『マイナンバー制度を活用、新型コロナ感染症対策(不顕性陽性の隔離)を 3』―平凡ですが、三密回避とマスク・うがい・朝10分間のみんなの体操―
海外メディアが、日本の新型コロナウイルス対策の「成功」を、驚きを持って伝え始めている。 『奇跡的・ミラクル』、『お辞儀が良い』『結果オーライで理由は不明』等、噂スズメはいろいろ言いますが、いつかはっきりできればと期待しています。 欧米のような強制力のあるロックダウン(都市封鎖)も行わず、かつPCR検査の数が他国に比べて非常に少ないにもかかわらず、感染を抑え込んだことに対し、その原因を探ろうと必死だ。 つい最近まで、日本の対策を批判的に報じていただけに、強烈な手のひら返しの感も否めない。 この度の新型コロナ感染症(COVID-19)は、相当の時間をかけて研究しないと分かりにくい難病のようです。
先日、PRESIDENT Online 黒坂 健夫氏2020/06、/03 11:15付けの『米外交誌が「日本のコロナ対策は奇妙に成功」と大困惑する理由』を読んで以来、素人には、その内容から、PCR検査を拡大して、『不顕性感染・無症状陽性』を、早期発見して、隔離するのが、有効な対策かと思っていました。 上記の数値に加えた『100万人当たりのPCR検査数、日本、韓国、台湾の数値を見ますと、まったく判断も予測もつきませんので、今回は、『米国とスウェーデン』を加えました。 ●中国の、数値がないのか、把握できないのか・公表しないのか、の状況が心配です。 暫くは様子見ですが、これからも、『三密回避』と『ワクチンの十分な供給』と『PCR検査を拡大して、『不顕性感染・無症状陽性』を、早期発見して、隔離することを待つことにしました。
『表1』(ウエブ情報から抜粋・引用)
●この表からは、米国とスウェーデンが相似に見えますが、まだまだ読めません。
2020・06・25 2020・05・24
100万人あたり死者数 100万人あたりのPCR検査数
(ウエブ情報引用) (ウエブ情報引用)
日本 7.65人 2,122人(人口比 0.21%)
インドネシア 9.41人 877人(人口比 0.09%)
韓国 5.50人 15,887人(人口比 1.59%)
オーストラリア 4.04人 46,814人(人口比 4.68%)
シンガポール 4.44人 50,366人(人口比 5.04%)
マレーシア 3.74人 15,484人(人口比 1.55%)
インド 10.79人 2,056人(人口比 0.21%)
台湾 0.29人 2,962人(人口比0.29%)
中国 NA NA
米国 368.51人 5,471人(人口比0.54%)
スウェーデン 511.03人 4,500人(人口比0.45%)
『表2』(ウエブ情報から抜粋・引用)
●この表からは、PCR検査を拡大して、『不顕性感染・無症状陽性』の早期発見が、重要と読めます。
『表3』(ウエブ情報から抜粋・引用)
●この表からは、島国とは言え台湾が封じ込めに成功(凄い責任者と対策本部の位置づけ・権限)。やはりPCR検査の拡大と不顕性・顕性を問わず感染者は、できるだけ隔離するが良い対策に見えます。
2020.05.24 2020.04.05
コロナウイルス検査数、国・地域別ランキング(2010年4月12日JST9:00)
※下段は4/5と比較した増数
100万人当たりの
国・地域名 PCR検査数 PCR検査数 感染者数累計 死者数累計
日本. 509(0.05%) 64,387 6,005 99
(+170) (+21,505)(33.4%) (+2,866) (+22)(22.2%)
インドネシア 71(0.01%) 19,452 3,842 327
(+42) (+11,556)(59.4%) (+1,750) (+136)(41.6%)
韓国 9,957(0.99%) 510,479 10,480 211
(+1,082) (+55,447)(10.9%) (+324) (+34)(16.1%)
オーストラリア 13,780(1.37%) 351,380 6,303 56
(+2,533) (+64,594)(18.4%) (+753) (+26)(46.4%)
シンガポール 12,423(1.24%) 72,680 2,299 8
(+5,757) (+33,680)(46.3%) (+1,110) (+2)(25.0%)
マレーシア 2,221(0.22%) 71,897 4,530 73
(+689) (+22,327)(31.1%) (+1,047) 73 (+16)(21.9%)
インド 137(0.01%) 189,111 8,446 288
(+53) (+72,503)(38.3%) (+5,364) (+202)(70.1%)
台湾 1,908(0.19%) 45,436 385 6
(+384) (+9,132)( 20.0%) (+30) (+1)(16.7%)
●中国 NA NA NA NA
アメリカ 8,069(0.81%) 2,671,008 532,092 20,562 (+3,156) (+1,044,721) (39.1%) (+222,364) (+12,121(58.9%)
スウェーデン 5,416(0.54%) 54,700 10,151 887
(+1,762) (+17,800)(32.5%) (+3,708) (+514)(57.9%)
●中国の、数値がないのか、把握できないのか・公表しないのか、の状況が心配です。
東京はもとより、全日本でも『三密回避、特にスーパー、乗り物(ラッシュアワーの時差出勤との、間引き運転はできるだけ回避)』が重要に思えます。 行政の関係者の皆様には、できるだけ、定量的(定性的説明が多い)な経過・傾向分析で説明を頂きたいと思います。 それが今までにない厄介な『COVID-19』への皆様の対策になるように思います。
(20200627纏め #187)