じねんじょづくりは自分が管理する畑で栽培するのが基本ですが、
私たち部会では共同の研修畑を合わせて運営しここでも栽培しています。
その数は食用薯で約300株、来季の種イモ用に約200株ばかり。
昨日は楽田にある畑で芽出しした種イモ全てを移植しました。
先ずは芽出した種イモの掘り出しです。
根を切らず発芽部分を外さないないよう、
スコップで救うように掘り上げます。

昨日もアイドルが特別参加してくれ、
掘り上げを手伝ってくれました。
土いじりが大好きで幼稚園を休んでまで来てくれるとは、
将来が楽しみだね。

掘り上げたら定植です。
栽培容器の中心から20cmの位置に案内棒がさしてあり、
目印にして種イモを置いていきます。
容器から外すと出来が極端に悪くなるため慎重さが求められます。

植え終わったら水やりして乾燥防止で藁を被せて終了です。

アイドルを含めて26名が参加してくれ、
実質10時過ぎに終えることができました。
この共同研修畑は実に多くの利点・効果を生み出してくれています。
①文字通り新規栽培者の実践的な作り方教室である。
②将来作ってみたい人にとってはお試し教室となる。
③自然薯づくりに初めて触れる市民の体験と交流の場となっている。
しかも収穫時にはお土産まで頂ける。
④何年も参加する人が増え中高年の居場所づくりに一役かっている。
⑤部会は収穫したのを販売して運営資金作りが出来る。
⑥部会は新規会員をこの場を通して増やすことができる。
等々いっぱいあります。
来月からは草取りや防除など維持管理が中心になるが、
11月の収穫に向けて「夢とろろ」づくりは続きます。
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