の業 !

今回は冬期合宿している青山学院の駅伝メンバーが参加 !  頼もしい限り !

オオイヌノフグリ。小さな青い花を好む人もいるようで・・。

ホトケノザも 『 雑草 』の中では 人気があります。最近これに似た 姫踊り子草は見ない ?

甘い香りがステキな ジンチョウゲ。 互いに連絡を取り合うように 各地で咲き出した。

つぼみの外側は赤、 内側は白ですね。 香りはどこから匂うのでしょうか ?

本宮川の土手に ふきのとうが群れています。 この位が食べ頃なのでしょうか ?

紅梅も今が見頃・・。 そんなわけで 私も結構忙しい !?

春野の 白い枝垂れ梅。 ほとんど見る人も居ないところで 咲いていました。

何時行っても 空き家のような庭に咲くピンクの枝垂れ梅。 今が満開。 住む人知らず・・?

春野の総合運動場にある 野球のグランドで 西武2軍の選手がキャンプをしています。

毎年行っている感じです。この中から TVに出て来るような選手がいれば うれしいですが・・。

 

 

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土筆(つくし)フキノトウ オオイヌノフグリなど 春が揃って来ました。

2023年02月18日 | 自然 花 写真

( 高知市の南 土佐湾に近い 春野で ツクシを見つけました。)

 

木材や化石燃料(石油 石炭 天然ガス)が燃焼する時 酸素との間に出来る化合物を二酸化炭素(CO²)と言います。

無色無臭です。 人間(生物)が呼吸する時にもCO²を排出します。人々が密集する時 酸素を吸い CO²を排出する

と 息苦しく感じたり 頭痛 めまいが起こります。 空気中のCO²が0.04%から 4%に増えているからです。

 

二酸化炭素を含む温室効果ガスは 太陽エネルギーを吸収し 地球の大気 陸地 海面を暖めます。 冬の季節 寒い

風より 暖かい春のような風が吹いてくれるのは有り難いことです。 しかし温暖化は年中 生き物に様々な影響を与え

ます。2022年は最も暑い1年だったと報道にありました。最近の2012年~2021年の世界の気温は 過去30年の

平均気温より毎年暑くなっています。 ここ100年以内で見ても 世界で 0.74℃上昇しており 特に1990年以降 

高温の年が増えています。

 

冬だけの温暖化は高齢者にとって有り難いですが 温度変化で植物の生態系や魚類の回遊に影響が出ています。日本では

1898年以降、100年あたり約1.1℃ 平均気温が上昇しています。さくら前線が早くやって来るようになったと思いません

か? 全国でソメイヨシノの開花日がここ20年ほど早くなり、入学式でなく 卒業式の頃に咲くというのは 私には残念な

ことです。 温暖化を実感しますね。 2月なのにポカポカ陽気 !? うれしいようで 喜べない問題でもあります。

 

ただCO²には生き物にとって 良い面もあります。 ドライアイスは二酸化炭素で出来ているのはご存じでしょうか? 

CO²が溶け込んだ水が『 炭酸水 』です。コーラのような発泡ドリンクに凝縮したCO²が入っていて 開けるとシュアー

と泡が出てきます。火が燃える時 酸素が必要ですが 二酸化炭素は消火器の材料になっています。CO²以外の消火器

では薬剤が残って 片付けが面倒ですし 放水でも水浸しになり 後始末が大変ですが CO²消火器は気体の中に消え

ますので 一番楽な消火法です。

 

病院でも炭酸ガスレーザーでほくろを取ったりします。X線で胃を検査するときバリウムを飲みますが 同時にCO²を発生

させる発泡剤を飲み 胃を膨らませるのです。魚の鮮度を保って輸送する時 CO²を吹き込み 魚を冬眠させて運びます。 

人間には使えないのでしょうか ? 又害虫駆除の為にCO²を農薬として使います。一方で野菜の成長を早める為に

CO²が使われます。元々植物がやっている『光合成』はCO²を取り入れて栄養を作り出すので ビニールハウスのキュウリ、

トマト、イチゴ、メロンなどの栽培に 高濃度のCO²(二酸化炭素)が使われています。

 

