Il film del sogno

現実逃避の夢日記

健康診断

2022-11-15 21:27:34 | 日記
11/15(火)雨のち曇り
7:30起床。深夜から冷たい雨が降っていたが、小休止の時間帯に我が仔とそそくさ散歩を済ませる。三日目の痰を吐き出し、トイレで採尿。昨日までに(大)は採取済み。提出三品(?)の準備完了。9:00前には市ヶ谷の健保会館到着。 受付NO.58。結構な混みようである。体重、身長、ウエスト測定、採血、聴力、視力、血圧、眼底、問診、超音波(エコー)、心電図、胸部レントゲン、最後にバリウムを飲んで上部消化管X線検査。これは何度経験しても嫌なものである。便秘気味なので倍の下剤を貰い11:00放免。駅そばのファミレスで早めのランチセットとドリンクバーの飲料物をしこたま胃に流し込む。12:30奉公先到着。午後は書類削減の進捗監査。無能な総務部員にイライラつのる。年末配布の卓上カレンダが大量に届く。そんな季節である。15:50定刻退社して溜池山王の外資系銀行にかつての部下を訪ねる。来週から台北赴任とのこと。入社当初のやんちゃ坊主も、四十路近くなり立派な金融マンである。餞別を渡して昔話に花を咲かせる。赴任中に必ず遊びに行くと約束して別れた。19:00帰宅。我が仔と長い散歩に出る。
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マイ・バッハ 不屈のピアニスト

2022-11-14 20:22:43 | 映画
11/14(月)晴れのち曇り
7:30起床。9:00まで仕事。散歩、朝食、また仕事。10:30~12:00ネット会議。午後も散歩。日差しが暖かい。夜はネットフリックスで見逃していたブラジル映画を視聴。著名なピアニストにして指揮者であるジョアン・カルロス・マルティンスの伝記映画。幼少期の天才ぶり、青年期の破天荒さ、ケガによる挫折、指揮者での復活、楽団運営と若い音楽家への支援など。2時間で波乱万丈の人生がテンポ良く描かれていた。二十歳にしてバッハの作品を全て(演奏時間にして1週間はかかる)暗譜していたそうな。サウンドトラックは全て吹き替えで本人による音源だそうな。バーンシュタインからキース・エマーソンまでエピソードを彩る有名人には事欠かない。しっかりした音響施設(劇場)で鑑賞したかった。真の天才と云うのはいるのでありますな。

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土を喰らう十二ヵ月

2022-11-13 20:22:36 | 映画
11/13(日)曇り後雨
8:00起床。我が仔と散歩。裏庭にたまった大量の落ち葉を掃き出す。秋を感じる。ファミレスで朝食&新聞精読。シネコンで10:40上映開始の邦画を鑑賞。それにしても12スクリーンの過半を占拠して≪すずめの戸締り≫の上映回数が一日30回と云うのは凄い。往年の大スターをフューチャーした老作家の田舎暮らしを描いた渋い作品には、中高年層以上の婦女子過半で8割越えの入りと健闘。原作は水上勉のエッセイ。これは学生時代に小説の代表作と併せて読んだ記憶あり。≪リトル・フォレスト≫のおじいちゃん版である。一汁一菜を推奨している土井善晴の料理監修を基に丁寧な仕事振りは認められる。薪と窯で炊いたご飯、自家製の味噌・梅干し・糠漬け、採れたての山菜やキノコとは何と贅沢な食事だろう。但しジュリーは明らかにミス・キャストだと思ふ。晴耕雨読・粗食に暮らす枯れた老人にしては太り過ぎである。イメージでは田中泯あたりが適役。松たか子とのやりとりも芝居がかって面白くもなし。科白や演出がわざとらしいので素朴な料理だけが浮き上がってしまう。やや落胆して小屋をあとにする。帰宅して我が仔と2度目の散歩。途中から強風となり雲行き怪しく雨が降り出してきた。夕方から夜までずっと読書。
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甥っ子の結婚式

