Il film del sogno

現実逃避の夢日記

地獄の警備員

2022-11-17 20:35:43 | 映画
11/17(木)晴れ
秋晴れ続く。二度寝して8:30起床。散歩、朝食、単調な仕事。昼食に鹿児島の姉から頂いたクロダイを調理する。三枚におろしてアラは根野菜・キノコとみそ汁に、切り身は銀杏と炊き込み鯛めしに。実に贅沢な一汁一菜。夕方、長い散歩をしてカフェで一服。新聞で大森一樹の逝去を知る。享年70は昨今若死の部類だろう。ごく初期の作品『ヒポクラテス』が代表作でこれを超える作品を撮れなかったのではないか。10年ほど前に渋谷ユーロスペースのレイトで奥田英朗原作の『最悪』を鑑賞したときに客席で見かけた。終演後、目が合ったので親指を立てると、律儀に会釈を返してくれた。意外や大男だったことに驚いた。帰宅して夜はアマゾンプライムにて未見だった黒沢清の旧作を視聴。≪スウィートホーム≫(1989年)と≪CURE≫(1997年)の間に撮られた低予算のホラー作品である。最近は作家性を云々されることが多いが、この監督は職人気質が勝っていると思ふ。30年前の作品ゆえ、売れない頃の松重豊や大杉漣が若い。


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