今日は久しぶりにいい映画と出会いました。
「おくりびと」です。この前まで命のメッセージ展の関係で不条理な死を見つめてきていましたが、今日は別の視点で死を考えさせられました。また納棺師という職業も山形地方によってはあるのだと知りました。
偶然納棺師となった主人(公本木雅弘)が、数々の死から学ぶ生の偉大さの感情もよく表現されていましたが、私は火葬場の職員(笹野高史)の「火葬場は人生の門」というくだりに感情移入しました。何十年も職業として人生最後の手伝い人の思いとして「あ~そうなるのだろうな」と共感しました。それと、人の和解は死(送る)という儀式によってはじめて達成するのかなと言う感じを持ちました。
変な、解説や評論は野暮なので…是非この映画を見てください。重い課題ですが何か心が整理できるような映画です。
ところで、明日から隠岐に行きます。スクールカウンセラーの仕事です。終わったら隠岐の秋磯を覗きます。帰ったら様子をお知らせします。