信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

話題満載

2008年03月22日 22時32分44秒 |  日記
春が来た八ヶ岳と南アルプス
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熱が下がり、気分良く出勤した。
諏訪湖に向かって通勤バイパスをハンドルを握っている時は人間時には熱を出して毒素を体の中から出すと後がぐっと体が健康に戻れるのではないかと思ったが・・・・・・勘違いだった。

健診業務に就き時間と共に体調がぶり返す。咳き込み鼻水ビショビショをマスクでごまかし午前中危くセーフ。
午後は松本の金融機関へ行く予定で午後休を取っていたが、脳みそが腐っているので役に立たず、方向転換し違った用事を済ませることにした。
まずは欲しい本が買いたいので本屋へ。
思わぬ時間を過ごし、風邪薬をのまなくてはならぬので、迷った挙句いちばん食堂という定食屋へ入る。 
焼き魚定食を食べていたらオールデイズの曲が流れていて恋の片道切符
やブレンダリーの歌声に一気に中学生から高校時代のあの頃に戻った。
そういえば高校時代はハリウッド全盛時代で頭の中では、鉄道員やクワイ河マーチやシェーンカムバックや夢中になった曲が沢山あった。
焼き魚と映画音楽、オールデイズ何とも変な取り合わせ。

その後犬たちの食料品とおやつを買い込み明るい陽のあるうちに帰宅した。途中原村役場で印鑑証明を取り寄せたが待合で絵本があったので手にした。
河童の川太郎の懐かしい絵本。碌に文字も無い絵ばかりだが面白かった。

明るい時間に帰ることの無いので犬が大狂乱。
長い長い散歩に出かけるが久し振りに暖かい日差しで、朝雪が舞ったとは思えない。
行く先々でふきのとうが綺麗な黄緑の顔をのぞかせていた。
春は一気にやって来たのだ。

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足を伸ばしこの6ヶ月手伝った菊作りのハウスまで行ってみた。
畑はまだ何も植えられていないので広々として、あのすさまじかった菊作りの日々が蘇って来た。
もう2度と出来ない貴重な経験だった。

1時間半の散歩かが終わるともう5時を過ぎていた。大分日が長くなった。

メールを開けると、もと勤務先の友人から訃報のお知らせが届いていて
思わぬ人が亡くなったことに大のショックを受けて暫くぼうっとしてしまった。
まさかのこと、まだ58歳ではないか。
わたしが退職して信州へ移住するのを羨ましいと言っていた。
その夜は明るすぎるくらいの大きな満月で煌々と闇夜を照らし、その月にご冥福をお願いした。
夜になって宅急便が届き実の姉から高知の分担とポンカンが送られてきた。
                  
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おすそ分けに昼間の菊作りの家に持っていったら、アネモネの花束を頂いてきた。たった半日の休日だったが、盛りだくさんの出来事があった。
風邪は治らず、次なる症状へ移行し、まるで男のように変わってしまった声と、底なしに出る洟と喘息のような咳にすっかり汚らしい顔になってしまった。