『高岡秀夫著「発見!武蔵の極意(五輪書は物理学の天才が書いた!)」 1』
『「ゆる体操で一生介護いらずになろう!」誰も無理のないペースでできる』
『剣豪二刀流武蔵と、人類最速ボルトと、MLB二刀流大谷と、「ゆる体操」と』
著者 高岡 英夫(1948年-)は、日本の研究者・著述家・企業経営者・武術家。千葉県生まれ。東京大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修了。株式会社運動科学総合研究所所長、NPO法人日本ゆる協会理事長を務める。ゆる体操を提唱。
ウエブ情報から引用
ウエブ情報から引用
この著書『発見!武蔵の極意(五輪書は物理学の天才が書いた!)』と、『ゆる体操で一生介護いらずになろう!』を読み始めて、これから調べてみようと思ったこと沢山ありますが、とりあえずは;
- 一本の木刀と二刀を使い分けた剣豪武蔵180㎝は五輪書『地之巻』に『水を本として、心を水になる也』という最重要のくだりがあり、これが『身体の水化』で、人間の本質力の大前提、根底ある基本的能力だった。 この巨漢でしたので、一本の長尺木刀でも、真剣2刀でも、結果的に他人と比較すれば『ゆる…』『身体の水化』ができていたのではないでしょうか。
- ボルト選手196㎝は、陸上競技の100ⅿ・200ⅿ走の金メダリストで、ゴール直前の10~15ⅿを『流す・力を抜く』と報道されたこともありますが、この巨漢が、惰性が付いたら、最後は『流す・力を抜く』あの走り方が良いのではないかと、ズブ素人の傘寿プラス爺思います。 ボルトは陸上競技短距離界で活躍始めたころは、200ⅿでは勝てたが100ⅿは勝てなかったこともあります。
- 大谷選手193㎝は、投打二刀流で大活躍ですが、世界中がこの大活躍の『例え』がなくなり、落ち着いたところが『ユニコーン』(大谷選手は希少性や人類を超える可能性の象徴として、チームメイトやメディアから「ユニコーン」に例えられている)。 投・打・走の三拍子そろって連続出場できるMLBの大谷選手は、やはり『ゆる…(自然に全力の一歩手前でいつもプレイ)』『身体の水化』ができていると同時に、
今後の調査に備えて、高岡秀夫氏のプロフィール(ウエブ情報抜粋)です。
研究者として;
自らが設立した民間の研究所(株式会社運動科学総合研究所)で活動する、在野の研究者。 例外として、1990年代に大学講師(東京外国語大学)を務めた。
1980年代まではスポーツの記号学的分析を中心に研究を行っていた。 90年代以降は、ゆる体操の普及や各種公開講座・啓蒙書の執筆が主たる活動となっている。 食にも造詣が深く、また、ザ・リッツ・カールトン大阪のアンバサダーでもある。
著述家として;
ゆる体操、身体論、武道論、記号学、トレーニング、ウォーキング、呼吸法、女性・美容、身体意識、食品・食事などの分野の著書がある。マリオン・ジョーンズ、マーク・マグワイア、ベン・ジョンソン等の、ドーピングと競技実績とパフォーマンスの本質の関係に対しての評論を2000年代初期から行っている。
企業経営者として;
株式会社ディレクト・システム社(DS社)を設立、代表取締役となる。同社はその後、株式会社運動科学総合研究所と名称変更した。
武術家として;
DVD『合気という奇跡』(ベースボール・マガジン社、2005年)等において、武術の実技を公開している。
評価:
朝原宣治は著書『肉体マネジメント』で高岡が考案した「ゆる体操」を参考にしたと述べている。トライアスロン選手の藤原裕司も高岡の著書を参考にしたと述べている。東京大学大学院総合文化研究科教授の小林寛道も書評で高岡の著書『究極の身体』を高く評価している。一方、東京大学大学院総合文化研究科教授の松原隆一郎は、高岡の著書は「「科学的」とは言えない」と述べている。
キーワード『ゆるむこと、力を抜くこと』;
この『ゆるむこと、力を抜くこと』が一番難しいことです。 今、表現しようがない程のスーパースターの枠外の活躍がMLBの世界の大谷選手です。 この選手は、ズブ素人の傘寿プラス爺の観測ですが、多分、全力100%とすれば、90%ぐらいでプレイできているように見えます。
何故、年齢を重ねると固まってしまうのでしょうか。 理由は勿論様々でしょう。 ただ私がいつも思うのは、
- 運動不足からくる筋力の衰え、
- 間違った運動、
- または日常動作から起こる筋硬縮、
- 様々な心的要因、
これらの悪循環から起こる交感神経の過緊張、そしていつしか自律神経の緊張と弛緩のバランスが悪くなってきて血流が悪くなり筋肉が固まってくる。
対策は、せめて毎朝『みんなの体操とラジオ体操第一と第二』を常習化し、毎日の散歩は『大きめの歩幅、かかと(踵)着地、足の五本指で靴底をグリップする感覚で、緩急をつけて』歩けが、膝関節の軟骨に酸素が贈られる感じがします。
『ゆる体操で一生介護いらずになろう!』には次のような感想もありました。
『何故ならこの体操は、誰にでも無理のないペースで出来ますし道具も必要ありません。 更に、指導者に習わずとも(勿論、習うにこした事はありませんが)この本に描いてあるイラスト通りに行なうだけでもかなりの効果があります。何よりも、まず怪我をする事がないという点がお勧めできる一番のポイントです。』
とありました。
『宮本武蔵と佐々木小次郎』の現時点の理解を、標題の著書、『高岡秀夫「発見!武蔵の極意(五輪書は物理学の天才が書いた!)』をさらに勉強して比較してみたいと思っています。
(記事投稿日:2023/04/29、#653)