このようにCO²は人間の活動に色々役立っている面もあり 実は温暖化も有り難い働きなのですが 温室効果ガスが増え

すぎると 効果が裏目になる訳です。いつも親の敵のように二酸化炭素を説明していますが 私たちの生活に役立って

いる面もあり 要は使い方なのです・・。

 

フキノトウもあちこちで見られます。2月の始めから 探していました。

フキノトウの天ぷら など昔からの習慣は残していきたいですね・・。

オオイヌノフグリ(大犬のふぐり) 雑草扱いですが 濃いブルーは目を引きます。

お堀の土手に咲き出した 黄梅(オウバイ)。別名 迎春花(げいしゅんか)

普段はもう少し遅い(2月下旬)のですが・・。 新しく出来た図書館の庭に植えられています。 

                   

     春の代表は 菜の花。食べられる花の意味で 『 菜の花 』 

満開の梅 ピンクの濃い梅 青空に映えますね !

紅白にも見える満開の花。

梅は長生き。 くねくね曲がった枝。 バラ科でサクラ属ですが 個性があります。

一生懸命に咲いている感じがありますね。

 

白梅はまた上品で 個性があります。

高知新聞にも出ていました。 『 命燃やし老梅咲く 』と。明治の初めに植えたらしい。

幹のほとんどがボロボロになっている。皮一枚で多くの花を咲かせています。

   

梅にゆかりの潮江天満宮。 建物をバックに 毎年咲いています。

              

 

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  ミツマタ ジンチョウゲ オウバイなど早春の花も咲いて来ました。

2023年02月15日 | 自然 花 写真

( 屋根瓦の輻射熱(放射熱)のお蔭か 瓦近くの梅の花は より早く咲いた感じ・・? )

 

日が経つにつれ トルコ・シリアの地震被害の大きさが明らかになっています。又ロシアによるウクライナ侵攻が

1年を迎える今 ロシアの攻勢が始まり ゼレンスキー大統領はヨーロッパを訪問 戦車や戦闘機を要求しています。

コロナ第8波は収まりつつ見えますが 死者は変わらず出ており マスクの使用も自己判断となるようです。大地震 

戦争 コロナ禍 共人々の命に関わる問題です。人口80億になっていますが 人命が軽く扱われる感じがあります。

 

私の担当である? 温暖化対策は 冬の寒さをしのぐ為のエネルギー対策に重きが置かれ 偏西風の蛇行による寒波の

襲来 地域による豪雨 洪水 又干ばつ 水不足と様々な自然災害が出ているのに 戦争や地震 気球問題に人々の

関心が移り SDGs(エスディジーズ)やパリ協定の実行は 影を潜めています。

 

こういう時こそ 原点に戻って 温暖化問題を考えようと思います。いつも悪者扱いされている 二酸化炭素について

考えようと思います。二酸化炭素を一般にCO²(シーオーツー)と言いますが これは元素記号です。物質は全て小さな

粒が集まって出来ています。その最小の粒が原子(元素)です。二酸化炭素CO²はその名の通り 一つの炭素Cと2つの

酸素の組み合わせで出来ている分子です。紙や木 石油や石炭など炭素Cを含む物質が燃えると空気中にある酸素と反応

して CO²と水に変化します。この反応で大きなエネルギーが発生します。光と熱になります。

 

地球の表面(大陸や海)は 太陽からの熱エネルギーによって暖められています。暖められた地球の表面からは宇宙に

向け 熱(赤外線)を放射しています。地球の周りには 大気がありますが 多くの赤外線は大気中の温室効果ガスと

呼ばれる物質に吸収され 地表を暖めています。これが地球温暖化です。地球の平均気温は15℃前後ありますが 

これは温室効果ガスの働きのお蔭です。もし地球に温室効果ガス(二酸化炭素)が無ければ地球はー18℃位の寒い

惑星になります。二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスは私たち地球に生きる生き物には 無くてはならない存在