2022-11-13 00:39:42 | 日記
11/12(土)晴れ
漸く週末。7:30起床。我が仔と散歩。スーパーで買い物。軽食造り。11:30兄弟姉妹5名が弔問にやってきた。2時間半談笑。14:00自宅を出て恵比寿へ向かう。駅から徒歩10分程度、旧ハンガリー大使公邸を改装したハウスウエディングは、広大な敷地と瀟洒な建物、上品な調度備品が素晴らしい。新郎の控室で親類縁者と再会。15:30人前挙式、16:00披露宴。ウエルメイドな華燭の典、豪華フランス料理のフルコースを堪能して楽しい祝宴でありました。二次会の誘いを断って21:00帰宅。我が仔と長い夜の散歩に出る。
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すずめの戸締まり

2022-11-12 08:00:31 | 映画
11/11(金)晴れ
漸く週末。7:30起床。以降、平日の単調業務と家事の繰り返し。16:30歯科で入れ歯の型取り。18:00シネコンで新海誠の新作を鑑賞。本日初日。一番デカい小屋に若年層中心に3割の入り。ある程度のヒットは約束された作品だろう。2007年5月、ガラガラの渋谷シネマライズで≪秒速5センチメートル≫を観たときの感銘は忘れ難き。以降15年、コンスタントに作品を発表して大物になりはしたが、この稀有な映像作家の感性はデビュー作のころから変わっていないと思ふ。CG・SFXの進化と大風呂敷のストーリーは有無を言わさぬ迫力がある。ご都合主義や強引な展開はあれど、グループ鑑賞して突っ込みどころを語り合いたい映画でありました。20:30帰宅。我が仔と長い夜の散歩に出る。
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Dr.コトー診療所

2022-11-10 20:40:36 | ドラマ
11/10(木)晴れ
晴天続く。7:30起床。9:00まで仕事。散歩、朝食、また仕事。プライベートな野暮用が多く、メインバンクの窓口へ。昼食後もお仕事。合間に調べものやらネットで古いドラマの視聴やら。映画鑑賞は趣味と云うより歯磨きや入浴と同じレベルの日常茶飯であるが、たまにはTVでニュース・スポーツ以外のドラマを観ることもある。無料動画の配信サービスで20年前の連続ドラマを視聴している。来月公開予定の劇場版の予備知識として何気なく第1話を観たのが1週間ほど前。局制作のドラマは玉石混交ではあるが、離島に赴任した医師と周囲の人々を描いた作品には正直感心して毎回落涙している。原作漫画あるようだが未読。シナリオ、演出、役者、ロケーション、どれも高レベルなクオリティ。じっくり腰を据えた製作過程が窺えて、時間と資金をかけたことも良く判る。劇場版が楽しみである。

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ダゲール街の人々

2022-11-10 00:21:46 | 映画
11/9(水)晴れ
6:00起床。出勤日の型通りのスケジュール。7:15出勤、ラテラル整理、データ修正、信用調査、昼食、特命事項、雑用などなど。15:50退社。池袋から徒歩帰宅。途中にカフェで一服。帰宅して我が仔と長い夜の散歩。夜はアマゾンプライムにて1975年製作のフランス映画を視聴。女流アニエス・ヴァルダ監督は大昔に何本か代表作を観ているが、彼女の自宅・事務所があったパリ14区の商店街の人々を活写したドキュメンタリーである。パン屋、肉屋、仕立て屋、雑貨屋、時計(修理)屋、床屋など、昭和の邦家と変わらぬ佇まい。パリも地方出身者で発展しているのですな。監督の目線はあくまでも柔らかく優しい。小品は量り売りが基本。客は常連ばかり。自家製香水やコロンを調合する化粧品店が如何にも花の都らしい。人情と温もりが感じられてノスタルジックな気分に浸れた80分でありました。

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ジョーンの秘密

2022-11-08 20:42:42 | 映画
11/8(火)晴れ
秋晴れ続く。7:30起床。9:00まで仕事。散歩、朝食、清掃、また仕事。昼食に二日続けてスペシャルサンド。卵・野菜(7種)・肉・チーズと完全食。午後も散歩。夕方、駅前カフェで一服。夜は皆既月食を眺めながら我が仔と散歩。公園や橋の欄干で三々五々のグループが空を見上げる。帰宅してネットフリックスで2020年製作の英国映画を視聴。80過ぎのおばあちゃんが、戦中から原爆開発の極秘資料をソ連に流していたスパイだった、と云う実話を基にしたお話。ジュディ・デンチとソフィー・クックソンが過去と現在をリレーで演じる。相当な脚色があるようだが、優秀な女性科学者がイデオロギーと色恋に揺れ悩むプロセスと言動には説得力あり。英国でも核開発は進んでいたのでありますな。ユダヤ系ロシア人活動家との恋愛や上司の教授との不倫など、サイドストーリーも陰翳あり。往時を再現したプロダクションデザインも素晴らしい。これは拾い物の1本でありました。
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しあわせの隠れ場所

