晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

試し掘り好調の兆し

2024-11-06 06:05:18 | じねんじょ
昨日は朝は冷え込んでいたが陽が昇るにしたがって、
秋の爽やかな風も吹いて農作業日和の一日でした。

楽田の共同研修畑に21人が集って、
ムカゴの収穫とじねんじょ『夢とろろ』の試し掘りです。
春に種イモを定植して半年余かけ皆で育ててきました。
その成果や如何にです。
結果は予想以上に上々の出来でした。
洗浄後です。

20本ほどを掘って8kgぐらいありました。
最大は800gのもや贈答用にしてもいいのがあったが、
1/3に湿害や岐根があったり小さすぎるのがあって課題はあります。

ムカゴは棒で蔓葉を叩いて下に敷いたネットへ落とし、
それを集めて一時仕分けで蔓葉を除いて篩にかけます。

この段階で35Kgぐらいあり別途最終選別します。
サポーターの皆さんは初めて見て触る人が殆どで、
300gづつお土産で持ち帰ってもらいました。

掘る前に一部晩生品種を除いて蔓葉を全て撤去した。

これは『つる切り』と言う手法で、
まだ青さが残っていて生長過程と言えるが、
イベント等で早く掘らねばならない事情がある場合、
その2週間前に『つる切り」すれば『灰汁』はほぼ残らないという、
実証実験にもとづくものです。
今回は既に枯れ始めており15日に本掘りを計画していて、
作業効率を上げるために『つる切り』した次第です。

ともあれ試し掘りによれば順調に生育しており、
本掘りが楽しみです。
しかしほぼ同じ種イモを使い同じ栽培法で、
マイ畑の悲惨さをどう説明したらいいか。
自然薯づくりの奥の深さに20年経っても新人です。

< 共に汗流し成果薯初掘り >
コメント
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