信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

7月3日 7日目 バンフジョンストン渓谷 ミネワンカ湖 スチュワートキャニオン

2008年07月15日 22時25分04秒 |  日記
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今日から3日間、バンフ国立公園。
バンフはカナダで最初に国立公園に指定され、世界の観光者の憧れのルイーズ湖がその中心でアイスフイールドハイウエイにより北はジャスパーまで貫かれている。
ルイーズ湖の先あたりからハイウエイは徐々に高度を上げ、3,000㍍級の氷河や滝、湖、河が次々と姿を変え誠にダイナミックな景色であるためどきどきわくわくのドライブとなる。
これまでの旅は毎日毎日山歩きをして、へとへとになり眠る繰り返しで
初めにケンモアからルイーズ湖、モレイン湖のトレッキングをしたので
バンフに来たらゆっくりしようと決めた。
午前中はムスメがカナダの地元の銀行でこれまで使っていた預金関係の事務作業を行なう。
もうロンドンでの勤務者なのでカナダに預金通帳を持っていても意味がなく、良い機会なのでバンフの町の中を歩き、CIBC bankまで出かけた。日本の銀行のように物々しくなく、郵便局のような気楽さがある。

11時半ごろ用事は済みやはり観光地めぐりをして夕方ゆっくりと町の中をお店周りをしようと計画はあっさりと変更した。
いずれも町の北と南にそれぞれあるジョンストン渓谷とミネワンカ湖へ行き、どちらから先に行く?
ジョンストンしょうと12時45分に到着する。
そこからからジョンストン川沿いにこの河に良くぞ遊歩道を作ったと感心する文明の建築の恩恵を受けながらどんどん深さが増していく川沿いに二つの滝を目指しトレイルをひたすら歩く。
外国人は不思議だ。
険しい山道なのに赤ちゃん連れでしかもバギーで子犬も引き連れ、まさかこんなところはと思うような道を一生懸命昇り降りする。
そういえばエンジェル氷河の谷底の険しい道をバギーで赤ん坊を載せ
て歩いている夫婦もいた。
皆体力があるのだろう。

14時10分もとの駐車場へ到着し、今度は反対側のミネワンカ湖へ行かなくてはと欲張り出発した。
と暫くして、車が又何台か止まっている。
やっぱり!
エルクの群れが道を塞ぎ車から降りた人々が写真を撮っている。
皆笑顔だ。秊
エルクノ赤ちゃんなどは堂々と寝てしまっている。
のんびりしていられない、先を急がねば。

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バンフの町を通り越し20分もするとミネワンカ湖に到着。
ここでは泳いだりボートに乗ったり楽しんでいる人を見ながら湖の周りを歩く。
と、湖に流れていく渓谷があり15時30分から又もや冒険心から渓谷の奥には何があるかとトレイルを歩く。
どんどん高度も増し他には誰も行き違う人もなく我々の貸切道路だねとかなんとか言いながら歩くこと2時間。
湖付近の川と上流はこんなにも違う流れがあることを確かめてきた。
誰もいないので本当はこんなに広い場所で迷うことになりはしまいかと
半分焦っていたが・・・・。

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しかし一日に2回も山歩きをすると達成感、充実感は度を増しほとほと疲れたが、帰ることになった時間は夕方の6時近くだ。
バンフの街近くの道路で今度は熊か!と車を降りるとビッグホーンシープの群れに会う。
オスジカは随分と大きい。 
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UHに戻り、ログハウスで夕食を食べていると雷と大雨が降り出し、地ビールを飲み、シャワーを浴びた頃にはもう12時を過ぎていた。
今日も活動的な、思い出の詰った一日を過ごした。
健康で欲張りな親子の体力に感謝せねば。