Il film del sogno

現実逃避の夢日記

ハロルドとモード≪少年は虹を渡る≫

2010-08-12 02:25:00 | 日記
8/11(水)晴れ
心なしか猛暑も和いで過ごしやすい。連休前の奉公先は2/3ほどの出勤率。早朝一番アライアンス先の責任者あらわる。コンサルタントの外部調査への協力要請と元派遣社員のリクルートの件、打ち合わせる。隣の寿司屋で毎度の昼定食をとって、午後は赤坂に聳え立つ在京キー局へ営業に出張る。夏休みの為、番組ブースが居並びあたかも縁日の如き賑わい。最上階で経理局員と商談。終わって隣のビルにある外資系協業企業の担当者を呼び出し喫茶をねだる。戻ってひたすら雑務。夜は新宿・武蔵野館で「ZIGGY FILMS '70S <70年代アメリカ映画伝説>」と銘打たれた聖林の旧作を再鑑賞。場内立ち見が出るほどの大盛況。監督は『夜の大捜査線』でアカデミー編集賞を受賞した後、本作を製作したハル・アシュビー。この監督は寡作だがそのフィルモグラフィーはなかなか渋い。≪さらば冬のかもめ≫≪帰郷≫≪チャンス≫などなど大ヒットはしなかったが印象深い佳作ばかり。公開は1971年だから約40年ぶりのリバイバルとなる。自殺願望のある19歳の青年と79歳の元気なおばあちゃんとの奇跡のようなラブストーリー。全く古さを感じさせないテーマと演出。シニカルと諧謔。チャーミングなルース・ゴードンと痩身のバッド・コートにスクリーンで再会出来て感無量。大いに満足して帰路につく。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする