風吹く豆腐屋

内容はいろいろ。不定期更新中。

夢を見た

2006-11-07 22:25:28 | Weblog
今朝、不思議な夢を見ました。

僕は夕日に染まる港を俯瞰していました。

一羽の鳥が羽をばたつかせて、必死に空へ出て行こうとしていました。
ある程度高く飛んだときにそれが何か同定できました。
・・・アホウドリでした(笑)

アホウドリはよたよたと助走する間は酷く不恰好なんですが
一度風に乗れば、ワシタカを超えた舞を披露してくれます。見たことないけど。
彼らの長すぎる羽はただ飛ぶためだけにあるので、飛んでいないときは邪魔以外の何者でもないんです。
そんな一途さがまた好きなんですけどね。


そして、夢のオチ。

アホウドリが飛び立った場所に、新しいお墓が立っていることに気がつきました。
・・・あぁそうか、きっと誰か生まれ変わったんだな、
と夢の中ならではの意味不明な納得を…。

なんかその無くなった誰かがすごく愛おしくなって涙があふれてきました。



そして、そのまま目が覚めました。





手塚と秋刀魚と大腸菌

2006-11-07 00:15:15 | Weblog
今日一日の出来事を表現するとタイトルのような感じになりました。

まず、午前中は組織学の実習。
いつものように顕微鏡でプレパラートをスケッチしました。

そう、前の日曜日に手塚治虫のドキュメンタリーを見たんですよ。
手塚って漫画の神様であると同時に医者でもあったんですよね。
その番組の中で、手塚が学生時代に描いた組織のスケッチが紹介されていました。

そしてそれはやっぱり丁寧で上手でした。
同じ学生が書いたものとは思えないくらいに。

その影響もあって今日はちょっと頑張ろうかと思ったんですが・・・途中で断念。
いつもどおりの適当な絵をいつもより少ない枚数書いて切り上げました。
やっぱりこういうのには才能があるかないかが如実に…(略


昼ごはんはちょっと離れた行きつけの定食屋で、塩秋刀魚。
ヨー○ドーの裏方面にある、我流料理たつみ、という店です。
650円でご飯をお代わりさせてもらえる上に結構美味しいので、すっかり常連客になってしまいました。
特に魚料理が美味しいんですよ。
いつぞや食べた鯖は脂の乗り具合が半端でなかったし、煮付けた鰈は身がとろけるような食感でした。

でも今日の秋刀魚はいまひとつ。
大量の大根おろしとポン酢が無いと、秋刀魚って気がしないんですよねぇ。
習慣って恐ろしい。


そのときに友人と意見が割れたのが、秋刀魚の小骨について。
別に一々より分けて食べるようなもんじゃありませんよね?

地元には「じゃこ天」という名物があります。
小魚をすり身にしたものを揚げたもの。
小骨の食感も感じられるほど粗く作ってあるのが主流です。
そんなじゃこ天が好きな僕にとって、魚の小骨くらい一緒に食べるのが当たり前です。
でも友人らには僕の感覚は奇異に映るらしいんです。

そんなに変ですかねぇ。
秋刀魚を背骨から頭まで全部食べている・・・ってわけじゃないのに。


午後は生化学の実習。
白衣を着てDNAの抽出とかなにやら仰々しい実験をしました。
実習書に書かれたとおりに遠心分離にかけてフェノールだとかエタノール加えて、
染色体が沈殿して、よかったね、というだけの内容だったんですが。

その中で明日の準備ということで、大腸菌のコロニーを培養液に移すという過程がありました。
マスクも手袋もしないで、代表者がつまようじでコロニーをつついたわけですが
その部屋、どうも不衛生極まりない…。
だって大腸菌ですよ。
名前だけでなんか怖いじゃありませんか。
こんな適当な装備で直に触れていいようなもんなんだろうか?
(注:後で知ったところによると、実習に使う大腸菌は毒素を出さないので大丈夫だとか。)


その部屋には第三者の立場にある業者の検査結果がはられていることに気がつきました。
(多分そうするように定められているんでしょうね)
そして、そのバイオハザードレベルⅡと書かれた書類の一番下に

安全基準を満たしているか 

という結果が記載されていました。


・・・明日うちの斑全員が病院に運ばれることになったりして。