風吹く豆腐屋

内容はいろいろ。不定期更新中。

こんな問題が出る。

2010-08-17 15:49:13 | Weblog
総合外来における医師と患者の会話を示す。

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医師:「今日はどうされましたか」

患者:「咳が続くんです」

医師:「そうですか。では、症状について詳しく教えていただけますか」

患者:「5日前に喉が痛くて微熱があり、翌日から咳が出るようになりました。
    市販の風邪薬を飲んで様子を見ていたら、2日後には熱も下がり、
    のどの痛みも治まったので昨日から仕事には出ているのですが、
    咳はずっととづいています」

医師:「なるほど。それでどうなりましたか」

患者:「昼はそれほどつらくはないのですが、夜になると少し咳が増える気がします。
    ちょっと長いので、もしかしたら肺炎にでもなっているのではないかと心配で
    今日病院に来ました」

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この後の医師の発言として最も適切なものはどれか。


a 「その心配はありませんから安心してください」

b 「現在は咳以外に何かお困りの症状はありませんか」

c 「肺炎を起こしているのではないかと心配なのですね」

d 「では、さっそく胸部エックス線の検査をしましょう」

e 「つらい中でよくここまで仕事を続けてこられましたね」
 

(104F-27)

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前回の医師国家試験より抜粋。

さあ、正解はどれでしょう?笑

牡丹灯籠

2010-08-17 02:55:09 | Weblog
昨日の深夜、NHKで百物語をやっていました。

俳優がさまざまな怖い話を音読するというシンプルな形式でしたが、
それがかえって想像を掻き立て、なかなか趣がありました。

僕はホラーにはあまり興味はありませんが、幼いころから「怖い話」は好きです。
つい最近も柳田國男の「遠野物語」の文庫を見かけて、買ってしまいました。
古典嫌いなので文語調なのがしんどかったけれど、頑張りました(笑

妖怪が出てくるという点で、芥川の「河童」も割と好きです。
方向性は全く違いますけどね。


昨日の番組を見て、長い間ずっと引っかかっていたことが分かってすっきりしました。

侍のもとに若い女とその女中が夜な夜な訪ねて逢瀬を重ねるが、
その女らの正体は実は死人で最終的に侍は殺されてしまう怪談。

内容はおぼろげに覚えていたんですが、
タイトルとか出典が全く分からなくて気になっていたんです。
雨月物語…?今昔物語集…?
ネットで検索書ける程度には調べてみたんですが、結局わからずじまいでした。

昨日ようやく判明した怪談のタイトルは「牡丹灯籠」。

元は中国の小説だったけれど、日本語に直されてからはすっかり有名になって
今じゃ日本三大怪談の一つにまでなっているんだとか。

カランコロンと下駄の音を響かせてやってくる幽霊というのが中国的なんだそうですが、
そういうのってなかなか興味深くありません?


NHKの深夜番組のおかげですっきりした…というただそれだけの話でした。


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以下は関係者向けの話です。
(このことだけを一つの記事にするのは何か抵抗があったので
さりげなく下のほうに追記しておきます)

OBオケ、お疲れさまでした。
中でも運営にかかわった方々、ありがとうございました。
あれだけの人数を動員して演奏会を実現させるのはさぞ大変だっただろうと思います。
本当にご苦労様でした。
あと、現役のみんなものんびりしたいときだったろうに頑張ってくれてありがとう。

 
オケで弾くことももうないかなとか
岡大オケとの距離も一層遠のくなと思うとちょっとさびしいです(笑

自分の中では、岡大オケに関する行事もこれで終わり。
入学してからまだそんなに経っていないような気がするのに、もう6年目なんですよね。
それだけの時間が与えられていたのに、大して上手くなれないまま終わってしまいました。
センスも情熱も足りなかったんだろうけど、悔しいなぁ。。

でもまぁ、楽しい日々だったのは確かです。
みんな、ありがとう。