信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

生活の変化

2013年05月15日 22時23分07秒 | Weblog
カッコーがやって来た。
この声が聞こえると夏が始まると言われるが、鳴き声が聞こえると、おおー幸せと
心から嬉しくなってしまう。

昨日の朝のFM放送を聞いていたら、長野県の各地の聴取者からカッコーがやってきたと
お知らせが続いた。
まさかカッコー達が申し合わせて今日から一斉に啼こうと約束したわけではあるまいが
そういう時期なのだろう。

今週から何となく冷え冷えとしていた毎日が、日中は気温が上昇した。
といっても、この原村では家の中は暗く寒い。
外は暑いが家の中は日が当たらず、気温差が大きい。
窓の外はもみじの若葉がまるで紅葉しているようにきれいな色だ。

     

今頃になりやっと毎日仕事へ出かけない日々に慣れてきた。
そして終日外での作業に時間を費やし、そのリズムが体に馴染んできた。
勤務していたときはずっと屋内だったが、今は日光を浴び続け汗が流れ、下手をすると
熱中症寸前に気づかないかもしれない。

急に気温が上がったので控えていた野菜の苗を植えるため、JAに走り
何種類もの苗を買って植えた。
100坪近くの畑は今年は半分以上花壇に仕立てたので、畑の部分が激減。
カモミールもこぼれ種で庭を塞ぎ犬も迷路を歩いているようになった。

     


そして近所の農家がトマトやメロン、ズッキーニ、かぼちゃなどの苗を夕方
持ってきてくれた。
今年は野菜が密集して植える場所が無くなりやりくりに悩んでいる。

朝の食事のひとときと、夕暮れ前の涼しい時間に自分の労働の成果を見るのが
とても楽しい。
ぐんぐん育つ花や野菜は毎日手間をかけるのに応じてくれる。
草を取ったりしながら、昨年までは週末しかできなかった農作業だったのに
満足していた自分を笑ってしまう。