知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

興味のあることは、何でも調べて文章にする。   写真は「光と影」と言われるが、この理解には、まだまだ、ほど遠い.

『漢字名前の読み方規制検討!「キラキラネーム」は氷山の一角』

2023-05-26 11:18:34 | 語学・言語・文字・漢字

『漢字名前の読み方規制検討!「キラキラネーム」は氷山の一角』

 

『表意文字の①漢字と、表音文字の②ひらがな・③カタカナ・④ローマ字と、

あり、コロナ禍の登録手続きの事務負担、軽減のためのマイナンバー制度?

 

『アナログデータ全盛の時代には、漢字の中国は大変だと、今はIT大国中国、

 漢字は表意文字、発音記号「ピンイン」を表音文字にして、IT化大成功!』

 

現在、漢字を使っている国は、日本と中国だけですが、まだ漢字が残っている国はいくつかあります。国語の文字をここまで自由に読んでよい名前を付けることができる国を日本以外には知りません。

 

キラキラネーム

ウエブ情報から引用

1990年代半ば以降から増加し、2000年代前半〜2010年前後に全盛期を迎えた。命名は親の責任であるためにその者の親の自己満足・教養の無さが露呈する名付けと言われ、2000年代にはインターネットスラングとしてDQNネームと呼ばれてきが、2010年代以降にマスメディアでは批判的な意味を薄めた「キラキラネーム」が新たに造語され、以降のマスメディアではほぼ統一利用されている

 

面白がって、興味本位で容認できるでしょうか『キラキラネーム』?

男の子の名前

  • 弥有二(みゅーつー)
  • 光宙(ぴかちゅう
  • 黄熊(ぷう)
  • 美気意(みっきー)
  • 核(あとむ)
  • 詩羽楊(じばにゃん)
  • 琥南(こなん)
  • 龍飛伊(るふぃ)
  • 厳惰夢(がんだむ)
  • 園風(ぞふぃ)
  • 瑛磨(えーす)
  • 幸生大(しいた)
  • 空飛太(らぴゅた)
  • 土恵大(じぇだい)
  • 飛悟(ひゅーご)
  • 月(らいと)
  • 是留舵(ぜるだ)
  • 聖闘(せいんと)
  • 北斗拳(ほとけ)
  • 赤斗(れっど)
  • 爆走蛇亜(ばくそうじゃあ)
  • 剣(ぶれいど)

 

女の子の名前

  • 泡姫(ありえる)
  • 美似意(みにー)
  • 舞曲(まいめろ)
  • 奏日亜(そふぃあ)
  • 空理鈴(くりりん)
  • 礼(ぺこ)
  • 歩如(ぽにょ)
  • 今鹿(なうしか)

日本は、IT後進国と言われていますが、そのような中で、日本語は、表意文字の①漢字と、表音文字の②ひらがな・③カタカナ・④ローマ字を持っています。 詩歌や小説の文章の表現には、真に便利ですが、IT後進国では、名前・住所等の登録は結構大変だろうと思います。 COVID-19(新型コロナ)の対応時の医療関係者の患者の氏名・住所の登録作業の大変さを想像できます。  

カタカナ英語で苦労している傘寿爺には、いろいろ思いあたることが多々あります。 そこに『キラキラネーム』のこともあります。 日本語は、世界でも、本当に難しい言語だと思います。  

キラキラネームに一定の制約「一般的な読み方を」、法改正要綱案 国民の親族関係を証明する「戸籍」に氏名の読み仮名を記す初のルールを検討してきた法制審議会(法相の諮問機関)の部会は2023/02/02、戸籍法の改正要綱案をまとめた。  

記載できる読み仮名については「氏名として用いられる文字の読み方として一般に認められているものでなければならない」とのルールを明記した。『キラキラネームに一定の制約、一般的な読み方を、法改正要綱案』

