9/16(土)曇り後雨
定時起床。朝食後に愛犬と散歩。そのまま愛車に乗って近所のシネコンまで。本日初日の邦画には若年層やや優勢ではあるが観客10数名と閑散。原作コミックは本屋で立ち読みレベル。小悪魔美女に振り回される冴えない男のお話。監督の出世作は≪モテキ≫だろうが、シニカルな目線や毒性で云うと三浦大輔の舞台劇を映像化した≪恋の渦≫(←傑作です!)に近いと思ふ。デフォルメされた業界人になり切った脇役陣に呵々大笑。天にも昇る心地や塗炭の苦しみなど、リアルな恋愛をして初めて経験できるわけだが、いっちょ前の男になるには良いオナゴの尻のひとつも追っかけんかい、と叱咤する教養映画でありますな。甘味な果実は砂上の蜃気楼の如きものであったとしても・・・。身につまされる殿方も多かろう。午後は施設に義父を訪ねる。往復渋滞で6時間弱。ラジオ番組もすっかり馴染み。ジムで遠泳してスーパーの総菜を孤食。
9/15(金)晴れ時々曇り
漸く週末。人事情報が続々入る。昼食に蕎麦とそぼろ丼、850円なり。案件1件を持ち越し連休突入。定刻退社して新宿で途中下車。昨日から予約したピカデリーでエイリアンの新作(前日譚の続編)を鑑賞。少々拍子抜けしたのは場内が若年層中心に3割程度しか埋まっていないかったこと。監督は前作同様、喜寿をとうに過ぎている大御所サー・リドリー・スコット。前作も公開初日に鑑賞して日記を紐解くと『詳細略。大味なハリウッド映画というのはどうも眠くなる。潤沢な資金と贅沢なキャスティング。羊頭狗肉を見せられて少し立腹。』とある。今回はそれほどでもなかったが、豪華B級(スプラッター・ホラー)テイストのセルフ・パロディを見せられたようで乗れませなんだ。キャサリン・ウォーターストーンとマイケル・ファスベンダー(オチはすぐ判った)の熱演には☆献上。