2022-11-07 20:14:47 | 映画
11/7(月)晴れ
立冬の寒い週明け。7:30起床。9:00まで真面目に仕事。散歩、朝食、清掃、昼食の仕込み。午後に生協の商品受け取り。13:30から退屈なネット(部内)会議。夕刻、公園沿いのカフェで一服。夜は10年以上前に劇場で見逃していた洋画をネットフリックスで視聴。2009年米国製作。監督は実話を基にした人情モノを得意とするシナリオライター出身のジョン・リー・ハンコック。主演は本作でオスカーを手にしたサンドラ・ブロック姉御。貧民窟出身のアメフトのスター選手・マイケル・オアーの半生記。シンデレラ(サクセス)ストーリーの大好きなかの国ならではの佳作。結末も判っているので安心して鑑賞できる。エピソードの積み上げ方とキャラの配置が実に巧い。アメフトの花形がクォーターバックであることくらいは知っているが、本当の通はライン(オフェンシブタックル)を観るそうな。少し腑に落ちない部分(ローカル性や推薦制度)もあったが、社会の多様性と、それを支える善意が嫌味なく描かれたハートウォームな作品でありました。


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地方紙を買う女/危険な女

2022-11-06 21:23:39 | 映画
11/6(日)晴れ
8:00起床。我が仔と散歩。ファミレスで朝食&新聞精読。11:00ジムで遠泳とサウナ。理想体重まで1.9㌔。血圧上111下80。帰宅して我が仔と2度目の散歩。松本清張の短編集を40年振りに再読して感心しきり。そういえば・・・と、ネットで検索すると1959年製作の映画にヒット。ヒロインは渡辺美佐子。芦田伸介と高友子の作家・編集者コンビが探偵まがいの活躍をして、55分の小品であるが起承転結ありキレイにまとまっている。さすが9回も映像化されているだけのことはある。大滝秀治の悪役振りにニンマリ。監督は若杉光夫。日活で何本か撮っているが、もっとも有名なのは百恵ちゃん主演の≪風立ちぬ≫だろう。夜は清張のノンフィクション≪昭和史発掘≫(全13巻)を拾い読み。これの再通読も老後の楽しみにとっておこう。
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窓辺にて

2022-11-05 20:58:48 | 映画
11/5(土)晴れ
7:50起床。朝夕冷えるようになった。元気だけが取り柄の我が仔と散歩。ファミレスで朝食&新聞精読。シネコンで11:30上映開始の邦画を鑑賞。昨日から公開にも拘わらず観客5名と超閑散。ここ10年、ほぼ毎年公開作が続き今年は3本目のリリースとなる今泉力哉の新作は、テーマはお得意の煮え切らない男女の仲を描いた群像劇である。絶妙にリンクする3組のカップルが織りなす恋愛・夫婦模様。去作同様きっちり人間が描かれて、何とも云えないユーモアとペーソスがある。尺は2時間を超えるが全く長さを感じさせない。贔屓の中村ゆりの好演は特筆しておきたい。コンスタントにメディアに露出しているが、まだ決定打がないのが惜しい。帰宅途中に図書館で調べもの。ついでに定期刊行物を何冊かまとめ読み。帰宅して我が仔と2度の散歩。夜はネットサーフィンと読書。
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そばの味にも人柄が出る

