『AI・人工頭脳、其の二(AIが人間を超える転換点が2045年」)』
ー始まった? 人口頭脳(AI)が人間に理解できない独自の言語を・・・-
ムーアの法則:「半導体の集積密度は18か月で2倍になる」という半導体業界の経験則
ウェブ情報から引用
表題、其の一で、書きました。 AIが人間を超える、転換点・特異点(シンギュラリティ)が2045年で『2045年問題』となります。 米国の発明家・未来学者レイ・カーツワイル氏の提唱ですが、どんどん前倒しになりそうです。
6月16・17日の日経『AIの衝撃、揺れる棋界』にショッキングな見出し、
❶囲碁では『アルファ碁は人知を超えた』と、世界最強の中国棋士柯潔九段
が三連敗した。
➋最年少棋士、藤井総太四段も、プロ入り前の昨夏からAIソフトを使い始め、実力が飛躍的に伸びて、あの快進撃でした。
先日、民放某局のワイドショーでこんな内容の、説明がありました。 『AI同士が新語で会話』というショッキングなものでした。 ワイドショーがまた視聴率稼ぎかと、一瞬思いました。
早速ウェブ情報です。
はじまっちゃった?人工知能(AI)が人間に理解できない独自の言語を・・・。
はっきりさせておくと、フェイスブック社のチャットボットはまだ開発段階にあり、技術的特異点が訪れた証拠ではないし、それが間近に迫ったことを意味するわけでもない。
しかしそれは、かつて人間のみに属するとされた領域(言語など)における人の理解を、機械が再定義するやり方を示している。
すでに、機械学習の研究では数多くの推定作業が行われている。それはしばしばニューラルネットに膨大なデータを与え、その結果を検証して、機械の思考を理解するという手順を採用する。
しかし機械が会話において独自の非ヒト言語を作り出すという事実は、その作り主である我々ですら、そうしたシステムをほとんど理解していないということを教えてくれる。
ホーキング博士は常々AIの危険性を力説しているけれど、まだ開発段階にあるAIですら、我々が理解できない挙動を見せるということはやはり要注意事案なのかもしれない。
この状況を、要注意で済まされることでしょうか。 ズブ素人は想います。 残酷で、身勝手で、小利口で、自由・平等・博愛をとっくに忘れて、国対国の揉め事を裁けない、ヒトの世界の現状を考えると、この酷暑の中でも、背中に冷たいものを感じます。
この件を、将棋・囲碁の世界だけ見てもその進歩のスピードと内容の凄さは、今年、2017年の半年に起こったことだけで下記の通りです。
3月: 将棋の和製AIが、井上雄太王座に勝利
4-5月:将棋の和製AIが、佐藤天彦名人に二連勝
5月: アルファ碁が、世界最強の中国棋士柯潔九段に三連勝
ここで、凡人にもう一度、言わせてください。 『AIを作るのも人、AIを使うのも人だ』からまだ安心、いう人もいますが、『AIがAIを作り、AIを使う。 さあ、どうする人である皆様』、これが、『2045年問題』という大問題なのでしょうか。
(2018519纏め 20201127追補 ♯015)