晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

農爺は辛いよ

2022-05-05 06:14:16 | 人生
今日は二十四節気の一つ『立夏(りっか)』です。
立夏は春分と夏至の中間にあたり、
暦の上で夏が始まる日です。
立夏頃からは日差しは更に強さを増し、
木々の緑も濃さを増していきます。

梅雨以降のジメジメした蒸し暑さとは異なり、
気温が上昇しても乾燥しているため日影に入ったり、
そよ風が吹くと涼しさを感じ、
農爺には最高の季節といえます。

とは言え昨日は結構力仕事で、
汗はほとんど出なかったが農爺の体力の限界を悟った日でした。

気づいたら自分の影が長く伸びる時間まで、
管理機と鍬で格闘していた。

午前中は畑全体に株あたり70gのロング肥料をばらまいた。
これは窒素成分10アールあたり17kgから割り出した量です。

午後から管理機で畝立てです。
片方だけに土を排出させて畝幅70~80cmの畝をつくっていきます。
管理機も15年選手のご老体となり、
クラッチレバーを握らなくても動いたり、
アクセル全開で作業した後レバーを戻しても戻らなく唸っている。

管理機で複数回行き来し一通り畝の形にしてから、
鍬で畝間に残った土を畝にかき上げてやっと完成です。
畝の数が大小合わせて20あるため、
昨日はその内の半分に手をつけた程度です。

種イモを芽出ししている畑を覗いたら、
早いのはもう頭を出していた。

先端が曲がっているのは畝全体を今まで不織布で覆っていたためで、
トンネル状にしてあげた。
これからどんどん頭が出てくる種イモを待たせないために、
定植用の畝づくりを急がなくては。

晩酌のビールが美味しかった。
飲んでぐっすり寝たら今朝の疲労感はない。
今日も頑張るか!

< 立夏の陣鍬持つ爺の影長し >

コメント
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