『美しい地球!旅行のススメ 003(紅海は歴史と文化の豊かな海域 2)』
『世界中の海の水深1000ⅿでは水温4℃、ここ紅海は1200ⅿで21℃? 真水、海水を問わず、水の比重が最大は4℃であるのに!』
『海水の温度は水深約1,000mで2~4℃、より深い所は、ほぼ一定』
最近、少し分かってきたのですが、紅海の不思議は沢山あるようで、増々興味津々です。 今後もいろいろ調べていきたいと思っています。 海も山も大好きで、海外生活も、20余年と長かった傘寿プラスですが、この紅海では、ダイビングも水上スキーもできなかったことは、『紅海』だけに『後悔』の念に堪えません。
アフリカ大陸とアラビア半島に挟まれ、地球で最も新しくできた海の一つといわれる「紅海」。 ダイビングスポットとしても人気の海ですが、地殻変動の最中で拡大中の紅海にもかかわらず、『感動の透明度を誇る、世界有数の美しい海「紅海」はダイビングのメッカ』です。
紅海、特にアカバ湾は世界で一番透明度の高い海として知られています。 その理由は沿岸の人口が少なく、あまり汚れない事、そして海に流れる川が無い事、などだそうです。(地殻変動中であっても人間の生活の影響がなければ綺麗な環境が維持できるようです。 紅海、水深1000ⅿ以上でも、水温21℃の不思議は、気になります。)
透明度が高いだけではなく、このアカバ湾は珊瑚の美しさが半端でなく、オレンジ、赤、黄色など様々なカラフルな珊瑚礁が街からすぐの場所にあります。 海水温からも分かりますが、当然、熱帯魚の数も少なくはないようです。 ダイバーにとっては天国で、このアカバ湾は実は地上から垂直に1,000メートルぐらい崖の様に海底に落ちており、場所によっては海岸から海に入って底が全く見えない場所もいくつかあります。
当然ですが、紅海が今も拡大中、
紅海は地球の裂け目、地溝帯に海水が溜まった場所。 アフリカプレートとアラビアプレートが『始新世』に裂け始め、現在も拡大している。 マントルからのマグマ上昇によって海底火山がいくつも島を形成し、その1つは2007年に激しく噴火した。
大地溝帯
ウキペデイア情報から引用
大地溝帯(グレート・リフト・バレー)は、主にアフリカ大陸を南北に縦断する巨大な谷で、プレート境界の一つ。 大地溝帯の谷は、幅35–100㎞、総延長は7000㎞にのぼる。 正断層で地面が割れ、落差100ⅿを超える急な崖や谷底にできた湖沼などが随所にある。
紅海になぜ火山が
ウキペデイア情報から引用
『綺麗な海には火山がある』の例えができそうな紅海です! アラビア半島は半島としては世界最大です。 紅海に海底火山があるのはアフリカ大地溝帯が紅海の下にあり死海あたりまで伸びているのが原因ですが、紅海のアラビア半島側には火山もあり山脈に成っています。 アラビア半島の紅海沿岸部に小島嶼が数多くあります、海底火山もこの小島嶼の場所にありアラビア半島に比較的近い所ですが、今までの様に、これからも、比較的静かな地殻変動の歴史であってほしいと願っています。
(記事投稿日2023/12/14、#708)