なのです。 ただ多くなりすぎても 地球は熱くなり過ぎて 問題が起こります。

 

温室効果ガスの約26%を占めるのが二酸化炭素です。温室効果ガスには水蒸気 CO² メタン フロン オゾンなどが

あります。 水蒸気は温室効果ガスの60%をしめていますが 人間の活動によっては増減しません。人間が産業革命から

250年 エネルギーや生活の為に石炭 石油を大量に燃やして  CO²を増加させて来ました。 電気 自動車 飛行機

など私たちの生活が便利になった半面 温暖化が進み 自然破壊(生態系の破壊) 資源減少などの問題を引き起こして

きました。 (続く)

 

鳩も屋根の上で 放射熱の暖をとっています・・?

ついでに 亀も日向ぼっこ !

鏡川の小さな支流(本宮川) にシラサギがよく来ます。

黄梅(おうばい)も季節になってきたようです。ジャスミン系です。

黄水仙(キズイセン) ふだんあまり見ないです。

ジンチョウゲが咲いて来ました。 甘い香りがします。

菜の花の季節もです。

三椏(みつまた)も咲き始めました。

温室のような室内で育てられた 極楽鳥花(ゴクラクチョウカ)。八重というのでしょうか?

馥郁たる梅の香り と昔の人々は 早春に咲く 梅をもてはやしました・・。鹿児島紅

梅は長生き。100年以上。 幹が空洞になっても 皮一枚で ? 咲いています。

2月中旬でほぼ満開。 寒波が来ている地域も多くあるのに 春うらら・・?!

石垣を背景に咲くピンクの梅。

3年前の高知城梅の段(梅林)のしだれ梅。 こんなに咲くには あと2週間・・?

 

 

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   トルコで大地震 !  盆梅展(ぼんばいてん)。

2023年02月11日 | 自然 花 写真

( 盆栽の梅の展示を 歴史ある料亭 得月楼でやっていました。 )

 

トルコ・シリアで大きな地震があって 2万1千人の命が奪われ 多くの建物が倒壊した。

死者の数は更に増えるかもしれない・・。東日本大震災では1万6千人の方が亡くなった。死者の90%が大津波による

溺死と言われる。南海トラフ地震が近く起こる確率は高い・・。突然起こる地震や大津波を仲々防げるものではない。

80年近く生きた私も 津波の怖ろしさを実感出来ないでいる・・。

 

『 自然の啓示かしこしや 』という新聞投稿があった。自然が悲鳴を上げている それが異常気象や自然災害です。

災害は忘れた頃にやってくると言われる。 私たちは日頃から自然に畏敬の念を持って接しているが 平穏な海が 何故

突然牙をむくのか ? 突然の出来事に ただあわてふためく自分がいる・・。

 

私は海へ行き 繰り返す波を見ているのが好きです。波が打ち寄せる音を聞きながら 悠久の営みを感じる。浜辺の石は

丸い・・。長い時間をかけて波に磨かれたものだ。土佐湾は太平洋に面して ハワイやアメリカ大陸につながっている。

まさに大きな海だ。 ジョン万次郎の話がある。大きな海を航海して 活躍した人、海に相応しいグローバルな人物だ。 

日本の歴史の重要な部分なので 是非大河ドラマに取り上げてほしい。

 

高知県は 4月から始まる朝ドラ 『 らんまん 』 で盛り上がっている。いや盛り上げようとしている。以前の大河

ドラマ 『 龍馬伝 』 の再来を願っている。花のブログをやっている私も無関心では無い。月に1度は五台山の牧野

植物園へ行く。そこにある展示やパンフを見たり 高知新聞でも時折特集を組んでいるので それなりの期待を持って 

サクラ咲く季節を待っている。

 

今年の桜開花予想が出た。東京が高知や鹿児島より早いのは何故かと思うが 今年も桜の花が咲く時期が近づいている。

植物は普通年に1度花が咲く。多くの時間をかけて葉が光合成を行い 栄養を蓄え 花を咲かせ 種の保存を行っている。

その繰り返しに命をかけている。永遠とも思われる自然の営みを感じる。今年の梅の開花は何故か少し遅い・・。毎年の

繰り返しですが 今年も梅に続いて 満開の桜が見られることに喜びを感じます。 自然を畏れる気持ちと自然の恵みを

感謝する思い、 私も命ある一つと思いながら 『 らんまん 』 のスタートを待ち望んでいます。

 

明治3年創業ですから 150年にもなる老舗です。 私もここでランチは食べました。

盆梅展(ぼんばいてん) 先代 先々代 受け継がれた盆栽の梅です。 

        

        盆栽に特に興味の無い私ですが 歴史のあるものは やはり好きです。

            

庭には未だ多くの梅の木がありました。 このような持続が文化なんですね・・。

ピラカンサス 又は常盤山査子(ときわさんざし) 赤い実がとても印象的 !

椿もあちこちで見られるようになりました。

琉球馬酔木(りゅうきゅうあせび) 一足早く咲きます。

牧野博士の大好きだ梅花黄蓮(ばいかおうれん)。 白い五弁の花 黄色い点がある。 

クリスマスローズ。 以前はもっと咲いていたのですが? 

牧野植物園の山野草。 雪割りイチゲ。 アネモネの仲間。

節分草(せつぶんそう)。外国でも 春の花と呼ばれます。 この時期に咲きます。

琉球寒緋桜 (りゅうきゅうかんひざくら) 残念ながら1月23日の大雪で花が痛んでいます。

  

  

 

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   梅特集 !  その2  立春の後。

2023年02月08日 | 自然 花 写真

(日当たりの良い梅の木 花の開花が早いです。 元々早春の花ですが 更に早咲きです。)

 

『 地球は人類のゆりかご 』 という表現があります。地球あってこその人類 私たちを育んでくれた地球です。

今や人類80億がこの地球上に生活しています。その内 貧困者(1日1.9ドル未満で生活する人々)が6億8千万人 

きれいな水を飲めない人々もほぼ同数おり 難民が1億人になるそうです。人口は今世紀中に100億に増えるという

予測です。世界で食糧危機 エネルギー危機が叫ばれる中 今後全ての人類が 先進国並みの生活レベルを維持する

ことは 決して簡単ではありません。その危険性が多くの自然災害となって現れています。 

 

昨年9月、パキスタンでは例年の3倍もの雨が降り、国土の3分の1が水没、1700人以上が亡くなるという未曾有の大災害に

見舞われた。被害総額は、6兆円を超えるとの見方もある。そのパキスタンがこれまでに排出してきたCO2の量は、世界の

累積量のわずか0.3%。米国の24.5%、日本の3.8%とは大きな開きがある。 年々自然災害は増加し、途上国から「損失と

損害」の救済を求める声が高まるのも 当然です。

 

IPCC(国連気候変動に関する政府間パネル)が 2021年に発表した報告書では 極端な豪雨や熱波、干ばつが増えている

原因が温暖化にあるとしています。人間活動により地球温暖化が起こっていることはもはや疑う余地は無いと多くの科学者

が指摘しています。現在大気中の二酸化炭素(CO²)濃度は過去200万年で最も高く この10年間は 過去12万5千年の

期間で最も暑かった! 現在の気候はこの何千年の間に前例の無いもので 人間の活動が大気 海 陸域を温暖化させた

ことは 疑う余地は無いと 報告書は明言しています。

 

