知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

興味のあることは、何でも調べて文章にする。   写真は「光と影」と言われるが、この理解には、まだまだ、ほど遠い.

『ボクシングでよくわれる、強いパンチを打つには体重を乗せろ!』 『宙に“浮いた”井上尚弥の追撃左フックの決定的瞬間が米衝撃』

2023-07-27 22:34:31 | スポーツ
『ボクシングでよくいわれる、強いパンチを打つには体重を乗せろ!』
『宙に“浮いた”井上尚弥の追撃左フックの決定的瞬間が米衝撃』
『その瞬間の1枚の写真が海を越えて話題「魂を左拳に込めた」と』

とにかく『凄い』の一言です。 結果的には『体重が、めいっぱい、乗った』フックだったのでしょうか! 『チョウのように舞い、ハチのように刺す』のモハメド・アリも『体重は乗って』いました。

半世紀以上も前の、大昔のことですが、当時のジュニアのモスキート級の『不戦(同級の相手なし)・県チャンプ』とスパーリングを、1ラウンド3分の3回戦(間に1分間の2回休み、合計11分、この11分は長かったこと)をやった経験があります。 

不思議な縁(ボクシング部も山岳部もいつもロードワークが一緒)から経験させていただいたことですが、スパーリング中に、グローブが12オンスと大きいこともあり、体重では、三階級も上の自分のパンチがまったく効かないことに、途中で、気が付きましたので、首をかしげていると、セコンドの先輩から『腰を入れて、体重をのせて打て!』のアドバイスで、ロードワークだけが得意の山岳部員の自分が『不戦(同級の相手なし)・県チャンプ』と互角に、倒されずに済みました。

このような卑近な事例で恐縮ですが、はっと驚いたのは先ほど目についたウエブ情報です。 『宙に“浮いた”井上尚弥に米衝撃 追撃左フックの決定的瞬間が海を越えて話題「魂を左拳に込めた」』。 井上の両足が浮いた実際の写真(画像はトップランク社公式インスタグラムより) 

ウエブ情報から引用

ボクシングのWBC&WBO世界スーパーバンタム級(55.3キロ以下)タイトルマッチ12回戦が25日、東京・有明アリーナで行われ、挑戦者の井上尚弥(大橋)が2団体統一王者スティーブン・フルトン(米国)に8回TKO勝ちで4階級制覇を達成した。 無敗王者だったフルトンを右ストレートから追撃の左フックでマットに沈めたが、パンチを放った瞬間の井上の姿に米ファンも「クレイジーだ!」と衝撃を受けている。 井上の両足はリングについていなかった。 8回、強烈な右ストレートを放つとフルトンがぐらつく。 井上はすかさず追撃の左フックを食らわせてダウンを奪ったが、その瞬間を捉えた1枚の写真が話題に。 強烈な左フックがフルトンの顔面を的確に捉えた一方、飛び込むようにしてパンチを放った井上の両足はわずかにリングから離れていた。 まるで宙に浮いて戦っているかのようにも見える1枚だ。 日本のファンの間で話題になった写真を、米興行大手・トップランク社公式インスタグラムも投稿。 「華麗なる動き」とつづって画像を紹介すると、米ファンからも大きな反響を呼んだ。

『超一流・スーパー・モンスター等』どのような表現でもできないような、アスリートが出てきました。 米国メジャーリークの二刀流大谷選手です。 今後の楽しみな課題、『井上尚弥のパンチの衝撃力と、体幹がどう凄いのか』を調べて見ます。
(記事投稿日:2023/07/27、#675)
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『永久凍土の融解問題は待ったなし、どう防ぐが喫緊課題! 2』 『①温暖化加速、②未知のウイルス拡散、③地盤沈下などの起因!』

2023-07-24 07:01:41 | 地球・火山・地震・津波
『永久凍土の融解問題は待ったなし、どう防ぐが喫緊課題! 2』
『汚染された永久凍土が、温暖化で融解する“時限爆弾”になる』
『①温暖化加速、②未知のウイルス拡散、③地盤沈下などの起因!』

