知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

興味のあることは、何でも調べて文章にする。   写真は「光と影」と言われるが、この理解には、まだまだ、ほど遠い.

『地球史上最大の陸の動物は、パタゴティタン、37メートル、69トン』 「地球上最大の海の動物、シロナガスクジラ、34メートル、199トン」

2022-12-16 09:01:09 | 動物

『地球史上最大の陸の動物は、パタゴティタン、37メートル、69トン』

『地球史上最重量の海の動物、シロナガスクジラ、34メートル、199トン

『恐竜は隕石衝突がなければ、一億年で絶滅せず、さらに生存・巨大化も!』

 

このように巨大な動物が一億年も棲息できた星、今も海中とは云え、棲息できる星は、やはり奇跡の星・水の惑星です。 最近の研究では、巨体に血液を送る心臓も、体重を支える骨格もそれに、十分耐えられる進化をしていたそうです(巨大化イコール滅亡ではなく)。 人間は新人・クロマニヨン人出現からでも約4万年の歴史です。 随分、地球を棲みにくくしております。

パタゴティタン

ウエブ情報から引用

 

 ウエブ情報から引用

 

『水の惑星』地球には夢とロマンがありました。 体重では、およびませんが、大きさではシロナガスクジラより、大きな恐竜が1億年も棲んでいたようです。 昆虫は、誕生から3億年、今でも健在。 恐竜は隕石の衝突による気候変動で絶滅したと考えられておりますがもう少し絶滅説を調べてみようと思いました。

 

昔、読んだ本ですが、これからの調査に、参考になりそうです。 『ゾウの時間ネズミの時間』は、動物生理学を専門とする生物学者、本川達雄氏の新書です。 1992年に中公新書から発行された。 動物のサイズから動物のデザインの論理が数理的に解説されている。 1993年の講談社出版文化賞の科学出版賞を受賞したものです。

 

これからの調査に、関連しそうな項目を、抜粋・引用します。

 

コープの法則:「同じ系統の中では大きなサイズの種は進化の過程でより遅れて出現 する傾向がある」(大絶滅がなかったら、もっと恐竜は大型化したか?)

 

❷島の法則:「島に住む動物と大陸に住む動物とではサイズに違いが生じる」

     (大陸の動物はだんだん大きく、島の動物はだんだん小さく)

 

ベルクマンの規則:「恒温動物では、同じ種で比較すると寒い地方に住む個体ほど体が大きい(表面積の体積比は大型化するほど小さくなる)

 

哺乳類はサイズに関係無く、「一生に打つ心拍数は約20億回、呼吸数は約5億回である」(これが本のタイトル「ゾウの時間ネズミの時間」)

 

水棲動物シロナガスクジラ

最初期のヒゲクジラ類は中新世(約2,300万年前から約500万年前までの期間)中期に出現した。 ヒゲクジラの出現は世界的な海洋環境の変動に影響されたのかも知れない。 海流系と水温の大きな変化はヒゲクジラの種分化を促し、原始的な種を淘汰していったのかもしれない。 現生のヒゲクジラ類は、ナガスクジラ科(イワシクジラ、ナガスクジラなど)、セミクジラ科、コククジラ科、コセミクジラ科の4科からなる。

 

世界最大の動物種:シロナガスクジラは動物種の中で最大の体を持ちます。 その体長は22mほどとされますが、確認されている最大個体は34mにもなります。この体格は、現時点で大きさが確定している地球に存在した動物種の中で最も大きいといわれています。

 

最大の恐竜であるアルゼンチノサウルスは体長45mといわれていますが、この数字は発見された脊椎骨などほんの一部の骨から算出した推定数字のため、確定しているわけではありません。 そのため現在確定で大きさが分かっているシロナガスクジラが、地球上に存在した中で最大の動物といわれているのです。

 

また、成体になると199トンにもなるという体重も、地球に存在した動物種の中で最も重いといわれています。 前述のアルゼンチノサウルスは推定体重が最大100トンといわれているので、それをはるかに凌駕する体重となっています。 この異様ともいえる体重は、シロナガスクジラの暮らす海にある浮力があるからです。

 

シロナガスクジラ(白長須鯨、Balaenoptera musculus)は、ヒゲクジラ亜目に分類される海洋哺乳類である。 シロナガスクジラの細長い体は、背側がさまざまな色の灰青色で、下側はやや明るい色をしている。

 

