知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

興味のあることは、何でも調べて文章にする。   写真は「光と影」と言われるが、この理解には、まだまだ、ほど遠い.

『スズメの学校』 『本当にあるんです。 ただ整列が大っ嫌いで、苦手!』

2024-09-12 06:42:23 | 野鳥

『スズメの学校』

『本当にあるんです。 ただ整列が大っ嫌いで、苦手!』

ファインダーでこの景色を見た瞬間に閃いたのがこのキャプションでした。

昔、お世話になった会社の現地法人がロンドンの郊外にありました。 そこに野鳥の大好きなスタッフが居り、こんな話を伺いました。 『ロンドンの郊外では、スズメの飛び立ち距離は「子供に限る」が「ゼロメートル」です』と。 つまり子供が、餌をあげなくても、スズメが子供の手にとまるようです。

飛び立ち距離;地面にいる鳥にゆっくり近づいていくと、ある程度近づいた時にその鳥は飛び立ちます。 その距離のことを飛び立ち距離と呼んでいます。 イワヒバリのように飛び立ち距離が非常に短い鳥のいれば、タゲリのように長い鳥もいます。 飛び立ち距離を調べておくことは鳥を驚かせないで観察するために必要なことです。  

『本当にあるんです「スズメの学校」 ただ整列が大っ嫌いで、苦手です』この写真の種明かしは、ご想像にお任せします。 

(記事投稿日:2018/04/26、最終更新日:2024/09/12、 #003)

 

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『カラスの巣は、戸建て・団地型から、メゾネットタイプ・集合型へ』『団地型はサッカーグランドの縁、メゾネット型は公園の正門の近くに』

2024-08-11 15:24:06 | 野鳥

『カラスの巣は、戸建て・団地型から、メゾネットタイプ・集合型へ』

『戸建は、メゾネット型は公園正門のサッカーグランドの縁近くに

子供の頃、見たカラスの巣は、芯止めされた独立した松の木の天辺に、よくありました。 最近、気が付きました。 大型の野鳥は、ヘリポートのように周囲に障害物のない、なにかの木などの天辺に、巣作りでした。 『翼開長』が大きく、当然です。 最近は違っており、木の天辺を寸止めされた松の木や、杉の木はめったにはありませんので写真のようは外敵から巣を守れる枝の間に巣作りするようです。

戸建て・独立型

 

 メゾネットタイプ・集合型

 

 

これらのカラスの巣は、集合型は、公園の正門の近くにメゾネットタイプはサッカーグランドの縁にありました。 ツバメが飼い犬の居る家に、巣をつくると同じ理由だと解かります。 野鳥はいつでも

     (記事投稿日:2018/04/26、最終更新日:2021/02/21、#004)                         

 

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『ミミズク と フクロウ 2(シロフクロウの不思議)』―フクロウ類の中では例外的に日中活動、北極圏の夏は夜がない白夜のためー

2020-07-12 18:04:14 | 野鳥

『ミミズク フクロウ 2(シロフクロウの不思議)』 

―フクロウ類の中では例外的に日中活動、北極圏のがない白夜のためー

 

 野鳥は被写体として大好きです。写真を撮り始めたころは夕日を背景にしたシルエットの写真や、捕食中(と言っても魚が獲物の時)を狙いました。ある時、所属していた写真同好会の先輩の一言『俺、留まっている野鳥は撮らない』と、それ以来『野鳥の飛び立ち・飛翔中・着水・着地等』を随分狙いましたが、未だに上手く行きません。

  そんな中で比較的、留まっていても絵になるのは『ミミズクとフクロウ』でしたが、これはシャッターチャンス、TPOが簡単には訪れません。撮ることは、ほぼギブアップして、シロフクロウを少し調べてみました。キッカケはこんなキャッチフレーズ『イタリアの夜のハンター・フクロウと、昼のハンター・ハヤブサ・チョウゲンボウが激突、耳がレーダー、目は不要』でした。

  イタリア名産のチーズ「パルミジャーノ・レッジャーノ」。その産地は、知られざるヨーロッパ屈指の鳥の王国でもある。中世から続く美しい農村地帯で、鳥たちは人の営みをうまく利用して暮らしているのだ。特にワシやタカの仲間が多く、猛きん類だけでも19種類。そのため夜のハンター・フクロウと昼のハンター・チョウゲンボウの珍しい空中対決が見られると。

 

 昼も夜も、ハンティングができるシロフクロウが、北極圏にもいます。この昼にハンティングするフクロウもいることに興味を覚えました。

 

フクロウが昼もハンティングができるのは;ウエブ情報にです。

 

 フクロウのなかまは、熱帯地方から北極まで、約150種が知られています。ハトより小さい種類もあれば、翼をひろげると150センチ以上にもなる大型種まで、大きさもさまざまです。日本産フクロウは10種類。種としてのフクロウは中型で、カラスくらいの大きさです。日本中の平地から山林、森などでくらしています。

 

