Il film del sogno

現実逃避の夢日記

信さん 炭坑町のセレナーデ

2010-11-28 03:01:00 | 日記
11/27(土)晴れ時々曇り
明け方就寝、そして久し振りに昼前まで熟睡した。で、あるから午後から活動開始。まずブランチのサンドイッチを作って孤食。インドアで白球を打ってジムで遠泳、エクセサイズを終えて、愛車で近所のショッピングモールへ。衣類は冷やかしだけで大型書店で贔屓作家の新作を購入。カフェで昭和の黒幕を描いたドキュメンタリーを精読。清濁併吞、毀誉褒貶の激しいモンスターの生前世評を覆す力作である。最上階のシネコンで本日初日の邦画を鑑賞。レイトショウだからか、観客は数えるほど。時は1950~60年代、舞台は九州の炭鉱街、少年と少女、子持ちの出戻り女、活気と衰退、民族問題、親子愛、えとせとら。監督は職人・平山秀幸、シナリオが鄭義信、この≪愛を乞うひと≫のコンビが昭和30年代を描くというのだから期待しますわな。まず良かった点。圧倒的なロケーション。空は高くひたすら碧い。セットも美術も丁寧な造り。子供が子供らしく薄汚い。役者も皆々熱演。幾つものシーンに蜉蝣がたった。だがしかし、狙い過ぎの感もあり少し興醒めしたのも事実である。ノスタルジー映画は難しい。
コメント
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