20世紀と同じように21世紀も石炭や石油などの化石燃料を使って高い経済成長を目指し続けると、2100年には地球の

平均気温が2000年よりも約4°最悪では 6.4℃も上昇すると予測されています。 環境と調和しつつ 経済発展を進めても 

約1.8℃上昇するとのことです。 これにともなって海面の推移は平均で約40cm近く上昇する。40cm 海面が上昇すると

失われる砂浜は60%になります。 私たちを取り巻く環境が大きく変わります。今1℃程上がっただけで 様々な異常気象

自然災害に見舞われている私たちです。 これが数倍になっていく未来は 本当に住みづらい環境になりそうです。

 

報告書は気温が0.5度上昇するごとに熱波や大雨 干ばつなどが目立って増加する。温室効果ガスの排出量を大幅に減らして

産業革命以来の平均気温の上昇を1.5度に抑えても 過去の観測記録に無いような極端現象が増えるだろうとしています。

1.5℃の上昇だと 10年に1度起こったような干ばつの頻度が2.4倍 豪雨の発生は1.5倍になる。上昇幅が2℃だとそれ

ぞれ3.1倍 1.8倍に増えると言う。これらは数字の問題でなく 私たちの命の問題です。これでは持続可能な循環型社会を

維持することは とても難しい・・。 

 

 

新聞でも 高知城の梅の段の雲竜梅(うんりゅうばい)の咲き始めを 報道していました。 

今年は開花が遅い ! と私の印象と同様のことを伝えていました。

今一つ香りが感じられない・・のは 残念ですが 温かさは感じます・・。

鹿児島紅(かごしまこう)の紅は独特の深みがあります。

          年

     興ざめになるかも知れませんが 世界の平均気温の偏差値です。

     2016年 2019年 2020年がここ30年の平均より高く(暑く)なっています。  

紅白 ほぼ同時に咲いて 良かったです。 優劣はつけられない・・。

梅にも色々な種類があるのですが 仲々覚えきれません・・。

つぼみから 少し白くなって 下向きに静かに花びらを広げてきます。

早春の観賞用として 庭や公園に植えられます。 春を告げる木です。

立春のイメージが 伝えられたら 幸せです。 

 

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 梅特集 ! 第一回。

2023年02月04日 | 自然 花 写真

( 梅にウグイスといきたいところですが 何故かメジロが多くきています。)

 

今日は立春 梅の花特集です。寒かった大寒 小寒を超えて 春がやって来た・・ことを

素直に喜んで 高知で咲き出した梅を特集します。英語では First day of Spring  というそうです。

前日の節分は 四季春夏秋冬の始まりの前日を指します。1年に4回節分があるのですが 一般には

春を迎える前日を言っています。 中国では春節と言って旧暦の正月を言います。

 

高知城の裏庭に 梅林があります。少しづつではありますが 立春を前に咲き出しました。

石垣をバックに咲く 紅梅。 少し角度を変えて・・。

高知中央公園にある梅も咲き始めました。何故か 瓦の上にある枝から 咲くのです・・。

 

梅の花 一輪でも絵になります。 雲竜梅(うんりゅうばい) 早咲きの白梅です。

お城の近く 城西公園にも梅林があります。 この花は鹿児島紅(かごしまこう)

明るい日射しの元 梅の香しい香り・・。

木によって 多少咲く時期に違いがあります。

潮江天満宮は菅原道真を祭っている神社なので 小さな梅林があります。

つぼみが一杯付いています。桜に比べて 長く咲いてくれます。

黄梅(おうばい) 名前が梅なので 載せてみました。本来梅とは無関係。ジャスミンの仲間。

もう一つ 蝋梅(ろうばい)です。 すごく甘い香りがします。

 

 

 

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   1月に梅が咲いた!!

2023年02月01日 | 自然 花 写真

( いつも高知城梅林の標本木になる 雲竜梅(うんりゅうばい)。 くねくねした枝の先に 今年最初の一輪 !)