永久凍土の融解
 
ウエブ情報から引用

先ずはウエブ情報です。(今後の調査用の備忘録として、長文の引用)
人類は長きにわたって、天然資源の採掘や石油・ガスの探査、軍事基地の建設といった産業開発で北極圏を汚染してきた。 汚染は放射性物質や重金属、殺虫剤、燃料など、さまざまな有害物質によって引き起こされている。

その種の汚染物質は、永久凍土と呼ばれる凍結した土壌に計画的に埋められる場合が多かった。 凍土が凍ったままなら、理論上、汚染物質は土の中に封じ込められたままだからだ。 ところが、もはや そういうわけにはいかなくなっている。 学術誌『Nature Communications』に2023年3月末に掲載された論文によると、北極圏の永久凍土地域には汚染された場所が推定13,000~20,000カ所も散在しており、そのうち3,500 ~5,200カ所は今世紀末までに土壌の融解による影響を受けるという。

すでに北極圏では温暖化が急速に進んでおり、その速さは地球のほかの地域4倍を超えているという。 そして一部の場所では融解が大幅に速まっているかもしれず、4倍という推定値は低い可能性があると科学者は警告する

永久凍土が崩壊すると、汚染物質も流れ出す
永久凍土が劣化して崩壊すると、凍土に埋まっていた汚染物質が解けた氷に流れ出す。地盤がしばしば驚くほど急激に沈下しているせいで、燃料タンクやパイプラインのような地上のインフラまで沈下しているのだ。 実際に20年にロシアのノリリスクで倒壊したタンクから17,000トンの油が流出した環境災害の原因は、永久凍土の融解だと考えられている。

永久凍土の研究者、モーリッツ・ランゲルは言う。 『昔からあるこうした産業用地の永久凍土は、すべて凍ったままだと思われていました。 特に1970年代から80年代、90年代まではそうです。 当時ほとんどの人は温暖化やそれによって生じる永久凍土の融解の問題に気づいていませんでした』

ランゲルらは、こうした産業用地の70%がロシアやアラスカ、カナダ、グリーンランドにあることを突き止めた。 一部の施設は打ち捨てられ、立ち入りも汚染物質の除去も困難になっている。 ほかの施設はいまも稼働しており、より多くの有害物質を発生させ、自然環境に流出させているという(ただし今回の論文では、どの施設がどのような状態なのかを厳密には区別していない)。

北極圏の温暖化に伴い、産業および軍事開発がさらに北に進み、汚染物質がさらに増え、さらに多くの人々が汚染物質に触れるようになると予想される。 そして土壌がどろどろとして柔らかいほど、重機による汚染物質の除去が困難になる。

「この論文が出るまでまったく知られていなかったのですが、スーパーファンド・サイト(廃棄物による汚染が深刻で浄化が必要であると米環境保護庁に指定された場所)かもしれない多数の場所が、北極圏の、さらには世界の自然環境で発生している可能性があるという見解は、かなり恐ろしいものです」と、米航空宇宙局(NASA)のジェット推進研究所(JPL)で永久凍土の汚染を研究している気候科学者キンバリー・R・マイナーは語る。 マイナーは今回の論文には関わっていない。「論文の執筆者がこの見解を採用して実際の地図に当てはめ、地表の下にある永久凍土が汚染されている場所を特定する。 その詳細を知ることになり、とても衝撃を受けました」

北極圏での人間の活動が状況を悪化させる
北極圏の永久凍土では、すでに多くの環境問題が発生している。例えば、油田やパイプラインからは油が漏れている。 軍事基地の周辺には放射性物質が埋められている。 有機塩素系の殺虫剤であるDDTなどは、樽に詰められてから埋められている。 採掘所は水銀などの重金属の排出で悪名高く、その他の場所はヒ素や鉛など極めて有毒な物質や化合物に満ちている。 トラックや重機はディーゼルオイルなどの液体燃料を運ぶが、そのような燃料は漏れやすい。

