晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

ありがとう・そして・よろしく

2020-03-26 06:16:24 | 仲間たち
首都東京が危険ゾーンに入ったのでないかと思わせる、
感染者数の増大です。
世界のあらゆる国で起きている異常なまでの感染スピードに比べれば、
日本はよく耐えていると見えるが、
実は潜在的感染は既に蔓延していて、
オーバーシュート(爆発的感染)の一歩手前なのでないかということです。
グローバルな世界で日本だけが優等生でありえないですから。

年度末始の異動で自然薯を担当してくれている県農業改良課の職員が入れ替わります。
昨日は新旧の職員さんが野花咲く共同圃場へ挨拶に来られました。

5年間本当にありがとうございました。
作業の度に行動を共にして栽培技術の指導にあたっていただいたので、
普段の呼称は名前より「先生」です。

小学生のお子さんを育てるお母さん先生です。
時には子供が熱を出したので約束の時間に来れなかった、
なんてこともあったが優しく丁寧に指導をいただきました。
次は県農業試験所なので指導から研究栽培の分野です。
頑張ってください。

新任は前任でも三河の岡崎で同じように自然薯を担当されていて、
今度は男性指導員です。
歳を聞いたら46歳とのことで私の長女と同じです。
よろしくお願いします。
前任者もそうですがみんな自分から見れば子供世代が指導者なんですね。
隔世の感です。

日本の農業の多くが退職者世代で運営されていることに、
大いなる危機感をもって久しいが、
若者でも生計を立てられるシステムをつくらねば、
コロナ禍みたいなことに襲われると日本の胃袋が心配でならない。

< 師替わりて感謝の五年薯づくり >
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

防腐消毒

2020-03-25 06:08:45 | じねんじょ
オリンピックが一年ほど延期と発表されました。
世界がこんな状況では妥当なところか。
しかし新型コロナウイルスの終息が一年なのか、
これまた未知の世界です。
人間世界の過剰で歪な自然破壊に対して、
地球が諌めの試練を与えたともいえるような今回の出来事です。

昨日は晴れていたものの風が強い一日でした。
こんな時は風の当たらない日だまりで一日仕事です。
前日にカットしていた種イモの防腐処理です。

種イモは総数600個余です。
網室でムカゴから育てたウイルスフリー種イモは40g以上とし、
露地で育てた種イモは60g以上でカットしました。

ベンレートTの200倍液へ10分間浸漬させます。
青カビ病と褐色腐敗病を防ぐためです。

この後カットした切り口へ更にひと手間加えます。
最も腐りやすい部分への手当てで、
ジャガイモシリカとベンレートTをミックスした粉を紛衣します。

これを前日に作った畑の畝に移して、
芽出しを1ヶ月余かけて行います。
とにかく手間がかかる自然薯栽培です。

< 腐らず生きて華咲けと薯魂 > 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

芽出し用床畝づくり

2020-03-24 06:10:33 | じねんじょ
じねんじょづくりで畑へ種イモを定植する前にやること、
それは種イモの芽出しです。
直植えの方法もあるが、
これだと芽が出ずに終わってしまうリスクがあります。
繊細な自然薯ならではの芽出しにとりかかりました。

栽培を始めて15年になるが、
芽出しの方法は失敗と成功のはざまで、
これだという方法を見つけれず試行錯誤の連続でした。
ここ数年は加温などせず自然環境の中で芽出しする方法です。


先ず畑で畝高15cm畝幅70cmの畝床をつくりました。
この後その上に真砂土と籾殻燻炭とで、
種イモをサンドイッチにして芽出しします。

13mの畝を2列作りました。
来年の種イモにする小種イモを合わせると1000個くらいになるため、
計算するとこれくらいの畝が必要かな。

耕すのは耕運機がやってくれたが畝はスコップと鍬です。
休み休みで半日もかかってしまった。
若い頃のエネルギーはもうない。
一人農業の利点は老いても自分のペースでやれることですね。

< 鍬ふる土の重さ里に春きた >
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やむなく

2020-03-23 06:10:03 | 人生
もう30年以上パソコンは切っても切れない日常生活です。
時々の仕事や趣味の文書作りやメールのやり取りであったり、
近年はネットショッピングにブログやフェイスブックの発信源でもあります。

ところが今年に入って急激に動きが鈍くなり、
その都度原因の究明と対処をしてきたが、
完治とはならず気まぐれ状態が続いています。
今朝は機嫌がいい。

全く使えなくなってからでは遅いので、
やむなくサブ機を購入しました。

今までがディスクトップ型だったので、
今度はノート型にしました。
新品だけど一年落ちだったので数万円安かったかな。

そこで困ったのが今まで蓄積してきたデータの利用方法です。
幸いにバックアップを外付けHDDでフォローしていたので、
これを両パソコンの共用にして使うことにしました。
ネットで見つけたのがこれUSB切替器です。

パソコンとUSB機器を各2台接続できて、
スイッチで切り替えて使うものです。
HDDとプリンターを収容しました。

全く使えなくなれば完全にデータ移行すればいいけど、
使いやすさはやっぱり画面が大きいディスクトップです。
数年後これはwin8.1なのでセキュリティフォローが無くなって、
使えなくなるけど元気なうちはメイン機種として働いて欲しい。

< パソの気嫌窺いつ今朝もブロク >
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花蜜もとめ

2020-03-22 06:22:44 | 山野草鳥獣花
お彼岸をからめた三連休だけど、
こんなに暖かければお花見に出かけたいだろうに、
観光地は閑散とのこと。
特に休校でどこにも行けていなかった子供たちのストレスは如何ばかりか。
来月からの新年度はスムーズに登校させてあげたいです。

ハクサイがとう立ちし真ん中からニョキニョキと、
菜の花が現れました。
そこへやって来たのはミツバチです。

花蜜は彼らにとって貴重な食事です。
どこで巣を作り蜜生産しているのでしょうね。

これは多分日本ミツバチでしょう。
古くから日本の自然界の中で生きる術を得てきました。
片や西洋ミツバチは受粉と養蜂のために輸入されたもので、
スズメバチなどの攻撃にはなすすべなく殺されてしまいます。
人間の庇護無くしては生きていけません。
蜜の採取量は少ないけど味が濃くて美味しい蜂蜜をつくり、
逞しく生きる日本ミツバチを応援してやろう。

< せわしなに花渡りしや蜜蜂 >
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする