信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

新種の花栽培

2013年06月05日 21時57分59秒 | Weblog
原村から小淵沢へ行く道路にいつも通り過ぎる時に気になるハウスがある。
その広場で沢山の花が展示され花を売っているらしい。
今日は午後から雷雨情報が出され、ふと思ってその場所へ行ってみた。

大手の飲料メーカーが花卉類の栽培を始め、珍しい品種の植物を時々一般に売り出している。
今回は見たことがない彩りのペチュニアと袋詰めの土を買ってきた。
エコのための土らしい。

     

広い土地があるが、袋栽培が珍しく立派なペチュニアの大株仕立てが出来るらしい。



庭ではカモミールが最盛期でむせ返るような香りで家の中も外も満ちている。
そろそろ刈り取らねばならないが犬たちが楽しんで歩き回っているので、一日一日後回しにしている。



おら、スカウトされた。

2013年06月05日 21時02分03秒 | Weblog
退職して2ヵ月経ち、やっと毎日のリズムがついて来た。
季節が変わるので日々温度差や日差しなどで体の感じ方も異なっている。
勤めているときは時間で動いていたから、生活の中の見方は大きく違っていた。
毎日知らなかったこと、気づいたこと、を生活の空間から知らされている。

今日、いつものように午前中は庭と畑で働いていたが、お昼、脇の道路に車が止まり男性が降りてきた。
もと働いていた職場で、退職したことを聞き、立ち寄ったという。
じぇじぇ!・・・・

その人は健康診断を受けた後、毎年私の事後指導を受けていたというがこちらとしては覚えていない。
茅野で人材派遣会社を経営していて、医療職の求人で困っており私にもう一度働かないかという。
農業スタイルの完全防備の姿の今と、勤務していた時のユニフオーム姿とは段違いだが
この諏訪地域も医療施設は人手不足で運営が大変だという。
資格があるのに働かないのは勿体ないという。
絶対駄目かと言うので絶対だーめと答えた。

こちらの事情もあるのだが、周囲の農家の老人は皆働いているのが当たり前で、働かない理由を説明しても
いまいち理解してもらえない。
そういえば退職してから、近所の温泉、スーパー、レストランなどで後ろから声をかけられぎょっとしたっけ。
温泉なんか、裸だし...
その度、退職したことを告げたが、皆異口同音にあら~勿体ない・・・・、まだ若いじゃないと言われる。
いえいえ、この年齢になってまだまだ知らないことが多すぎることに気づいて慌てているのです。

朝食の時、カッコーの声を聞き、焼きたてのパンと、挽きたてのコーヒーを飲みながら庭の花を眺める時間は
ささやかながらやっと手に入れた幸せのひとつである。
もう少し先になると自分で作った野菜を採りたてが食べられる時がやってくる。