地盤がバリアになるくらい凍ることがなくなってしまうと、地盤に埋まっていた汚染物質は川や池に溶け出し、非常に繊細な生態系を破壊する。 「このような事態になると、北極圏で暮らす人々も危険な状況になりかねないと思います」と、ランゲルは語る。 というのも、汚染物質が飲料水に混ざるからだ。

汚染物質が混ざった水はやがて海に流れ込み、海流に乗ってよそへ運ばれる。汚染物質は風で運ばれることもある。 実際、すでに北極圏では、有鉛ガソリンの燃焼で発生した鉛の飛散が確認されている。 水銀も水中や空気中に入って採掘所から漏れていく場合がある。 「1~2世紀前の石炭や化石燃料の燃焼で発生した水銀は、いまも生物圏を循環しています」と、コロラド大学ボルダー校の気候科学者で、今回の論文には関わっていないが永久凍土内の汚染物質を研究しているケビン・シェイファーは指摘する。

北極圏での人間の活動によって永久凍土の融解は深刻になる一方だ。 黒ずんだ色の道路は太陽エネルギーを吸収し、土壌を暖める。泥を掘り起こして雪の上に放り投げると、通常なら周囲に光を反射するはずの白い雪が黒ずむ。 クルマのタイヤは土壌を壊す。

「環境条件はすでに急速に変化しています」と、永久凍土を研究するジョージ・ワシントン大学の気候科学者で、今回の論文には関わっていないドミトリー・ストレツキーは言う。 「ところが、そうした急激な変化のほかに、産業やインフラといった人間がもたらす影響も加わっています。 ですからこうした場所は、このような気候に関連する変化をさまざまなかたちで“増幅”させる中心地になってしまうのです。」

それならバイデン政権が3月半ばに承認したアラスカの石油採掘プロジェクト「ウィロー・プロジェクト」はどうだろうか? この新たな大型石油掘削プロジェクトも永久凍土で進められるのだ。 「パイプラインの敷設に何が必要になるか考えてみてください」とNASAのJPLのマイナーは言う。 「道路が必要になります。 人々が出入りして永久凍土を踏みつけていきます。 そして永久凍土の融解が進み、汚染の可能性が高まり、非常に脆弱なツンドラの地形が崩れてしまいます。つまり、有害な影響が積み重なっていくのです」

「サーモカルスト」が北極圏の生活を困難にする
今回の論文で考察されているのは「徐々に進む」永久凍土の融解のみである。だが、永久凍土はもっと急速に崩壊し、サーモカルストと呼ばれる穴が開く恐れがある。 氷が液体の水になると体積が減って地表にクレーターが形成され、クレーターの内部では極めて強力な温室効果ガスであるメタンを微生物が生成する。 その結果、大気がさらに暖まり、永久凍土の融解が加速するという気候変動の悪循環が発生する。

さらに危険なのは、北極圏が温暖化するにつれて森林火災が多発していることだ。 汚染されている場所で森林火災が発生すると、有害物質を含んだ煙が雲のように立ちのぼる。 そのせいで永久凍土の融解が深刻化する。 科学者が出した計算によると、アラスカ北部では1950年代以降に森林火災が原因でサーモカルストの発生率が60%増加しているという。

言い換えると、今回の論文の予測は「かなり控えめ」なのだと、ランゲルは語る。 永久凍土の融解は場所によっては、予測よりずっと速いかもしれないのだ。 永久凍土の融解によって極北の地の地域社会は、すでに変容しつつある。空港の滑走路は陥没し、道路は浪打ち、建物は崩れつつある。

「もはや将来的に生じるかもしれない漠然とした現象ではなく、今日こうして話している間にも生じています」と、コロラド大学のシェーファーは言う。 「永久凍土の融解でインフラが損傷を受けるようになると、復旧には多くの費用と困難を伴います。 このような地域は大変な遠隔地です。 復旧作業は1年のうち決まった時期、主に夏しかできません」