現行の戸籍法には氏名の読み仮名に関する規定がないが、行政のデジタル化を進める上で戸籍に読み仮名を付すことをルール化する必要が生じ、部会が新制度を検討してきた。   

今回の要綱案はまず、戸籍に記載する読み仮名はカタカナで表記すると規定。記載できる読み仮名については「氏名として用いられる文字の読み方として一般に認められているものでなければならない」とのルールを明記した。   

具体的にどんな読み仮名が「一般に認められている」と言えるかは、法改正が実現すれば、法務省が市区町村に通達で周知する見込みで、同省は「漢字の読み方が社会で受け入れられ、慣用的に使われていることや、常用漢字表や漢和辞典に掲載されていることが基準」とする。

また、「辞書に掲載されていなくても、届け出人に説明を求めた上で一般に認められていると言えるかどうかを判断することもある」としている。 一般に認められている範囲なら、本来の読み方以外も認められることになるが、反社会的、差別的、淫らな読み方▽人の名前として違和感のあるキャラクターの名前▽漢字と反対の意味▽読み違いと受け取られる読み方▽漢字から全く連想できない読み方――は認められない可能性があるとする。  

また、要綱案は記載する読み仮名について、「氏」は戸籍の筆頭者▽「名」は戸籍記載者の全員――が改正戸籍法の施行日から1年以内に市区町村に届け出ることができるとした。届け出がない場合は、市区町村長が住民基本台帳に登録された読み仮名を参考に記載する。台帳と異なる読み仮名の届け出があった場合は台帳が修正されることになるという。漢字、カタカナで読める名前なら個人の自由であり規制する事案ではないと思われる。

 

既登録分はどうなるのか、受付窓口の対応等、これから勉強します。

(記事投稿日:2023/05/26、#660)

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『地球に住めなくなる日、「気候崩壊」の避けられない真実 1』 『アメリカのシンクタンクの副編集長が2017に発表、2019にベストセラーに』

2023-05-25 11:14:37 | 地球・火山・地震・津波

『地球に住めなくなる日、「気候崩壊」の避けられない真実 1』

『アメリカのシンクタンクの副編集長が2017に発表、2019にベストセラーに』

 

凄い本を、偶然、図書館で見つけました。 傘寿プラスの『昔からの悲観論者』には目次を見たときに『朧気ながら感じ、知っていたもの』の、この厳しい現状を知り、驚きました。

 

半世紀以上も昔、20代で香港に海外赴任しました。その頃から『悲観論者』になりました。理由は、当時はすでに引退されていた『経団連の会長時代「財界総理」と呼ばれた石坂泰三さんとの会食に末席参加の機会がありました。引退後でも名刺に書き込めないほど肩書をお持ちだったと記憶しています。その時の一言『人間は「業」持ちだから、・・・いろいろ難しい』と。『・・・』は、共産主義と資本主義についての話題でした。

 

人間は、なぜか無秩序・やりたい放題で、地球温暖化(むしろ気候激甚化)を起こさせ『奇跡の星・水の惑星・緑の地球』を、『難しい環境=自然火災を起こしやすい星、また永久凍土を融解させる星』にしつつあります。『全体最適』を実現できないこと、石坂泰三さんの言,『人間は「業」持ちだから、・・・いろいろ難しい』が理由でしょうか、半世紀前の元『財界総理』の一言を思い出しました。

 

余談が長くなりましたこと、ご容赦いただき、表題『地球に住めなくなる日、「気候崩壊」の避けられない真実』に戻ります。この本は、地球上のすべての人々に訴えるべく、2018年に装丁版に続いて、2019年のペーパーバック版が刊行されています。センセーショナルな目次が、『購買者引きつけ』だけでないことが解り愕然としました。

 ウエブ情報から引用

<目次>
第1部 気候崩壊の連鎖が起きている
第1章 いま何が起きているのか
第2章 隠されてきた「最悪のシナリオ」
第3章 気候崩壊はすでに進んでいる
第4章 グローバルな気候崩壊の連鎖
第5章 未来は変えられる

