晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

施餓鬼供養

2021-08-18 06:01:43 | 地域の文化や出来事
昨日は菩提寺で施餓鬼法要でした。
毎年お盆の仕上げ行事として当たりまえに出席しています。
いただいた塔婆は墓地で一年間鎮座します。

煩悩の身には分からないことが多いため調べてみました。
餓鬼の世界とは、
生前欲張りで嫉妬深い人間が陥る世界で、
そこには様々な欲求不満の人間がおり、
決して満たされることの無いおのれの欲望の炎によって、
自身の身を焼く地獄の世界とのことです。

私達は生臭な凡人ですから、
つい欲深く罪な行動を知らず知らずの間に行ってしまい、
その結果によって極楽浄土へ行くつもりが、
餓鬼道の世界に落ちて苦しむかもしれません。

そうした多くの人々を救うために今生きている私達が、
餓鬼道の世界で苦しんでいる人々の為に代わって善行を積んで、
仏様の慈愛でもって極楽世界へと導いてもらうために、
施餓鬼供養を行うとされます。

ウームなるほど「人間の性」とは怖いですね。
善人で通しているつもりでも欲深いことをしていることはよくある。
この歳になれば若いころのような「野心」は無くなったが、
出来れば欲深い罪は生きているうちに返しておきたいもの。
それともあの世まで持っていくか自問してしまう。
閻魔様の判定や如何にですね。

雨の降り方が尋常でない。
当市の大雨警報は出っぱなしです。
予報によれば明日までが山みたい。
金曜日は共同作業日なので降らないで欲しい!

< 餓鬼地獄落ちる前に日々善行 >
コメント
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