例えば、サーモカルストによって滑走路に穴が開いたら、空港の周辺に位置し空輸物資に頼っている地域社会は、物資の供給を得られなくなるかもしれない。そして飛行機での移動ができなくなると、北極圏の多くの場所から離れられなくなる。

「米国のアラスカとハワイを除く48州のようにはいきません。 飛行機でコロラド州へ行く場合、デンバーまで飛べないならコロラドスプリングスまで飛べばいい、というわけにはいかないのです」と、シェーファーは説明する。「空港などはどれも重要なインフラで、建設や維持が本当に困難です」

それでもこの新たな論文は、少なくとも問題が生じている場所を特定し、汚染物質の除去が必要な可能性がある場所を政府に指摘する第一歩となる。 このような科学的調査は出発点になるが、実際に問題を解決するには融解した土地に足を踏み入れる必要がある。 「ものごとをうまくやり遂げるには、まずその状況を判断しなければなりません」と、マイナーは言う。

次にとるべき措置は、米環境保護庁(EPA)が1980年代から始めたスーパーファンド・サイトの浄化のような大規模な取り組みだろう。 ところが、このような収拾のつかない状況を生じさせた原因である国や企業が多岐にわたることから、そのような取り組みがいつ始まるのか、そもそも始まるかどうかも明らかではない

これまで、氷の中に凍結された汚染物質はなかなか放出されないと思われていた。 しかし、氷の中のほうは分解速度が速くなる化学物質も多いことが分かり、科学者たちは南極や各地の氷に覆われた場所で、これらが環境に与える影響を調べている。

海を漂うプラスチック汚染の正確な実態について数値化した新たな分析結果を、
このほど国際的な研究チームが発表した。 試算によると最大500万トン近くのプラスチック粒子が世界の海に浮かんでおり、人体や生物への影響も計り知れないという。


人類は、なぜか無秩序・やりたい放題で、地球温暖化(むしろ気候激甚化)を進め『奇跡の星・水の惑星・緑の地球』を、『難しい環境=自然火災を起こしやすい星』にしつつあります。 この現代を『人新生』と呼んでいますが、すでに、気候激甚化で地球の気温が、現在の大半の生物には住みにくいレベルに上昇してきています。 一部の先生方からは『火新世』なども聞こえてきます。

偉い先生方やリーダーの、方々には、下記のCO2の排出の三大原因(日本の場合、全体の82%を占めるので根が深い)で頑張って頂きたいものです。
  • エネルギー転換部門(発電所などの)
  • 産業部門(工場など)
  • 運輸部門(自動車など)
山火事の原因の一つの温暖化対策は、みんなでやれる『節電・節水・節食、移動には自転車・バス・電車』と、政界・産業界のリーダーの皆様に頑張って頂く、CO2排出削減は次のビッグ3『発電・製造・運輸』で喫緊対策です。 みんなでやる『節電・節水・節食、移動には自転車・バス・電車』も、『発電・製造・運輸』へ大きく関連・影響しますので、80億人皆で頑張りましょう。
(記事投稿日:2023/07/24、#674)
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『トンガ海底火山噴火と津波で思い出したこと、鬼界カルデラ』 『親父を意識した「地震・雷・火事・親父」の諺は奥が深い、』

2023-07-23 23:22:58 | 地球・火山・地震・津波
『トンガ海底火山噴火と津波で思い出したこと、鬼界カルデラ』
『親父を意識した「地震・雷・火事・親父」の諺は奥が深い、』
『この諺の「地震」は地震・火山・津波を含む、広義の地殻変動のこと!』

鬼界カルデラ(直径20㎞)
阿蘇山カルデラ(南北約25km、東西約18km)に次いで世界第6位)
 
 ウエブ情報から引用

『奇跡の星』の上で『ミラクルジャパン』は、紆余曲折はありましたが、その都度『奇跡の復興・発展』をしてきました。 これからも、各界のリーダーの皆様には『部分(個人・家族・仲間)最適』から、狭い日本を『全体最適・格差縮小』を念頭にして、物事をおすすめ願います。 避けられない、人口減少・多民族国家の将来へ備えて…。

