信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

食器への思い入れ

2008年03月29日 17時25分36秒 |  日記
さあ、土曜日は忙しいのだ。
明日の畑作りのために今日は外回りに徹する。
信州へ来て1年、周りに溶け込もうと努力しすぎたあまり、むさくるしいおばさんになった。
外見も、内面の知識も、無理せず自分らしくなろうと1年経った今そう思える。
午前中、猛スピードで洗濯や掃除に明け暮れお昼過ぎ、あほ犬たちを散歩させて疲れさせその隙に出かけることにした。
明日は西から天気が崩れるというが、気温はいまいち低いがそれでも春の陽気になった。
出かける先はこの秋知り合いになった、北杜市の大泉の陶芸作家が長坂町で陶芸展を開いているのでそこを訪ねていくのだ。
車で40分くらいの距離なのでどうせ行くなら春の景色を感じ取ろうと
いつものコースを選ばず、南アルプスの甲斐駒ケ岳をじっくり見ながら田んぼや民家を見ながら。
ああ、山梨は春が来ている、信州はすぐ隣なのに、まだ半月は違うと景色の中で感じるばかりだ。
梅の花は満開で、道端の草は青々と伸びている。
気温もずっと原村より高く、暖かい日差しにうっとりする。
山の木々も芽を葺き、車から降りて歩きたい気分にさせられる。

長坂町の町のギャラリーのおいでやと言う展示場に高橋さんは作品を展示して何人かの見学者を相手にしていた。

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いつもの作業服と違い、チェックのシャツとチノパンのスタイルなので
本当は若いのだ。笑顔が明るく若々しい。

冬に頼んでおいた湯飲みが出来上がっていた。
展示されていた中のご飯茶碗が気に入った。
歳を取ったら食器にこだわりが出てきた。
信州という生産地のためか塗り物を買い集めるようになった。
木曽漆のお椀を買ったらそれに見合う飯茶碗が欲しくなった。
暫くの間高橋さんと話し、茶碗と湯飲みを包んでもらいおいで家を出た。


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帰りに富士見高原の鉢巻道路にあるヒルサイドホテルの日帰り温泉による。
冬になり雪が積もってからこの道路は滑って危険なので温泉は諦めていた。
丁度4ヶ月目でこの上質な温泉に入れた。
あまり長湯をしたのではないのに、お湯から上がったら気分が悪くなり湯当たりした。こんなの初めて・・・。

血の気がうせた顔でこれではいけないと、夕食に手作り梅酒をワイングラスに一杯飲んでみた。
又もや炬燵で沈没。
渡辺えりの面白そうな土曜サスペンスはほとんど眠っていて気が付いたら別な番組になっていた。
このまま寝てしまおうと思ったが、昨夜のWiiのトレーニングを始めた。
今度は昨夜よりスコアーが良く新しいメニューが加えられたので辞められなくなり、それに挑戦した。
早めにやって来た筋肉痛で、ジョギングは1回でパス。
あれもこれもとステップボードの上で歩いたり、ステップする。
これはテレビの画面上に自分の似顔絵が出て観客がいて、トレーナーがいて見ながらトレーニングをするので面白くてたまらない。
30分はすぐに過ぎ行き、昨日と同様の体力年齢を保ち、土曜日のスケジュール総てこなし、満足しながら眠りに就いた。