信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

年金生活の現実

2013年06月18日 22時01分11秒 | Weblog
退職して年金生活者の境遇となった。
年金は支給申請をしてから3ヶ月後に支給されるので3ヶ月間は無収入となり、6月になってやっと支給される。
どのくらい支給されるのか額もわからず、厚生年金と併せて今回初めて支給されてくる。

退職時に健康保険を任意継続するか、自治体の健康保険に入るか相談して、試算したら
ええっーと驚くほど任継は金額が勤務時より跳ね上がるので、国保に加入することを
たちどころに決めた。

町役場に出向き、健康保険と市町村民税の相談をした。
金額は6月に前年度の収入が確定するので、それ以降でないとわからないと言われ
まあいずれ支払うものであるし、勤務していた時とそう大きく変わらないであろうと
軽く考えていた。
3ヶ月間の無収入期間の間の出費が特別出費を含め、
預金取り崩しで凌いで行くために他に気が回らなかった。


今回、待ちに待った年金の支給のお知らせが郵送されてきたと同時に
町役場から市町村民税、県民税の納税通知書が送られてきた。

よりによって年金が支給されたその日に税金の納税書が送られて来るとは
予想もしていなかった。
しかもその額の高いこと。
続いて介護保険料も毎月の支払いで一緒に支払い、気になっていた健康保険料を税務課で聞いた。


これが一番ショックを受けた。
勤務していた頃の2倍の額を毎月支払うことになった。
市町村によって金額は異なるそうだが、65歳以上の医療費が無料と言う村の看板には裏があるのだ。

担当の女性は、だから退職した年は支払う金額が高いから
貯金しておいてくださいって言ってるんです

というが今、それを聞いたし、毎月預金を取り崩しているのに
そんな貯金する余裕がどこにあるのだと心の中で毒づいた。
結局年金が支給されたその日に税金と家賃で年金1か月分をはるかに越えるお金が出て行ってしまった。

2か月分ずつ1回に支給されてくるが、すでに生活費を残さず来月分まで食い込んで行ってしまった。
これが現実か・・・・・
誰に怒りをぶつけるわけでもなく、老人の年金はさらに減額されていくし、
必死で働いてきた結果はこうなのかと思い知らされた1日で心がしなびれてしまった。
気持ちを立て直さないと、これから暗い気持ちを持ち続けるようにあってはいけない。