それでも、日本の地形的な背景を知ると、いろいろなことがあります。その代表的な例が、記録も観察も遅れている、地球上でも厳重観察の必要な巨大な『薩摩硫黄島(鬼界カルデラの外輪山の一角)VEI:7』を調べていきたいと思っています。
鬼界カルデラ
薩摩半島 から約50 km 南の 大隅海峡 にある カルデラ ・ 海底火山。 直径は約20 km 。 薩南諸島 北部にある 薩摩硫黄島、竹島 がカルデラ北縁の 外輪山 に相当する。 カルデラ中央海底には、単一の 火口 に由来するものとしては世界最大規模の 溶岩ドーム がある。 

今後の調査のための予備知識・備忘録として火山のこと調べてみました。
まずは、専門の先生方が選んだ、『「核の冬」ならぬ「火山の冬」』を起こすような、世界に7つある超巨大火山の名称と、VEI(火山爆発指数)値です。 日本の鬼界カルデラが入っていました。 この七つの内、五つは環太平洋火山帯ですので、「地震・雷・火事・親父」と言わず、万全の備えをしたいものです。 
 
  • アメリカ・イエローストーン                     VEI:8
  • イタリア・セージア渓谷          VEI:7
  • スマトラ島・トバ火山                             VEI:8
  • ニュージーランド・タウポ                    VEI:7
  • シャツキー海台             VEI:NA
  • オトンジャワ海台            VEI:8
  • 薩摩硫黄島(鬼界カルデラの外輪山の一角)VEI:7

VEI(火山爆発指数)
区分は、火山の爆発規模の大きさを示す区分。 火山そのものの大きさではなく、その時々の爆発の大きさの指標で,噴出物の量でなされる。 0から8に区分され、8が最大規模である。

『水の惑星・奇跡の星』の地球には、その地球を『核の冬』ならぬ『噴火の冬』にしてしまう『スーパーボルケーノ』がいくつもあります。 この星にある日本は、四枚のプレート(太平洋プレート・北米プレート・フィリッピンプレート・ユーラシアプレート)交差点にある『奇跡の島国』です。 日本にもスーパーボルケーノまでは言えませんが、次のように巨大カルデラ・コールドロン、❸~❺が存在しています。

世界には、『噴火の冬・氷河期』を起させるほどの、巨大火山噴火の痕跡・カルデラはあります。 トップ5;
❶南北約70km、東西約50km  米国のイエローストーンカルデラ
➋南北約100km、東西約32km  インドネシアのトバカルデラ 
❸南北約32km、東西約37km  日本大崩山(コールドロン))
❹南北約26km、東西約20km  日本の屈斜路カルデラ
❺南北約25km、東西約18km  日本の阿蘇山カルデラ
これらに続くのは、南北約11km、東西約8km日本の箱根カルデラです。
先ずは❷~❺は、かなり安定しています。 

トンガ海底火山の大規模な噴火が発生したのは、日本時間の2022/01/15-1300ごろ。 この『トンガ海底火山噴火と津波』は、大気の波動による気圧の変化だけでなく、噴火に伴うカルデラの陥没や海底地滑りなど、海底の地形が変わったことで発生した波が、さらに津波を高くした可能性も指摘されています。 しかし、火山周辺を調べないと分からないことが多く、謎の多い今回の津波について、多くの専門家が今後さらに詳しい調査や分析を進めることになっています。

地球温暖化によって地殻変動のスピードを早めているとの説があり、彼らによると温暖化が気候変動と地震を引き起こすそうです。 過去の歴史を辿れば、
 気候変動と地殻変動は関係しているように見えるようです。