フクロウの目・視覚

フクロウは遠目が利くが、逆に数十センチ以内の近い範囲ははっきりと見ることができない。瞳孔が大きく、弱いに敏感な桿体細胞網膜に多いため、夜目がきく(ただしその代償として昼間は眩しすぎるため、目を細めていることが多い)。フクロウの目の感度は人間100倍。他の多くの鳥類と異なり、両目が正面にあるため立体視が可能で、静止していても対象までの正確な距離を把握できる。「トリ目」ということばのせいで、鳥は一般に夜目がきかないように思われますが、カモなど渡り鳥の多くは、夜間に飛行しています。

 

 フクロウは270度も首が回るといわれますが、なぜそんなに首が回るようになっているのでしょうか。じつは、眼球の動きと視野が関係しているのです。一般に、鳥類は眼球をあまり動かすことができません。とくにフクロウのなかまは眼球が固定されています。さらに、ヒトの視野が170度あるのに対し、フクロウの視野は110度ぐらいしかないため、首を回してものを見るのです。

 

耳がレーダー、目は不要という衝撃的情報もありますが;ウエブ情報です。

フクロウの耳・聴覚

  • フクロウは左右で耳の高さが非対称。音の位置を正確に把握する
  • 耳の上下関係は種類により異なる
  • 耳の高さが左右対称のフクロウもいる
  • パラボラアンテナのような顔盤で音を集めている
  • 羽角は耳ではないが、愛称で耳と呼ばれることもある

 

ここでもう一度再確認です。一般的には羽角(または耳羽)という頭に耳のような羽がある種を「ミミズク」とすることが多いです。 しかし、羽角があるのに「フクロウ」に種別されているシマフクロウ(下の写真)や、

ウキぺデイアより引用

  羽角がないのに「ミミズク」に分別されるコミミズク(下の写真)の例もあるため、実際には明確な違いはありません。

ウキぺデイアより引用

さて日本語でだけで、呼び方が分けられる『ミミズクとフクロウ』ですが、定義どおりではありません。 耳が付いていても『・・・フクロウ』、耳が付いていなくても『ミミズク』が実在します。日本語の難しさと、日本語の情緒豊かさと、日本語の優しさを感じます。諸外国では『フクロウ­Owl』、『ミミズク=Owl』と同じです。

  最後にやっと表題『シロフクロウの不思議』に入れます。先ずはウエブ情報です。

ウキぺデイアより引用(シロフクロウのつがい、左がメスで右がオス)

  シロフクロウは、フクロウ目フクロウ科に分類される鳥類。名のとおり白色の羽毛に覆われた大型のフクロウで、北極圏のツンドラ地帯に分布する。 ワシミミズク属に分類されるが、シロフクロウ属という独立した属で扱うこともあり、この場合の学名は Nyctea scandiacus となる。

 

ツンドラ草原湿地、岩場などの開けた場所に生息する。本種はフクロウ類の中では例外的に日中でも活動する特徴がある。これは、北極圏のがない白夜のためである。

 めったに木にとまることはなく、単独で平原の氷塊や岩、切り株などの見通しの効く高い場所に止まって獲物を探す。ペット用に繁殖された個体も同様で、床の上で過ごす時間が長い。歩行速度はフクロウとしては速いが、鍵爪であるためにスマートな移動は出来ない。狩りはに多く行われるが、日中でも活発に活動する。主な獲物はレミングヤチネズミなど小型ネズミ類で、稀にカモ類などを捕食することもある。レミングを捕える時は他のフクロウのように直接飛びかからず、レミングの掘ったトンネルの上でピョンピョンと跳びまわり、驚いてトンネルから飛び出したレミングを襲う。

  真っ白い体をしている、とても綺麗なフクロウで、フクロウの中でも特に綺麗でかっこいいので、飼ってみたい人も多いと思います。シロフクロウはフクロウの中でも気性が荒いようです。成体になっていると人に懐くのは難しいので、シロフクロウを飼育したい方は幼体から飼育するのが良いそうです。

                     20200712纏め #193)

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『フウチョウ(風鳥)・ゴクラクチョウ(極楽鳥)に、大昔に遭遇』ーニューギニア島のゴクラクチョウと、小笠原島だけに棲むメグロに―

2020-04-27 16:43:55 | 野鳥

『フウチョウ(風鳥)・ゴクラクチョウ(極楽鳥)に、大昔に遭遇』

ーニューギニア島のゴクラクチョウと、小笠原島だけに棲むメグロに―

     

 半世紀も昔のことです。 昔お世話になった会社の香港事務所に駐在していた時に、香港島の中央部の中腹の堅尼地道にある円筒形の豪華なマンション、ここに、お住いの所長宅にご招待頂ました。 

 少し脱線しますが、簡単に地理的な位置関係です。 香港のヴィクトリア港が香港島北側の中央に位置、海岸に平行に幹線道路は、東西に走っています。 現地代理店の社長によく聞かされたのは『昔、龍和道は明治道りと変えられ!、「ココより上には、犬と○○人は入るべからず」と、立て看板があった』そうです。

 幹線道路は海岸から順に上に;
  龍和道(日本占領時代、1941-1945、明治通り
  夏愨道(日本占領時代、1941-1945、大正通り)
  堅尼地道(日本占領時代、1941-1945、昭和通り)

