晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

軽トラ6車分

2020-02-24 06:06:49 | 地域の文化や出来事
都市近郊の里山に暮らしていて、
いいなあと思うことは多少の不便さはあっても、
自然に囲まれたナチュラルな心と暮らしが得られることでしょうか。

半面都市から近いことが思わぬ災いをもたらす。
深夜に鳴り響くマフラーを改造しての爆音なんてのは最たるもので、
パトカーがやって来るのは彼らが去ってからなのは何でだろう。

もう一つの苦難はゴミの不法投棄です。
年中あって引越しが多くなる年度末になるとグッと増える。
都市部から30分も走れば優に来れる田舎があるんだから、
ふとどきものは捨て放題です。

見つけ次第役所に回収してもらうのだが、
原則道路上しか回収してくれません。
道路脇の山や川に捨てられたら地元で何とかするしかない。

大量のゴミが投棄されているとの情報で、
町内役員で回収に向かうと「あるわあるわ」

蒲団から生活雑貨までこれでもかと山の中へ投げ捨てられている。
発見した人が来るたびにゴミが増えていたそうで、
何より長期間とどめ置かないことが投棄の抑制になります。
ここだけで軽トラ4車分あった。

他に二ヵ所あって集めてからが大変な作業だ。
可燃と不燃にガラスや乾電池などへゴミ袋を開けての分別作業です。

毎年秋に実施している町内クリーン作戦日よりも、
多いくらいのゴミの山となった。

捨てる輩の気持ちってどうなっているのだろう。
自分の庭先にゴミの山が捨てられたらどう思う?
里山へは美味しい空気を求め、
豊かな自然を体感するために来て欲しいね。

< 春近きてゴミ投棄に里が泣く >

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ひょっとして

2020-02-23 06:13:54 | 山野草鳥獣花
昨日は一日中シトシト雨でしたが、
夕方になって太陽の光が一気に大地を照らしていました。
ふと電線の上に佇む四羽の鳥を見つけた。
スズメかなと思ったが何か違う。

遠くてはっきりしないが頭の毛が逆立っているようにも見える。
更にズームアップしてみた。
西日が強すぎて全体像がはっきりしないが、
頭の逆毛は確認できた。


ひょっとしてこの鳥って「カシラダカ」じゃない?
ちょうど4年前の2月に出会っていました。

当時は非常に珍しく初めての出会いに興奮して、
日本野鳥の会に写真データを送ったら一定期間掲載してくれました。

ホウジロの仲間で緊張すると冠羽を立てるので、
この形から「頭高(カシラダカ)」と名付けられています。
夏はユーラシア大陸北部の森林地帯に暮らし繁殖していて、
日本へは冬鳥として渡来し農耕地や河原などに生息しているとのこと。

シベリアか北欧へ帰る前に真近かで会えることを願いましょう。

< 旧友に会えた如しカシラダカよ >
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現品限り

2020-02-22 06:14:07 | じねんじょ
新型コロナウイルスの感染が止まりません。
幼い子供まで広がっています。
あちこちのイベントが中止され世の中に窮屈感が漂う。
出荷している産直市場もどことなく人出が減っているのかな。

陰性となってクルーズ船から帰宅した人に、
庭へ出ただけで外へ出るなと近所から苦情電話が入るという。
ここまでの過剰反応は如何だろう。
だったら厚労省は海外のように、
二週間安全な施設で様子見すればいいのに。
本人たちに何の責任は無い。

冷蔵庫の中の在庫がなくなりました。
昨年の12月から近隣の産直市場へ出荷して二ヶ月以上経ち、
おかげさまで完売状態です。

昨日はネットを見て来られた人に最後の直販をし、
冷凍用を除いて残り全てを産直市場へ並べました。
商品看板に手作りで「現品限り」を貼りました。


こちらは春日井市内の「ぐぅぴぃ広場」です。
ムカゴを含め19パックあります。

こちらは可児市内の「湯の華市場」です。
冷凍すりおろしも置いてあるので、
合わせて25パックあります。

冷凍を除いて今月中に大方片付くでしょう。
一区切りついたのでこれからは今シーズンの栽培準備に入ります。

< 山越えて新峰めざす薯づくり >
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新しい繋がり

2020-02-21 06:15:27 | じねんじょ
犬山を拠点にして栽培と販売活動をしているじねんじょ部会ですが、
意外と市内の販売市民グループとは結びつきが少ない。
昨日は市産業課の取り計らいで、
販売グループの意見交換会が開催されました。

各所で行われている朝市グループが多かったが、
マルシェイベントや買い物難民向けの移動販売など、
若者たちが運営する新しい形には注目です。

特に犬山マルシェは秋に大規模なイベントを開催しており、
収穫にはちょっと早いがギリギリ出店できるかも。
早速名刺交換して可能性を探ることにしました。

名実ともに犬山の特産品として位置付けられるには、
市民の中での認知度をもっと高める必要があります。
農産物の生産と販売を担う団体がタッグを組むのも一手です。
そんな願いを一歩進めてくれる会でした。

< 染み渡れ犬山に老若の力 >
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あんぐり

2020-02-20 06:17:13 | 社会のこと
季節の暦では昨日から「雨水(うすい)」です。
雪から雨へと変わり降り積もった雪も溶けだす頃という意味ですが、
今年は雪が積もるような寒さでもなく、
先人たちが残してくれた季節の言葉も遺産化してしまうのだろうか。

哲学者にも見えてきたトンビですが、
世の中では毎日何十人単位で発表される新型肺炎の感染者数におののき、
全国あちこちでイベントの自粛中止の報道に右往左往し、
国会では「桜」や「定年延長」などをめぐって、
首相閣僚は「ご飯問答」によって答弁をはぐらかしてばかりで、
ちっともすっきりしない。
国民の「イライラ閉塞感」は頂点に達しているのでないだろうか。

国のリーダーはこんな時こそ進んで身を律しれ、
安心安全のメッセージを明快に示せれる人になって欲しいね。
世間との関わりはめっきりと少なくなった爺ですら、
「何か変」と言いたくなるような世の中です。

< 雨水にて世のよどみ流したまわん >
コメント (2)
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