先ずは、津波のことをウエブ情報で再確認します。
津波(波長は数百km)は、地震や火山活動、山体崩壊に起因する海底・海岸地形の急変により、海洋に生じる大規模な波の伝播現象である。 まれに隕石衝突が原因となったり、湖で発生したりすることもある。 強風により発生する高波(波長は数百m)、台風や低気圧が引き起こす高潮、原因が解明されていない異常潮位とは異なる。 1波1波の間隔である波長が非常に長く、波高が巨大になりやすいことが特徴である。 地震による津波では波長600 km、波高5m超のものが生じた事がある(津波が陸上に達するとこの値は大きく変わる)。

トンガ海底火山噴火と津波
2022/01/15、トンガ沖の海底火山の噴火、トンガの首都ヌクアロファの北方約65キロの沖合にある。 最後に噴火したのは2014年。 科学者らによれば、15日に噴火するまで約1カ月にわたって噴煙が観測されていた。 

その後、摂氏1000度前後のマグマが上昇し、摂氏20度の海水に触れたことにより、瞬間的に大規模な爆発が生じた。 海面に出ていた島の大部分が失われたことを考えると、今回の噴火は海底火山のカルデラが陥没するタイプの噴火だったのではないか

今回の海底火山の噴火は8000kmも離れた日本にまで予期せぬ影響をもたらした。
『海中にある火山が噴火した場合、山が崩れる(山体崩壊)ことで津波が起こることは分かっていましたが、今回の津波発生のメカニズムは今まで認識されたことがないものでした。 またトンガの海底火山噴火で、太平洋のどこかで津波が発生した場合には、後から来る波と重ね合わさることで、日本列島沿岸地域は太平洋の島々と比べて波高が高くなることも確認されました。 今後はこうしたことにも警戒が必要です。』

常日頃から、世の中で一番怖いのは『核の冬』、これは狂った独裁者と併せて怖い、その次が『火山の冬』と、思っています。

火山の冬
大規模な火山噴火によって,大気に大量の火山灰や硫黄酸化物を含んだ火山ガスが放出され,それらがエアロゾルとして大気にとどまって,太陽光をさえぎり,気候が寒冷化する現象。 535年の大規模な噴火はインドネシアの文明に歴史的な断絶を引き起こした。 ジャワ島西部にはカラタンと呼ばれた高度の文明が栄えていたが、6世紀以後姿を消した。 
また、世界各地に異常気象をもたらした。 その痕跡は樹木の年輪から歴史文書に至るまで広範囲に亘っている。 この巨大噴火による気候変動を発端として、東ローマ帝国の衰退や、ネズミを媒介とするペストの蔓延、歴史に残らぬ暗黒時代の惨事の数々、イスラム教の誕生、ゲルマン人等によるヨーロッパ侵攻、中央アメリカのマヤ文明の崩壊、少なくとも4つの新しい地中海国家の誕生などが起こったと推論できるとされた。

トンガ海底火山「フンガ・トンガフンガ・ハアパイ」の位置関係
噴火したのは日本からおよそ8000キロ離れたトンガの海底火山、首都ヌクアロファのあるトンガタプ島の北およそ65キロの場所にあります。 トンガ海底火山噴火が、地球史上の過去の噴火で推定できたランキングと比較、どのくらい大きな噴火だったか調べてみました。 

観測史上最高で、地球大気の対流圏や成層圏を突き抜け、中間圏に到達していた。 見かけ噴出量は6-7km3、火山爆発指数は少なくともVEI-5と推定され、噴火によって発生した衝撃波(空振)は1883年クラカタウ噴火に匹敵する規模であった。

この噴火で太平洋のほか、インド洋、大西洋など世界各地の沿岸で潮位変動が観測された。潮位変動は、トンガで最大20m、ペルーで2m、カリフォルニア州で1.3m、日本で1.2mなど。 またパース大学の研究によると、発生直後の津波の高さは90mに達したとされている。 この潮位変動の発生メカニズムは、大気圧によるもの(気象津波)と、噴火による急激な海水の移動(津波)が混在したと考えられている。(波は水の上下動、津波は海水の移動

