Il film del sogno

現実逃避の夢日記

若い人

2022-11-01 20:19:09 | 映画
11/1(火)曇り
霜月朔日。曇天の一日。7:30起床。散歩、朝食、月初の仕事をシコシコこなす。昼食に九州ラーメン。冷凍してあったタケノコ・エノキ・鶏肉を野菜といためて結構なお味でありました。午後も単調な仕事を続けて、夕刻カフェで一服。夜はアマゾンプライムにて1962年公開の邦画を視聴。監督・脚本は西河克己。全盛時の日活の黄金トリオである石原裕次郎、吉永小百合、浅丘ルリ子が三つ巴となるキラーキャスト。脇も大坂志郎、三浦充子(江波杏子のおっかさん)、北村和夫、小沢昭一、殿山泰司、三崎千恵子など渋い布陣。実は原作(石坂洋二郎の体験を基にした出世作)を10代の頃に愛読していたが、その頃には青春小説の大家も既に忘れ去られた存在であった。昭和8年から連載されていて、その内容が不謹慎であると右翼に脅かされていたというのも頷ける。映画は3度目の映像化。以降10年スパンで、TVドラマを含めて何度もリメイクされているが、本作が最も輝いていると思ふ。アマゾンは権利を買ったのだろう、往年の日活作品がラインナップされているので、折に触れて再鑑賞できる。名画座がなくなりつつある昨今、サブスクも悪くない。


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