Viedel/KukiHairDesign/ヴィーデル/クキヘアデザイン 四条烏丸 美容室

ヴィーデルは四条烏丸の美容室です。フランス仕込みの技術 ナチュラルで優しく ふんわりとしたヘアスタイル

誤った方向へ進まないためにも

2021-11-02 08:36:08 | 映画
「そんな話があったのか」
アメリカと言う国は相当ヘビーだ。。自国のためであれば国で定められたルールをも無視する恐ろしい国家。
またそれがバラクオバマの時代だとは。
2015年に発売された、アメリカ政府による検閲で多くが黒く塗りつぶされた「グアンタナモ収容所 地獄からの手記」を元にしている。
そこにつづられていたのは、当時、キューバ・グアンタナモ米軍基地に収容されていた著者の壮絶な体験。
「守る」「死刑にする」という両極の立場に身を置く弁護士と軍。しかしお互いが良心の呵責と言う葛藤に悩まされる。
何を善とし、何を悪となすのか。
主演の女優は政治活動に対しても熱心らしい、政治活動と言うよりは人権活動だろうか?ある種の信念を持って行動をされているようだが、もしかすると、共和党、民主党の双方ともに肩入れすることはなく、アメリカと言う国のルールに基づいて、双方ともおかしなことが有ればそれを良き方向へ導こうという中立な立場なのかもしれない。
日本でも最近選挙が有り48%の日本国民が投票していないと聞いた。確かに自由意思で有るが、その様な間違った方向へ進まないためにも、国民自らが審判を下さなければならない。
そういった意味でも、参考になる映画ではなかろうかと。

真面目に生きていたら映画にはならないかも

2021-11-01 08:11:29 | 映画
コノての映画を見てよく思うのは、もし存命なら、どうしているだろうか?と。でも人間て不思議なもの、亡くなられたからこそ価値を重んじるのかもしれません。残酷だ。
役者が演じる部分はどうしても映画だから脚色されているところも、実際とは違うところも多いとは思う。しかしエンドロールと共に映し出されるアレサの実際のライブ映像は、やはり映画を見終わった最後だからこそ、胸を打つ。
ドラマが有るからこそ映画にもなる。今までの歌手を題材にした映画もそうだったように。
僕の中では演出に引き込まれて腹立たしく思っているところが、結局は演出の勝ちみたいには思っています。映画を見て「ハラハラする」「イライラする」は演出や脚本がうまいからだとも。
その様に引き込まれはしますが、せっかくの人生なんだから、もっと周りに気遣いが出来て生きられなかったのかな~なんてね。

勝手な男の尊厳

2021-10-17 08:34:08 | 映画
本作には、大きな捻りがある。
異なる3視点から描かれている。
その違いにより、各キャラクターの多面性、認識の差を浮き彫りにする。
共に生死を賭けて闘った友を持ち、自分は処世術には欠けていても誠実で愛すべき男。
男との夫婦生活に微かなほつれが生まれ、感情の食い違いが乗じる女性。また女性の扱いに長けた男の危険な側面も敏感に察知する。
共に生死を賭けて闘った友は自信過剰の愚かな男であり、女は自分の魅力に降伏したと勘違い。女に拒否されたことのない男にとって、強姦という言葉は存在しないと考える男。
誠実さから愚かさ、不快な尊大さ、対峙。
男同士の戦いに見える本作での主役はあくまで、見えない血を流す女。
ラスト・シーンの女の表情は、まるで我々に問いかけるかのよう。



ドゥニヴィルニューヴ

2021-10-16 08:11:50 | 映画
「スパイス(香辛料)」の産出地である砂漠の惑星。そこは残忍な一家が支配している。
皇帝は違う一家を新たな統治者となるよう指図し、両勢力の紛争をくわだた。
映画は特殊能力を操る血を引き、宇宙に調和をもたらすとされる子息が、使命に目覚めていくまでを描くPart1的。
前作は長編(5時間)過ぎて短縮したが為に駄作になってしまったと噂されるデヴィッドリンチ監督作。
登場人物それぞれの役割と世界観の詳述にほぼ全編を費やし本編は終了しているが、とても幻想的な出来に仕上がっている。
プロダクションデザインもドゥニヴィルニューブならでわと言うのは私の知識が少ないかもしれませんが、「らしい」宇宙船やコスチューム。
有名な俳優もたくさん出ていますが、潰し合いにはなっていないですね。
「ブレラン2049」そして「メッセージ」に次ぎ、ドゥニはまたひとつ、SFジャンルにおいて爪痕を刻みつけた作品かも。


ドゥニヴィルニューヴ

2021-10-16 08:11:50 | 映画
「スパイス(香辛料)」の産出地である砂漠の惑星。そこは残忍な一家が支配している。
皇帝は違う一家を新たな統治者となるよう指図し、両勢力の紛争をくわだた。
映画は特殊能力を操る血を引き、宇宙に調和をもたらすとされる子息が、使命に目覚めていくまでを描くPart1的。
前作は長編(5時間)過ぎて短縮したが為に駄作になってしまったと噂されるデヴィッドリンチ監督作。
登場人物それぞれの役割と世界観の詳述にほぼ全編を費やし本編は終了しているが、とても幻想的な出来に仕上がっている。
プロダクションデザインもドゥニヴィルニューブならでわと言うのは私の知識が少ないかもしれませんが、「らしい」宇宙船やコスチューム。
有名な俳優もたくさん出ていますが、潰し合いにはなっていないですね。
「ブレラン2049」そして「メッセージ」に次ぎ、ドゥニはまたひとつ、SFジャンルにおいて爪痕を刻みつけた作品かも。