標題、『親父を意識した「地震・雷・火事・親父」の諺は奥が深い、』『この諺の「地震」は地震・火山・津波を含む、広義の地殻変動のこと?』に従い、これからもいろいろ調べて勉強をしたいと思っています。
(記事投稿日:2023/07/23、#673)
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『まだ間に合うこと 3(寝たきりにならないために大腰筋を鍛えよう)』 「大腰筋は股関節深部の腸腰筋(大腰筋・腸骨筋・小腰筋)の一つ」

2023-07-23 22:40:32 | 健康

『まだ間に合うこと 3(寝たきりにならないために大腰筋を鍛えよう)』

『大腰筋は股関節深部の腸腰筋(大腰筋・腸骨筋・小腰筋)の一つ』

『最近の情報では「大腰筋」の萎縮でつまずき増、筋トレで防止を』

大腰筋は脊柱と下肢をつなげる唯一の筋肉であり、舌に次いで最も感度が高く、その重要性から筋肉界のスーパースターとも呼ばれています。 腰は体の『要』です。 大腰筋の不思議、直立しているときに、収縮して働いており、椅子掛けして、腰が曲がっているときは伸びています。

ウエブ情報から引用

数年前のことですが、身長173㎝、76㎏が『寝たきり』になったらと、想像をしました。 少しでも、そうならないようにしようと日課・運動を始めました。

昔『ゾウの時間ネズミの時間』本川達雄著にありました。 哺乳類の心臓は一生に20億回打つ、ゾウはゆっくり、ネズミは早く、したがって寿命に大差がと。

しかし、心臓はいつも動いていますが、ほかの部位はどうでしょうか、意志をもって動かさないと動かない部位があります。 筋肉の動きが、血管に酸素を運ばせ、関節の軟骨の維持、成長までさせます。 これを信じます。

 

ここは余談ですが、こんな説もあります。 運動の仕方にも頭を使えと。 

数年前、アメリカの学会で発表され、偏見っぽく、それでも納得の『実証実験の結果、直線運動のストレッチは準備運動として意味がない』とありました

それでも『やらないよりやった方がよい』のが運動です。 ただし、何事も同じですが、自分に合った『良い塩梅(個人差があり結構難しい)』が肝要です。 日本には少なくなった『世界に冠たる…』がありました。 テレビ体操(みんなの体操&ラジオ体操第一or第二)は素晴らしいです。 

特に素晴らしいのは、『みんなの体操』です。 ラジオ体操第一、または第二(5分間)の準備体操のように始まる『みんなの体操』ですが、短時間たった5分間で『可動域の確認をしながら』満遍なく体の部位を動かせます。 みんなの体操は種類も多く、いわゆる日替わりメニューです。 朝のテレビ体操の10分間(6時25分~35分)は、早起き・早寝習慣の維持にも最高です。 

前置きが長くなりました。 表題『まだ間に合うこと 3(寝たきりにならないために大腰筋を鍛えよう)』「大腰筋は股関節深部の腸腰筋(大腰筋・腸骨筋・小腰筋)の一つ」に戻ります。

先日、横浜市の地域ケアプラザのケアマネージャーの方と、傘下のヘルパーステーションの介護福祉士と、関連機器用具相談員の方々と、3週間の入院から退院後の歩行困難な80代半ばの患者さんの訓練に立ち会いました。 歩行サポート中に気がつぃたのですが、腸腰筋(大腰筋・腸骨筋・小腰筋)が弱っているようでした。 熱中症で3週間ほどの入院でしたが、入院中はリハビリはやっていたそうです。 若い人でも入院は、足腰が弱くすることは知っていました。

これらの筋肉は、直立しているときに、収縮して働いており、椅子掛けしているときは伸びています。 昔、長時間立ち続けられない(大腰筋が弱くなって)症状が数カ月続きましたが、60歳前後でしたので、水泳と散歩で自然治癒できた経験がありました。

腸腰筋(大腰筋・腸骨筋・小腰筋)の強化は、難しいとよく言われますが、自分の経験からですが、『朝のテレビ体操』と、『スクワット』と、『しゃがむ』ことと、できれば水泳(水中歩き)をおすすめします。