恐竜パタゴティタン Patagotitan 

アルゼンチン・パタゴニア・チュブ州のセロバルチーノ累層で見つかったティタノサウルス類の竜脚類の属である。 パタゴティタン・マヨルム Patagotitan mayorum 一種のみで知られる。 2014年に初めに報告され、2017年にホセ・カルバリードらによって公式に記載された。 誕生から、現在3億年も、生存し続けている昆虫には比肩できませんが、恐竜も凄い、1億年も、生存していました

 

2012年にアルゼンチン・チュブット州の採石場で牧場労働者によって化石が発見され、2014年にアルゼンチン古生物学博物館とアメリカの調査チームが18か月かけて6体分・150点の化石を発見し、2017年に新種のティタノサウルス類としてパタゴティタン・マヨラムと命名された。 属名は「パタゴニアの巨人」を意味し、種小名は発掘地に因んでいる。

最大の特徴はその大きさである。 見つかった化石は大腿骨だけでも2.4メートルに達し、胴椎は有名なアルゼンチンサウルスよりもやや大きめであった。 それらを基に推定される全長は最大37メートル、推定体重60~70トンとされ、史上最大の恐竜の一つとしてその名を世界に知らしめることとなった。

発掘された6個体は地層こそ違うものの同じ場所から見つかっており、この地域はかつて湖であり、このパタゴティタンたちはそれぞれ乾季の時期に命を落としたのではと考えられている。

棲息していた白亜紀前期のアルゼンチンには、全長12メートルの大型獣脚類ティラノティタンも棲息しており、この2種が捕食者と獲物の関係にあったのではと考えられている。

上記の化石を基に復元した全長37メートルの復元骨格がニューヨークのアメリカ自然史博物館とシカゴのフィールド自然史博物館で展示されており、最大級の恐竜の骨格として目玉となっている。


恐竜アルゼンチンザウルス

1987年にアアルゼンチンのフィンクル部層から発見され、同国を代表する古生物学者ホセ・ボナパルテとロドルフォ・コリアによって「アルゼンチノサウルス・フィンクレンシス」と命名された。 名前はそのまんま「アルゼンチン・フィンクル部層の爬虫類」を意味する。

発見以来、化石が全身の一割程度しか発見されていないものの、130cmにもなる脊椎などから推測すると、全長は少なくとも35メートルはあったとされる(当初は60メートルとされた)。 生まれた時はおそらく全長50センチ程度で、この大きさまで成長するまで40年近くかかったとされる。 史上最大の恐竜が何であったかは様々な議論があるが、とりわけ信憑性が高いとされるのがこのアルゼンチノサウルスである。 数少ない天敵は、同時期に棲息したギガノトサウルスやマプサウルスと言われている。

この恐竜において最も謎とされているのは、その体重である。 発見当初は100トンを超える史上最重量の陸生動物とよく言われていたが、近年、それでは体温が50度を超えタンパク質の変性を引き起こしてしまうという指摘に基づく否定説が出てきている。せいぜい75t程度か、はたまた50t以下ではなかったかなど、見解は研究者の間で分かれている。 実はアルゼンチノサウルスは一部の骨しか見つかっていないから全長約33~41メートル、体重70~90トンと文献によって大きさに差がある

シロナガスクジラは現存する最大の動物です。 最大サイズは33.8メートル、体重は190トンに達し、恐竜などの絶滅動物を含めてもシロナガスクジラより大きい動物は存在し得ていたのでしょうか。 この動物史を持つ『奇跡の星』『水の惑星』は凄いです。

(記事投稿日:2021/09/28、最終更新日:2022/12/15、#398)

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『狩猟犬、純血種ポインター は凄い vs 雑種は人懐っこくて可愛い』 『ダルメシアンと混血雑種は、「ポイント」ができない、ポインター!』

2022-04-15 22:46:15 | 動物

『狩猟犬、純血種ポインター は凄い vs 雑種は人懐っこくて可愛い』

『ダルメシアンと混血雑種は、「ポイント」ができない、ポインター!』

 

半世紀も昔、山梨県都留市出身の先輩に、自分は山男だから大丈夫と、地元の猟師の方々に同行の、狩猟・ハンティングによく連れて行って頂きました。 毎回のことですが、着いた晩には、サバの塩焼きに地酒の白ワインで、白ワインがすすみ、翌朝は二日酔いでした。

 

