Il film del sogno

現実逃避の夢日記

母性

2022-11-23 19:17:14 | 映画
11/23(水)雨
終日冷たき雨ぞ降り続く。勤労感謝の旗日。珍しく寝坊して8:30起床。雨のなか愛車で近所のファミレスへ。ゆっくり朝食&新聞精読。サッカーのワールドカップが始まった。中東初のカタール開催は大いに意義はあるのだろうが、施設建設時の労働問題や宗教的な教義に批判あり、欧州などは盛り上がりに欠けているとの報道あり。アルゼンチンが負けるなど番狂わせもある。さて今夜の日本VSドイツはどうか。シネコンで11:30上映開始の邦画を鑑賞。本日初日。6割程度の入りと出足はまずまず。映像化の多い作家・湊かなえの原作小説は10年ほど前に読了。≪イヤミス≫の女王の面目躍如たる作風だが、これを最高傑作とする宣伝は煽りすぎだと思ふ。監督は今年は公開作が5本と売れっ子の廣木隆一。単館系からメジャーまで撮って職人的な器用さもある。母性を軸とした作劇であるから女優陣の競演が肝。高畑淳子・大地真央の大御所は過剰演技か。戸田恵梨香と永野芽郁の母娘は年齢的な無理が感じられた。(実年齢差は10歳ほど)火災場面や一家団欒の食事シーンなど、どうにも説得力のないシークエンスも多くやや落胆。但し恵梨香・芽郁のダブルヒロインの芝居には文句なく、心に刺さる科白もあり。色々と惜しい作品でありました。併設されているショッピング・モールで買い物をして帰宅。夜はサッカー観戦までひたすら読書。
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