第2部 気候変動によるさまざまな影響
第6章 頻発する殺人熱波
第7章 飢餓が世界を襲う
第8章 水没する世界
第9章 史上最悪の山火事
第10章 自然災害が日常に
第11章 水不足の脅威
第12章 死にゆく海
第13章 大気汚染による生命の危機
第14章 グローバル化する感染症
第15章 経済崩壊が世界を揺るがす
第16章 気候戦争の勃発
第17章 大規模な気候難民


第3部 気候変動の見えない脅威
第18章 世界の終わりの始まり
第19章 資本主義の危機
第20章 テクノロジーは解決策となるのか?
第21章 政治の弱体化
第22章 進歩が終わったあとの歴史
第23章 終末思想への抵抗

第4部 これからの地球を変えるために
第24章 劇的な変化の時代が始まる

著者あとがき 残された時間で何をするべきか

 

内容

気候変動の実態は、思っているよりはるかに深刻だ。現状のままでは、2050年までに100都市以上が浸水し、数億人が貧困にあえぐことになる。温暖化がもたらすのは海面の上昇だけではない。殺人的な熱波、大洪水、大気汚染、経済破綻などさまざまな影響をあたえ、壊滅的な危機へと向かわせるのだ。いま何が起きているのか、気候変動により生活はどう変わるのか? 近い将来に訪れる衝撃の世界をリアルにあぶりだす、話題騒然の警告の書。

 

著者ウォレス・ウェルズ,デイビッド略歴

アメリカのシンクタンク“新米国研究機構”ナショナル・フェロー。ニューヨーク・マガジン副編集長。パリス・レヴュー元副編集長。2017年7月、気候変動の最悪の予測を明らかにした特集記事The Uninhabitable Earthをニューヨーク・マガジンに発表、同誌史上最高の閲覧数を獲得した。2019年、記事と同タイトルの書籍(本書)を上梓。ニューヨーク・タイムズ、サンデー・タイムズ両紙のベストセラーリストにランクインするなど世界で大反響を呼んだ。「ニューヨーク・タイムズ紙、2019年ベストブック100」選出。ニューヨーク在住

 

この本『地球に住めなくなる日、「気候崩壊」の避けられない真実』は、最終部の『著者あとがき』の中でこう言っていますので、その抜粋引用です。

 

この本を書き終えた2018年9月、私はまだ楽観的な未来を信じて、これまでの2年間、科学者たちは克明に未来像を描き出して、そして原稿を完成させる頃には、気候危機が解決しうるというお気楽な予測が、容赦ない現実の前で、あっけなく打ち砕かれることもわかってきた。

 

すでに地球は気候変動にむしばまれており、資源不足への危機感で、ひと握りの特権階級が快適に暮らしている。それでも少しだけ幸福な未来は実現する、それを阻むのは、ほかならぬ私たち自身だ。

 

だが、この1年間の最大のニュースは、科学ではなく政治の方から届いた。何十年も前から気候変動に注目してきた研究者や活動家は、深刻な状況が人類の可能性を狭めていくのを苦々しい思いで見てきた。 CO2の排出量が年々記録を塗り替えていく(最近は、人為的起因CO2増加は頭打ちだが、数値が十分に把握できていない自然起因「永久凍土融解や森林火災の急拡大?」)というのに、国や社会は、いっこうに重い腰を上げようとしないからだ。

 

2018年秋、国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が特別報告書(1.5℃ の地球温暖化)を発表、このまま無策を続けた場合の今後数十年間の温暖化予測が身も蓋もない表現で記され、それを防ぐためには、第二次世界大戦と同じ規模の動員をかけ、足並みをそろえた行動が必要だと訴える。それも数か月以内に。(しかし2023年、現状は程遠い) しかし2023年、現状国際機関による報告書としては異例の強烈な警告だ。