二日酔いで、最も危険なことは、『矢竹や蓬莱竹』の直立した鋭利な切り株(まるで注射針の先のように楕円形の切り口)を踏みつける危険です。 踏みつけると地下足袋やアップシューズを突き通すと驚かされました。 なれた地元の猟師の方々は、地下足袋や長靴で、全く問題なく行動されました。

 

自分は、現役山男で頑丈な登山靴で、大丈夫でした。 漁師の方々の一言『その重い靴で、登山道なし猟場で、俺たちについて来られるか? その二日酔いで!』と。

イングリッシュ・ポインター

ウエブ情報から引用

山鳥やキジは、地上で植物、動物質のもの両方を食べますので、ほとんど飛翔せず、ブッシュの中にいます。 ポインターは獲物を嗅ぎつけると尻尾を左右に振り始め、臭いが強くなると尻尾の振り方が強くなり、飛び去る直前に、ポインターは、ぴたり停止して、微動だせずに漁師を待ちます。 漁師の合図で隠れた獲物にダッシュして、飛び立たせます。(この動作を連続するために、ポインターは尻尾に出血しますので短時間で切り上げるときもあります。)

 

山鳥・キジが飛び立つ方向が、真っすぐに前方に飛び去るときは占めたものです。 モタモタ狙いをつけて撃っても命中するラッキーなことがあります。 これでも失敗すると、地元のベテラン漁師は、これを、即、追い打ちで仕留めることがあります(この時使われたのが、長銃身の和製『幸次郎銃』、普通はウインチェスターの二連(横型または縦型)使用ですので)。

 

また、獲物が、右か左に、横に、飛び去るときは、クレー射撃で『見越し』の練習を十分にしてないと、仕留めることは無理です。 

 

更にある、ポインターの凄さ、

狩猟地には、杉の若木が植えられた広い土地の中に100ⅿ四方ぐらいの空き地あり、その空き地のコーナーに漁師たちが待っていますと、ポインターが野ウサギを追い立ててきます。 この野ウサギは、空き地に出たら、一目散に、杉の若木は植えられた林に逃げ込もうとします。 これを野ウサギが着地してボール状に見えた時に、『見越し』を入れて引き金を引くと、ジャンプして伸びて棒状になった状態に着弾・命中しやすくなります。

 

この獲物の野ウサギは、先輩宅に持ち帰り、金盥に入れて、DDTをたっぷり振りかけると、金盥の底に大小のダニの死骸、十数匹が残ります。 二匹の獲物を頂き、独身寮に持ち帰りました。 勇敢な仲間が居り、捌いてもらい、鍋を頂きました。 千葉県旭市飯岡の九十九里海岸出身の自分にはかなり驚きの時間で、食欲もあまりありませんでした。

 

余談になりますが、クレー射撃で思い出しました。 現在では、非常に複雑で大掛かりで、ゲーム性の高い1~6人参加のトラップ射撃があります。 自分が経験したのは香港の射撃場にあったトラップ射撃(英国の動物愛護協会からクレームがついたもの)で、四方向に飛び出し口のあるサイロに野鳥がいれてあり、合図で飛び出させるというものです。 野鳥が、四方向のどこから出てくるか分からないゲームで、人間の業と性は恐ろしいものです!

 

微笑ましい話題『ダルメシアンとの混血雑種は、「ポイント」できないポインター』 

写真はダルメシアンですが、このダルメシアンに似た猟犬とシベリアンハスキー犬との混血種をご想像ください。 雰囲気はそっくりですが、本物はもっと精悍で、人懐っこいです。

ウエブ情報から引用

昼食時のこと、ゆるい斜面に、自慢の長い脚を伸ばして昼食のおにぎりを食べていました。 すると、この猟犬が自分の両足に、腹ばいになって乗ってきました。 随分、初対面の自分に、良く、懐いたものだと思っていたら、漁師さんが言いました『地べたは冷たいので乗っているだけだよ』と。

 

この後、そのままの姿勢で、おにぎりの半分を与えましたが、動物の給餌に慣れていないから、腐葉土の上に落してしまいました、 拾って、腐葉土を叩いて、与えましたが、横を向いて食べませんでしたが、汚れていない自分の分を与えると食べました。 雑種犬を侮るなかれ、本当に賢いです。

 

それでも、『ポイント』のできない雑種犬の悲話です。 

この人懐こい犬は、山鳥やキジはポイントできないけど、野兎の追い出しはできるであろうと『狩猟地には、杉の若木が植えられた広い土地の中に100ⅿ四方ぐらいの空き地あり、その空き地のコーナーに漁師たちが待っていますと、ポインターが野ウサギを追い立ててきます。』をやらせていました。 

