『美しい地球!旅行のススメ 005(南米アンデス山脈の不思議な風景「レインボー・マウンテン」、と同様に中国の「七彩山」がシルクロード沿いに、どちらも海洋プレートの大陸への潜り込みで!』
『原因は、「アンデス山脈の下に太平洋プレートの潜り込み」、アンデス山脈が隆起・褶曲、「ユーラシアプレートの下にインド洋プレート潜り込み」チベット高原が隆起・褶曲」!』
『「アフリカ大陸がユーラシア大陸に衝突」でアルプス山脈が、「インド大陸がユーラシア大陸に衝突」してヒマラヤ山脈に!』
南米ペルーアンデス山脈のレインボー・マウンテン(標高5100ⅿ)
ウエブ情報から引用
ペルーのアンデス山脈の標高約5,100mの「ヴィニクンカ山(Vinicunca)」は、山頂が青や黄色、青など、虹色に染まることから、「レインボー・マウンテン(Rainbow Mountain)」と呼ばれています。 このカラフルな色は、地層に含まれている鉱物が太陽光に照り付けられて酸化したことによって、生まれたそうです。 この山が発見されたのは10年前とかなり最近のこと。 温暖化で氷河や万年雪が溶解したためだそうです。
地球は不思議です。 大陸が衝突してできた、ヒマラヤ山脈やヨーロッパアルプスには活火山はありませんが、プレートの衝突(太平洋の下のナスカプレートが南米大陸にぶつかりその下に沈み込んだ結果形成)によりできた褶曲山脈の、アンデス山脈やロッキー山脈は、火山が沢山あります。 ヒマラヤ山脈やヨーロッパアルプスには、地球温暖化で、万年雪や雪渓や氷河が溶けても、レインボー・マウンテンが現れることはないでしょう。
アジアの中国甘粛省の絶景、張掖丹霞地貌(七彩山)
ウエブ情報から引用
丹霞地貌とは、切り立った断崖などを特徴とする、赤みがかった堆積岩が隆起した地形を言います。 名前の由来は広東省の丹霞山ですが、『丹』は赤や朱色、『霞』は夕焼け等で空が赤く染まることやそれに伴ってできる鮮やかな色の雲を表します。 2002年に発見され、2008年により一般公開されたまだまだ新しい観光地である張掖丹霞地貌は、漢の武帝がこの地に張掖郡を置いてからシルクロードの中枢都市として栄え、また元代にはマルコポーロも滞在した張掖市より西へ約40㎞のところに位置します。 2400万年前に形成された砂岩やその他の鉱物による堆積、隆起、風化、浸食作用などにより、赤に限らず様々な色や形の岩が形成され、また太陽光により色の見え方が変わることから「七彩山」とも呼ばれています。
大陸の衝突でできたヒマラヤ山脈には『七彩山』は存在しません。 ユーラシアプレートの下に潜りこんだインドプレートの浮力でチベット高原が隆起をはじめ、それは今も続いています。 この褶曲山脈には、『張掖丹霞地貌(七彩山)』が存在します。 広いユーラシア大陸には、欧州アルプス山脈とアジアのヒマラヤ山脈がありますが、褶曲山脈ではありませんので、『七彩山』も『レインボー・マウンテン』は存在しません。 地球は不思議でいっぱいです。
この掛替えのない『宇宙船地球号』『水の惑星』『緑の地球』を守っていかなければなりませんので、何とか間に合ってくれと、祈りながら、みんなでやれる『節電・節水・節肉食、移動には歩行・自転車・バス・電車』と、政界・産業界のリーダーの皆様に頑張って頂きたい、CO2排出削減は、次のビッグ3『発電業・製造業・運輸業』での喫緊対策です。
みんなでやる『「節電・節水・節肉食、移動には自転車・バス・電車」「プラチック使用減らす(土に還るプラスチックでも製造時はCO2を!)」は、『発電業・製造業・運輸業』の規模縮小にはなりますが、これ以外に80億人の個人で、何かできるでしょうか。 限界のある狭い地球で80億人が暮らすには、皆で摂生し、質素な生活が必須です。
(記事投稿日2024/07/28、#762)