 

同じころ、スウェーデンのグレタ・トゥーンベリという少女の存在を全く知られていなかった。彼女は自国が気候変動に対して手をこまねいていることに抗議して、毎週金曜日に学校ストライキを静かに始めていた。数か月もしないうちに、グレタは気候変動問題のジャンヌダルクとなる。

 

同じ2018年の秋、イギリスのエクスティンクション・レベりオンという団体が、ロンドン中心部の5つの橋を占拠した。彼らの要求の筆頭は『真実を語れ』というものだった。アメリカでも同じような動きが見られた。

 

2018年はじめ、グレタ・トゥーンベリは欧州委員会のエンケル委員長からEU総支出の4番の1を気候変動への適応や緩和に向ける約束を取り付けた。

 

この本の内容について、最近の現状を、これからも調査を続けます。

 

温室効果ガス、特に炭酸ガスとメタンガスの急増に起因する『温暖化問題』に収斂されますし、最近の環太平洋火山帯の頻発地震さえも海水面上昇(氷河の融解)重力分布の変化かとも言われます。 『温暖化問題』は2021年の予想でも厳しい状況になっています。 さらに厳しいのは最近、その数値が公表されていない『永久凍土の融解とCO2排出とメタンガス排出』問題。 2009年に発表された『地球温暖化によって永久凍土の融解が進むと、年間10.0億トン単位の温暖化ガスが大気中に放出』の情報です。

人類は、なぜか無秩序・やりたい放題で、地球温暖化(むしろ気候激甚化)を進め『奇跡の星・水の惑星・緑の地球』を、『難しい環境=自然火災を起こしやすい星』にしつつあります。 この現代を『人新生』と呼んでいますが、すでに、気候激甚化で地球の気温が、現在の大半の生物には住みにくいレベルに上昇してきています。 一部の先生方からは『火新世』なども聞こえてきます。

 

 

とにかく、間に合わせなければいけません、『温暖化・海水温上昇! 地球を冷やす術(すべ)はないが? 身近なこと「節電」「節水」「節食」「プラチック製品削減とプラチック改良」「木を植え、手入れ」をやろう』で、数十億人の一般の人々は頑張りますが、カバーできるのは小さな部分・ポーションです。 

 

偉い先生方やリーダーの、方々には、下記のCO2の排出の三大原因(日本の場合、全体の82%を占めるので根が深い)で頑張って頂きたいものです。

  • エネルギー転換部門(発電所などの)
  • 産業部門(工場など)
  • 運輸部門(自動車など)

(記事投稿日:2023/05/25、#659)

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『文学者と医学者と科学者が見た、縄文・弥生・古墳・奈良時代 1』『文字がなかった縄文時代は、最近まで教科書の歴史にも載らなかった文化』

2023-05-18 09:35:10 | 日本・歴史・先史-古代

『文学者と医学者と科学者が見た、縄文・弥生・古墳・奈良時代 1』

『文字がなかった縄文時代は、最近まで教科書の歴史にも載らなかった文化』

 

古代史は難しい、何故なら『卑弥呼・邪馬台国は神秘的で、その真実を知ることが困難』とか『邪馬台国はどこ?北九州か畿内か、そんなに古くて遠い話か』などといろいろ言われています。 

 

日本古代史の『邪馬台国』と『出雲王朝』はまだまだ発掘による発見の夢があるのではないでしょうか。 卑弥呼でおなじみ『邪馬台国』はどこにあった?古代史ミステリーは、なんでも自分の脳の中で、勝手に、自由に想像できる素人にとっても永遠のテーマです。 明治時代に、東京と京都の帝大で勃発した『距離かそれとも方角か・・・』の邪馬台国論争がいまだに決着つかずに続いています。