 

しばらく追い立てている様子は聞えてきたのですが、しばらくすると、しょんぼりと、うつむき加減で帰ってきました。 漁師はその雑種犬の口角に着いた野ウサギの毛を見つけました。 所定の場所に追立ができず、かみ殺してしまい、咥えて主人のもとへ、運んで来ようとしたのでしょうが、『矢竹や蓬莱竹』の密集した藪から運び出せず、獲物を放棄して、しょんぼりと帰ってきたのです。 これを見た時には、『山男の目に涙』がにじみました。

(記事投稿日:2022/04/15、#520)

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『地球上で、宇宙で,最強はシャチ! シロナガスクジラを捕食』 「地球上最大の動物記録、シロナガスクジラ、34メートル、199トン」

2022-03-30 23:14:56 | 動物

『地球上で、宇宙で最強はシャチ! シロナガスクジラを捕食』

「地球上最大の動物記録、シロナガスクジラ、34メートル、199トン

 

センセーショナルなニュース、(CNN)オーストラリアでシャチの群れがシロナガスクジラの成体に襲いかかって捕食する様子が初めて記録されたとして、研究チームが学術誌に研究結果を発表した。 陸上では最強の肉食動物は、シロクマですがシャチに捕食されたケースがりますので、やはり『地球上で、否、宇宙で最強はシャチ』のようです。

 

『なぜ、宇宙で最強か』、宇宙はスケールが大きすぎて、人類はシャチより強い肉食獣が、いるかどうかを実地検分確認ができないからです。 宇宙の大きさは『実際の大きさ最低でも直径780億光年と学説!)』と『観測可能な大きさ(可視宇宙、昔は200億光年、今は365億光年で、直径730億光年』が、あるようです。 今では宇宙に存在する銀河の数は2兆個、従来の見積もりの10倍。

 

銀河系だけでも、約1000億の恒星が含まれるため、少なくとも『170億の岩石惑星がある』と言われおり、まだ、そのどこからもUFOも異星人も地球には来た、形跡がありませんので。  例えが悪いですがやはり『地球上で、否、広大な宇宙でも最強はシャチ‼ シロナガスクジラを捕食』と思いました。 長い脱線でしたが表題に戻ります。

 

シャチの骨格標本水族館での、ショーで見る優しそうな姿とは全く別

ウキペデイア情報から引用

 

シャチ、英語ではキラーホエール(この編隊水泳は見事)

シャチ(鯱、学名: Orcinus orca)は、哺乳網鯨偶蹄目マイルカ科シャチ属の海獣である。 日本ではサカマタ(逆叉、逆戟)という別名もある。 シャチは、魚類全般、サメ、クジラなどを食べる。 平均ではオスの体長は5.8 -6.7、メスの体長は4.9-5.8m、オスの体重は3.6-5.4t、メスの体重は1.3-3.6t。 最大級のオスでは体長は9.8m、体重は10tに達する。

 

シロナガスクジラ(白長須鯨学名:Balaenoptera musculus)

ウキペデイア情報から引用

ヒゲクジラ亜目の海洋哺乳類。 最大確認体長29.9メートル、体重199トンに達し、現存する動物の中では最大。 シロナガスクジラの細長い体は、背側がさまざまな色の灰青色で、下側はやや明るい色をしている。

シロナガスクジラは、19世紀末までは地球上のほぼすべての海に生息。 国際捕鯨委員会が1966年にシロナガスクジラの捕獲を全面的に禁止するまでは、捕鯨業者によって絶滅寸前まで捕獲されていた。 2018年、シロナガスクジラは絶滅危惧種に指定されている。 人為的なもの(船の衝突、汚染、海の騒音、気候変動)と自然的なもの(シャチの捕食)の両方の数多くの脅威に直面し続けている。

 

マッコウクジラハクジラ類の中で最大、当然歯のある動物では世界最大)

ウキペデイア情報から引用

巨大な頭部形状が特徴。 海の中でシャチが唯一敬遠する動物。 海の王者が誰かというテーマで話題になるのはシャチとマッコウクジラです。 1:1ならばマッコウクジラ、群れの力でとことん戦えばシャチに軍配が上がるとみられています。 

 

