信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

草刈と温泉

2008年07月27日 22時59分15秒 |  日記
今日するべきか、来週に延ばすか、というのも予定していた大泉に所有している林の草が伸び、ご近所の手前のばして置くわけに行かない。
鎌で刈るには150坪の広さ、休みなしで刈っていても3日間はかかると思われ。去年、きつかったので今年は機会のお世話になろうと思い、Jマートで刈り払い機を購入した。
1年にせいぜい3回くらいしか使用しないが、在るとないでは大違い。
天国と地獄。
それを積んで雨上がりのからりと晴れた既に気温がぐんぐん上がり、時間が惜しいので車に刈払い機や道具を積んで大泉に出かけた。
先週買って、取説を読んだが実際一通り扱ってみなければさっぱり判らない。
といってエンジン吹かしてやかましい音を立てるわけには行かず、人様の土地の雑草の伸びているのを刈るわけには行かず、ええい、ぶっつけ本番と行く。
原村では草刈は男の人の仕事で、女の人は危ないからと刈払い機は使わせない。何でもこの機械を使っていた人が2~3人足を切り落としたとかひどいけがをしたとかで男の仕事になっている。
我が家は男は犬しかおらず、役に立たないので私が男の役を総て行なっている。
所有している土地に到着したところ、昨夜の大雨でまだ下草が濡れていて刈るにはやりにくい。
頭に入れた手順で、ガソリンを燃料タンクに入れエンジンを掛け草刈を始めた。
思った以上に機械は重く、私のへっぴり腰では機械に負け、草を刈るより土を掘っているようなものだ。一番奥のほうから始め、順序立てて
規則的に移動しながら刈るわけでもなく、行き当たりばったり主義でやたらエンジン音ばかりがあたりに響き、自分でもやかましいと思いながら汗が流れ落ちるのも構わず、休みも碌にいれずひたすらガソリンを追加しては目に付く草を次々に刈って行った。
サングラスと帽子、手袋、完全防備の姿でベテランの男の人の使う燃料の3倍くらい使い、2時間で150坪の草を刈り終えた。
自分の姿はびしょびしょで疲労困憊。
燃料も尽きたし、完全主義を辞めたし、又もや雷の音が始まったので仕事終えた。
汗水たらし汗でぬれねずみ状態なので、帰宅途中の鉢巻道路にあるヒルサイドホテルの日帰り温泉によって、筋肉疲労の足腰が痛まないよう
ゆっくり温泉に入り、疲れを取った。機械に使われたので身体のあちこちにあざが出来ていた。
夕方、昨日に引き続き、雷雲発生、すさまじいゆう立ちが降る。
それでも今日の夕立は昨夜のように長々と降らなかったのでその後犬を連れて散歩をした。

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空気が澄んで雨雲がなくなったためすばらしい夕焼けが真っ赤に空を染めて久し振りに空を仰いだ。
今日の作業は2時間で終わり、新しい機械に使われてしまったがやり終えた満足感はとっても大きかった。

先月の今日はバンクーバーへ向かう飛行機のなかだったなぁと、思い出すとまだ1ヶ月なのに胸がじんとした。
あれからロッキーへの旅が始まったのだ。