最近、決着つきそうな発見が、畿内説と北九州説の両方にありました。 

❶「畿内説」(奈良盆地説)が近年急激に巻き返したのは、奈良盆地の「纏向(まきむく)遺跡」の中の「箸墓(はしはか)の古墳」が卑弥呼の墓という説。 

❷「北九州説」が根強いのは北部九州には、吉野ケ里遺跡や平塚川添遺跡などの環濠集落の遺跡があり、神武の東征神話、さらに漢から贈られた金印が出土していることから、九州説を唱える学者も多い。

 

「畿内説」❶に、ずーっと、自分も傾いていましたが、最近、副島隆彦氏の著書『歴史再発掘』のタイトルに魅かれ読み始めました。

 ウエブ情報の引用

 

特に圧巻は『邪馬台国はどこにあったのか、最近の話題』でした。 最近では、下記理由で「北九州説」に傾いています。

  • 西暦57年の邪馬台国・『倭奴国』「漢倭奴国王」の金印は、福岡県福岡市東区志賀島で、1784年4月12日に発見された。
  • 西暦57年の『魏志倭人伝の道程』の中に、『南至邪馬壹國女王之所都 水行十日陸行一月 官有伊支馬次曰彌馬升次曰彌馬獲支次曰奴佳鞮 可七萬餘戸』と記録がある。
  • 邪馬台国の卑弥呼の後継者・臺與(「とよ」あるいは「いよ」、生没年不詳)は、日本の弥生時代3世紀に『三国志 (歴史書)』、魏志倭人伝中の邪馬台国を都とした倭の女王卑弥呼の宗女にして、卑弥呼の跡を13歳で継いだとされる女性である。 魏志倭人伝中では「壹與」であるが、後代の書である『梁書倭国伝』『北史倭国伝』では「臺與」と記述されている。
  • この邪馬台国が、熊襲(九州南部)に攻められ、西暦247年、卑弥呼は「狗奴国が攻めてくるので助けてください」と魏の皇帝に使いを出している。 当時、小国分立の中で畿内の邪馬台国が九州南部の熊襲に攻められたとは考えられない。
  • 上記の二件のエポックからも、200余年続いた王朝が、途中で、福岡から奈良に遷都したとは考えられない。 こんな『遠距離遷都』は、遷都頻繁の奈良・平安時代にない。
  • 後述の弥生時代の鉄器の出土数1は熊本(2018年現在)、鉄器こそが権力の象徴ととらえる学者もおり、やはり『九州北部の邪馬台国』が南部の熊襲に攻められた客観的事実が重い。

 

傘寿プラスには、体力的にも精神的にも実地踏査はタフな課題ですので、『歴史再発掘』抜粋させて頂き、今後の国会図書館通いで自分なりの理解をしたいと思っています。  

ここから先は、今後の調査のための備忘録です。 お時間と興味がありましたら、ご覧いただければ幸いです。

昔の話ですが、1964/07/06~1971/04/12に7年余も、週刊文春に連載された松本清張氏の『昭和史発掘』が、装丁版・8巻で刊行されたとき、香港駐在中で、新聞の半ページ記事(パブリシティ)で知りました。 『昭和史発掘』の発掘に強い印象を受けた記憶がありました。 

この記事の中に、まだ歴史にはなってない昭和史を書くので『昭和史発掘』としたのではということも言われていたと同時に『歴史』と『歴史小説』との違い等にも触れていたような記憶があります。 最近のテレビのドキュメンタリー番組もドラマも、自信満々で、これが史実、と言っているような面が多々あり、勉強になります。 

北九州北部の邪馬台国の旅は、国土地理院地図とグーグルマップで我慢して、コロナ禍後の奈良明日香・飛鳥路の旅が楽しみになりました。      

(記事投稿日:2023/04/15、最終更新日:2023/05/18 #647)

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『地球温暖化の主要因はCO2排出が決定的、人類は火を使い過ぎ!』 『地質時期区分で「火新世」と呼ばせたくない「人新世」で十分』