和名と香料日本語は、表意文字・ひらがな・カタカナ・ローマ字あり便利

和名「マッコウクジラ」の漢字表記は「抹香鯨」、古代からアラビア商人が取り扱い、洋の東西を問わず珍重されてきた品に、香料であり医薬でも媚薬でもある龍涎香というものがあったが、それは海岸や、海に漂っているものを偶然に頼って見つけ出す以外、手に入れる方法が無かった。 しかし、この香料の正体はマッコウクジラの腸内でごくまれに形成されることがあり、自然に排泄されることもあった結石であり、捕鯨が盛んに行われる時代に入ると狩ったマッコウクジラから直接採り出すことが可能になった。 マルコ・ポーロの『東方見聞録』にはマダガスカル島沖でマッコウクジラが捕獲され龍涎香が採れることが記されている。 この、マッコウクジラの「龍涎香」が、抹香に似た香りを持っていることから、近代日本の博物学では中国語名「抹香鯨」に倣(なら)って、そのまま和名として定着した。

 

マッコウクジラの主食はダイオウイカ

マッコウクジラの主食はイカであり、その中には深海の巨大ダイオウイカもいます。 水深3000mにまで潜ることが可能で、潜水時間は2時間にも及びます。 その潜水能力で深海にいるダイオウイカを探し、超音波を当てて弱らせて、歯で噛み千切ってしまい、1日に1tものイカを食べています

因みに、原子力潜水艦の最大潜航深度は500~700mと推測される。 中には深度900m~1,000mと言われることがあるが、米ソ冷戦時代に建造された超高性能・超高価な数隻の原潜(米・シーウルフ級など)のみ。

 

アルゼンチノサウルス(地球史上最大の動物・恐竜)

この狭い地球に、海ではなく、それも陸上に、超巨大な動物・恐竜がいました。中生代三畳紀に現れ、中生代を通じて繁栄した。 多様な形態と習性のものに適応放散し、陸上動物としては非常に大きくなったものもあったが、約6,600万年前の白亜紀と新生代との境に多くが絶滅した。 原因として地球規模の地殻変動もありますが、最も有力と考えられている仮説は、 隕石衝突説が現在のところ最も有力。 

現存する動物の中では最大は『』のシロナガスクジラですが、なぜか巨大な『動物・恐竜・アルゼンチノサウルス』が『陸』の地上に生息していました。 どちらも地球史に関わりますので、『宇宙船地球号・奇跡の星・水の惑星が「人新世」時代へ』に考えを巡らします。 

発見されているのは脊椎骨、脛骨、不完全な肋骨、仙骨など一部のみ。 1個の脊椎骨だけで長さが130センチメートルほど、脛骨は155センチメートルほど。これらのデータから全長は約30 - 45メートル、体重は約80 – 100t以上あったと見積もられている。 脊椎骨の大きな突起には巨大な筋肉が付着していたものと見られる。 本種を「存在可能な最大級の恐竜であろう」と考える学者もいる。

動物の大型化は身近な理由は『島ではなく大陸に棲息、または寒い地域に生息』すると大型化する理解していました。 今回の、クジラと恐竜の超巨大化は、地球規模の気候変動・気候変動にも関係がありそうで、今後の調査を楽しみに、今わかっていることを『メモ』にしました。 

 

クジラの巨大化

シロナガスクジラって遊泳速度も速く、こんな巨体でありながらも、時速50km(シャチは、時速80㎞)も出る。 クジラの巨大化は260万年前から続いている氷河期に大発生したオキアミが関係していた。 歯がなく、代わりにヒゲ板という器官で小さな甲殻類のオキアミをこしとるようにして捕食しています。 このろ過摂食と大量のオキアミが、クジラが巨大化した原因だと、いわれています。

 

恐竜の巨大化

恐竜巨大化の原因は様々な説があります。
(1)純粋な恒温動物(体温が一定の動物)ではないため。

哺乳類などに比べて体温を維持するためのエネルギーをそれほど消費しません。その  ため、少ない食事で大きな体を維持することが出来るため、余分なエネルギーを成長に回すことが出来ました。