(記事投稿日:2021/09/25、最終更新日:2023/07/23,#397)


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『法勝寺八角九重塔(81ⅿ)は現在も残っていたら世界遺産に!』 『本格的木造建築は鉄骨造より堅牢で長寿命と、寺院・城郭が証明』

2023-07-16 19:01:47 | 寺院・仏閣・神社・お社
『法勝寺八角九重塔(81ⅿ)は現在も残っていたら世界遺産に!』
『本格的木造建築は鉄骨造より堅牢で長寿命と、寺院・城郭が証明』
『高層木造建築には普通の木材では無理、直交集成板(CLT)のコスト削減を』

日本の木造建築技術の凄さを平安時代の『法勝寺八角九重塔(81ⅿ)CG復元図』で知りました。 一方、構造用集成材・直交集成板(CLT)・単板積層材(LVL)を使用し,2019年に完成した、ノルウェーの世界一高い木造の複合ビル「ミョーストーネット (85m)」があります。 それまでは、京都白河の『法勝寺八角九重塔(81ⅿ)』が、世界一高い(記録)木造建築でした。

法勝寺八角九重塔(高さ81ⅿ)CG復元図

 ウエブ情報から引用


ウエブ情報から引用

高さ比較
❶法勝寺八角九重塔 ❷教王護国寺(東寺)五重塔 ❸醍醐寺五重塔

「白河」と呼ばれた現在の岡崎地域は、当時から風光明媚な地として知られ、9世紀末頃から貴族の別荘が建てられました。都と東国を結ぶ東海道のルート上という交通の要衝にあたるこの地は、平安後期、政治の中心地として拡大します。 そのキーパーソンこそ、藤原家による摂関政治をおさえ、院政を開始した白河上皇です。 白河上皇は、献上された藤原家の別荘・白河院の地に法勝寺を建立し、その西側に造営された白河泉殿(北殿)という「院の御所」とともに、院政の拠点の一つとしました。その後、天皇や皇后により「勝」の字が使われた寺院が5つ建てられ、法勝寺と合わせて「六勝寺(りくしょうじ)」と呼ばれる巨大寺院群が出現します。
白河上皇
みやびやかな宮廷政治が繰り広げられた平安時代とむき出しの欲望がしのぎを削る鎌倉時代。 その転換を生んだのは一人の帝王だった白河上皇。 院政によって摂関家から政治の実権を奪い、経済的な奉仕をする中流貴族を優遇することで、すべてを思いのままにする勝手気ままな政治を行った。 だが延暦寺などの有力寺院は従おうとせず、強訴というデモを繰り返す。上皇が打ち出した対抗策は武力。 時代を一気に武士の世に推し進めた。

世界一高い木造ビル(高さ85ⅿ)

ウエブ情報から引用
ノルウェーの首都オスロから北へ約140km、ブルムンダル(Brumunddal)という小さな町に世界一高い木造の複合ビル「ミョーストーネット(Mjøstårnet)」が完成した。 日本をはじめ世界中から数千人もの人々が視察に訪れている。 建物の高さは約85.4m、18階建て。2017年3月に基礎工事が始まり、総工費5000万ユーロ(約61億円)をかけて19年3月に完成した。

建物全体で約1400m3の構造用集成材を使用。 構造用集成材は、敷地から約15kmの距離にあるモエルフェン・リムトレ社(Moelven Limtre)の工場で加工した。 そのほかエレベーターや階段のシャフト、バルコニーなどで直交集成板(CLT)、床の一部に単板積層材(LVL)を使用している。


新建材・直交集成板(CLT)の利用・活用をベースに、日本の林業と住宅事情が改善されることを期待しています。 直交集成板(CLT)の材料、杉・檜をいかに輸入材より安くできるか、無花粉杉は十分足りているか等、問題も山積みですが関係者の皆様には頑張って頂きたいと思います。
 (記事投稿日:2023/07/16、#672)
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