『ミャンマー・バガン・世界三大仏教遺跡の一つ(信仰心の強さ)』
『3,000のパゴダや寺院のほとんどが、11世紀~13世紀に建設!』
先ずは、神道について、自然の豊かな日本では『山川草木悉皆成仏』と言われ、自然を信じる八百万の神が親しみやすいですが、この八百万の神とは、『日本の神道で無数に存在する神々の総称』です。 『八』は多いという意味で、神は自然や人間のあらゆるものに宿ると考えられています。
『山川草木悉皆成仏』;「山も川も草も木も皆悉く仏に成る」という意味で、草木国土悉皆成仏、山川草木悉皆仏性などと言われ、山も川も草も木などの心を持っていない存在で、自らの意思で修行できない存在であっても仏に成れるという思想は、本来の仏教には無い思想です。
日本の宗教は、神道と仏教が多数派を占めています。 その日本においては、『信教の自由は、何人に対してもこれを保障する』と定められ、国教は定められていません。 また、特定の宗教を信仰していないとして自身を無宗教と認識する者も多くおります。
宗教とは、『霊や神を語る文化』などと簡単には言えない難しい課題です。 世界三大仏教遺跡を知ったときに、同じ仏教の遺跡でも規模や形が大きく異なることが解りました。 宗教は、どのようなものを前提としているかによって、次のように分けられているようです。
アニミズム………動物や自然物、先祖などの「霊」を信じる
多神教……………さまざまな権能を帯びた「神々」を礼拝する
一神教……………宇宙の独裁者である「唯一神」の権威に服する
悟りの宗教………人生の霊妙な理法を「悟る」ことを目指す
宗教のこと、ほんの少しでもわかるほど、宗教の起源が砂漠にある、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の『一神教』では、長い歴史的の中での、終わりなき争いには驚かされています。 同じ『一神教』でも仏教世界の、標題『ミャンマー・バガンの世界三大仏教遺跡の一つ(信仰心の強さ)』、『2,000~3,000のパゴダや寺院のほとんどが、11世紀~13世紀に建設』には凄ささえ感じます。 世界三大仏教遺跡からも夫々が独特の遺跡を残しています。
世界三大仏教遺跡の一つ、広さも最大(信仰心の強さと豊かさ)
- ミャンマー・バガン遺跡群(約40平方km)
ウキペデイア情報から引用
ミャンマーの中央部、エーヤワディ川の中流域に広がる約40㎢の広大な原野に11世紀にビルマ族によって築かれた都市、及び遺跡群。 2000とも3000ともいわれる寺院や仏塔が林立するバガン遺跡。 国民の80%以上が仏教徒といわれるミャンマーにあって、今も多くの仏教徒が参拝に訪れる聖地です。
世界三大仏教遺跡の他の二つ
- カンボジア アンコール遺跡群(約2平方km)(信仰心の強さと豊かさ)
ウキペデイア情報から引用
カンボジアのプノンペンの北西約240kmにある世界遺産で、9世紀初頭から約600年間カンボジアを支配したアンコール朝の建築物です。 大小700にも及ぶ遺跡は、自然の浸食や戦禍により荒廃し、崩壊の危機にあり、国際支援による保存、修復が急がれています。
- インドネシア ボロブドゥール遺跡(約15平方km)(信仰心の強さと豊かさ)
ウキペデイア情報から引用
インドネシアのジャワ島中部のケドゥ盆地に所在する大規模な仏教遺跡で世界的な石造遺跡。 8世紀後半に建造された、世界最大級の仏教寺院であり、ボロブドゥール寺院遺跡群の一部としてユネスコの世界遺産に登録されている。
宗教と建造物のこと興味は尽きません。
(記事投稿日:2023/03/07、#633)