(2)哺乳類などと異なり、生きている限り成長するため。

これは化石から判断されます。ちなみに、恐竜と近縁である爬虫類にも見られる傾向です。

(3)当時は食料が豊富であったため。

当時は温暖な気候で、さらに被子植物が出現するなど植物が大いに進化した時代でした。 大量の植物が地球上に存在し、恐竜も多量の食事を取ることが出来ました。

(4)巨大化に適した呼吸器系や骨格であったため。

近年の研究で、多くの恐竜に気嚢システムがあることが分かりました。気嚢(きのう)とは肺を補助する器官で、より効率的に酸素を取り入れることが出来ます。つまり、巨大な体は十分な酸素が行き渡ることで形成された、という考えです。さらに骨格について考えると、直立歩行は重い体を支えるのに適しています。爬虫類のようにガニ股なような骨格だと、体重の負荷が足の付け根に来ることは、何となく想像できると思います。この他にも内臓系が強固だったと想定されていることなど、色々な説があります。

まさに、『宇宙船地球号・奇跡の星・水の惑星が「人新世」時代へ』です。

(記事投稿日:2022/03/30、#509)

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『ベンガルトラの子育て(インドの森は絶滅回避の最後のとりで)』 ―トラは20世紀初頭10万頭が生息、現在約4,000頭前後に激減―

2021-06-28 22:09:48 | 動物

          『ベンガルトラの子育て(インドの森は絶滅回避の最後のとりで)』

―トラは20世紀初頭10万頭が生息、現在約4,000頭前後に激減―

 

先日(20210628)BSプレミアムの再放送『インドの森・最後のとりで・ベンガルトラの子育て』を見ました。 強そうなトラですが、人間の自然破壊の前には『弱さ』を感じました。 

 

内容はインドの密林に暮らすメスのトラが主人公。 4頭の子どもに恵まれたが(大半の動物の子育てはメスだけで行われます)、天敵から守るため引っ越しを繰り返し、子どもたちが食べ盛りにまで成長すると懸命に狩りをするが、苦戦の連続。 ついに、家畜を狙って人里へ向かってしまう。 人間に捕らえられたら命が危ないが森林局の理解で九死に一生を得ます。 さまざまな試練を乗り越える母親トラの2年を追ったものです。

 

水の惑星・奇跡の星・緑の地球では、今では年間およそ4万種の生物が絶滅しています。 なお、絶滅危惧種は2019年に、28.338種と報告されていました。

 

トラは9亜種

  • ベンガルトラウエブ情報から引用

学名:Panthera tigris tigris

生息地:インド亜大陸(スリランカを除く)

特徴:全体的に赤黄色、または褐色。耳は外側は黒く、白斑があり、内側は白い。 毛は短く、冬でも2cmほどしかない。縞は他の亜種と比較すると少ない。

全長:雄-2.7~3.1m/雌-2.4~2.65m

体重:雄-180~258kg/雌-110~160kg

推定個体数:約2,500

レッドリストの評価:EN(絶滅危惧亜種)

 

  • シベリアトラ(アムールトラ)世界最大ウエブ情報から引用

学名:Panthera tigris altaica 生息地:中国東北部、ロシア沿海地方のアムール川流域(北朝鮮北部にも残存説あり) 特徴:現存ネコ類の中で最大といわれる。冬毛は赤みがかった黄色。夏毛は冬に比べて赤みが強い。 体毛は長く、厚い。

全長:雄―2.7~3.3m/雌-2.4~2.75m

体重:雄-180~306kg/雌-100~167kg

推定個体数:約330~390(成獣のみ)

レッドリストの評価:EN(絶滅危惧亜種)

 

その他の7種、

  • アモイトラ
  • インドシナトラ
  • マレートラ
  • スマトラトラ
  • カスピトラ
  • バリトラ
  • ジャワトラ

 

トラについては、忘れられないエピソードを記憶しています。 『猛獣もし戦わばー史上最強の動物は』というベストセラーが出たころに、ある記者が、上野動物園の初の女性園長『横井光子氏』に、尋ねたそうです。 

 

『トラとライオンが戦ったらどちらが勝つでしょうか』と、園長の答えは『ライオンは草原に、トラ竹林または樹林には棲んでいますので戦うことはありません。 どちらであっても、フェアな戦いはできませんし、戦いません』というような答えであったように記憶しています。 素晴らしいアンサーなので今回、思い出しました。

 

