9/24(日)晴れ時々曇り
爽やかな秋晴れ。朝食後に愛犬と散歩。開館時間にジムへ行き遠泳とサウナで1時間。その後近所のシネコンへ。11時台の初回には若年層の単身女性中心に30人弱と不入りの部類だろう。異色の経歴を持つ女流作家の原作は刊行時に読了。ミステリーとしてのオチはあまり感心しなかったが、本作は大きな脚色もなく、ホラー色を前面に出した造りとなっていた。人間の抗えない暗い性癖などを執拗に見せられて少しシンドイ。吉高由里子と佐津川愛美の絡みシーンが白眉。屈折した愛であろうが純度をあげれば心に刺さる。青春路線が得意と思っていた熊澤尚人は意外や器用な監督であった。来月には同じ原作者の≪彼女がその名を知らない鳥たち≫が公開される。贔屓監督の白石和彌の演出が楽しみ。その後、阿佐ヶ谷に移動してラピュタにて名作の三國連太郎版を鑑賞。バンツマ、三船、勝新版は見ていたが、本作鑑賞で完全制覇。白黒画面に映えるは究極の男の純愛。贔屓の蕎麦屋で夕餉を孤食してゆるゆる帰路に就く。
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