- 小型種
- 中型種
- 大型種(シロフクロウはこの分類)
- 超大型種
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『忍者カルガモに、なりたかったカルガモ!(水面歩行の練習開始?)』
『なぜか、このカルガモは、初心者マークの白いブーツを履いて!』
横浜市鶴見区三ツ池公園のカルガモ 最も親近感のある留鳥のの野鳥
渡りをせずにいつも身近にいるカモ。オス、メス同色。
全長60cm。カモの仲間。 全体に黒褐色で、顔は白っぽく、二本の黒褐色線があります。 くちばしは黒く、先端部は黄色で、よく目立ちます。 脚は橙赤色。 飛行時の翼下面の風切羽の黒褐色と雨覆羽の白色の対照が鮮やかです。
メスオス同色ですが、体はオスの方が大きく、黒味も強い。 「グエーグエッグェ」と聞こえる大きな声で鳴きます。 アジアの温帯から熱帯に分布・繁殖しています。 日本では全国で繁殖し、本州以南では留鳥、北海道では夏鳥です。 河川、池沼、海上など水辺にすんでいます。 餌は植物質で、草の葉・茎・草の実などを主食にしています。 ヒナの時期には底生動物も食べています。 大きさはほぼ一緒ですがマガモよりもやや体重が軽く、それが名前の由来になったという説や、万葉集に歌われた「軽ケ池」に由来するという説があります。
皆様がよくご存じの『カルガモの引っ越し』がよく知られています。
ウエブ情報から引用
日本では1984年以降、数年間に渡って東京都千代田区大手町にある三井物産ビルのプラザ池から皇居和田倉堀へ引っ越す本種の親子をメディアが取り上げ、ブームとなったことがあります。 同ビルに本社を置く三井物産では、1998年から2013年まで、女性社員がカルガモレディとして同池に営巣するカルガモを観察し、記録していた。 この池は、同ビルの再開発のため2013年に閉鎖されたが、2021年3月までに新たな池が整備される予定と聞いてましたが、その後はニュースがなく寂しい限りです。
(記事投稿日:2022/01/27、#468)
『モズ(百舌鳥)の名の由来、「モ」は泣き声、「ズ」は烏や鶯のような鳥と?』
―武道・剣道の親派として、モズで、思い出すのは宮本武蔵「枯木鳴鵙図」―
武道・剣道の親派として、モズ(百舌鳥)と言えば、すぐ思い出すのは
宮本武蔵『枯木鳴鵙図』、剣豪の絵です。
ウキペデイアから引用
モズ(漢字表記も複数のパターン;百舌・百舌鳥・鵙・伯労): スズメ目モズ科モズ属に分類される鳥類で、日本、中国東部から南部、朝鮮半島、ロシア南東部(樺太南部含む)に分布している。
モズ(百舌鳥)
ウキペデイア情報から引用
ウエブ情報から引用
モズ(百舌鳥)の名前の由来
モズの名前の由来については明確ではありませんが、「モズ」という音は、「モ」=鳴き声、「ズ」=カラスや ウグイスのような鳥、という意味であったという話が最も有力とされています。 これは音から来た大和言葉『モズ』への当て字かと想像を豊かにしてました。
また「百舌」「百舌鳥」という漢字については、モノマネ上手のモズの特徴によるものと思われます。 モズは早春や初秋に、メジロ・ウグイス・コジュケイ・ ホオジロなどの鳥の鳴き声の真似をする習性があります。 多様な声でさえずることから、「百の舌を持った鳥」と書かれるようになったと言われています。
傘寿と長生きしてますが、この情報は『目にうろこ』でした。
モズの鳴き声・鳴き真似(獲物を安心させるためと認識)
ちなみにモノマネが得意なのは、オスのモズです。 オスの鳴き真似のバリエーションは、育ってきた環境の中で聞いて覚えた音である可能性が高く、経験豊富なオスほど色々な声を出せると思われます。 そのため、メスのモズはより多くの種類の鳴き真似ができるオスを好むと言われています。
モズの高鳴きについて(縄張り宣言)
そんなモズには、オス・メスともに「高鳴き」と言われる習慣があり、秋になると「キーキー」「キチキチ」「ジュンジュン」「ギョンギョン」と、甲高い声で鳴きます。 この高鳴きは、縄張り宣言をするための行為と考えられています。
モズの習性である「はやにえ(早贄・速贄)」とは
モズには「はやにえ(早贄・速贄)」という特殊な習性があります。 越冬前に捕えた獲物を、小枝などに串刺しにしたり引っ掛けたりして放置していくという不思議な習性があります。
この習性を一般的には「モズのはやにえ」と呼んでおり、「はやにえ」とは、端的に言うと「いけにえ(生贄)」のことです。 生きたまま串刺しにされてしまった獲物が、モズにすべて食べられることがほぼないことから、このような呼び名が付いたと考えられます。 こういった残酷とも思われる習慣があることから、イギリスではモズのことを「人の鳥」と称することもあり、またドイツでは愛らしい容姿も形容して「絞め殺す天使」と呼んでいるようです。
モズの早贄が見られる時期(春~秋)
モズは捕らえた獲物を木の枝等に突き刺したり、木の枝股に挟む習性をもつ。秋に初めての獲物を生け贄として奉げたという言い伝えから「モズのはやにえ」といわれる。
モズが獲物を串刺しにする理由
実はモズが、はやにえを行う理由はまだはっきりとは解明されておらず、複数の説が存在します。
❶「冬を越すための備蓄」、という説がありますが、それにしては食べ残されている獲物があまりにも多く、最有力とは思えません。
❷獲物を小枝などに突き刺してから食べる習性があるので、「食べ切れずに残した」可能性もあります。 一口サイズの小さな虫をはやにえにしていることもあり、食べ残しにしては獲物の数も多すぎます。
❸一方、親から餌付けされたはずのモズが、はやにえをする場面も目撃されており、「狩りの練習」という見解もあります。
❹「越冬時の縄張りの境界線のアピールではないか」という説もあります。
❺その他には、肉食動物に時々見られる、「殺戮の本能による行動」という可能性も考えられます。 猫などにも多い、食べもしない虫やネズミを狩る行為と同様で、動いている生物を見ると反射的に捕えているのかもしれません。
結局のところ、モズの気持ちは人間にはわからずじまいで、シンプルに「本能によるもの」という見方が主流となっています。
子供のころには、木の天辺で鳴くモズを、何も考えずにボーッと見ていました。 また、モズの漢字表記も複数のパターン『百舌・百舌鳥・鵙・伯労』とあり、日本語の豊かさを再認識します。 文学・詩歌には最適・最高と思ってます。
(20210825纏め、#379)