2022-11-04 21:35:19 | グルメ
11/4(金)晴れ
飛び石を埋めるべくオセロ休暇取得。8:00起床。我が仔と散歩。自転車に乗って荻窪へ。10:15物心ついたころから通っているラーメン屋の開店前の列に並ぶ。ひぃふぅみぃと数えて7番目。直近で食したのは20年7月。その後、店主の体調悪く休業時期もあったとのこと。夏以降は営業日を週4日ほどにしている模様。11:50シャッターが上がり定刻の30分以上まえに開店。座席は20席で満席。カウンターに座って店主に会釈するもスルーされる。マスクで判らぬか。定番のメニューを頼んで食べ終わり立ち上がったところで店主から声をかけられた。短い問答あり。10代の頃には頻繁に通い、我が一族の面々が最も利用した外食にしてソウルフードである。昔はもっとエッジが効いたガツンとした味付けであったが、店主の加齢が影響してか丸みを帯びていた。亜流の店は幾らでもあるが、我にとっては唯一無二のモノである。あと何回来れるだろう。帰宅して我が仔と2度の散歩。夜は雑用と読書。

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RRR

2022-11-03 20:39:39 | 映画
11/3(木)晴れ
好天続く。文化の日。旗日。寝坊して8:00起床。我が仔と散歩を済ませてファミレスで朝食&新聞精読。隣のシネコンで10:40上映開始のインド映画を鑑賞。場内コロナシフトでキャパに制限あれど満席の盛況。話題の大作をもっと早く観たかったのだが、長尺に耐えるには覚悟がいる。気合を入れた甲斐あって楽しい楽しい3時間でありました。インド娯楽大作は≪バーフバリ王の凱旋≫以来だと思うが、ちょうど100年前の英国占領時代の勇者ふたりの血沸き肉躍る大活劇。勧善懲悪、友情、アクション、ダンス、歌曲・・・良質なエンタメ要素がぎっしり詰まった快作である。制作費100億円は既に回収して最終は200億円を超えると云う。人口13億、年間製作本数は千本を超えているそうな。マーケットあるところに才能もカネも集まる。いやはや。帰宅してうららかな陽気の公園を我が仔と2度目の散歩。夜はひたすら読書。

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西部戦線異状なし

2022-11-02 21:32:28 | 映画
11/2(水)晴れ
出勤日。6:00起床。7:00奉公先到着。15:50の退社迄せっせと働く。16:30駅前の床山で散髪。17:30帰宅して我が仔と散歩。19:00ネットフリックスで独占配信の洋画を視聴。米独合作の力作である。原作は1929年にレマルクが発表した戦記文学の傑作。翌年には早々に米国が映画化してアカデミーの作品賞を獲っている。原作、映画共に半世紀前のティーンエイジの頃に読了・鑑賞済。戦争とは、その暴力性や悲惨さを極めると虚無的になることを知った。連射銃・戦車・毒ガスなど近代の殺戮兵器が開発・導入されて西部戦線だけで300万人、第一次世界大戦中の死者は合計1千7百万人という未曽有の数値である。1世紀経った今でも人類はウクライナなどを戦場として、悲劇を繰り返している。そういった意味でもリメイクは大いに意義がある。世界中の為政者は本作を見直して権力者のメンツの愚かしいこと、和平の尊さを学ぶべし。
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若い人

2022-11-01 20:19:09 | 映画
11/1(火)曇り
霜月朔日。曇天の一日。7:30起床。散歩、朝食、月初の仕事をシコシコこなす。昼食に九州ラーメン。冷凍してあったタケノコ・エノキ・鶏肉を野菜といためて結構なお味でありました。午後も単調な仕事を続けて、夕刻カフェで一服。夜はアマゾンプライムにて1962年公開の邦画を視聴。監督・脚本は西河克己。全盛時の日活の黄金トリオである石原裕次郎、吉永小百合、浅丘ルリ子が三つ巴となるキラーキャスト。脇も大坂志郎、三浦充子(江波杏子のおっかさん)、北村和夫、小沢昭一、殿山泰司、三崎千恵子など渋い布陣。実は原作(石坂洋二郎の体験を基にした出世作)を10代の頃に愛読していたが、その頃には青春小説の大家も既に忘れ去られた存在であった。昭和8年から連載されていて、その内容が不謹慎であると右翼に脅かされていたというのも頷ける。映画は3度目の映像化。以降10年スパンで、TVドラマを含めて何度もリメイクされているが、本作が最も輝いていると思ふ。アマゾンは権利を買ったのだろう、往年の日活作品がラインナップされているので、折に触れて再鑑賞できる。名画座がなくなりつつある昨今、サブスクも悪くない。


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