 マンションの駐車場からも、リビングルームからも、ヴィクトリア港が良く、見下ろせましたのを覚えています。 その時に、リビングルームのサイドボードの上の、ガラスケースに、優雅に羽根を広げて、収まった『ゴクラクチョウ(極楽鳥)』の剥製に遭遇しました。 この鳥が、フウチョウ(風鳥)と総称され、別称が、ゴクラクチョウ(極楽鳥)と知りました。 持ち主も、『フウチョウ(風鳥)』とは、ご存じなかったようです。
  ウキぺデイアより引用
 

ここで、ウエブ情報です。
 オーストラリア区の熱帯に生息し、特にニューギニア島には多数の固有種が生息する。 雄の成鳥が美しい飾り羽を持ち、繁殖期に多彩な求愛ダンスを踊ることで知られる。雌の成鳥は地味な外見をしている。 フウチョウ(風鳥)と総称される。 ゴクラクチョウ(極楽鳥)の別名でも知られるが、正式な和名としては採用されていない。、

 (少し残酷な言い伝えですが、敢えて引用しました。) 16世紀、ヨーロッパに初めてオオフウチョウが、もたらされた時、各個体は交易用に足を切り落とされた状態で運ばれていた。 そのため、この鳥は一生枝にとまらず、風にのって飛んでいる bird of paradise (天国の鳥)と考えられた。 また、昔、風をえさにしていたとされることから「風鳥」と名づけられた。

 この経験以来、この熱帯・ニューギニア島に棲む『ゴクラクチョウ(風鳥)』と、小笠原島だけに棲む『メグロ』は、自然の野生の状態で見てみたいと、想い続けて半世紀がたちました。

                                                       (20200427纏め #160)

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『ミミズク と フクロウ  1(コミミズクが来なくなると怒られて)』—攻撃武器は嘴ではなく『足』、それでもフクロウ・ミミズクは愛らしい―

2020-01-14 22:15:18 | 野鳥

『ミミズク と フクロウ 1(コミミズクが来なくなると怒られて)』 

—攻撃武器は嘴ではなく『足』、それでもフクロウ・ミミズクは愛らしい―

     

 昔、住んでいた茨城県利根町のニュータウン住宅街の東側の田んぼに冬季に越冬のため飛来する『コミミズク』の撮影に、よく行きました。 一眼レフに超望遠大口径のReflex Nikkor 1000mm F11着けて『コミミズク』を狙っていました。

 

ウキペデイアから引用



 その時、近所にお住いの老婦人から『皆さんが、大勢で「コミミズク」に近づきすぎて、脅かすから、最近は飛来しない年がある』と注意されました。 自分は、『コミミズク』に気づかれないほどの距離を『超望遠大口径のReflex Nikkor 1000mm F11』で、とってましたが、やはりレンズの反射光を『コミミズク』が怖がるのを知ってましたので、この時以来『コミミズク撮り』は断念しました。

 フクロウとミミズクの違いも知らずに、ボーっと『コミミズク』撮りをやっていましたことを今でも反省しています。 ここで、フクロウとミミズクの違いのウエブ情報です。

 一般的には羽角(または耳羽)という頭に耳のような羽がある種を「ミミズク」とすることが多いです。 しかし、羽角があるのに「フクロウ」に種別されているシマフクロウ(下の写真)や、

ウキペデイアから引用


  羽角がないのに「ミミズク」に分別されるアオバズク(下の写真)の例もあるため、実際には明確な違いはありません。

ウキペデイアから引用

 

 さらに、フクロウ(ミミズクを含む)は夜に強い野鳥で、南極以外の全大陸に棲息しています。 『森の賢者』はゴリラとフクロウで、たしか、『森の人』はオランウータンです。 フクロウは2科27属220種類が現生するそうです。

フクロウの特徴は、
❶ 夜目がきく、夜行性の鳥、目の感度は人間の10-100倍。 他の鳥類と異なり、両目が正面にあるため立体視が可能で、静止していても対象までの正確な距離を把握できる。

❷ 耳穴が左右でずれた位置に存在し、奥行きも違っている。 左右非対称であることにより、音源の方向を立体的に認識することが可能になっている。 

❸ フクロウの武器は足、フクロウの最大の武器は足で、嘴ではありません。


 かなり昔のことですが、山梨県都留市出身の先輩に、狩猟に連れていって頂きました。 獲物はヤマドリ・キジ、時には猪でした。 狩猟から帰ってきた、そのときに、フクロウが『母屋の離れの風呂場』に飛び込みました。 このフクロウを見つけた猟犬・ポインターが咆哮しました。 この時のフクロウは『下の写真』のようでした。 当時、登山が趣味でした自分に、大切なのは『三点確保』でした。 フクロウのこの姿勢は、将に、凄い『三点防御」でした。
 

ウエブ情報から引用


 最大の攻撃武器は嘴ではなく『足』だそうです。 それでもフクロウ・ミミズクは愛らしくて、可愛い野鳥です。
                          (20200114纏め #141)

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