2023-05-11 23:27:15 | 地球・火山・地震・津波

『地球温暖化の主要因はCO2排出が決定的、人類は火を使い過ぎ!』

『地質時代区分で「火新世」と呼ばせたくない「人新世」で十分』

『地球史上、人類は「地質時代区分」の分類が困難に、化石燃料を使い過ぎだ!』

 

先ずは世界の国別CO2排出量、根の深い問題・課題を持っています。

人口一人当たりのCO2排出量、やはり砂漠や国土の広い地域です。

世界の二酸化炭素(CO2)排出量(2020年 314億トンと横ばい)

(世界で最近急増の森林火災も18億トン)

 

出典)EDMC/エネルギー・経済統計要覧2023年版

順位

国名

排出量*

割合(%)

1

中国

10,081

32.1

2

アメリカ

4,258

13.6

3

インド

2,075

6.6

4

ロシア

1,552

4.9

5

日本

990

3.2

6

ドイツ

590

1.9

7

韓国

547

1.7

8

インドネシア

532

1.7

9

カナダ

508

1.7

10

ブラジル

389

1.2

11

オーストラリア

374

1.2

12

メキシコ

351

1.1

13

イギリス

303

1.0

14

イタリア

274

0.9

15

フランス

261

0.8

 

その他

8,296

26.4

 

各国の排出量の合計
(世界の排出量)

31,381

 

 

世界の二酸化炭素排出量推移(ピークは越えたが横ばい、課題多し)

2020年  314億トン

2019年  330億トン

2018年  335億トン

2017年  328億トン

2016年  323億トン

2015年  323億トン

2014年  370億トン

2013年  322億トン

2012年  345億トン

2011年  313億トン

 

2020年に日本で排出された二酸化炭素は10億4400万トンです。このうち、電気・熱配分前、すなわち生産者側から見た内訳は、以下の通りです。

部門

割合

エネルギー転換部門(発電所など)

40.4%

産業部門(工場など)

24.3%

運輸部門(自動車など)

17.0%

非エネルギー起源CO2(製品使用や廃棄物など)

7.4%

業務その他部門

5.5%

家庭部門

5.3%

とくに、エネルギー転換部門にて、多くの二酸化炭素が排出されていることがわかります。 日本の電力は二酸化炭素を多く排出する火力発電所に頼る形になっているため、水力発電や風力発電、太陽光発電などの自然エネルギーを使用した発電方法の普及が求められています。

 

人類は、なぜか無秩序・やりたい放題で、地球温暖化(むしろ気候激甚化)を進め『奇跡の星・水の惑星・緑の地球』を、『難しい環境=自然火災を起こしやすい星』にしつつあります。 この現代を『人新生』と呼んでいますが、すでに、気候激甚化で地球の気温が、現在の大半の生物には住みにくいレベルに上昇してきています。 一部の先生方からは『火新世』なども聞こえてきます。

 

この厳しい情況を地質時代区分の学術分野でもいろいろあるようです。 世の中には、本当に難しいことを決める学者先生方がおります。 それは地質時期区分です。 現在の、地質時代区分は;

  • 累代区分では:顕生代
  • 代区分では: 新生代
  • 紀区分では: 第四紀
  • 世区分では: 完新世
  • 期区分では: メガヤラン期

 

地質時期区分

地質学の時代区分には『累代』『代』『紀』『世』『期』の階層があり、累代が最大で、期が最小の区分となる。 最も新しい『代』にあたる新生代には7つの『世』があり、暁新世、始新世、漸新世、中新世、鮮新世、更新世、完新世となる。 人新世は、完新世のどこかの時点より後を分割して新しい区分にすることになる。 地質学的な時期は巨視的時間スケールにあたるが、人類の活動の影響が地質学的に見ても無視できない規模に達していることを示している。堆積物や氷床コアにおける人類活動の気候的、生物学的、地球化学的特徴に関するレポートには、20世紀半ば以降の時代が完新世とは異なる地質時代として認識されるべきだという示唆がある。

