信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

寒々した日々

2009年05月16日 22時23分42秒 | Weblog

今週は気温が下がり、取り戻さないうちに週末になってしまった。
朝起きるときに部屋の気配で、ああ今日も寒いや~と渋々着替えをする。
5月も中旬なのに一体何という事だろう
地球温暖化はこの高原地帯にも確実に影響があり、野菜はすくすく育つ時期なのに
遅霜が降りて折角植えた野菜の苗は黒く縮れている。悲しい・・・・。

今週は月曜日から連日勤務が終わってから時間外でのスケジュールが入り、帰宅時間が遅く、遅い夕食を食べて、間もなく寝る時間になりそれで終わった。

ああ何だかこれまでの都会での生活に戻ったような感覚だった。
しかし、電子カルテへ向けての業者との話し合いや、新しく取り込む検査法の
頚動脈のエコーなどのデモなど、新しい知識に面しているとこれは面白い。
60才を過ぎて減る一方の脳細胞に活を入れることが出来て、チャンスに感謝せねばならない。
置かれた環境によっての自分の頭の中身が変化していることに気付く。
記憶力がどんどんおぼつかなくなって来ている事に、数年前から恐怖を感じてきた。
いずれ自分の親と同じ道を辿るのかと思っていた。

けれど、千載一遇のチャンスで再就職をし、全く異なる職場で仕事を覚えることにひどい苦労をして、自分の無能を呪い、果ては逃げようかと思いつめたのが昨年の3月頃。
思えばこの1年ぼろぼろになりながらやって来たが、今得たものは脳の記憶力が毎日の訓練で退行せず、鋭さが出てきたかな?ということである。

これは仕事が面白くなって来たためで負のスパイラルから脱したと思う。
働き過ぎないように、といつものようにムスメからの電話で注意された。

寒い気温でも庭の花達は咲き始め、雨の中でも花びらを開き始めている。
毎日ストーブのお世話になっているが、寒い心は花の濡れて鮮やかな色に、救われる。