晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

加工して価値アップ

2024-11-01 06:01:23 | じねんじょ
今年は自然薯の収穫が危機的に少なくなるだろうと、
先日発したところですが、
試し掘りで収穫した細めの自然薯を、
冷凍すりおろしへ加工することにしました。
10日の週に城下町のお店へ一回目の納品があるためです。

先ず洗って濃い皮を除いた状態です。
本来なら栄養と香りの元が皮にあるため残したいのだが、
余りにも濃い皮は剥がします。


太い薯なら専用のすりおろし機ですり下ろすのだが、
細いためフードプロセッサーで下ろすことに。
恐らく唯一自然薯に使えるフードプロセッサーじゃないかな。
安価だし優れものです。


ただし一回あたり300gぐらいづつしか出来ないので、
大量にこなしたい時には使いずらい。



それでも何回と繰り返して3kg分を摺り下ろすことが出来ました。
自然薯特有の粘りは十分あります。


バットへ移し250gづつに計量してから冷凍します。


昨日はここまで。
この後は冷凍した自然薯を真空パックして完成です。

細くて一本ものとして商品価値が低くても、
こうして加工すれば一人前の商品へ蘇ることが出来ます。
ただし保健所から『惣菜製造業』として、
営業許可を取得する必要があります。

業務用で使うには冷凍すりおろしが一番ですね。
傷がない自然薯なら2~3℃にした冷蔵庫で1年間保存できるが、
大型で専用の冷蔵庫が必要となります。
更にその都度すり下ろす手間が発生します。
その煩わしさを解消するのが『擦りおろし冷凍』で、
飲食店に大変喜ばれています。
又個人でも保存性が良くて、
自分の出汁で擦り伸ばしたい人に好評です。

< 加工すれば価値アップこれが六次化 >
コメント
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