知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

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『中ロ支配の原発システム、日経新聞(20240709)の『ウラン濃縮はロシアのロスアトムが5割近いシェアを持つ!』

2024-07-09 11:20:40 | 寺院・仏閣・神社・お社
『中ロ支配の原発システム、日経新聞(20240709)の「ウラン濃縮はロシアのロスアトムが5割近いシェアを持つ!」』

『原発の最大利用国の米国はウラン濃縮工場がない、米国が関心を持つ日本の技術、青森県六ケ所村の日本原燃のウラン濃縮工場!』

気候変動問題への関心の高まりを受けて、運転中は温暖化ガスを出さない原発がないと、脱炭素の絵が描けなくなりつつあるので、原子力発電の再評価が、世界中で進んでいます。 しかし、日米欧は原発を使い続けることができるのでしょうか。 先細る経験や人材と対照的に、増大するロシア、中国の存在感はそんな疑問を突きつけています。


ウエブ情報から引用
 
特に自国の濃縮能力が十分でない米国や日本にとっては天然ウランの転換、濃縮がエネルギー供給の急所になりかねない。 原発用の核燃料は天然ウランの採掘から、製錬や転換、濃縮、加工などの工程を経て作られる。 核燃料に使える核分裂性のウラン235は、天然ウラン中にわずか0.7%しか含まれない。 核分裂しにくいウラン238に対し、ウラン235の割合を3~5%に濃縮する必要があります。
世界の原子力発電市場で中国とロシアの存在感が高まっている。


ウエブ情報から引用

2000年以降に世界で稼働した原発の約6割は、中ロ両国の企業が担った。 一方、米国では採算悪化で原発の運転停止が相次ぎ、欧州も脱原発が勢いを増しています。 軍事技術に直結する原発技術の中ロへの集中を警戒する声もあり、米中の「新冷戦」が指摘される中、原発が新たな覇権主義の舞台となる可能性もあります
日本の場合は、万事が万事、先送り『慎重に検討する』とされてきたツケが残っている上に、福島第1原発事故を経験した国民の原発に対する不信は根強い。 信頼回復が最優先ですが、必要な時に『つくれない』『燃料が手に入らない』では不信を増幅するだけです。 国内に製造能力を残し、国際連携で供給網を維持する。 これが脱炭素時代に原発を使い続けるための条件です。 ここまで来たら、脱原発は無理です。
毎度の繰り返しになりますが、多組織・多規制の国です。 このようになった現状を、一つずつ丁寧に『部分最適』ではなく『全体最適』を常に考えて何事も進めて行きたいものです。
便利さの追求は、地球に、どんどん負担をかけます。 人類がより楽に楽しく過ごそうとすれば、いつでも環境に負荷をかけることになります。 この掛替えのない『宇宙船地球号』『水の惑星』『緑の地球』を守っていかなければなりませんので、何とか間に合ってくれと、祈りながら、みんなでやれる『節電・節水・節肉食、移動には自転車・バス・電車』と、政界・産業界のリーダーの皆様に頑張って頂きたい、CO2排出削減は、次のビッグ3『発電業・製造業・運輸業』での喫緊対策です。 
みんなでやる『「節電・節水・節肉食、移動には自転車・バス・電車」「プラチック使用減らす(土に還るプラスチックでも製造時はCO2を!)」は、『発電業・製造業・運輸業』の規模縮小にはなりますが、これ以外に80億人の個人で、何かできるでしょうか。 限界のある狭い地球で80億人が暮らすには、皆で質素な生活が必須です。
(記事投稿日:2024/07/09、#756)


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