トラについては、『虎の子』の由来・意味を、今回アラ傘寿の手習いで理解しました。 ウエブ情報です。

『「虎の子」という言葉が生まれたのは、虎の習性である子供を思う強い母性から生まれました。  虎は子供を大変かわいがりながら育てるという習性があります。 その母性たるや、ほかの動物の子育てと比べると顕著だそうです。  虎と同類の猫ならば親離れは4ヶ月~6ヶ月ほどですが、虎は2年ほどしてやっと親離れをします。 そのように長い時間をかけて子供をなかなか手放さない虎の習性から、「虎の子」という言葉が生まれました。 「虎の子」の最もよく使われる使い方は、お金を含めた「資産」のたとえです。 手放したくないものとは何かと連想したときの答えが「お金」というのが一般的であるため、「お金」や「貯金」の意味としてもよく使われます。 「虎の子」を宝石や高級時計などの金目になるような物品について指すときもあります。』

 

反面『獅子の子落とし』は、人間がつくった例えのようです。

『獅子は我が子を谷底に投げ落とし、はい上がることが出来た強い子だけを育てる、という迷信から、子供を立派に育てたければ楽をさせてはいけない、苦難の道を歩ませよ、というたとえ』

 

この度は、ライオンよりトラに親近感を覚えました。 これからはなお一層、自然破壊せぬよう心がけます。

            (20210628纏め、#351)

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『実は9500年前から友達だった? 猫と人間 1(表情と目的』—よそ者がカメラぶら提げて徘徊、注意深くやり過ごすときの家猫のポーズー

2020-05-14 18:11:12 | 動物

『実は9500年前から友達だった? 猫と人間 1(表情と目的』

—よそ者がカメラぶら提げて徘徊、注意深くやり過ごすときの家猫のポーズー


  全世界でペットとして愛されているネコ(猫)。 愛らしいその姿は見ているだけで表情が緩み、心が和みます。 ネコは人間の良きパートナーと言えるでしょう。 猫の祖先は約13万年前に中東の砂漠などを生息地としたリビアヤマネコだと考えられています。

ウエブ情報です。
 このヤマネコが、約9500年前に人間と接するようになったようです。 2004年、キプロス島にあるシルロカンボス遺跡から人間と一緒に埋葬されているネコ科動物の遺骨が発見されています。この遺骨はおよそ9500年前のもの。 遺骨に近い場所にあり、火打石や人工装飾品が同じ場所に埋められていたため、意図的に人間と共にネコ科動物が埋葬されたと考えられます。 つまり、猫は約9500年前から人間のパートナーとして扱われていたと考えるのが自然でしょう。

 ネコは、狭義には食肉目ネコ科ネコ属に分類されるリビアヤマネコ(ヨーロッパヤマネコ)が家畜化されたイエネコ(家猫、Felis silvestris catus) に対する通称である。 より広義には、ヤマネコやネコ科動物全般を指すこともある。

 写真は、ヨコハマの下町で撮ったものです。 よそ者がカメラをぶら提げて徘徊するときに、注意深くやり過ごすときの家猫のポーズです。 この猫は、獲物狙ったものではありません。


 ライオン(Panthera Leo) は、食肉目ネコ科ヒョウ属に分類される食肉類の哺乳類。 別名はシシ(獅子)。オスの体重は250キログラムを超えることもあり、ネコ科ではトラに次いで2番目に大きな種である。 飼育個体は20年以上生きることもあるが、野生のライオンの寿命はより短く、特にオスが10年以上生きることは稀である。

 縄張りをめぐって他のオスと常に争うために傷を負い、それが寿命を大きく縮める原因となる。 典型的な生息地はサバンナや草原であるが、茂みや森などに棲む場合もある。 ライオンは他のネコ科の動物にはあまり見られない社会性を持っている。 メスと子ライオン、そして少数の成熟したオスがプライド(群れ)を形成する。 狩りの特徴はメスの集団が連係することであり、おもに大型の有蹄類を襲う。
 
 捕らえた獲物はその大半をオスが独占します。獲物の量が少ない場合は子ライオンにエサがまわらないこともあります。そのため、子ライオンの死亡率は生後1年以内で60%以上、生後2年以内で80%以上と、とても高いのです。

 メスライオンが集団(時にはオスライオンの参加もある)で扇形に散開、狩りをすることは知られているが、この写真、マティクェ・ゲーム保護区、南アフリカで撮られたもので、一頭のメスライオンが見張り兼司令塔のようです。 
 

 食肉目ネコ科ネコ属のネコも、食肉目ネコ科ヒョウ属のライオンも、人間に、拘束されて、飼われた方が長生きできることは明白です。  『自然に、野生に』では、長生きできないことは随分皮肉なことです。
                             (20200514纏め #164)

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