 

10年に1度の寒波がやってきて、日本列島は大変でした。特に日本海側の地域は強風や大雪で交通の混乱 停電 断水 

建物の倒壊など様々に問題が出ています。京都に想定以上の雪が降ったのか 私には懐かしい JR琵琶湖線の山科駅

ニュースに出て来ておりました。システム故障で多くの人々が車内に取り残されたようで気の毒です。JR西日本は積雪の

経験が無いとは思えないのに対応が遅く 誤った対応をしていました。昔の私の経験を言えば 顧客より自己保身に力を

入れる体質は変わっていない・・。日本は 異常気象に弱いな~と思います。

 

一方で梅や早咲きの桜が咲き出しました。今年のソメイヨシノの開花も3月21日前後と言われています。 大寒が終われば

立春です。高知では 春はもうそこに来ているとも思えます。ただ桜の開花日が早くなったり、夏が大変暑くなったり

この間までは暖冬だったのに、急に10年に1度の寒波が押し寄せたり・・。花たちもこの寒波に驚いているかも・・?

この異常気象も北極圏の温暖化に原因がある と専門家は解説しています。

 

暖冬で北極海にできた暖かなスポット(暖穴)は、北極上空に高気圧を生み出し 偏西風がこの暖穴に引き込まれる

ように蛇行し、北極の寒気を外へ押し出します。これによって、北の寒気がアジア地域と北アメリカ地域において

通常より南下し、2つの地域により強い寒波をもたらすのです。つまり、北極の温暖化が上空の冷たい大気(ー12℃)を

日本の方に押し出して、強烈な寒波を到来させた・・というのです。

 

海の温暖化も進んでおり 北極の氷がどんどん減少しています。 地球温暖化は世界の全ての地域で 多くの異常気象

(極端現象)を起こしています。 拾年後の気候はどうなるのか?  数拾年後は? 私たちの生活や周りの環境はどの

ような影響が出るのか?  気候変動 異常気象は今や多くの人が避けて通れない問題になっています。

 

それは「先の話」とか「遠く離れた所」での異常とかいうものではない。危機は既にもうそこにあって、様々な形で

私たちの身近に影響を与え始めている。『 私たちはみんな裸の王様だ。何故なら既に見えているものを 見えない

ふりをしている・・。』 とグレタさんは書いています。

 

人類に迫っている環境危機が気候変動 異常気象です。確かに少子化問題も待ったなしの対策が要求されますが これ

だけ異常気象に痛めつけられても 「ぬるいお湯に浸かりぱなしの蛙」には死に至るまで熱さに気がつかない・・? 

状態です。特に日本は 目先の混乱は報道しても 気候変動 温暖化には意識が届かない。岸田政権も危機意識ゼロ!? 

『 ボォーと生きてんじゃ ねーよ 』 と チコちゃんが言う状態にあります。

 

 

城西公園にも 梅林があり 美しい白梅が 目を覚ました という感じ。

昼間は10℃前後になる高知。 次々と誘われるように つぼみが開いていきます。

少し去年より遅いように感じます。

マンションをバックに この梅の木にも 最初の一輪が咲きました。

こちらは神社の梅。 潮江(うしおえ)天満宮の梅も咲き出しました。

八重の水仙。しっかり咲いています。

前回も載せた ホトケノザ。 各所で見られるので ついついカメラを向けてしまいます。

三界草(さんかいぐさ)とも言います。春の七草とは違います。

これは春の七草のひとつ 菜の花ですが  石垣の隙間から 咲いています。

ヒマラヤ雪の下。冬に咲く きれいなピンクの花。 寒さに強い !?

レモン。 黄色が鮮やか !

これは キンカン。 7月頃に花が咲く。 今が食べ頃 ?

早いですが 芝桜(しばざくら)。 地に這うように咲いていきます。

高知城の梅林の見所は この枝垂れ梅。 まだまだつぼみは堅いですが・・。 後ろは詰門。

 

 

 

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