信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

春を見つけた

2008年03月09日 22時46分12秒 |  日記
信州での初めての冬を経験したが、この2月は家中がちがちに凍っていた。ついでに自分も体が硬くなり、親を亡くしたため心まで凍っていたような気がする。
今週の週末は気温がぐんと上がり、洗濯や布団干しで忙しかった。
家の周りが雪だらけなので洗濯物はおろか布団を干すなど論外で考えることも出来なかった。
けれどマイナスの気温から解放されると畑はしょうがないが、周りの雪は解けていく。
今日も泥団子になる覚悟で犬の散歩に出かけた。
昨日よりずっと長いコースで、退屈しきっていた犬たちは文句も言わずせっせと短い足で歩く。
八ヶ岳は標高の高い阿弥陀岳や横岳は雪が一杯だが、麓付近は紫色に変化し始め、木々の芽吹きを待っているような気配がする。
歩いている途中で汗をかきあつくなるが、あの震えていた寒さをこのような気温が上がり始めると途端忘れかけるのは一体何なのだ?

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道端で福寿草の花が咲いているのを見つけた。
昨年12日に引越してきたが、そのころはまだこの花は咲いていなかった。
雪が例年より多い年だというが、春の花が咲き始めるのが早いのは何だか良くわからない。
こんな馬鹿陽気であっても昨年などは4月18日に雪が降って驚いたのだから、まだまだ信じてはいけないと疑っている。
その後、小淵沢のリゾナーレに買い物に出かけ、傍にあるスパテイオ
で温泉に入り、暫くぶりに青空を見ながら温泉に浸かった。
露天風呂の傍の木立にふと気が付くとねこやなぎが白いつやつやとした芽を出していた。


休日とは

2008年03月09日 00時25分21秒 |  日記
 金曜日の夜はとても心が浮き立つ。
一人暮しだし、別段誰かと会う約束があるわけでもなし、家に帰ってあほ犬と顔を突き合わす時間を送るのだが何故か嬉しい。
こんな感情は以前の勤務先では考えなかった。
仕事がきついからとか嫌な仕事だからとかといったことではない。
兎に角、金曜日の夜は嬉しくて、何やかやまとまったこともせず、しかし寝る時間は遅くなり、翌日に廻ってから布団に入っている。
それだから月曜日に目が覚めたときはああこれから1週間!と考えると
長いなあと思うのだろう。

珍しく土曜日だが雪が降らず晴れ間の暖かい日差しのため3回も洗濯機で洗濯をし、お昼過ぎに犬孝行に散歩に出た。

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気の毒に犬たちは私が諏訪湖畔に勤務を始めたばかりにお日様に当たる時間に散歩に出ることを失った。
ただいまぁと夜帰ってきては懐中電灯をつけてショートコースで大急ぎの散歩をするのだから彼らも運動不足になってしまったに違いない。

雪景色の散歩はまぶしくて、膝まで雪にうずもり、日差しのみ春らしさを感じる。
しかし喜ぶ犬たちだが家に帰ってきた時は足も胸もお腹も泥だらけで
そのままお風呂に直行・・・。
泥団子になった犬は洗われてしょぼくれたぬれねずみに変わった。

その後今度は汚くなった車をシャンプーしようと諏訪に向かった。
セルフサービスのカーシャンプーは順番待ちで行列をなしていた。
中央林間時代はカーシャンプーのお店を知らないで自分の家の庭先でいつも磨いていたから今回10年ぶりくらいのものでどきどきし、シャンプーが始まり車の中にいたらめまいがするほどだった。
シャンプーが済んで車を磨き上げたら、自分の車かと疑うほど美しく蘇った。
あまりにもこれまで雪道を走り汚いのに慣れてしまっていた。
だから後ろのバンパーをぶつけても落ち込まずに済んだのだ。
私の車は本当は綺麗なのだ。
まだ買って3年に満たないのだから当たり前だが。寧