 

人新世

人類が地球の地質や生態系に与えた影響に注目して提案されている、地質時代における現代を含む区分である。 人新世の特徴は、地球温暖化などの気候変動、大量絶滅による生物多様性の喪失、人工物質の増大、化石燃料の燃焼や核実験による堆積物の変化などがあり、人類の活動が原因とされる。

 

 

火新世という新たな時代

火災史を専門とする歴史家スティーブン・パインは、『人類の営みの結果として大規模な火災が頻発する現在の状況を「Pyrocene(火新世)」と呼ぶ。まさに、火新世がやってきたわけだ。

人為的な気候変動が加速することで平均気温が上昇し、空気は乾燥して、森林火災や山火事が壊滅的な被害をもたらすようになっている。またカリフォルニア州などで顕著だが、都市部が拡大して自然を侵食していくにつれ、電線などの発火原因となる要素が増える。つまり、大惨事の舞台が整うわけだ。』

 

まだ間に合わせなければいけません、『温暖化・海水温上昇! 地球を冷やす術(すべ)はないが? 身近なこと「節電」「節水」「節食」「プラチック製品削減とプラチック改良」「木を植え、手入れ」をやろう』で、数十億人の一般の人々は頑張りますが、カバーできるのは小さな部分・ポーションです。 

 

偉い先生方やリーダーの、方々には、下記のCO2の排出の三大原因(日本の場合、全体の82%を占めるので根が深い)で頑張って頂きたいものです。

  • エネルギー転換部門(発電所などの)
  • 産業部門(工場など)
  • 運輸部門(自動車など)

(記事投稿日:2023/05/11、#657)

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『今朝(2023/05/11)の地震が「元禄関東地震」と「大正関東地震」を彷彿!』 『今回は中規模ですが、過去の大地震の震源域に重なっており、その中に!』

2023-05-11 10:36:37 | 地震・津波

『今朝(2023/05/11)の地震が「元禄関東地震」と「大正関東地震」を彷彿!』

『今回は中規模ですが、過去の大地震の震源域に重なっており、その中に!』

『地殻に蓄積され弾性エネルギーは、発生地震で放出され収支ゼロの神話は?』

 

環太平洋火山帯、または環太平洋造山帯は、太平洋の周囲を取り巻く火山帯のことで、日本列島も含め火山列島や火山群の総称。 環太平洋火山帯には世界の活火山の約6割があり、広義の環太平洋火山帯では世界の8割近くの火山を擁している。 此処の一角に住むには、地震とうまく付き合っていくしか術はないようです。

 

震源地/千葉県南部、深さ/40km、規模/M5.4

ウエブ情報から引用

 

震源地/千葉県南部、深さ/40km、規模/M5.4の拡大図

ウエブ情報から引用

 

昔の大地震

元禄関東地震 (M7.9~8.2、赤点線内の領域、震央:房総半島野島崎沖)と

大正関東地震 (M7.9、赤塗りの領域、震央:山梨県東部、または神奈川県西部、または相模湾)の想定震源域

ウエブ情報から引用

 

『地震の潜在的なエネルギーは、生成された応力と重力エネルギーとして、弾性エネルギーの形で地殻に蓄積される』と言われますが、神は良く創造されました。 『地震発生時、蓄積された潜在エネルギーは、亀裂生成のような岩石の摩擦弱化と非弾性変形におけるエネルギー拡散、熱量、放射された地震エネルギーに変換される。』 

 

このサイクル・循環は、どのように繰り返されるかも、どんな規模の地震が、いつ、どこ、では、どうも『神のみぞ知る』ようです。

 

マグニチュードのこと、M12で『地球が割れます』

ウエブ情報から引用

(東日本大震災のマグネチュード 9.0)

 

ますます理解できなくなった、地震のこと、国会図書館通いになります。

(記事投稿日:2023/05/11、#656)

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